本当の意味での「日記」 

≪初めてこの「日記」を読む方へのお願い。≫  (2001.6.6)

このホームページは、身近に「自閉症」の子供や成人がいる人たちのために書いているものです。
一見、かなり過激な用語が使われていたりしますが、実際に「自閉症」を知っている人には「あのことだ」と了解できる
という前提で用いています。

もし、「自閉症」を全く知らない人が興味を持ってここを訪れた場合、字面だけで普通の意味で解釈してしまうと、
とんでもない誤解を招くかもしれないという危惧が常にあります。特に、「自閉症」を好意的に理解する目的でない人
が検索してここに辿り着き、ご自分が始めに抱かれた印象を確信してしまうとしたら、非常に残念なことだと思います。

確かに、実際、「自閉症」は目に見えない「障害」なので、ただの「扱いにくい人」だとしか思われていません。
しかし、ハンディを持っているのにそのことを理解されず、逆の扱いをされていることがほとんどです。
にもかかわらず、敢えて私がこのような場を設けているのは、ひとえに以下のことを解って頂きたいからです。

「自閉症」者は、人と共に生きることを拒む人ではありません。脳の微細な機能が障害されているために、人と
違ったシステムで"人と係わっている"人たちなのです。
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