空手練習日記         Diary of karate training

  

01年7月トライアスロン・マラソンの現役引退(詳細はトライアスロン引退の顛末)後、 精神的に落込んでいた私ですが、新たな生甲斐を 模索した結果、03年11月に17年ぶりに松濤館流の空手を再開することになりました。 まず学生時代に稽古した、名古屋大学の道場の練習に月一回ペースで参加することから始めて、自主練習で突き、 蹴りの基本、型を反復練習。幸い勤務先の会社の体育館が夜の9時過ぎまで開いているので、仕事後の15分の練習を毎日続けた。 (現在もほぼ毎日、15分から1時間の自主練習や筋トレを継続中)

約半年間の練習により、昔の勘が大分戻ってきたので、04年6月から毎週末金曜日に可能な限り学生との練習に 参加しています。仕事の都合で金曜練習に出れない時は、『エイッ』と気合で仕事を切上げて火曜練習に参加、または、 師範が地元で開かれている少年空手クラブの土曜練習に参加させて頂いたり、 会社の体育館で自主稽古に励んでおります。寄る歳と仕事の忙しさに負けず果たして、いつまで続くことやら・・・  以下、道場と自主練習での練習日記です。50の大台に乗ったこの歳ですが、空手の道を究める夢を諦めず "人格完成"を目指し、師範を見習わせていただき"生涯現役"で空手を続けていきたいと思います。 (師範曰く、"目指すは仙人のような空手。頑張りましょう!!") 

以下、1時間以上の練習のみ練習日記として残しました。 空手も未熟者、文才もなく不器用な私ですが、空手という武道の面白さ・奥深さについて、皆様に少しでも興味を持って頂けたら、 この身に余る幸せです。


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14.12.26(金) 名大道場金曜練習 今年の練習納め

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:慈恩、抜塞大

今日は名大空手道場の今年の練習納め。一年は長いようで短い。今年一年はどんな 年だったか振り返りながら練習。怪我に泣かされた一年だったが、怪我とうまく付き合って 怪我してもできる練習、できるトレーニングをやって身体を維持することを覚えた。 また少々のことでは負けない精神的な強さも付いた。これは仕事でも大いに役に立っている。 「文武一魂」‥これは所属する会派の座右の銘であるが、武道の目指すところはそこにある。 文武両道は両刀使いの器用な人ことだが、「一魂」は同じ精神・心構えから文武どちらにも 通じるというもの。同じように見えて、目指すところは全く違う。 このような会派の下で 空手を続けることができる私は本当に幸せだ。学生の皆さん、この一年間の練習、お疲れさまでした。 押忍、ありがとうございました。

【お知らせ】名大道場の練習初めは1/9ですが、私は仕事で京都出張が入ってしまっているため、 空手練習日記は1/16から再開します。よろしくお願いいたします。

師範のお言葉
・移動基本の受けは、はっきりと止めるぐらいでやっと受けが締まる
・技はブレないことが大事。ブレた技は締まっていないので威力なし
・手刀受けは、あらかじめ受け手を耳の横まで引くから受けが締まる
・蹴りは素早く戻すこと。相手が前に倒れる切れる蹴りになる。
・上の段を取るためには技の細かいところまでできていないと駄目
・攻めは正面、受けは半身
・平安四段と慈恩とでは掻き分けの技の意味が違う。意味を理解して練習すること


14.12.19(金) 名大道場金曜練習

基本:昇段審査用の移動基本
組手:自由一本組手
形:慈恩、抜塞大、二十四歩、壮鎮、燕飛、観空大、五十四歩大

今日は体調があまり良くなく、少し寝坊して朝食を取る時間もなく起きてすぐに 会社に向かう羽目に。他の日だったら出勤が多少遅れても問題ないのだが、朝一番に 会議があるのでやむを得ない。名大空手練習もどうしようかと思ったが、熱でも出ていない限り 空手練習で汗をかいた方が体調が良くなることを経験的に知っているので、いつも通り 練習に参加。実際に、練習が終わった後は本当に体調が良くなった。 新陳代謝を良くする だけでなく、正しい姿勢と呼吸で練習することが身体を活性化して免疫力を上げるようだ。 これも空手の効能と感謝。

年末ということもあって学生たちも忙しいのか、練習参加者は主将のF君と私の二人だけ。 そのF君も卒論の準備のため最初の40分目一杯、昇段審査用の練習を一通りやった後に 再び研究室に帰ってしまい、あとは師範のマンツーマンのご指導で形の練習。 F君と練習した昇段審査用の慈恩、抜塞大に続いて二十四歩、壮鎮、燕飛、観空大、五十四歩大と 7つの形を3回ずつ練習した。自分ではできていると思っているところも実はできていないことが 色々とあることを改めて認識できて、これも大変感謝です。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・形の直り方は刀を収めるのと同じ。余分な力を入れず自然に直る。
形と応用は違う。形は綺麗に、応用する時は使えるように変える。
 しかしまず形ができなければ、応用もできない。

・燕飛の底掌受けは真っ直ぐ上下に、応用する時は曲線的な動きで。
・二十四歩で中途半端な半身にならないこと。攻め技の時は半身ではなく正対。


14.12.12(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本の指導
組手:寄せ足で逆突き
形:平安初段

少し仕事が落ち着いたが今週も忙しいので、必要最小限の空手の自主練習と筋トレに留める。 10月の終りに空手練習で痛めた左の上腕三頭筋の肉離れが一向に良くならないので、下半身の 鍛錬をメインにした。それが奏功したのか、最近は古傷のある腰と膝の状態が良い。 デッドリフト115kgを7回、スクワット80kgを7回というのは少し前の私の腰膝の状態では 考えられなかったこと。空手練習でも心なしか立ち方が安定してきたように感じる。やはり、 鍛錬は怠っては駄目だ。 松濤館流空手の創始者の船越義珍先生曰く『空手の修業は一生である』。 今日の私は新人女性たちの指導がメイン。見本を見せながら一緒に練習して正しい空手の 動きを教える。人それぞれ個性があって、つまづいているところが微妙に違うので大変だが、 まずは真似をしてもらうことが第一。そして少しずつ、その意味を教えてあげると納得してもらえる。 師範が仰っていたように、余程の才能がない限り最初からできる人はいない。焦らずに一歩一歩。 最後は黒帯の学生たちも一緒になって平安初段の形の練習で締め。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・最初から(空手の技が)できる人はいない。だから自分はできないと思わないこと。
・逆突きで上体が前のめりになると残心が取れないので、身体は真っ直ぐ立てる。


14.12.05(金) 名大道場金曜練習、忘年会

形:二十四歩、観空大、五十四歩大、平安初段
基本:昇段審査用移動基本、動基本の初心者への指導

今週は仕事が忙しくて、筋トレは全くできず、月曜日と水曜日に勤務後に会社体育館でやった 空手の自主トレのみ。それでも、やるとやらない(ゼロ)とでは、無限大の差。なぜなら、 どんなに小さい数字でもゼロで割れば無限大になるから。要するに、たとえ5分でも10分でも 鍛えようと思うかどうかで、精神的なモチベーションが大きく違う。 その差は忙しい中で 実際にできた5分や10分のトレーニングだけでなく、無意識の行動のすべてに現れる。 組手の呼吸で常に先を取り後手に回らない、追いつめられても最後まで諦めない等、私が空手を 通じて得た心構えを学生たちに伝えたい。 この経験は卒業して社会人になっても、真っ先に生きる。 名大道場練習の最後は、全員で平安初段の形の練習。前々回の練習に比べると確実に進歩。 練習後の忘年会では、空手談義でとても楽しかったです。 押忍、ありがとうございました。 


14.11.28(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本、昇段審査用移動基本
形:慈恩、抜塞大、壮鎮
組手:刻み逆突・前蹴刻み逆突の繰返し

今日は体験入部の女性3名(名大空手道場の部長の教授の研究室所属)が研究室のイベントがあって 練習に参加できないとのことで、黒帯の学生2人との練習。なので、師範のご指導の下で久し振りに 黒帯だけでの目一杯の練習となる。11月の初めに左肩の肉離れ(原因不明だが恐らく過労が引き金) に襲われてから治りが遅い。しかも仕事が忙しいのに空手の自主トレや筋トレを続けているため 良くなるどころか悪化しており、左手を肩の高さより上に挙げると痛みが走る。長く続けるためには、 たまには休養も必要なのかもしれない。ともあれ左肩以外は全く支障がなく動くので、学生とともに 良い汗を流す。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・正しい姿勢を保ち、余分な動作をしないことを心掛けること。
・松濤館流の空手は、技が締まることが基本。
・従って、外受の位置は反対側の肩の前、内受の位置は同じ肩の前。
・内受刻み逆突では、腰を使って刻みを伸ばすこと。
・壮鎮立で鍛えた身体が組手で生きる。


14.11.21(金) 名大道場金曜練習

基本:体験入部者の指導
形:平安初段、二十四歩
組手:基本一本組手

今日は師範から体験入部の女性が3名来るという緊急メールが飛んできたため、仕事を少々強引に 打ち切って名大道場に向かう。もちろん文句を言わせないだけの仕事を片づけてあるのは言うまでもない。 空手と同じく仕事も先を取った方が圧倒的に有利、先回りして後手にならないようにするのが肝心。 体験入部の女性3名は、名大空手OBかつ名大道場の部長の工学部G教授の研究室の学生で、G教授が 自ら女性たちを名大体育館に引率。最近は深刻な部員難の状態なので、G教授には大変感謝です。 私は師範から体験入部者の指導を仰せつかり、礼儀作法から始まって平安初段の形が真似できる程度の 基本の技を順番に教える。私もこれまで何度も体験入部の学生に教えてきたので、ツボは大体分かる。 いずれも武道は初体験で完全な初心者なのだが、少し教えただけでサマになる人と、私のように 不器用でなかなかできない人がいて、3人一緒に指導すると教え方を工夫するする必要がある。 気を使うが皆が少しずつできるようになるのを見ると教える冥利に尽きる。 嬉しいことに皆さん入部してもらえそうな感じです。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・まずは真似して覚えること。
・平安初段は、足と同じ方の手を前に出すと覚えておく。


14.11.14(金) 名大道場金曜練習に参加できず自主練習

基本:移動基本の練習を一通り通す
組手:刻み・逆突・3連続逆突・逆突、交互ステップで後退
    刻み回蹴・回蹴・かわして逆突

今日は出張が長引いて会社に帰ってからも仕事が残ったため、残念ながら名大空手道場の練習に参加できず。 止むを得ず、仕事が終ってから会社体育館で自主練習。夜9時半近くからの一人練習は挫けそうで辛い。 しかし、例え15分でもやるとやらないとでは、50代のこの歳では雲泥の差になる。基本を中心に頑張って 練習して汗を流すと疲れが取れて、体内から湧き出るように元気が出てきた。本当に空手という武道に 巡り合えて幸せです。押忍、ありがとうございました。


14.11.07(金) 名大道場金曜練習

組手:組手のステップ練習、刻み・逆突き、刻み・逆突・2連続で逆突・逆突、3連続逆突・逆突
    相手の前手の崩し技4種類の練習、前蹴・追突、刻み回蹴・逆突、裏回蹴
基本:昇段審査用移動基本の指導
形:慈恩・抜塞大

今日は師範のご都合が悪く、練習に来れない学生もいて、名大道場は私と主将のF君の二人だけでの練習。 F君の意見を聞いて、いつもと趣向を変えてまず自由組手の練習から始める。私は疲れが溜まっていて体調が あまり良くなかったが、組手の練習をやるとアドレナリンが出て身体が活性化するようだ。身体が温まってくると 元気が出てきた。練習相手がある程度組手技ができるF君なので、色々な技を一通り練習する。基本の練習は、 仮初段のF君が晴れて本初段となるための指導に専念。形の練習も昇段審査用の慈恩・抜塞大を3セット練習。 最初の2回は私も一緒に練習、最後の1回は無号令でやってもらい気になったところを指導した。今まで多くの 学生を見てきたが、こういう真面目に練習している学生は例え不器用であっても間違いなく上達する。 このペースで精進を続けてください。押忍、ありがとうございました。


14.10.31(金) 名大道場金曜練習

基本:昇段審査用移動基本
形:平安初段・二段、新人の指導、二十四歩
組手:刻み・逆突・2連続で逆突・逆突、相手の前手の崩し技4種類の練習

今日は移動基本の練習の途中から参加し、昇段審査用の移動基本から練習。むろん私のような 年寄り(?)は学生とスピードで張り合うよりも技の正確さを意識して練習しているが、現役の 黒帯学生と一緒に練習すると本当に刺激になる。実を言うと今日は体調があまり良くないので 最初は軽く流すつもりだったが、移動基本の練習で身体が温まってくると段々と調子が出てきた。 これも全身運動であり、「気」をコントロールする空手の効能。単なるスポーツとは全く違う。

さらに良いのは組手練習。最も男性ホルモンが良く出るスポーツはボクシングである、というインターネット 情報を見たことがある。相手を殴っても殴られても男性ホルモンが出るそうだ。しかし実際に 殴っていては身体がもたないので、殴ったのと同じ状況を作るのが伝統空手。殴る寸前で コントロールして気合いを入れて止めるのと、止めずに実際に殴るのとは身体の締めは何ら変わらない。 実際にサンドバック相手に殴るのと、寸前に止めるのと比べれは伝統空手経験者なら分かるはず。 止めることもできれば当てることもできる、どちらも拳に込める気合いに 変わりなし。これが伝統空手の神髄。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・追突きで踏み込んだ足が相手の前足から離れていると突きが真っ直ぐ打てないので注意。
・技をモノにするためには反復練習しかない。
・どんな相手にも技が使えるように練習すること。
・崩し技には腕力が必要、また腕力がある人間は崩しにくい。だから腕力を鍛える。
・歳を取ってできなくなるのは、やっていないから。やっていればある程度は維持できる。


14.10.24(金) 名大道場金曜練習

形:慈恩、抜塞大、二十四歩
組手:刻み逆突を正しく突く練習、刻み・逆突・2連続で逆突・逆突

今日も30分遅れで名大道場の練習に参加。基本の練習が終わったところで、形の練習から。 基本の練習は鍛錬なので鏡を見ながら一人でもできるが、形や組手の練習は一人では難しい。 形の練習は自分ではできているつもりでもできていないことが往々にしてあるので、しっかりと ご指導いただける師範に恵まれている私は幸せだ。 師範から学生に「ハアハアと息を切らせてはいけない」 「そうならないように鍛えておくこと」というご指導があったが、空手も武道の一つである以上は 当然の心構え。体力がないと技も上手くならないし、実戦で使えない。 呼吸法の効果もあるのだが、 呼吸法だけを練習しても意味がなく、実際の動きの中で呼吸法を身に付けてこそ実戦に生きると思う。 組手練習は、先週と同じく逆突・逆突の連続技を使いこなす練習。良い汗を流して本日の練習終了。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・息を切らしてはいけない。そのためには鍛えて体力を付けておくこと。
・慈恩の山突きは、潜り込んで上の腕で相手の突きを受けながら上下同時に突く技。
 意味を理解していれば、上の腕の正しい位置は自ずと決まる。鏡を見て練習すること。
・技ができるようになるためには何度も繰り返し練習すること。
・二十四歩の形は剛柔流の要素が入っている。回し受けから掌底打ちは脇を締めて打つ。
・逆突逆突の連続は相手を場外に追い込む技。


14.10.17(金) 名大道場金曜練習

形:慈恩、抜塞大、壮鎮、二十四歩
組手:刻みを正しく突く練習、刻み・逆突、逆突・逆突、2連続で逆突・逆突
    刻み逆突・2連続で逆突・逆突

今日も忙しい仕事を何とか定時より前に何とかキリを付けて、名大空手道場の練習に途中から参加。 いくら忙しくても仕事はダラダラやっては駄目、良い知恵は出てこない。空手と同じく集中が大事で、 フラフラの状態ではいくら練習をやっても上達しないのと全く同じ。 形の練習では久し振りに師範に 二十四歩の形をご指導いただいて、『二十四歩の形だけは、号令のような緩急でできれば宴会芸などで 披露してもよい』とのありがたいお言葉をいただいた。ただし他の形は駄目とのこと。二十四歩の形は、 歳を取るほど味が出る形らしい。私はこの二十四歩の形の鮮烈なお手本のビデオを見てしまったため、 いまだにそれが頭の奥に焼き付いている。師範も仰っていたが、良きお手本があることは本当に幸せだ。 組手の練習で、寸止めが効かず上段逆突が主将のF君の顔面に当たってしまい謝る。「当てることもできれば、 止めることもできる」技術こそが伝統空手の技。私はまだ修行不足だ。 言葉にすると簡単だが、組手の動きの中で実行するには かなりの集中力と反射神経、そして動体視力が要求される。技を正確にコントロールしてこそ伝統空手。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・正しい技は全空連で決められた技のみ。正しくない技は自己満足で終わる
・基本や形の引き手は猿臂打ちと同じ。余分な動作を入れずに真っ直ぐ引く
・まず意識して練習して、それができるようになったら無意識でもできるようにする
・二十四歩の形だけは、号令のような緩急でできれば披露してもよい
・顔面は鍛えようがないので、練習や試合では止めないといけない
・威力のある刻み突きは、上段を撃ち落とすように打つ
・下から突き上げる刻みは威力がないし、止めることができず反則になりやすい
・刻みの間合いが遠い時は、相手との顔に距離を変えずに後足を寄せる


14.10.03(金) 名大道場金曜練習に参加できず自主練習

基本:下段払・追突、昇段審査用移動基本

9月初めに突然九州で起きた仕事での品質問題のため、九州まで出張したり対策資料を準備したりで 断続的に忙しい。解決はチームワークなので、陣頭指揮する私はいくら要領よく捌いてもさすがに 「後はよろしく」とはいかない。今週は何とか月・水で空手自主練習、火・木は名古屋市のトレーニングセンターで 息子とベンチプレス練習ができたが、今日は名大道場の練習なのに、どうしてもだめだった。仕方なく 夜の10時近い時間からたまたま開いていた会社体育館で自主練習。神経すり減らしてつらくても10分だけ練習。 それでも全く練習しない「ゼロ」と、少しでも練習するのとは大違い。短い時間ながらも、要点だけ意識して 練習した。集中してやれば、少なくとも技の維持だけはできる。同じような状況になった時に、10分の時間で 力任せに10分間自主トレし大汗かいて自己満足していた40代までとは違う。この歳になって、段々と空手が 分かってきたような気がします。押忍、ありがとうございました。


14.09.26(金) 名大道場金曜練習

基本:昇段審査用移動基本
形:慈恩、抜塞大、壮鎮
組手:刻み回蹴・回蹴・スウェーでかわして逆突、小手返し

日に日に秋めいてきて、空手の練習には最適の時期になってきた。今日は仕事の打合せのため 少し遅れて、昇段審査用の移動基本の練習から参加。アップをしている間に主将のF君の移動基本の 練習を見ていたが、さすが黒帯を取っただけある、上手くなった。しかし、微妙な上下動が気になった。 もちろん茶帯までなら全然問題がないレベルであるが、後足を寄せた時にわずかに身体が上がる。 技の極めの時は十分に腰が落ちているだけに気になる。 師範のご指導を長年受けてきて私の目が肥えてきたのかな。 一応、後でF君に教えてあげたが、ここまでやれば完璧というレベルなので、少しずつその域に 近づくように頑張ってほしい。

基本、形と練習した後は、組手の練習で先週に続いて左右の回蹴を 打ってから、スウェーで相手の上段逆突きの反撃かわして中段逆突きを返す練習。師範から、相手が 危ないと感じるぐらいの上段逆突きを打たないと練習にならないとのご指導あり。まさにその通りで、 相手の上段逆突きが伸びると、かわす動作でスムーズに身体が反応する。 練習なので当てては駄目だが、 やはり武道の練習は真剣勝負の危機感がある程度必要なのだと思う。 感じるところが多い今日の練習でした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・慈恩の裏突きから転身して内受けの時、かかとを中心にして回ると回転が速い。
・抜塞大の山突きは、正面を向いたまま突く。半身になると余分な捻りの動きが入る。
・壮鎮の最後の突きでは身体を正面に向けること。
・組手の技の練習は危ないと感じるぐらいの技を受けないと練習にならない。
・歳を取っても握力は維持できる。だから小手返しのような技は歳を取ってもできる。
・空手の心得として倒し技を覚えておくのは大事。しかし掴まれる前に倒すのも空手。


14.09.19(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み・逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、自然体から前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
    昇段審査用移動基本
形:慈恩、抜塞大、壮鎮
組手:自由一本組手、刻み回蹴・回蹴・スウェーでかわして逆突、相手の前手を制して逆突

9月初めに担当製品で問題が起きたため今週は忙しく、火曜日は九州まで出張してその足で 翌日の打合せのため茨城県へ移動のハードスケジュール。 九州で仕事を終えて茨城県の出張先に着いたのは23時で、 さすがの私も疲れ切ってしまった。練習時間の確保もままならず空手は月曜日の定時後に少し 自主練習しただけだった。 それでも木曜日のベンチプレスの練習で85kgのセット練習の前後で 90kgが挙がったのは嬉しい。10/19の愛知県ベンチプレス大会に向けて怪我からの回復は順調。

今日の名大道場の練習は私にとって2週間ぶりである。仮初段の主将のF君が正初段を取るべく 頑張っているので、私も大いに刺激を受けて元気が出てくる。基本の練習は疲労が蓄積した 身体にはきつかったが、大汗をかいて身体が温まってくると段々と体内の循環が良くなって 疲労が回復してくるのを感じる。本当に空手という武道には感謝しきれないものがある。 壮鎮の形の練習に入る頃には完全に回復。久々の組手練習では、私がこれまでやったことがない 「刻み回蹴・回蹴・スウェーでかわして逆突」の練習をやった。最初はかなり戸惑ったが、 不器用なりにも反復練習によってコーチができるレベルを苦労しながらも維持しているのは伊達ではない。 最後はコツを掴んで、かわして逆突までできた。この歳で上段回蹴ができる理由と同じなのですが、 企業秘密ですので詳細はご容赦ください。いずれにしても空手の道は奥深いです(だから空手ではなく空手道)。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・武道の座礼の手の動作は刀を抜く構えの意味がある。
・慈恩の形は基本をしっかりやることが全て。
 だから慈恩の形では差がつかないので、形試合で使うには向かない。
・空手の動きを覚えるのは小学生ぐらいの子供のうちが良い。
 楽しみながらやっているうちに覚えしまう。


14.09.12(金) 名大道場金曜練習に参加できず自主練習

基本:下段払・追突左右各30、自然体から三本突、移動基本上受・裏拳・逆突き
    外受・逆突、内受・刻み逆突、十手の後屈立卍受、形の4連続手刀受左右
    手刀受・刻み前蹴・貫手、足を下ろさず5連続前蹴、蹴り足を伸ばす前蹴
    前蹴・刻み前蹴・刻み前蹴・前蹴、足を下ろさず10連続蹴上、自然体から蹴上
    スローモーションの蹴込、自然体から蹴込、30秒抱え込んでから回蹴
    回蹴・刻み回蹴・刻み回蹴・回蹴、壁相手に裏回蹴
組手:ステップ練習、壁相手に打ち込み、左右の逆突シャトルラン

仕事で緊急トラブルが発生して、今週は忙しくてなかなか練習や筋トレの時間が 取れない状況だった。しかし何とか火曜日は21時半までやっている名古屋市のスポーツ センターにギリギリ滑り込んだり、遅くなっても会社体育館で短くても練習時間を確保。 たとえ10分でもできればやる‥忙しい時はこの心構えが大事だ。今日も名大空手道場の 練習時間にはとても間に合わず、会社体育館で自主練習。自主練習に陥りがちな マンネリに注意して、少しずつ練習内容を変えている。今日は最後に左右の逆突を できるだけ早く切返す練習を入れた。昔、強豪の京産大の荒賀知子選手のこの練習の 動画を見たことがある。あまりに切返しが速くてショックを受けた。私のような歳では 真似することも無理だが、この練習は逆突の初動を早くする。少しでもスピードを維持 するには良い鍛錬。組手の練習も少しやって本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。


14.09.05(金) 名大道場金曜練習

基本:昇段審査用移動基本 形:壮鎮、二十四歩

8月までで名大空手道場の夏休みは終わりで、今日から師範のご指導による練習が始まった。 私は左腕、左手、左足首の負傷で1か月はまともにトレーニングできなかったが、ようやく癒えて 筋トレと空手の自主練習によるリハビリ中。やっとベンチプレスで85kgまで挙がるとこまで回復して、 ベストの95kgまでもう一息。

今日は蒸し暑くて、少し動いただけで汗が吹き出る。まずは昇段審査用の移動基本の練習で、 続い主将のF君のために壮鎮の形を練習。F君は壮鎮の形は初めて。この形は自由組手の構えの 鍛錬には良いので、私は時々自主練習しているが、腰をしっかり落とすとかなりハードで太ももが パンパンに張ってくる、たっぷりと汗を流して本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・試合用の形は上位の段を取るための形と違う。他流派と戦うためのもの。
・試合用の形は松濤館流では雲手、五十四歩大、燕飛、壮鎮など。
・剛柔流ではスーパーリンペイなどがある。
・同じ流派の大会でも勝ち進んだ時のために必要な形を覚えておくこと。
・壮鎮の無双構えは、円の動きで正中線を守る動作。
・これが正中線からズレていたらダメ。技の意味が分かっていない。


14.08.22(金) 名大道場金曜練習

基本:立ち方各100数える、その場で追突、三本突、上受、外受、内受、手刀受
    前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:燕飛の形の指導

8/8の練習が夏休み前の最後の練習で、今日はお盆休み明けの学生の自主練習。私も身体が 鈍るとまずいので最小限の自主練習は継続しているが、やはり学生と一緒に練習して刺激を 受けるのが一番。前半の基本の練習を学生のコーチをしながら、みっちりと練習する。 新人のS君が合宿に参加していないとのことなので、最初は各20回の短縮メニューを考えていたが、 いつも通りの各30回に変更。基本練習といえども、蹴りの練習での手の構えはそのまま組手に 生きるので、そこは新人のS君にしっかりとコーチ。前蹴を蹴った後で腕が縮んでいては、 組手で追突を出す時に射程距離が長くなることを実演。私のように歳を取っても、動きを 最小限にすることで先を取ることができるを理解してもらった。蹴り足側の腕が後方に 流れてしまう癖がある主将のF君も納得したようだ。形の練習で直る時に相手がいることを 想定して視線をを移動することも、基本の練習で心掛けていれば自然とできるようになる。 自分への戒めの意味も込めて、そのように学生にコーチした。前半だけの参加でしたが、 充実した練習になったと思います。押忍、ありがとうございました。


14.08.08(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み・逆突
    椅子蹴りで前蹴左右各30、移動基本蹴上、蹴込、回蹴
形:平安初段〜五段、慈恩、抜塞大、観空大

3週間ぶりの更新となり、一部の方にご心配をお掛けして済みませんでした。実は激動の 3週間でした。 7/28(月)の夜には精神不安定の息子に30kgの下水溝のブロックを左足首に 落とされて一歩間違えると粉砕骨折の大怪我、にもかかわらず湿布と包帯でガチガチに足首を 固めて翌日に仕事で茨城県出張、その翌日のは家族サービスで泊まりで大阪に行っています。 幸い自分でやった応急処置が良く(医者が褒めていた)経過は順調ですが、まだ腫れています。 3週間前に同じような原因で痛めた左手拳もまだ完治しておらず、少し腫れていてベンチプレスが できません。しかし、空手の練習は毎日ではないですが維持するための最小限の練習はできています。 今日の練習は、私にとってはリハビリのつもりで参加しましたが、学生と一緒に練習していると 知らず知らずのうちに元気が湧き出てきて本当に感謝です。押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・平安四段の最初の構えは、右手と左手は意味が違うが互いに離れ過ぎないこと。
・基本や形は鍛錬のためにやる。そのままでは応用できない。
・応用するためには基本で出来上がった身体を土台にして、自由一本形式で練習する。
・基本と応用では技が変わってくる。それは目的が違うからだ。
・平安の形は、観空大を基にして生まれた。
・観空大の最後の気合いは、空中の飛び蹴りのところで出す。出来ていない人が多い。


14.07.18(金) 名大道場金曜練習

新人の昇級審査
基本:移動基本の練習
形:平安初段、慈恩
組手:中段突vs掌底受・逆突、同じく掌底受・中段掌底打、掌底受・上段掌底打
    鉄槌落し・裏拳、払いながら逆突(交叉法)、前手を右手・左手で払って逆突
    前手を上に押し上げてから払って逆突

今日は新人のS君の初めての昇級審査の日。昇級審査の課題の練習を一通り皆で練習してから、 S君の昇級審査が始まる。先週の金曜練習は体調不良でS君は練習に参加できなかったので 少し心配していたが、 黒帯になったばかりの先輩学生2人がしっかりS君の面倒をみたようだ。 あがってしまったため内受けで間違えたが、あとは見違えるように上手くなっている。 「男子三日会わざれば刮目して見よ」を地で行く成長ぶり。基本一本組手の最後の極めが甘いと 感じたが、他は入門して3か月なら申し分ないレベルと思う。この調子で頑張ってください。

結果は、S君は順当に昇級審査に合格。その後は慈恩の形と組手の練習をやって汗を流して後、 黒帯になった先輩学生2人のの昇段祝いとS君の昇級審査の打上げの飲み会へ直行。かって創世記の 名大空手道場を築いた名大教授のGさん(名大空手道場の部長)も参加して空手談義に花を咲かせる。 何だか良い雰囲気だ。締めで名大空手道場の益々の発展と名大祭での空手演武会を祈って一本締め。 押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・腹なら締めればそんなにダメージを受けないが、肋骨は鍛えられないのでダメ。
・踏み込んで顎に掌底打は、合気道の入り身と同じ。
・相手の構えが固くても腕立て伏せで相手以上に鍛えていれば必ず崩せる。
・武道として現実の場面で一対多数を想定すれば、寝技は絶対にあり得ない。


14.07.11(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本の練習
形:平安初段〜五段、観空大、慈恩、抜塞大、二十四歩
組手:刻み逆突を当てる練習、刻み逆突vs左左で受け、同じく右左で受け、混ぜる
    前蹴・追突、刻み回蹴・逆突

台風一過となった今日の名古屋は、やたらと暑い。夜6時になってやっと29.6℃になって30℃を 下回ったが、これは名大のすぐ近くの小高い丘の上にある名古屋地方気象台のデータで、実際には もっと暑い。参加者は黒帯になった主将のF君と2人だけなので、練習は黒帯用メニュー。暑いので 移動基本は、最低限のエッセンスだけ集中して練習する。形の練習は1回目:号令あり、2回目: 無号令。 師範いわく、「号令をかけて練習するとあまり差が出ないが、無号令でやると上手い・下手の 差が大きく出る。だから試合は無号令」空手は緩急が大事で、無号令の場合はその緩急を自分で 作り出さなければならない。 なので緩急を意識して練習。松濤館流空手創始者の船越義珍先生は 松濤二十訓で「力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな」との言葉を残されている。

私は平安の形の練習までは何とかこなしたが、師範の「抜塞大は技の切れだ」という言葉に反応して、 ついつい飛ばしてしまいヘロヘロになる。しかし、それだけ緩急と切れに集中して形を打てたということ なので練習としては良しとする。途中でOBのTKさんが来たので、一緒に二十四の形の練習。 私はバテて1回目の練習はパス、2回目で緩急に注意して練習。 最後の組手の練習では何故か調子が戻ってきた。踏み足と突きが伸びるようになってきた。 いったんヘロヘロになって余分な力が抜けた感じだ。 力みは相手に構えさせ、自分の動きを抑制する。 道着の重さが2倍以上になるぐらい、たっぷりと汗をかいて本日の練習終了。押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・基本でも無防備はだめ。構えを解かないこと。余分な動作を入れないこと。
・慈恩は基本ができているかどうか、抜塞大は技の切れを審査される。
・締まった構えから、真っ直ぐの突きが出せる。
・試合では攻撃が一瞬でも相手より遅れると、相手のポイントになってしまう。
・人の攻撃は所詮手と足。構えが締まっていれば、そう簡単に有効打は入らない。
・組手では左手は守り、右手は攻めに徹すること。
・空手は試合用の技だけでなく、相手を制圧する技も練習するからこそ強い。
・相手を制圧してこそ護身術だ。
・歩幅を広めに構えるのは、カウンターを狙う時だけ。
・攻める時は歩幅は狭めにして柔らかく構える。
・最初の刻みが当たらなければ、次の逆突はもっと当たらない。


14.06.27(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本の練習
形:平安初段
組手:基本一本組手、刻みvs流しながら逆突、中段逆突vs払いながら逆突、前蹴・追突
    前蹴・追突から更に倒して下段突、倒された側は下から反撃の蹴り

日曜日の昇段審査で二人の学生は見事に初段合格、名大道場に本当に久し振りの黒帯誕生である。 4年ぐらい前から練習が金曜日の週一回になってから初めての黒帯だ。 師範が常々仰っているように、週一の練習をヒントにして後は自分で努力して練習しなければ、 絶対に黒帯になれない。 しかし、逆に自分で努力すれば週一回の道場の練習でも黒帯になれることを 彼らは立派に証明した。本当にコーチ冥利に尽きる。 新人君も後に続いて頑張ってほしい。今日は、その新人君の7月の昇級審査に 向けた練習。入門して2か月になるので突き受けはそれなりに上達してきたが、蹴りがまだまだ。 右の回蹴だけはまあまあだが、あとはイマイチなので何とか昇級審査に合格できるレベルまで仕上げて いかなければならない。でも、これは誰もが通った道。 特別、身体が硬いわけでもなく、単に空手の 動きができていないだけだ。必ず努力と時間が解決する。先輩をお手本にして頑張ってください。 押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・週一回の道場の練習で強くなるためには、自分で練習しなければいけない。
・道場では強くなるためのヒント教える。
・倒して突いた後は、掴んだ手を離して残心を取らないと一本にならない。
・組手の攻撃技はそんなに多くはいらない。
・その代わり、得意技になるまで繰り返し練習すること。
・相手にかわされるのは技がモノになっていないから。
・得意技にしてしまえば、来ると分かっていても相手はかわせない。


14.06.20(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から突き蹴り、昇段審査用移動基本
形:慈恩、抜塞大
組手:自由一本組手(私は見守る)

今日はいよいよ明後日に昇段審査を控えた学生2人のための仕上げ練習。仕上げ言っても決して 軽いものではなく、いつものように体力強化の練習から始まる。昨日も息子の状態が悪く、疲れ切って 今日の午前中は会社を休んだ私は、無理のない範囲内で正しい動作を心掛けながら学生と一緒に練習する。 師範いわく「体力がなければ何もできない」。これは学生へのお言葉であるが、歳を取っても同じ。 いや、むしろ歳を取れば取るほど体力がある人とない人の差が顕著になり、何もしないと老化一直線。 なので私は今でも鍛えているし、今日のようにコンディションが良くなくてもその時の体調に合った練習をする。 師範から前屈立の後ろ膝が曲がっているとのありがたいご指導をいただき、それ以降は基本も形も 後ろ膝を張ることを意識して練習した。基本と組手は別物。このように後ろ膝を真っ直ぐに伸ばす方が、 足裏で地面を押す力を一直線に拳に伝えるという意味から物理学的にも正しい。 私は、武道の動作はすべて 何らかの意味があり、極めて理にかなったものなのだと思っている。形の繰返し練習もかなりハード。 汗だくになって本日の練習終了。昇段審査頑張ってください。押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・オーバーワークになるまでやらないと体力は付かない。
・体力を付けるためには、後先を考えずにその時その時、力を使い切ること。
・体力がなければ何もできない。
・歳を取ったら自己満足ではなく、正しい動作を心掛けること。
・いくら前膝を曲げても後ろ膝が曲がった締まりのない前屈立では自己満足でしかない。
・あがったらダメと思わないこと。あがることを楽しめ。


14.06.13(金) 名大道場金曜練習

基本:新人の移動基本の指導
形:平安初段
組手:自由一本組手、上段追突vs流し受け・逆突、蹴込vs外受け・倒して下段突き

今日も師範は昇段審査を控えたKD君のご指導、私は新人のS君の指導と役割分担。指導と言っても 一緒に練習して、横目で見ながら気になったところを直すだけ。初心者のうちは口で言うより見本を 見せながら修正するのが一番早い。師範もいわく「習うより慣れろ」。子供たちを教える道場でも、 上手な子の真似をさせるのだそうだ。今日は見学の学生が一人来た。口ぶりからあまり期待していないけど、 練習が終わって私が帰り支度している時に、KD君が新人のS君と一緒に見学の学生を誘って平安初段の練習を始めた。 入ってくれるかどうか分からないが、何だかいい雰囲気だ。 今日の練習に来れなかった主将のF君を 柱として、名大空手道場が復活しそうな予感を感じる。私も一層の精進をせねば。 押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
私も教えさせていただいている、だから練習の初めと終りには「互いに礼」だ。
・楽しみのためにやるのではなく、自分を高めていくためにやる、それが武道とスポーツの違い。
・中段は当てないと練習にならない。試合では当てて初めて有効になる。
・倒して相手の背中の一部を床に付け状態で突きを極めると一本。
・天才でないと、練習でやったことが試合ではなかなかできない。しかし練習しないことには始まらない。
・回し蹴りは鞭のように打つ。


14.06.06(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から腰を落として突き蹴り、初心者の移動基本の指導
形:平安初段
組手:自由一本組手、上段追突vs流し受け・逆突、中段追突vs流し受け・逆突
    上段追突vs流し受け・手刀打ち、中段追突vs右外受・裏拳

東海地方は6/4に梅雨入り。名大道場に向かうと、毎年恒例の名大祭が今日から始まっていた。 名大道場は激しい雨が降った後の少し蒸し暑い中での練習、と思いきや何と体育館の中に スポットクーラーが置いてあって意外と快適。私が月曜日に会社体育館で勤務後に自主練習した時には、 エアコンなどなくて汗だくだったのとは雲泥の差である。 しかしそれでも汗が噴き出るのが 松濤館流空手の練習で、真剣にやればヘロヘロになるのは間違いなし。 基本練習はまず腰を落とす練習から。 新人のS君は今日は大丈夫なようで頑張っている。突き技と受け技はまだしも、股関節と膝関節が 硬いので蹴り技が苦手のようだ。 ここはコーチの腕の見せ所で、もともと身体が硬かった私が さんざん苦労して50代でも上段を蹴れるのはコツがある。 最初から身体が柔らかくて苦労していない人には 分からないコツである。と言っても苦労しなければ、技は絶対に身に付かないのでお間違いなく。 師範から色々とアドバイスを頂きましたがその基本的な心構えには、いまだに私には学ぶところが多いです。 押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・基本でも組手でも構えを解いてはいけない。武装解除と同じで全くの無防備。
・空手の実戦の技は鍛えられない箇所を狙う。だから危険なので試合では反則。
・しかし反則技こそ大事。パワーがある人間にも対処できる。
・基本一本や自由一本組手は相手との間合いが大事。これができないと昇級・昇段できない。
・しかし実戦の場合は間合いが詰まっても、猿臂など接近戦の技がある。
・流し受けの後の手刀打ちは、肘が相手の身体に当たらないようにして打つ。


14.05.30(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の移動基本の指導
形:平安初段、平安二段、慈恩、抜塞大
組手:自由一本組手、上段追突vs流し受け・手刀打ち、中段追突vs右外受・裏拳

今日も引き続き、主将のF君とK君の昇段審査が近いので師範が2人のご指導、私は新人のS君の指導。 S君どうも調子が悪いので、聞いてみたら練習前に生卵をかけてご飯を食べたらしい。 ご飯だけならまだしも、 タンパク質は消化が悪いので運動前には御法度。師範曰く、練習前に牛乳を飲んで吐いた人もいたそうだ。 やってしまったものは仕方がないので、様子を見ながら休み休み練習。自由一本組手は皆で一緒に練習。 その後は、試合では使えない技を基本一本組手形式で練習する。師範曰く、これがあるから空手は強いのだそうだ。 強い空手でなければ、自信を持って人に教えられない。押忍、ありがとうごさいました。

師範のお言葉
・独りよがりの練習では、いつまでたっても上達しない。
・誰かに見てもらって悪いところを直していく、それが空手を学ぶということ。
・昇段審査で万一失敗しても最後まで諦めないこと。ダメだと思ったら終りだ。
・空手の技は試合で使う技だけでなく、試合では反則になる技も存在する。
・接近戦の技は試合では反則だが、組まれた時に有効。
・試合にない技は、見たことがない人には対処できない。そういう技も練習する。
・だから空手は強い。強い空手でなければ、空手を人に教えられない。


14.05.23(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の移動基本の指導
形:平安初段の指導
組手:自由一本組手、流し受けの練習、刻みvs流しながら中段逆突

今日は、主将のF君の昇段審査が近いので師範がF君のご指導、私は新人のS君の指導。と言っても 初心者のうちは口で言うよりも真似をさせるのが一番で、私と一緒に移動基本の練習。 教えながら 練習するためにはまず自分ができていないと駄目で、私自身のチェックにもなり決して無駄にはならない。 S君はスポーツ経験も武道の経験もない割には覚えるのが早い。それが他の武道の経験者みたいに 変な癖が出なくて、逆に幸いしているのかもしれない。今のS君にできていない技は、誰もが通る関門。 空手の動きは武道として見ても、物理学的に見ても非常に理に適っているのだが、日常にない動きを 要求される。従って最初はできなくて当然で、それをできるようにするのが練習だ。 練習は決して裏切らない。 F君の昇段審査のための自由一本組手は、組手の勉強のためにF君も一緒に練習。何事も経験だ。 最後は流し受けと、交叉法の練習。組手の面白さが少しは分かってもらえたかな。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・突きを真っ直ぐに打つためには、まず脇を締める練習をやること。
・突きの軌道がおかしくなつたら、これをやること。
・自由一本組手は、突きの極めを覚えるために練習する。
・反撃側が突きを引いたら、少し遅れて攻撃側も突きを引いて残心を取る。
・上段の流し受けは、突きを弾くのではなく耳の横に流す。
・相手が一番嫌なのは、攻撃のカウンターを取られること。
・その意味で交叉法は極めて有効。


14.05.16(金) 名大道場金曜練習、新人歓迎会

基本:初心者の指導
形:平安初段
組手:刻み逆突vs左手で受けて3本目で反撃、同じく右手左手で受ける、すり抜けの回蹴

練習日記の更新が遅れて済みません。実は先週の土曜日は東海パワーリフティング選手権大会に 親子で出ていました。精神状態が不安定な息子の唯一の拠り所が筋トレのため、先週の金曜日は 何としても精神状態を安定させて翌日の大会につれていく必要がありました。2年前までは息子が 大会に出るのをサポートしていたが、さすがに高校の時に埼玉県の全国大会に2度、その後も 大阪の全国大会に付き添っていたらさすがに馬鹿らしくなってきた。 サブジュニア(高校生相当年齢)、ジュニア(大学生相当年齢)のベンチプレスの日本記録を取って 愛知県体育協会表彰されているのだが、精神状態が不安定で付き添いが必要。それなら親子でやるのが一番 というのが半年前からパワーリフティングを始めたきっかけである。それは私にとっても決して無駄ではない。 最初はデッドリフト(床からバーベルを持ち上げる)は 腰を痛めるのが怖くて40〜50kgがやっとだったが、いまや体重の2倍以上の130kgのバーベルが挙がる。 膝の負傷でもっと深刻なスクワットでも進歩は遅いが85kg、それも膝裏とふくらはぎが密着する 大会ルールのフルスクワット。瞬発力の空手の動きには、ついていけるだけの最低限の筋力がいる。 そのための身体作りと維持には歳を取れば取るほど工夫が必要で、反動を一切つけないパワーリフティング流の 鍛え方は、実は中高年の身体作りには合っているのかもしれない。

今日は新人のS君の歓迎会があるため、いつもより早い19時までの練習。私はS君のマンツーマン指導を するが、S君は先輩学生に恵まれており私の指導だけでなく彼らの特訓(?)も受けているためか上達が早い。 できていないのは、手刀受と後屈立、形での転身(方向を変える)など誰もがつまづく箇所だけ。 この調子で頑張ってほしい。ご褒美に、上受けの前手の動作ができていなのので、その意味を伝授。 秘伝なので詳細はご容赦。@前手で相手を牽制、A前手で突きを掴んで‥折る(詳細割愛)、B更に投げる。 Bまでは教えていませんが、いわゆる一本背負い。練習後のS君の歓迎会でも話題になったが、 勝負を決めるのは最短距離の正確な軌道、相手のその軌道をわずかでも躱して、自分が一瞬でも早く 相手に入れる‥ そこにはパワー(筋力)を超越したものがあり、それが空手で年齢は関係ない。 もちろん、最低限の鍛錬と筋力(決して生易しくない!!)が必要。歓迎会はそんな武道談義でも大いに 盛り上がりました。空手を続けてきて良かったなと感じます。押忍、ありがとうございました。


14.05.02(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の指導
形:平安初段
組手:寄せ足逆突vs払いながら上段逆突、刻みvs流しながら中段逆突

実は先週の土曜日にベンチプレスの練習をしていて、左側だけバーベルをラックに 戻し損ねてあわや左肩脱臼の負傷をしてしまった。あまりに突然のことで補助の 息子も間に合わなかった。重量も105kgなので半端ではない。幸いすぐにアイシングして居合わせた柔道家に医療用の 湿布テープをもらってすぐに貼るなど初期処置が良かったため大事に至らず、 月曜日に行った整形外科の医者から処置を褒められた。炎症が最小限に抑えられたため、 月曜日から少しずつ自宅での空手練習でリハビリ。木曜日にはベンチプレスで75kgを 試合形式で挙げるところまで回復。怪我をしたら最初が肝心。2004年に蹴込を受けて 肋骨を骨折した時は、痛いのに次の日に10kmのランニング。2008年に形の飛び技で 左膝内側靭帯を断裂した時も、形を最後までやり切って更にびっこを引きながら 道路まで歩いてタクシーを呼んで帰宅。 いずれも、後で行った整形外科の医師に 呆れられてしまった。こんな頑張りは百害あって一利なし、決して真似しないように‥

今日は息子の精神状態が不安定で嫁さんと二人で落ち着かせるため痛めている左肩を 酷使、名大空手道場の練習時間にも間に合わないかもしれない状況だったが、何とか 落ち着いたため途中から参加。入部したての新人君は、久し振りに来た大学院生のT君が 指導していた。まだ3回目なのに新人君の上達ぶりに驚いた。きっと自分で練習していたのだろう。 こういう新人は大いに見込みがある。黒帯や茶帯になっている学生のすべてに 共通することだ。組手の練習は左肩に不安があったが、受け流すことが松濤館流空手の極意。 中段突きを払うのも流しを入れる。 そもそも武道は命のやり取りから始まっているので、 たとえ怪我をしていようが武道の心得を応用できないと真に身についたとは言えない。 私は自分の怪我のことは何も言わなかったが、その辺りのことが分かるようになってくれると ありがたい。怪我をした直後に無理するなというのと少し矛盾するのだけど‥。 新人君も中段突きに対する交叉法ができるようになったので、ついでに上段突きに対する 交叉法も教える。これもそれなりにできるようになった。黒帯目前の学生2人と一緒に 練習し、彼らに直接教えてもらっていることが大きい。今、いい雰囲気なので、 あと1人か2人の新人が入ってきてくれると嬉しい。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・手刀受けの構えは拳を握ればそのまま組手の構えになる。
・胸の前に構えた手の位置は、真っ直ぐに突きが打てる位置。
・余分な動作を入れずにすぐに攻めることができるのが、松濤館流空手の構え。
・突きは真っ直ぐに打つ単純な技だが、鍛えた拳から打たれた突きは強い。
 それを受けるためには、まず正確に相手の突きを上から押さえる。そして払う。
 それを一連の動作でやる。
・受けで怪我をしないように指立て伏せを30回やること。


14.04.25(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の指導、礼儀作法と基本の練習
形:平安初段
組手:寄せ足逆突

今日は体験入門の女性が来てくれたので、師範は黒帯を目指す茶帯学生の指導、私は体験の女性の 面倒を見る。道場2回目の先週の新人くんと違って全くの初体験なので、あまりたくさんの技を欲張らず 礼儀作法に始まって自然体中段突、前屈立、下段払、前屈立移動、移動基本追突、同じく上受に留める。 先週の新人くんに比べると多少不器用だが、初めての女性にしては私の動作の真似が上手い。 これまで 何人かの女性が入門してきたが、最初は教えるのにもっと手こずった女性が多い中で、彼女は明らかに 優秀な方に入る。 若干身体が硬いが高校時代に運動をやっていなかったそうなので仕方がないところがあり、 空手を続けてくれたら間違いなく身体は柔らかくなる‥そう思わせるものを感じた。

基本の練習だけでは面白味がないので、平安初段の形の練習に入る。皆で一緒に練習する前に、動作の 順番とポイントとなるところを真似させて教えた。 これも私のような不器用な男に比べたら、よほど 上手に真似する。ついでに先週の練習で師範からご解説のあった下段払から鉄槌の動作の意味も教える。 特に相手に掴まれた腕をひねって外す動作は実際にやってもらって、私が強く掴んだ手を振りほどくことが できるのを体験して大いに納得したようだ。皆で一緒に平安初段の形の練習をした後、寄せ足逆突の自由組手技の 体験練習。まず足を寄せる、踏み込んで逆突、突き手を引いて残心の3挙動で繰返し練習し、最後は1挙動で。 何とか空手のエッセンスと醍醐味を楽しんでもらえたようだ。是非とも入部してもらえると嬉しいな。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・当てて反則を取られたということは攻めていること。判定になれば勝てる。
・燕飛の上げ突きのような刻みは、組手の試合で止めが効かずに当てて反則になるか
 軌道がおかしいので有効にならない。しかし反則に取られても実戦には有効な技。
・空手には試合では反則になるが実戦で使える技がたくさんある。
・空手の形は四方に相手がいることを想定している。直る時も開始線に戻る相手から
 目をそらさないようにして直る。


14.04.18(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の指導、移動基本の練習を一通り
形:平安初段、二十四歩
組手:寄せ足逆突、寄せ足逆突・ダメ押し逆突、寄せ足逆突・刻み回蹴・逆突

今日は嬉しいことに先週に続いて新人くんが練習に来てくれたので、早く皆と一緒に 練習できるように私がマンツーマンで移動基本を教える。と言っても細かいことは抜きにして、 鏡を前に一緒に練習してひたすら真似してもらっただけ。 師範が常々おっしゃっているように、 見て真似するのが上達の一番の早道。もっとも正しい動きを真似しなければ意味がなく、 この点は教える側の日頃からの精進が必要だ。毎週金曜日の練習で正しい基本の動作を師範に ご指導いただき、それを自主練習で磨き続けてきたことがこういう時に生きるのだと感じた。 『上から受けた恩は下に返せ』‥これは本部道場の方がおっしゃっていた金言でまさにその通り。 入門3日目にして移動基本の指導が一通りできたのは、新人くんの飲み込みが早いのもあるが、 私がこれまで教えた新人の中では一番早い。新人くんが頑張っていることで、黒帯を目指す 学生たちにも良い刺激になったと思う。皆さん、それぞれの目標を目指して頑張ってくださいね。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・空手は本来は相手の急所を狙う最強の武道だ。
・試合では怪我人続出なので、止むを得ず反則を取る。
・形は試合では反則になるような護身術の技がたくさんある。
・平安初段でも、掴まれた腕を外して鉄槌を打つ動作は相手の鼻を折る技。
・組手では余分な動作を入れないこと。相手に読まれる。
・相手との間合いを詰めてから逆突を打つこと。そうしないと届かない。
・寄せ足は、腰の位置を変えずに後ろ足だけを寄せること。


14.04.11(金) 名大道場金曜練習

基本:初心者の指導、礼儀作法、自然体中段突、前屈立、前屈立移動、下段払い
    移動基本追突、三本突、逆突
形:平安初段
組手:自由一本組手、新人くんも一緒に寄せ足逆突、前蹴、刻み回蹴
    刻み回蹴を受けて逆突で返す、前蹴・追突

私が練習に参加できなかった先週に、新人候補が一人見学とついでに体験練習をしたそうだ。 今日も来てくれるか期待して待っていたところ、嬉しいことに入部してもらえるとのこと。 長かったが2年ぶりの新入部員である。6月の昇段審査で黒帯を狙う主将のF君とは当然のことながら 練習は別メニューで、私が新人くんに礼儀作法など一から空手のイロハを教えることになった。 過去に何度か新人くんや体験練習練習に来た人を試行錯誤で教えているうちに、私の教え方もそれなりに進歩している。 やはり人それぞれなので、その人の個性を見抜いてそれに合ったメニューにすることが大事。 この新人くんは 身体が固いと自分では言っているが、いわゆる不器用のタイプではない。なので、講釈はほんの最初 だけにして、ひたすら鏡の前で私と一緒に練習して動作をマネさせるようにした。 師範も曰く、「空手を覚える早道は、習うより慣れろ。まずマネをすること」。なんとか移動基本の 追突と三本突ができるところまで到達。

続いて逆突の練習までやったところで、新人くんも一緒に平安初段の形の練習。これこそ私とF君の 動作をマネしながら、形の練習の初体験。細かいところはともかく、初めて平安初段の練習をやった にしてはまずまずの動き。最後の組手練習は、試合でも使える実戦技の練習。これも細かいところは抜きで、 新人くんと一緒に練習する。基本の逆突を少し教えた成果か、自由組手スタイルの逆突も初めて やった割にはサマになっている。寄せ足逆突、前蹴、刻み回蹴の練習をやった後で、応用技として 刻み回蹴を受けて逆突で返す、前蹴・追突をやってみたが、これも練習2回目の初心者の割にはできている。 先輩学生2人の6月の昇段審査での黒帯獲得とともに、新人が入ってくれて楽しみが増えた。 これからも頑張ってください。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・人間は真っ直ぐ突くようにできていない。それを練習で真っ直ぐ突けるようにする。
・歳を取っても切れる突きが打てる、それが技だ。
・そしてその技を磨くのが武道だ。基本や形の練習は、技を磨くため。
・空手を覚える早道は、習うより慣れろ。まずマネをすること。
・伝統空手は止めることも当てることも自由自在。(止めるこのの方が実は難しい)
・武道は「残心」が大事。


14.04.04(金) 名大空手道場に行けず、勤務後に会社体育館で自主練習

今日は職場の私の部下の歓迎会だった。昨日までは歓迎会は上司に任せて私は名大金曜練習を 優先させるつもりであった。ところが元々精神状態が良くない上に風邪まで引いて上司が 木金と連続で休んだため、急遽私が歓迎会に参加することになった。それでも最初の基本の練習だけは 参加して、会社にとんぼ返りして歓迎会に行く予定であったが、強風のためJRの快速が30分遅れ になってしまい目論見は頓挫。しかたなく会社に戻って体育館で自主練習してから飲み会に参加 することにした。基本と形を中心に1時間半近く練習。身体と相談しながらとは言っても、 たった一人で1時間以上も練習するのはくじけそうで辛い。しかし、これも修行だ。とは言え やはり学生と一緒に練習した方がモチベーションは上がるのは事実。来週こそは名大道場の練習に 参加したい。


14.03.28(金) 名大道場で学生と昇級審査の打上げ会

今日は名大の体育館が使用できず、師範、OB、学生で昇級審査の打上げ会。学生たちはめでたく昇級し、 いよいよ6月の昇段審査に臨むことになりました。おめでとうございます。黒帯に向けて頑張ってください!!  押忍、ありがとうございました。


14.03.20(木) 名大道場で学生と自主練習

基本:自然体から追突、同じく三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受
    前蹴、蹴上、蹴込、回蹴、昇級審査用移動基本
    自然体から上受・裏拳・逆突、同じく内受・刻み逆突、外受・猿臂・裏拳
    昇段審査用移動基本
形:平安四段、慈恩、抜塞大
組手:基本一本組手

先週は忙しくて水木と茨城県出張、さらに金曜日は東京に出掛けていたため練習に参加できなかったが、 それでも空手の技と体力を維持するための最低限の自主練習は何とか時間を見つけてやった。忙しくて 毎日はできなくて例え週2回しかできなくても、練習と鍛錬を続けることが大事。やるとやらないとでは、 雲泥の差になる。それも漫然とやるのではなく、気を付けたいところを意識して練習することが肝心だ。

今週の金曜日は祝日のため名大道場の金曜練習はお休みだが、来週の水曜日の昇級審査に向けて木金と 学生が自主練習するとのことなので、私は今日の木曜日に練習に参加した。学生と相談して昇級審査に向けた 練習内容とする。やはり基本は大事なので、自然体から腰を落として突き蹴りの練習を一通りやってから 昇級審査用の移動基本の練習。おまけで、昇段審査用の移動基本も忘れない程度に少しやった。形は昇級審査用の 平安四段の練習がメイン。基本もそうだが、直してほしいところを自らやって見せられるだけの技術の維持は 大切と痛感する。かって師範が人に教えるためにはまず自分ができていないと駄目だと仰っていた意味が 今にしてよく分かる。ともあれ、黒帯への第一関門である来週の昇級審査頑張ってください。 押忍、ありがとうございました。


14.03.07(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から蹴上の練習から参加、同じく蹴込、回蹴、昇級審査用移動基本
    自然体から上受・裏拳・逆突、同じく内受・刻み逆突、外受・猿臂・裏拳
    昇段審査用移動基本
形:平安四段・五段、慈恩、抜塞大

今日も学生の昇級・昇段審査に向けた練習がメイン。今日は真冬のように寒いが、学生と一緒に 練習しているとすぐに汗が噴き出てくる。腰を落とす松濤館流空手の練習は決して甘くない。 私は以前に師範のご指導を受けた前屈立で胸を張ること、呼吸をコントロールすることを意識して 練習した。 師範いわく、「強い突きは前腕の締めから生まれる。強打者は前腕が太い」。確かに 改めて前腕の締めを意識して移動基本を練習すると、前腕がパンパンに張ってきた。 今までいかに 前腕が締まっていなかったかということだ。サンドバック打ちをやる時はインパクトの瞬間に 前腕を締めないと手首を痛めるので無意識に前腕が締まるが、普段の練習でももっと意識して 締めないといけないと反省。今日も師範から形について色々とご指導いただけたが、 そもそも 使える形を作り上げたのは松濤館流創始者の船越義珍先生ではなく、その三男の義豪(よしたけ)先生 であるとのこと。帰宅後に調べてみたら、わずか39歳(41歳とも、数え歳?)で夭折した天才だったらしい。 一説によると回蹴を生み出したのも義豪先生らしい。空手の歴史も調べると興味深いものがあります。 本日の練習、お疲れさまでした。3月の終りの昇級審査頑張ってください。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・突きの強さは前腕の締めが大事。ボクサーでも強打者は前腕が太い。
 練習で極めで前腕を締めるように意識すると前腕が張ってくるはず。
・平安四段の最初の挙動は、二方向から来た突きを同時に受ける意味。
・上の手は上受の要領で流しながら受ける、下の手は背手受け。
・慈恩の前蹴で、腰の上下動が出ないように注意すること。
・抜塞大の最初の連続受けのところも同じ。
・山突きで前傾姿勢なのは入り身だから。相手の突きをかわしながら突く。
・使える空手の形にしたのは松濤館流創始者の船越義珍先生の三男の義豪(よしたけ)先生だ。


14.02.28(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から蹴込の練習から参加、同じく回蹴、昇級審査・昇段審査用移動基本
形:平安四段・五段、二十四歩、慈恩、抜塞大
組手:自由一本組手

先週まで2週連続で金曜日が仕事で茨城県出張になってしまったため、今日は3週間ぶりの 名大空手道場での練習。その間も暇を見て自主練習をやっていたが、やはり道場で師範の ご指導を受けながら学生と一緒に練習すると充実感が雲泥の差。移動基本の練習をしている時に、 師範から「空手を長くやっている人間は、若い人のように呼吸を荒げてはいけない」 というご指導をいただいて、少し前にあった本部道場のお祝い会で見た形の演武のビデオを思い出した。 あれこそ空手の理想形で「呼吸乱さずに緩急伸縮自在、流れるようにスムーズでありながら 力強い」‥生涯空手を目指す以上、凡人の私では難しいかもしれないが少しでもこれに近づきたい。 そう意識しながら練習したら、多少は呼吸・締め脱力・緩急のリズムがつかめてきた。 この極意は、おそらく人生全般に通じる。仕事も然り、家庭や人付き合いでも全く同じ。 目指すところは、松濤館空手の創始者の船越義珍先生の松濤二十訓の中にある。
 ・「人の手足を剣と思へ」‥これは覚悟を持てという意味と、剣として磨けという意味があると思う。
 ・「力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな」‥まさにこれが極意。
気持ちのいい汗を流して本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・空手を長くやっている人間は、若い人のように呼吸を荒げてはいけない。
 身体はできているので呼吸をコントロールすること。
・剣道より空手が難しいところは、自らの身体を武器として磨かないといけないことだ。
 そのために日々練習する。
・技ができている人間には、できていない人間の無駄が多い動きは止まって見える。
・上体の正中線は、電信柱のように垂直に立てたまま前後にぶれないようにすること。


14.02.14(金) 茨城県出張のため名大道場金曜練習に参加できず

日曜日に会派の本部道場の開設40周年お祝い会があって、私も参加させていただきました。 名大空手道場も、この長い歴史と本部道場の方々の苦労があってこそ成り立っていることを 思うと感慨深いものがある。 それにしても、本部道場の先生方も長い風雪とともに人間的に 成長されて丸くなられたと感じる。私が学生時代に合宿などで本部道場に行って練習した時には 鉄拳が飛んでくることもあったが、今はそれも懐かしい思い出。 もうすぐ52歳になる私が、 まだ曲がりなりにも身体が動くのも空手という素晴らしい武道に巡り合えたおかげであり、 感謝の気持ちで一杯である。

今週は木曜日から金曜日にかけて茨城県出張が入ったため名大金曜練習に参加できなかったが、 月曜日と火曜日に先週の練習で師範からご指導をいただいた「前屈立で前かがみにならないように 胸を張ること」に重点を置いて、基本と形の自主練習をやった。 やっているうちに、「腰を入れる」 感覚が戻ってきた。突きは腰で打つ、これが大事。 悪いところをチェックして丁寧にご指導いただける 師範に巡り合えたことにも感謝。やればやるほど空手の奥の深さが分かってくる。そして、年齢に 応じた空手のスタイルがあることも‥。押忍、ありがとうございました。


14.02.07(金) 名大道場金曜練習

形:慈恩、抜塞大、壮鎮、二十四歩、燕飛、五十四歩大

今日は学生たちが他大学の道場に練習に出掛けるため、私は師範のマンツーマンのご指導で ひたすら形の練習。まずは身体を温めるために慈恩の練習から。師範から前屈立で上体が 前のめりになる癖を鏡の前で徹底的に練習する。 そもそも前屈立は前傾になりやすく、後屈立は 後傾になりやすい。それを意識して直さないと身体の軸は地面に対して垂直にならない。 抜塞大に続いて壮鎮の形。この形の最初が肝心で、壮鎮立の無双構えでしっかりと上段と下段を 受けること、次の壮鎮立移動で軸がぶれないことを教わる。壮鎮立で真剣に腰を落として構えると 膝にかかる負担が大きく、移動する時に身体の軸がぶれやすい。師範の動きを見せていただきながら 何度も練習しているうちに、二十四歩の最後の三戦立移動と同じだと思い当たった。原理は同じ なのだが、膝を曲げる角度がきついだけに難易度が高い。しかし、軸のぶれを鏡でチェックしながら 繰返し練習しているうちにコツが掴めてきた。 師範は誤魔化しのテクニックと仰っていたが、 私はそうは思わない。たとえ歳を取っても膝を悪くしても、松濤館流空手の理念である軸を ぶらさないための素晴らしい技であると感じている。

二十四歩の形は緩急を付けるのが難しいが、身体には優しい。この形の最後に剛柔流の回し受けが あるが、この技には掛け手で突きを受ける意味がある。そして、すかさず掌底打ち。掌底打ちは 極まると危険なため試合では反則を取られるが、いざという時の接近戦の技である。慈恩の形にもある。 燕飛の形は最後の飛んで手刀受のところだけは膝に優しくないが、それ以外は緩急や身体の軸を ぶらさないことを練習するには良い形なので私はよく自主練習している。本当は雲手をマスター したいのだが、師範も仰っていたがあまりにも難易度が高い。そこで時々練習しているのが 五十四歩大の形。まだ技の意味を理解していないところもあるので発展途上であるが、二十四歩と とともに松濤館流の形の中でも身体には優しいので何とかモノにしたいと思う。師範が帰られた後も おさらい練習をして本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・前屈立はどうしても上体が前のめりになりやすいので、胸を張るように注意すること。
・壮鎮は最初のところで上体がぶれないことが大事。最初がダメだと全てダメ。
・上体がぶれないための足運びを覚えること。
 たとえ歳を取って膝が悪くなっても、足運びで上体はぶれない。
 ただし、そのためには日ごろから足腰を鍛錬しておく必要がある。
・組手は突き技だけだが、実際には掌底打ちなど試合では反則になる技があり、
 いざという時に使えるようにしておく。
・鶏頭受けの構えは、突きを内側から払って貫手で突く意味。


14.01.31(金) 名大道場金曜練習

基本:立ち方、移動基本追突、三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、外受・猿臂・裏拳、屈伸前蹴、移動基本蹴上、蹴込
    回蹴、昇段審査用の移動基本
形:平安四段・五段、慈恩、抜塞大、二十四歩
組手:刻みvs流しながら逆突、逆突vs払いながら逆突、前蹴vs膝裏を払いながら逆突

今週はようやく風邪が良くなったが、身体の奥に疲れが残っていて筋肉疲労からの回復が 遅いため、月曜日に基本、水曜日に形を中心に勤務後に会社体育館で自主練習した他は休養に務めた。 右肩が痛いのでベンチプレスの筋トレも土曜日と火曜日のみ。長く空手を続けるためには無理は禁物。 その代り、鏡を見ながら腰を落とすことと軸がぶれない正しい動きに注意して練習した。 先週の 自主練習で、自分では腰を落としているつもりでも実は腰高になっていることに愕然としたので、 自主練習ではやはりしっかり鏡でチェックすることが大事だ。さもないと自己満足の練習になり下がる。 最近、回蹴の足が上がりにくいので、壁相手に裏回し蹴りの練習もやった。回蹴とは回転方向は 反対なのだが、背筋も使って全身のバネで打つので回蹴の柔軟性を養うにも良い。色々とやってみるものだ。

今日の名大道場の練習は、6月にある学生の昇段審査向けた練習がメイン。 師範いわく、 「黒帯は掴み取るものだ!!」。まさにその通り。そのぐらいの気迫がなければ黒帯は取れない。 基本の練習も然り。相手の突きをしっかり受けて(受け手を止めて)から、相手を倒すつもりで突く。 この受け手を止めるというのは言葉上の話であって、実は全身を締めて相手の突きを受ける。 決して腕だけで受けるのではない。私は最近になって、ようやくそれが分かってきた。 攻撃技も同じで、寸止めないしは軽く当て止めはするが、ヒットポイントで全身を締める。 締める時に鋭く息を吐く、または発声して気合いを出す。 全身の締めによって徒手空拳(それが空手)の 自らの身体を武器と化す。そのためには身体がぶれないようにする、無駄な動きを排除するなど、 それなりの修練が必要だ。このあたりの空手の理念を学生たちも分かってほしい。 私もまだまだ理想を目指して修行中です。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本の練習は、止めるところは止める、突くところは相手を倒すつもりで突く。
・横蹴りは一対多数の場合の技、一対一では使わない。相手に背中を見せるから。
・形では上下のぶれ、左右のぶれが出ないようにすること。
・意識して練習して悪いところが直ればまだいい。問題は直らない場合だ。
・平安五段の下段貫手は上から一直線に突く。振り回さないこと。
・抜塞大の下段蹴込の時の拳の構えは、脇が締まる向きに構える。
・前蹴に対して膝裏に腕を差し込まないと腕が折れる。
・黒帯は掴み取るものだ!!


14.01.24(金) 名大道場金曜練習

基本:立ち方、移動基本追突、三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、外受・猿臂・裏拳、前蹴、蹴上・足を替えて蹴込
    回蹴、昇段審査用の移動基本
形:平安四段、慈恩、抜塞大
組手:自由一本組手、相手の前手を押し上げて逆突、押し下げて逆突、上げて払って逆突
    左手右手で押さえて逆突、前手押さえて前蹴、裏回蹴、裏回蹴回蹴、刻み回蹴逆突
    足払いフェイント回蹴、すれ違いの回蹴、前手押さえて裏拳、同じく背手打

先週は木金と仕事で茨城県に出張した時に風邪を引いて、本当は出張先の茨城県からそのまま 名大道場に直行して練習に参加するつもりだったが風邪には勝てない。持参した道着は無駄になったが、 無理せず練習はお休みした。疲れが溜まったためか土日は37℃後半の熱が出たので、大人しく休養した。 熱が下がった月曜日は勤務後に会社体育館で基本、水曜日は帰宅後に自宅で形と組手の練習のリハビリ。 リハビリなので、松濤館流空手の基本中の基本である「腰を落とすこと」がメイン。おかげで昨年末の 練習からほぼ1ヶ月ぶりに参加した今日の名大道場の練習でも、ブランクの割には腰高にならずに 済んだようだ。

その代り移動基本の三本突で師範から、上体、特に頭がぶれるとご指導をいただいた。 これは月曜日の自主トレでも自分で気づいていたが修正できなかった。 水曜日に鈍った筋力を戻すため 2kgのリストバンドを巻いて組手の逆突の打込みをやって、やりっぱなしにしたのも良くなかったようだ。 いつもならやった後は必ず負荷なしで正しい動きをチェックするのだが、サボっては駄目だと反省する。

それにしても師範から伺ったお話にはびっくりした。先々週の水曜日に一旦停止を無視して突っ込んできた 乗用車に横からぶつかられたため、師範の乗用車は民家の頑丈な門柱に激突して大破。にも拘わらず 師範は怪我一つしなかったそうで、事情聴取に来た警察や車のレッカー移動に来たJAFスタッフが 驚いていたとのこと。 これも普段から「身体を締める」という空手の鍛錬の効用。本当に空手はいざ という時にわが身を助けることがあるという良いお手本である。 練習で「身体を締める」ということが いかに大切かということを改めて感じる。学生といい汗を流しながら本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・三本突きで頭がぶれている。左右非対称だとぶれる。
・空手は左右対称になるように練習すること。
・どちらかの肩が凝っていたり痛めているとぶれやすい。
・まず技にスピードをつけること。スピードがないと黒帯は取れない。
・技を極めるためには鋭く息を吐くこと。


14.01.10(金) 出張のため金曜練習に参加できず会社体育館で自主練習

基本:自然体中段突、騎馬立三本突、前屈立切返し、追突・下がって下段払
    自然体から三本突、同じく上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、外受・猿臂・裏拳、屈伸前蹴から前屈立で腰落とす
    サンドバック回蹴、移動基本回蹴、蹴上、蹴込
    昇段審査用の移動基本、自然体前蹴回蹴交互80
形:慈恩、抜塞大、壮鎮
組手:壁に打ち込み(止め)、サンドバックに打ち込み(当て)、刻み逆突、刻み逆突逆突

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いいたしますm(__)m

今日は名大金曜道場の練習始めだったのですが、残念ながら浜松出張が長引いて戻ってこれず、 仕方なしに会社体育館で自主練習。今週は水・木も茨城県出張があって忙しく、当分は週一回は 茨城県出張がありそうなので、時間を見つけて効率よく練習したい。月曜日と今日で正月休みの ブランクを戻すために、徹底的に基本の練習をやった。やはり基本は大事だ。腰を意識して 落とすときついが、松濤館流空手はこれでないと練習をやった気がしない。今日はかなり寒いのもかかわらず 基本練習をすると汗が出てきて、なまっていた身体が生気を取り戻したような感じがする。 最後は自然体前蹴回蹴交互を道場の60本におまけして80本までやって本日の練習終了。 押忍、ありがとうございました。


    

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