空手練習日記         Diary of karate training

  

01年7月トライアスロン・マラソンの現役引退(詳細はトライアスロン引退の顛末)後、 精神的に落込んでいた私ですが、新たな生甲斐を 模索した結果、03年11月に17年ぶりに松濤館流の空手を再開することになりました。 まず学生時代に稽古した、名古屋大学の道場の練習に月一回ペースで参加することから始めて、自主練習で突き、 蹴りの基本、型を反復練習。幸い勤務先の会社の体育館が夜の9時過ぎまで開いているので、仕事後の15分の練習を毎日続けた。 (現在もほぼ毎日、15分から1時間の自主練習を継続中)

約半年間の練習により、昔の勘が大分戻ってきたので、04年6月から毎週末金曜日に可能な限り学生との練習に 参加しています。仕事の都合で金曜練習に出れない時は、『エイッ』と気合で仕事を切上げて火曜練習に参加、または、 師範が地元で開かれている少年空手クラブの土曜練習に参加させて頂いたり、 会社の体育館で自主稽古に励んでおります。寄る歳と仕事の忙しさに負けず果たして、いつまで続くことやら・・・  以下、道場と自主練習での練習日記です。50の大台に乗ったこの歳ですが、空手の道を究める夢を諦めず "人格完成"を目指し、師範を見習わせていただき"生涯現役"で空手を続けていきたいと思います。 (師範曰く、"目指すは仙人のような空手。頑張りましょう!!") 

以下、1時間以上の練習のみ練習日記として残しました。 空手も未熟者、文才もなく不器用な私ですが、空手という武道の面白さ・奥深さについて、皆様に少しでも興味を持って頂けたら、 この身に余る幸せです。


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12.12.21(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    自然体前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段、慈恩、抜塞大、観空大、五十四歩小
組手:刻み逆突vs受け、前蹴・追突、刻み回蹴・逆突
   

今日は名大空手道場の今年最後の練習日。基本・形・組手の練習を1時間練習してたっぷりと良い汗を かいた後、今年一年の練習納めの忘年会に向かう。「本当にあっという間の一年でした。来年もまた 頑張りましょう!!」との私の乾杯の音頭は、今年一年を振り返っての私の心からの思いだ。良いことも 嫌なことも色々とあって、あっという間に一年が過ぎ去って、また新しい年が始まる。人生はこの繰返し‥。

皆様、今年一年間ご愛読ありがとうございました。空手練習日記は来年の練習再開までお休みとさせていただきます。 ご了承ください。それでは、皆様、良いお年を。

師範のお言葉
・基本でも構えは大事。負けない空手は、まず構えから。無防備は論外。
・蹴上と蹴込は両手の間を蹴る。蹴った後でも守れるように構える。
・慈恩と観空大は松濤館流の代表的な形なので、できるようにしておく。
・大会で上位を目指すなら、五十四歩大と雲手の形が必須。
・安定しない攻め技は使えない。しっかりと残心が取れないとだめだ。


12.12.14(金) 名大道場金曜練習

基本:追突・下がって下段払の反復練習、移動基本上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突
    自然体前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、燕飛
組手:刻み逆突・刻み逆突、刻み逆突・逆突逆突、刻み逆突・逆突逆突の2連続
   

月曜日の朝は名古屋でも雪が積もって、いよいよ年の暮が近いことを感じる。12月上旬なのに愛知県の ほぼ全域で大雪注意報が出るなんて最近では聞いたことがない。それだけ今冬は寒いということのようだ。 自主トレも怪我をしないように、ウォームアップとストレッチをしっかりとやって身体を温めてから やるように注意する。土:名古屋市のスポーツセンターで空手に必要な筋力トレ。ベンチプレスで65、75kg を挙げた後、85kgにチャレンジしたが前日の金曜空手練習の疲れもあって潰れ。あとはサーキットトレーニングで 全身の筋力とスタミナを鍛える。 休みなしに複数の種目を1セットとして数セットこなすサーキットトレーニングは、 瞬発力・筋力・スタミナの全て要求される空手のための体力作りにはピッタリである。 月:勤務後に会社体育館で基本を中心とした自主練習。最初に歩幅を前後に広げた逆突と追突で、股関節の 柔軟性と足腰の筋力を鍛える。この練習は定期的にやると股関節の柔軟性が維持できるので、私のような 年代にも非常に良いトレーニング。火:筋トレをやった後で、軽く形を中心とした練習。水:形と組手の練習。 木:形の練習で身体を温めた後、サンドバック練習。帰宅後、息子が行きたいと言ったので、会社が法人会員に なっているスポーツセンターで筋トレと水泳。いくら翌日の金曜日に有休を取っているとしても、さすがに 夜の23時過ぎまでの運動は少しこたえた。

前日の最後の水泳や水中ウォーキングをやったので、筋肉痛はないが筋肉疲労と全身疲労が取れない。 休養してから夕方に名大道場に向かうが、足腰が何となく重い。 しかし、筋トレと空手とでは筋肉の使い方が違うので、 こんな状態でも意外と頑張って練習できてしまうのを学生時代から何度も経験している。 都合が悪い人が多く、 今日の名大金曜練習のメンバーは主将のF君と私の2名。だが、たとえ参加メンバーが少なくても明後日の 大会に向けてひたすら練習するのみだ。軽めの基本練習の後、形の練習に入る。平安三段の形で、貫手からの手首の返し についてのF君の質問に対して、師範の解説と実演はいつもながら大変分かりやすい。平安三段は、この技に限らず、 接近戦に役立つ技の宝庫である。その後で私は久しぶりに燕飛の形のマンツーマンのご指導をいただいたが、 師範から正中線のブレが大きいことについてご指摘をいただいた。特に最後の方の掌底交叉受のところで、 正中線のブレが大きい。1回目は前屈立の後膝を伸ばすことに意識がいってしまって、正中線のブレに対して おろそかになっていたことを自分でも自覚していたので、2回目はできるだけ注意して練習する。最後は大会のための 組手練習。通常の刻み逆突に加えて、逆突逆突を使いこなせるように練習する。最初に相手なしで練習していた時は 良かったのだが、対人練習になってF君の突きが段々と脇が甘くなってきた。 脇が締まっていないと、突きの 威力が落ちる、受けに力が入らない、ガードが甘くなる等‥、良いことは何一つない。脇を締めるのは空手に 限らず武道の基本中の基本。私も数年前、脇が甘くて練習に肋骨にヒビを入れた(軽く折れた)ことが2回ほどある。 最後に、鏡を見ながら脇の締めと突きの軌道を繰返しチェックして本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・平安三段の貫手からの手首の返しは、掴んだ相手の手を外す技。手首を捻れば外れる。
・燕飛の形は、正中線のブレに注意。鏡を見て練習すること。
・組手は前に出た方が圧倒的に有利、後に下がったら負け。
・反撃は前に出て返すこと。下がりながらの返しは全く威力なく、審判も絶対に有効技に取らない。
・突きは脇を開けないようにして、真っ直ぐに打つこと。
・受けは、まず脇を締める動作をすれば、受け手を大きく動かす必要はない。


12.12.07(金) 名大道場金曜練習

基本:屈伸前蹴、自然体前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段
組手:左にサイドステップして返す、右にサイドステップして返す、左右のサイドステップを混ぜる
    蹴込によるストッピング、刻み逆突・逆突逆突

いよいよ12月に入って、今年も残りあとわずか。これまで比較的暖かかったのが嘘のように寒くなってきた。 寒いぐらいの方が空手練習には丁度いいのだが、冷えた身体のアップをしっかりやって怪我をしないようにしたい。 土:名古屋市のスポーツセンターで空手の基礎体力のための筋トレ。30分間ほとんど休憩なしでマシーンによる 全身の筋肉のサーキットトレーングで基礎代謝を良くすると同時に、筋肉に乳酸をためてその後に出てくる 成長ホルモンによる筋肉の若返りをもくろむ。 私のような歳になると、このようなサーキットトレーニングが 身体には合っているようだ。加齢とともに色々なところにガタが来るは、代謝が悪くなって関節や筋肉の老化が 進んでしまうことが一つの原因なので、代謝が良くなれば膝や腰の調子がいいのは当然。 日:疲労を取るために ジョギングで身体をほぐす。月:勤務後に会社体育館で基本を中心とした自主練習を1時間。火:ベンチプレスで 一人で80kgに挑戦したら挙がった。普段は補助の人なしでは怖くて75kgまでで止めているが、やれる感じがして やってみたら成功した。この分なら、全日本のマスターズ出場のための標準記録の90kgは時間の問題。もっとも、 多少の胸でのバウンドを使っているので、正規のベンチプレス大会ルールではもう少し修行が必要だ。筋トレの後は、 軽く形の練習。水:形と組手の練習。木:寒いので観空大と壮鎮の形を練習した後、サンドバック練習。

今日はJRが少し遅れていたため、私は少し遅れて基本の練習の途中から名大道場の練習に参加。本日の 練習メンバーは、主将のF君、久し振りの参加のKD君、そして私の3名。アップしながら学生のの移動基本の練習を 見ていると、追突の時にKD君の上体が斜めになってしまって突き手の肩が前に出ていることに気付いた。 案の定、平安初段の形の練習の時に師範からKD君に「基本の突きは上体を真正面に向けること」とのご指導があった。 そもそも、肩が前に出るのは腰が切れていなくて流れてしまうためなので、練習が終わった後で少しKD君に 教えてあげた。 要するに、逆突を打つ時も追突を打つ時も、腰を切る方向は同じ。突き手がどちらかで、追突か 逆突かが決まるだけである。後足の踏ん張りを起点として、最大限のパワーを突き手に伝えようとすると物理的にそうなる。 つまり師範のご指導のように上体を真っ直ぐ向けるためには、前足側の腰を後ろに、後足側の腰を前に切る動きになる。 本人はあまり覚えていないようだが、新人の頃のF君にそうやって教えたら段々とできるようになった。 実際に腰を切る動きを見せて教えたので、空手経験者のKD君なら少し練習すればすぐにできるようになりそうだ。

後半は組手練習で、まずサイドステップを練習する。KD君はサイドステップの練習は初めてのようで、動きが ぎこちない。特に左のサイドステップが駄目なのは、右のサイドステップの無意識でもある程度できるが、 左は意識しないとできないからだ。普通は組手の試合では、相手の死角(背後)に回ろうとする本能が働いて、 左前同士の組手なら反時計回りに動くことが多いのは、それを如実に表している。不慣れな左へのサイドステップで、 KD君は左足をサイドステップした後で右足を前に踏み替える余分な動きが出てしまっているので、返しの突きが ワンテンポ遅れてしまっている。最初はうまくいかなかったが、何度も練習しているうちにできるようになってきた。 師範が帰られた後も、サイドステップの復習と、刻み逆突・逆突逆突の対人練習を繰返す。本日の練習、お疲れさまです。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本の突きは上体を真正面に向けること。その方が前に押す力が強くなり、突きの威力が増す。
・形は相手がいることを想定しており、相手がいる方向に対して流れるように打つこと。
・二十四歩の最後の合突を素早く打つこと。その後の合掌底突で正中線がぶれないようにすること。
・たとえ10分でも自分で毎日練習するようにしないと上達しない。
・相手のリーチによって、サイドステップの方向と幅を変えて自分の間合いで突きを返すこと。


12.11.30(金) 名大道場金曜練習

基本:下がって下段払の反復練習、移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・貫手
    屈伸前蹴、刻み回蹴・逆突、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段
組手:相手の前手を押えて上段突、前手を押し上げて中段突、前手を押し上げ払って中段逆突
    前蹴・追突、逆突・逆突

最悪だった先週の疲れが取れず、今週は疲労を抜くことに努める。土:名古屋市のスポーツセンターで、 サーキットトレーニング形式の筋トレでほどほどに乳酸をためて成長ホルモンの分泌を促すようにする。 全身疲労の時には最大筋力のトレーニングよりも、短時間で多種目を何サイクルか回すトレーニングの方が 疲労が早く抜けるのはこれまでの経験から知っている。脳貧血になりそうな一歩か二歩手前ぐらいの加減で 調整すると、全身の代謝が目に見えてアップするのを感じる。 日:ジョギングで身体をほぐす。 月:勤務後に会社体育館で基本を中心とした自主練習。歩幅を最大限に前後に広げた逆突や追突のトレーニングは、 足腰の筋力だけでなく股関節の柔軟性を高めるのに良いため、移動基本の練習の前にやる。この練習で大事なのは、 正中線が左右にぶれないように真っ直ぐに重心を前方に移動させることである。名大金曜練習でこのトレーニングを やった後で移動基本を練習すると正中線の左右のぶれが大きくなっていたのは、正中線のぶれを意識せずに 歩幅を前後ら広げた練習をやっていたためと気付いた。空手のための身体を作るのが第一目的の学生と、 50代に入った私とでは同じ練習をしていても注意すべきところが違う。 火:筋トレをやった後で形の練習。 水:形と組手練習。木:形とサンドバック練習。 サンドバック練習は、間合いを遠間と近間で、左右均等にやる。 この左右均等が大事。対人練習ではなかなかできないが、サンドバック相手ならできる。得意・不得手はあっても、 咄嗟の時に左右どちらからでも技が出せなければだめなのだ。 騎馬立スクワット500回で締め。

明日から12月となる今日の名大金曜練習は、先週に続いて主将のF君と私の2人で頑張る。F君が昇級審査で 級が上がって、次の昇級審査の基本課題で単なる受けだけではなく受け・逆突になったので、移動基本の練習は 受け・逆突の練習になる。しかし、「受けをしっかりと極めてから逆突を打つことができていいるようで、できてない人が多い」 という師範のお言葉に、自分でも注意して練習する。次の形の練習では、私は師範から前屈立の後膝が曲がっている とのご指導を受ける。先週のゴタゴタで足腰が硬くなりそうで股関節の柔軟性は意識して自主トレしていたが、 後膝の張りは確かにおろそかにしていた。今週の自主練習が鏡のある場所でできなかったこともあるが、それは 単なる言い訳だ。 後膝の張りは、意識すればできる。10歳は若い形を打てるように心掛けること、それが生涯空手だ。 師範のお言葉に、色々とあっても負けては駄目だととても励まされる思いで、感謝の一言です。 後半はF君のために 組手練習に時間を割く。F君は最初の頃を思うとずいぶん成長してきたが、組手で確実に相手からポイントを取るには もう一回りのレベルアップが必要だ。上段は5cm手前で極める、中段は皮一枚当てる(1〜2cmの感覚)。特に中段は、 もっと突き込み、蹴り込まないと威力がないとみなされて世界には通用しない。伝統空手は、決して寸止めではない。

相手の前手を制して、逆突を打つ技を3種類、前蹴・追突を練習した後、刻み逆突のバリエーション技として 左逆突・右逆突の練習をする。普通の刻み逆突と違うのは足運びで、右足を前に送るために逆突が想定外に伸びる。 それも普通の刻み逆突と混ぜて出してこそ、相手の不意を突いて有効技になる。初めて練習するF君にその感覚を 掴んでもらうために、対人練習で刻み逆突・逆突逆突を連続して打つ練習をやった。最初は逆突逆突の伸びが 今一つだったF君も、私の技を体感して少しずつコツが分かってきたようだ。すぐにはモノにならないかもしれないが、 練習すれば使えそう。その調子で頑張って下さいね。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・受けをしっかりと極めてから逆突を打つこと。できていいるようで、できてない人が多い。
・10歳は若い形を打てるようにすること、その心掛けが全て。それが生涯空手だ。
・後膝を曲げずに真っ直ぐに張った前屈立を心掛けること。後膝が曲がっていると老けて見える。
・中段は寸止めではない、当て止めだ。威力のある中段でないと、世界には通用しない。
・刻み逆突と逆突逆突を混ぜてこそ技が生きる。


12.11.23(金) 名大道場金曜練習

筋トレ:上体起し100回、腕立て伏せ100回
基本:騎馬立・前屈立・後屈立で各200数える、追突・下がって下段払の反復練習
    移動基本、昇級審査用の移動基本
形:平安初段
組手:基本一本組手

今週は息子の精神状態が最悪で、振り回されっぱなしの1週間。土:名古屋市のスポーツセンターで 筋トレを兼ねた空手練習。日:家族でラグーナ蒲郡に出掛けたのでトレーニングはお休み。 月:休養のため有休を取ったので、夜はまた名古屋市のスポーツセンターで自主トレ。 火:夜明け前から大声で叫ぶ息子を落着けるために格闘、居間のドアのノブを壊そうとするのを阻止しようとして 額をドアにぶつけて負傷、9時前にようやく落ち着いて、激痛がする額に湿布を張って疲労困憊の状態で会社に出勤、 それでも勤務後は基本を中心に会社体育館で頑張って自主練習する。水:全身疲労で体重が62kg台まで 落ちてしまったので筋トレとジョギングのみ、体調最悪でもベンチプレスは75kgを5回挙げる。木:慈恩・抜塞大・ 壮鎮の形の練習の後、いつものサンドバック練習。そして今日の金曜日も夜明け前から延々と3時間にわたって、 相撲のぶつかり稽古のように押し相撲。家の外に出すと何を仕出かすか分からないので、押し留めるしかない。 空手の前屈立と腕掴み(小指でホールド)の要領で、嫁さんと二人がかりで120kgを受け止める。それにしても、 空手で身に付けたこの2つの技は凄い。ほぼ半分の体重の私が何とか対抗できる。 ようやく8時半ころに落ち着いたが、 さすがの私もフラフラになって全身が筋肉疲労の状態になったので、会社に行く気力もなくやむを得ず有休とする。 とにかく今週は、今も空手の修行を続けていなかったらどうなったか分からない。とりあえず、息子も含めて 怪我人が出ずに済んだ。(私の額の傷と打ち身は大したことはない) 「人を生かす」道としての空手道には心から感謝。

昼寝したら少し元気が出てきたので、日曜日に昇級審査を控えているF君の練習相手になってあげたい一心で 頑張って名大道場に行く。既に練習を1回分やったぐらい足腰・腕・肩の筋肉が張っていて、火曜日に負傷した額も まだ痛いが、この状態での練習もまた良い修行。まずは、上体起しと腕立て伏せの筋トレで身体を温めてから、 立ち方の練習。すでに太ももが張っているので、いつもよりつらいが耐える。続いて、追突・下がって下段払の反復練習、 移動基本の練習。私は蹴上でできるだけ足を高く上げようとして、ついつま先が上に向いていたのを師範からご指導いただく。 やはりコーチである以上、正しい動作を心掛けねば。昇級審査用の移動基本の練習の2回目で私はF君の動作を チェックしたが、上下動が少し残る、受け技の脇の締めが甘い、引き手の角度、上受の位置などに課題は残るが、 まずまずの合格点。平安初段も、基本がしっかりしているので問題なし。最後の基本一本組手で、燕飛の揚突きの ような上段突を打ってくるので、久し振りのF君の上段突きを私はつい損ねる。それでも以前なら受けれたのだが、 F君の突きのスピードが私の予測を上回った。 まさに「男子3日相見ざれば括目して見よ」である。この調子で、昇級審査も頑張ってください。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・蹴上で蹴り足のつま先を上に向けないこと。蹴り足を上げるよりも正確に蹴ること。
・基本の回蹴は、射程が短くなっても背足ではなく、威力で勝る虎趾(こし)で蹴ること。
・基本一本組手は、自分の正中線を相手の正中線に正対させて真っ直ぐ突き・受けのこと。


12.11.16(金) 名大道場金曜練習

基本:騎馬立・前屈立・後屈立で各200数える、追突・下がって下段払の反復練習
    5本セットの移動基本、昇級審査用の移動基本
形:平安初段
組手:基本一本組手、刻み逆突vs受け、前蹴・追突、刻み回蹴・逆突

今年もあと1か月半となり、本当に1年が経つのが早く感じられる。歳を取ったせいかもしれないが、 実際にはたくさんのことがあり過ぎて、あっと言う間に過ぎた1年だったという方が実感に近い。 50歳になったということに特別な思いはないが、いろいろな制約があっても自分のできることをやって 生きる証を残したいという思いはある。空手もその一つである。 今週の自主トレは、土:名古屋市の スポーツセンターで筋トレを兼ねた空手練習、ベンチプレスでなんとか80kgを1回挙げる。名大空手練習の 翌日としてはまずまずで、このまま体重63〜64kgを維持したまま早く90kgが挙げられるようになりたい。 日:ジョギングで身体をほぐす。月:会社体育館で勤務後に、基本を中心に練習。足腰の鍛錬と柔軟のため、 歩幅を前後に広げた逆突と追突のおさらい練習をやった。最近は少し寒くなってきたので、下手なストレッチを やるよりもこれをやった方が身体が温まって柔らかくなる。その後で、移動基本を一通り、燕飛の形、 壁への打込み。火:ベンチプレスで60kg、70kg、75kg、65kgを挙げた後、慈恩・抜塞大・観空大を3回、 忘れないように観空小・壮鎮の形の練習。水:平安初段〜五段、燕飛、十手、二十四歩の形の練習と組手練習。 木:いつものサンドバック練習。回蹴は、抱え込んで一旦止めてからスナップで打つ練習を繰り返す。

今日の金曜日は家庭の事情で朝ゴタゴタあって遅い出勤となって、どうなるか危ぶまれたが落着いたので 予定通り金曜練習に参加する。本日の練習参加者はF君と私の2名で、新人のKD君、OBのTKさんは 残念ながら都合が悪く欠席。1週間後に昇級審査を控えているF君のために、基本をメインとした練習内容。 まずは立ち方の練習で、騎馬立、左右の前屈立、左右の後屈立の体勢でそれぞれ200回数えて耐える。 続いて、下段払をしっかり極めることを意識して、追突・下がって下段払の繰り返し練習。この練習は、 軸足の膝を鍛えると同時に、前屈立移動を素早くする練習でもある。F君は下がって下段払のところで、 身体が少し伸び上がっていたので、後でそのことを教えてあげた。下段払を極めようとして、無意識に そうなったようだ。身体が温まったところで、5本セットの移動基本に入る。今は3本セットがほとんどだが、 私が学生時代はよく5本セットで練習した。上受の練習のところで、私は師範から左右のぶれが大きいとご指導いただく。 自分でも少しフラフラしていると感じていたので、鏡を見ながらすぐに修正する。

形はF君のために、ひたすら平安初段を練習する。基本や形の中段突、手刀受は大きく見えるように 実際に使うよりも少し上に構えるようにとのご指導をいただく。そうしないと、形の試合では勝てない。 そもそも、形と実際に使う時は別物である。実際の使い方を知った上で、形を練習すべきなのである。 意味も知らずに見かけだけの形を打っていたら、それこそ空手踊りになってしまう。実際の使い方を 知ってこそ、形の技は生きる。 昇級審査のための基本一本を練習した後、自由組手の練習。刻み逆突と 受け、前蹴・追突、刻み回蹴・逆突を繰返し練習する。右・右の受けた後の返しでF君の残心が 足りないので、私の壁相手の打込みの練習を伝授する。この練習は壁との距離を変えれば、至近距離での 残心の取り方、遠い間合いでの踏込、いずれの練習も一人でできる。また、前蹴・追突では右斜めに身体が 逃げてしまうF君の悪い癖が出ていたので、蹴った後で身体を相手に真っ直ぐに寄せるように注意する。 頑張っているので、F君には早く上達してほしい。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・下がって下段払は、しっかりと受け手を引いてから、しっかりと下段を払うこと。
・前屈立は肩から下がる、後屈立は腰から下がる。
・移動基本の時に、正中線が左右にぶれないように注意すること。
・蹴込は腹を締めて膝を抱え込んでから、真横に蹴り込む。
・内受と手刀受の受け手は最後に捻る。この最後の捻りで強く受けられる。
・基本と形の中段突は、肩の高さの少し下を突く。
・手刀受は、指先が肩より少し上になる位置で構える。
・形では、技が大きく見えるように構える。ただし、実際の使い方を知った上でのこと。


12.11.09(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から腰を落として追突、前後に歩幅広げて前屈立移動、同じく逆突、追突
    横に歩幅広げて前屈立移動、移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受
    外受・逆突、内受、内受・逆突、手刀受、手刀受・貫手、屈んだ相手の上を前蹴
    回蹴打合い、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、壮鎮、二十四歩
組手:刻みvs流して受けながら逆突、刻み逆突と受けの繰返し練習

週の半分ぐらい騎馬立ハーフスクワットをやり出してから1か月ぐらいになるが、最近は膝の調子がいい。 回数も500回から800回に増えているが、 目的が膝回りの筋肉をパンプアップさせて乳酸をためて 成長ホルモン分泌を促すことなので、筋肉がパンプアップしたかどうかであって回数は問題ではない。 原理は加圧トレーニングと同じなので、乳酸が溜まる負荷を掛ければ70歳を超える老齢者でも効果は期待できる。 女優の森光子さんや黒柳徹子さんが毎日スクワットを欠かさずに体力を維持したのが正にその実例だ。 残念ながら森光子さんはお年も92歳で2年半前から休養中とのことなので、何とかご回復をお祈りしたい。 今週の自主トレは、土:名古屋市のスポーツセンターで筋トレ。日:ランニングと騎馬立スクワット、 足上げ腹筋。月:基本と移動基本、燕飛の形、壁相手に打込み、騎馬立スクワットで締め。火:慈恩、 抜塞大、平安初段〜五段、観空小、壮鎮の形、組手練習、騎馬立スクワット。水:筋トレの後、 前屈立移動の練習。先週の名大金曜練習で師範から膝がブレることをご指摘いただいたので、極める・ 特に膝と腰の動きを止めることを意識して繰返し練習する。 私が現役学生の頃はこのような単純な練習はつらくて拷問のようであったが、 練習の目的をはっきりと自覚している今は違う。「こうでなければならない」「これができなきゃダメだ」と 自分で思って練習すると、練習のつらさがこうも違うのかと実感する。 木:前屈立移動練習とサンドバック練習

今日の名大金曜練習のメンバーは、途中参加のOBのTKさん、主将のF君、そして私の3名。まずは 基本の練習から始まる。自然体から追突の練習の後、前後に歩幅を広げて前屈立移動、逆突、追突で、 股関節の柔軟性と足腰の鍛錬。この練習は私も自主トレでたまにやっているが、組手での踏込にも生きる とても良い練習である。続いて今度は横に歩幅を広げて前屈立移動。これは横方向のブレをチェックするための 練習である。前屈立なので後足を伸ばすが、後足を曲げて内股を締めればすなわち三戦立になる。 「前膝が横に動くから上体もブレる」という師範のお言葉に、なるほどと思わず納得。二十四歩の形の最後で 身体がブレたり、自然体から追突でブレるのも全て前膝が動くからである。止めることを意識してやった、 前屈立移動の自主トレは間違っていなかった。 移動基本の突き・受け、前蹴のイス蹴り練習の後、F君と 回蹴の打合いの練習をする。最初は私が左回蹴だったので成長著しいF君の右回蹴で少し押し込まれるが、 私が得意側の右回蹴になった時は逆に押し込む。せっかく頑張っているF君に怪我させてもいけないので、 相手の様子を見ながら前日のサンドバック練習より多少加減する。

続いて形の練習。平安の形の練習の後、私は壮鎮の形を師範のマンツーマンのご指導を受ける。 今まで最初の左裏拳を右前蹴と同時にやるように練習していたが、師範のご指導によるとこれは無理があって 左右の前蹴を蹴ってから左右の裏拳を打つようにとのこと。最後は組手練習で、F君の初体験の刻み突きへの カウンターの練習。F君のために動作練習から始めるが、慣れてくるとさすがに卓球で鍛えただけに反射神経はいい。 今日は少し加減したが、普通に刻み突きを打っても返せるだけの反応をしてくる。続く、刻み逆突に対する 受け・返しでも、右・左の受け・上段逆突の返しでは、今日は返しの返しが打てなかった。中段の返しは 返せるのだが、上段は受け手がそのまま上段に保持できているので本当に返しが速くなった。ただ、気合と残心が 甘いのが課題。それも時間の問題と思うので、今後が大いに楽しみである。本日の練習、大変お疲れさまでした。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・前屈立移動の正中線の横方向のブレを、横に歩幅広げてチェックする。
・前膝が動かないことがブレをなくすポイント。前膝が横に動くから上体もブレる。
・これができれば、普通の前屈立移動でもできる。つまり、立ち方ができたということ。
・歳を取ったら、フラフラの状態で練習すると下手になる。
 (練習に耐えられる体力の維持が必要。そして、ただ我武者羅にやってもダメということ)
・壮鎮の形は、組手の立ち方の鍛錬と心得ること。
・左右の前蹴を蹴ってから、裏拳を打つ。(蹴りと同時に裏拳は無理がある)


12.11.02(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から腰を落として追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突
    手刀受・貫手、屈んだ相手の上を前蹴、移動基本蹴上、蹴込、回蹴打合い
形:平安初段〜三段、二十四歩
組手:刻み逆突と受けの繰返し練習

11月に入ると、いよいよ今年もあと少しと感じる。しかも急に寒くなってきた。今までが 暖か過ぎたのだが、空手の練習にはちょうどいいシーズンである。土:名古屋市のスポーツセンターで 空手練習を兼ねた筋トレ、久し振りにバーベルでベンチプレスをやったら金曜練習の翌日にかかわらず 75kg×4回挙がったので、調子が良ければ今でも80〜85kgぐらいは挙がりそうだ。実はジャパンオープン ベンチプレス大会のマスターズの部に出れないか、ひそかに企んでいる。50代の部の標準記録は90kgなので、 もう少し頑張れば挙がるような気がする。来年は愛知で開催される噂もあるので、愛知で開催ならば 是非出場してみたい。日:身体をほぐすためにジョギング。月:疲労がたまったこともあって有休で休養、 身体がなまらないように騎馬立スクワット500回、足上げ腹筋100回、ジョギング。火:勤務後に会社体育館で 基本・形・組手練習、締めは騎馬立スクワット500回。水:筋トレ、形と組手練習、同じく締めは騎馬立 スクワット500回。 先週あたりからこの騎馬立スクワットをほぼ毎日やり出したが、なかなか膝の調子がよい。 やはり古傷を悪化させないためには、筋肉がパンプアップして張るまで負荷を与えて新陳代謝を良くするのが 一番好いようだ。 木:サンドバック練習、得意技として武器にしたい回蹴だが、一旦膝を抱え込んだ姿勢で止めてそこから 上段を打つ練習を繰り返す。若い頃のように力任せに上段回蹴を打っていると、いつかは上段に届かなくなる。 膝の抱え込みと、それを維持する全身のバランスこそが回蹴の真髄。一旦膝を抱え込んで止めても、そこから 膝のスナップ蹴ってサンドバックをバチンと言わせるのが、更にもう一つの回蹴の真髄。そして、その時に 腰を入れる。腰を入れる感覚は文字で説明するのは難しいが、練習で学生たちに教えることはできると思う。

今日の名古屋は最低気温8.3℃で、この秋一番の冷え込み。誰も文句が言えない程度に仕事を要領よく切上げて、 名大道場に向かう。本日の練習メンバーは、OBのTKさん、主将のF君、一年生のKD君、他道場の黒帯の SP君、そして私の5名。まずは基本の練習で、自然体から腰を落として突き・受けの練習から。電車が 遅れたために柔軟などの準備運動なしでいきなり練習に参加したので、自然体から腰を落として追突の練習で 古傷のある左膝前の前屈立で膝がぶれていると師範からご指導をいただいた。いくら調子が良くなってきている とは言っても、無意識に左膝をかばってしまうようだ。この膝をかばう影響で、三本突の最初の突きも 甘くなっていたので師範のご指導をいただく。練習で身体が温まってくると、左膝や腰も全然気にならなくなった。 回蹴の打合いの練習では、KD君相手にサンドバック練習で一旦膝を抱え込んでからスナップで打つイメージで 回蹴を打ってみたら、最初は一見スローモーなのに急加速して受け手をパチンと言わせる蹴りが打てた。 やはり、自主練習でやっていることは間違っていないようだ。

続いて形の練習の後、組手練習。本日は、刻み逆突と受けを繰返し練習する。どうも刻み突きの威力と 正確さがないので、構えた相手の手をミットの代りに刻み逆突を正確に当てる練習をする。受ける側も、 相手の突きの的になる自分の掌が正中線にないと練習の意味がないので、正中線からずれていたF君に注意する。 刻み突きの牽制の意味を、猫だましや掌底打ちで分かりやすく解説する。高校の時に黒帯を取った一年生のKD君 以外は3本目の返しのタイミングが遅いので、私は返しの返しを打ってそれを身体で理解してもらう。 みんな何とか、段々と返しのタイミングが速くなってきた。KD君は刻み逆突で、逆突はものすごく速くて 私も受け損ねるとことがあるのだが、惜しむらくは練習不足で刻み突き・逆突ともに伸びが今一歩。 本人も言っていたが逆突の時の腰の回転が甘いのと、私が感じた刻み突きの踏込不足。特に最初の刻みが 甘いので、試合では刻み突きを見切られて、逆突を打つ前に返される恐れがある。経験者なのですぐに修正 してくると思うが、一応注意はしておいた。動体視力と反射神経がいいF君とともに、今後がとても楽しみな二人だ。 頑張って下さいね。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・自然体から腰を落として前屈立になる時に、膝が上下にぶれるので直すこと。
・技を極める時は、技がぶれないようにする。
・(腰を落とすことが真髄の)松濤館流の基本は練習していないとできなくなる。
 だから常に練習することが大事。
・内受は下から上に受けるのではなく、真横に受けて相手に対して防御の壁を作る。
・手刀受は最後に捻ることによって、相手の突きを弾き飛ばす。


12.10.26(金) 名大道場金曜練習

昇級審査
基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:平安初段〜三段
組手:前蹴・追突、刻み回蹴・逆突

今週はいろいろと忙しかった割には、家庭の状態が落ち着いていて自主トレが結構できた。 土:いつものように名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ。日:筋肉痛のため ジョギングで身体をほぐす。月:仕事前に会社体育館で軽く形の朝練、勤務後は基本・形・組手練習。 火:同じく軽く朝練、勤務後は形・組手練習。水:軽く朝練、勤務後は軽く筋トレとジョギング。 木:軽く朝練で形とサンドバック練習。先週の金曜日からできる時には、仕事前にほんの少しだが 朝練習をやるようにしている。身体が完全には目覚めていないのでせいぜい全力の7〜8割ぐらいの 練習であるが、それでも正しい姿勢や技を意識してやるとたとえ短時間でも非常に良い練習になる。 身体だけでなく頭もバッチリ目覚めるので、その後の仕事の効率もよい。今まで仕事前に体育館で ランニングをやってから出勤したことは過去に何度もあるが、空手の練習をやってから出勤したのは 記憶に残っている限り先週が初めて。家庭の事情でできない時は仕方がないが、できる時には 朝練を続けていきたい。 それも「頑張って」やるのではなく、「やりたいから」やるという 今の気持ちを大切にしたい。頑張ることも必要だが、それだけでは長続きしない。「好きだから」 「やりたいから」「鍛えたいから」「強くなりたい」「負けたくない」‥ こうした単純でも プラスになるモチベーションこそが大事。

今日も仕事前に会社体育館で、観空大、壮鎮、燕飛の形を軽く練習。バッチリ目覚めて覚醒した 頭でさっさと仕事を片付けて名大道場へ向かう。本日は、まず新人のKD君と2年目のF君の昇級審査から 始まる。二人とも日頃の練習成果を発揮して見事に昇級、おめでとうございます。黒帯を目指して、 これからも一層頑張ってくださいね。昇級審査の後なので、移動基本の練習も師範からいろいろと ためになるご指導をいただいた。 「基本で締まった立ち方ができてこそ、組手で崩して構えても瞬時に締まる 。組手の構えは基本ができていることが前提。したがって、基本と形の立ち方は締まっていないといけない」 との師範のお言葉。 騎馬立の足首の内側への締めは、股間を即座に防御する体勢である。前屈立の前足と 後足を平行にするのも同じ。私は最近なってようやく三戦立や猫足立の意味が理解できるようになってきた。 どちらの立ち方も、最初から股間を防御するように内股を締めている。股間を含めた身体の中心軸、 すなわち正中線を守るのがどんな武道でも基本である。

続いて平安の形の後、組手練習。前蹴・追突でF君が後足を寄せた時に右側に寄ってしまって、 追突を斜め右から突いていたので、師範から真っ直ぐ相手に寄せるようにとのご指導があった。 実は私も最初の一本目は同じような突きになっていて、それを自分で自覚してすぐ修正したの。 基本は、相手の腹に向かって自分の腹をぶつけるようにして突きを打つのが正解。足が前進する方向と 突きの方向を一致させることによって、物理学的に最大の力を出そうとすると感覚的にはそうなる。 これは逆突でも全く同じ。斜めから突くことは試合の流れの中ではありえるが、このような基本練習では やってはいけない。19時まで練習して汗を流した後、名大近辺で一番安くておいしい居酒屋で 昇級審査の打上げ。OBのTKさん、大学院生のT君、他道場のSP君も来てくれて、総勢7名で 空手談義をさかなにおいしくお酒をいただく。新人のKD君の顔が飲んでも全く変わらないことが発覚。 童顔のかわいい顔をして本人は謙遜しているが、実はものすごく強かったりして‥。ともあれ今年も あと2か月と少し気合を入れて頑張りましょう。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・上受の位置は、額から拳一つ分。隙間を開けすぎないこと。
・受けをしっかりと極めてから逆突を打つこと。
・蹴上を打った後、蹴り足の足裏が見えるぐらい円を描くようにして戻すこと。
・騎馬立の足首の締めは、瞬時に股間を防御する体勢。それが武道の構えだ。
 足先を外に向けた四股立では、防御が遅れる。
・前蹴追突で、後足を寄せる時に相手に向かって真っすぐ突きを打つこと。
 そうしないと、突きが斜めから入るため威力が横に逃げてしまう。
・身体の軸はぶれるのが普通。それを意識してぶれないようにするのが空手の修行。


12.10.18(木) 今週は名大道場金曜練習に参加できず自主練習

今週も涼しく運動には絶好の日が続くので、せっせと自主トレに励む。先週は疲労がたまって 身体が重く感じたので、土日はストレッチとランニングで身体をほぐす。 トレーニングは、栄養、 休養(睡眠も)がセットになっており、「休養もトレーニングのうち」という言葉もある。疲れを 感じた時は休養が一番で、それも余程の疲労でない限り完全休養よりも身体を軽く動かす積極的休養の 方が早く疲労が取れる。 週明けは、勤務後に会社体育館で汗を流す。月:自然体中段突、騎馬立三本突、 スクワット蹴、自然体前蹴・回蹴、移動基本、平安二段・燕飛・二十四歩の形、壁相手に打込み、 ハーフスクワット200回。平安二段は、先週の金曜練習で師範からご指導いただいた受けの時の 足の横幅に注意して練習して、確かに足の横幅を狭くすると開始線の位置に戻れることを確認できた。 火:昇段審査用移動基本、慈恩・抜塞大の形、組手練習、ハーフスクワット500回。 水:十手・観空小・壮鎮の形、組手練習、組手スタイルのハーフスクワット左右20回×5セット。

今日の木曜日は、少し早目に会社体育館に来て、勤務前に慈恩の形の練習で軽く汗を流す。 勤務後は、自然体から追突、自然体から受け、自然体での連蹴、観空大の形を練習してから、 いつものサンドバック練習をやる。刻み突き、前蹴、中段逆突、中段回蹴、上段逆突、上段回蹴の 順番だが、突きの練習の後は必ず壁相手に突きを止める練習を入れる。また、それぞれのサンドバック 練習の間には、組手スタイルのハーフスクワット(左右各60回)を入れたので結構な練習量になった。 「歳を取るにつれて筋トレは数モノをこなすとよい」と師範も仰っていたが、プロレスの神様と 呼ばれる故カール・ゴッチ氏も、歳を取ってからも1万回のヒンズースクワットで体力を維持していたそうだ。 私の世代以上の人には説明の必要はないと思うが、「神様」カール・ゴッチさんは「鉄人」ルー・テーズさんと プロレスの一時代を築いた人で、身体を後に反らして相手を投げるジャーマンスープレックスホールドの 名手、そして日本でもアントニオ猪木など数多くのプロレスラーを指導している。 カール・ゴッチさん曰く、 「若い頃の練習は"Should(すべき)"だ。しかし年を取ったら、練習はmust(しなければならない)だ」 まさに、素晴らしい名言。歳を取ったらトレーニングしないと駄目になるからMUST。 私も、身体が動く限りはトレーニングを続けたいと思います。押忍、ありがとうございました。


12.10.12(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、自然体前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、二十四歩
組手:ガードを解いて逆突を打たせて受けながらカウンターの上段突、刻み逆突vs受けと返し

今週は特に後半に入ると、朝晩はめっきりと涼しくなってきた。9月までのように少し練習 しただけで汗まみれになることもなくなって、空手の自主練習も暑さに耐える辛さはなくなった。 涼しくなってみるとこれまでの自主練習が、暑さに負けてあまり空手の練習になっていなかった ことを感じる。それでも最低限の技と体力は維持できるのでやらないとダメで、 最近「トレーニングとは下りのエスカレーターを登るようなもの」という言葉を耳にしたことが あるが正にその通りと思う。特に歳を取れば取るほど、何もしなければ下り一直線でそのまま 老いることになる。 「生涯空手」を目指す以上は、それだけは何としてでも阻止せねばならない。 土:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、筋トレの合間に空手練習をやっている のは私ぐらいで実質的な休憩時間のないトレーニング。日:ランニングで筋肉をほぐす。 月:会社体育館で基本、燕飛・二十四歩の形、組手練習。自然体前蹴・回蹴交互を金曜練習は60本だが、 100本に挑戦してみたらさすがにヘロヘロになった。しかし、9月までは60回でへばっていたのは暑さで 精神的に負けていたのであって、体力的な限界まで追い込んでいなかったことを実感する。 空手に限らず武道は「心技体」が大事なので、体力もさることながら暑さで集中できなかった 技の面を充実させていきたい。火:移動基本、慈恩・抜塞大・観空小・観空大の形、組手練習。 水:平安初段〜五段・十手・壮鎮の形、組手練習、軽い筋トレ。木:サンドバック練習、上段回蹴の コツがもう少しで掴めそう、突きと同じく押し込むのではなくサンドバックを凹ませて穴を開ける感覚。

今日の金曜日の名古屋の朝は少し寒いぐらいで、昼間に一旦24.4℃まで上がったものの、 夜にはどんどん冷え込んで今は朝より寒くなっている。今日の名大道場の練習メンバーは、 主将のF君、OBのTKさん、そして私の3名。まずは騎馬立、前屈立、後屈立で200数えて 耐える練習から。私は途中参加だったので、後でTKさんと一緒に練習する。続いて移動基本。 再来週にF君が昇級審査を受けるので、師範から丁寧なご指導を受ける。私も自分の基本を見直す上で 大変勉強になった。 形の練習でも「前屈立での受けは横幅を狭くすること」というご指導をいただき、 平安二段と観空小の形でなぜ開始線の位置に戻れないのかという長年の疑問が一気に解消した。 平安四段は前蹴から裏拳の時の踏込、平安五段は飛んで十字受の時の横への移動がそれぞれ小さいために 開始線に戻れないということは何度も練習しているうちに分かったが、平安二段と観空小だけは戻れない 理由が分からなかった。空手に限らずこれまで分からなかったことが分かると本当にうれしい。

最後は組手練習で、ガードを上げてスキを作って相手に逆突を打たせて、受けながら上段突の カウンターを返す練習。久し振りにやると、カウンター突きの間合いが難しい。普通に突くと 相手に当たってしまうので、突きの射程を加減する必要がある。しかし当たるのを避けるために、 私の突きは無意識に少し横に反れていると師範からご指導をいただく。前日のサンドバック練習で 上段逆突を当てる練習をしているが、上段逆突をギリギリで止める練習を最近やっていなかった ためと思われる。刻み突きはサンドバック相手に当てる練習も、壁相手に止める練習もやっているので、 その後の刻み逆突の攻防の練習でも相手顔面のギリギリの刻み突きが打てる。 やはり練習は 正直で、決して裏切ることはない。練習でやっていることはできるし、やっていないことはできない。 受けもさることながら、刻み突きを出したままで相手をしっかり牽制した上で逆突を打つことに 重点を置いて繰返し練習する。本日の練習、大変お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・前屈立移動は、後足の膝を前足の膝に素早く寄せること。
・後屈立の状態は、少し前傾気味にする。
・形の前屈立での受けは、横幅を狭くすること。意味は相手から見た面積を最小にする。
・形を打つ時は、そうしないと開始線の位置に戻れない。
・基本の動作では、両肩の位置は同じ高さ、上体の軸は真っ直ぐ立てる。
・単純な動作だけに、下段払で癖が出やすい。形の動きの中でできるようにすること。
・平安二段の最初の挙動は、左右の手を前後にずらさないと平行四辺形ができない。
・平安三段の縦手刀を伸ばしてから少し引くのは、相手の腕を掴んで次に追突を打つ意味。


12.10.05(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、自然体前蹴・回蹴交互、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段
組手:前蹴・追突、刻み回蹴・逆突、相手の前手を押下げて逆突、同じく押上げて逆突
    同じく押上げて払って逆突

今年は台風の当たり年なのか、台風が多い。週末にも台風17号がやってきて、私のブログ友達の 沖縄の人は台風17号の暴風で倒れた大木が飛んできて自宅に置いてあった車がつぶれたそうだ。 道路ではトラックや乗用車が横転していたらしい。台風17号は名古屋にも9/30日曜日の18時頃に 最接近したようだが、息子がトレーニングしたいと言うので台風の強風と断続的に降る大雨の中を 名古屋市のスポーツセンターに出掛ける。土曜日に筋トレができなかった私は、空手練習を兼ねた 筋トレ。 他にも台風なんて関係ないよというボディビルダーや筋トレマニアがいて、私や息子も 同類なのかなと思いながらトレーニングに励む。 月曜日以降は、陽射しが強いが台風一過の 爽やかな天気が続く。月:移動基本、燕飛・二十四歩の形、壁相手の打込み、火:移動基本、 慈恩・抜塞大・の形、組手練習、水:平安初段〜五段・十手・観空大・観空小・壮鎮の形、組手練習、 木:サンドバック打ち、軽い筋トレ。最近涼しくなってきて身体の感覚に集中できるようになって、 前屈立移動が全然できていないことを感じる。前足を内側に締めた状態からの移動は、どこかで 前足を開かなければいけないが、この時に微妙にかかとが浮いている。右前の時はいいのだが、 何故か得意構えの左前がだめで、やはり左足のかかとが浮いている。左足首が硬いのかな。 納得がいくまで、何度でも練習したい。この移動しながら両足の足裏を床から離さない感覚は、 スピードをつけると非常に分かりにくい。スピードに騙されると、できているようで全然できていない ことが往々にしてよくある。

金曜日の今日は仙台出張の可能性もあったが幸い他の人が行くことになって、いつも通り 名大金曜練習に向かう。本日の練習メンバーは、新主将になった2年目のF君、新人だが経験者のTD君、 OBのTKさん、そして私の4名。まずは移動基本の練習から。学生たちはスピードを落として 正確に練習する時も結構力が入っているが、私は上記の感覚と技を極めることを意識して練習する。 今何を狙いとして練習しているのか、という目的意識を持って練習することの大切さを最近は しみじみと感じる。動作が単純な筋トレでも「意識性の原則」というのがあるが、意味は全く同じで 意識が筋肉をコントロールしなければ練習効果は上がらない。 そして、この基本や形の 練習で作った身体(体力、基本動作)があってこそ、組手が上達するという師範のお言葉も段々と 実感を持って理解できるようになっている。形の技でも全て何らかの意味があるので、それを 理解・意識して練習しないと形も上達しないし、実際に応用できず使えない形を練習しているだけに なってしまう。

最後は組手練習。本当にマスターしている技が数個あれば十分という師範の信念のもと、組手の 基本技を繰返し練習する。「前足の踏込、後足の寄せ」、これがある程度維持できれば50代になっても 二十歳前後の学生相手でも十分に練習相手になってやれる。左膝と腰に古傷の爆弾を抱える私には 実際に維持するのは大変だが、これも生涯空手の修行の一つ。身体が動く限り頑張りたい。 気合で行く「剛」と柳に風の「柔」の使い分け、形でもそうだが組手も同じ。そして、人生もそうありたい。 空手は人生に色々なことを教えてくれる。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・「勝って奢らず、負けて悔やまず」、武道の精神は皆同じ。
・基本と形で作った身体があってこそ、組手が上達する。
・前屈立は前足首を内側に締めて、後足のかかとを浮かさないこと。
・騎馬立の足首の締めは、平安三段の最後の見せ場なので練習のこと。
・騎馬立ができれば、前屈立の前足首の締めも全く同じ。
・平安二段の貫手の添え手は、相手の突きを上から押えて受ける意味がある。
  従って、添え手の位置は肘の下であって、脇の下ではない。
・形の技には全て意味がある。それを知った上で練習すること。
・本当にマスターしている技が数個あれば十分。
・相手がウエーしても届くように突きを打つこと。
・後足が居つかないように、前に寄せること。
・相手の腕を掴んだままでは残心は取れない。手刀で相手の前手を制すること。


12.09.28(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から追突、上受、外受、内受、手刀受、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
    移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、向い合って前蹴・追突、同じく刻み回蹴・逆突
形:平安初段〜三段、二十四歩
組手:刻み逆突vs受け(左左、右左、混ぜる)

今週も涼しい日が続き、気持ちよく空手の練習ができる。土:ジョギングで身体をほぐす、 日:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、月:会社体育館で移動基本、 燕飛・二十四歩の形、組手練習、火:昇段審査用の移動基本、慈恩・抜塞大・観空小・壮鎮の形、 組手練習、水:平安初段〜五段・十手・観空大の形、組手練習、木:サンドバック練習と 会社体育館のマシーンで軽く筋トレ。涼しくなってきたので、ある程度は追い込む練習ができる。 月から水の組手練習、木のサンドバック練習は1人練習とは言ってもフラフラになるまでやった。 心の底に相手がいないことによる精神的な甘えがあることを考えると、これぐらいでちょうどいい。 一般的には技の上達のためにはフラフラの状態での練習は好ましくないのだが、それでも 見えてきたものがある。サンドバック練習での上段回蹴、上体を倒すと上段を蹴りやすいのだが、 その上体の倒し方が間違っていた。フラフラになりながらも、蹴り足を抱え込む時から上体を後ろに 倒すと、今までと別次元の蹴りが打てることに気付いた。考えてみると、これまでは抱え込みの初動で 上体を横に倒していた。ゆっくりと回蹴をやるとそうなるが、それでは回転軸のブレが大きくなる。 正解は最初から上体を後ろに倒して、回蹴の回転軸を動かさないことだ。サンドバックの中段を 蹴る時はそういう蹴りになっているのに、どうして今まで気付かなかったのだろう。 この歳になっても、いまだに新しい発見がある。これだから、空手の修行は本当に面白いな‥

今日の名大道場の練習メンバーは、OBのTKさん、2年目のF君、そして私の3名。まずは、 自然体から後足を棒のように伸ばして前に倒れ込んで突き・受けの練習。この練習と後足の寄せを 速くすることによって、移動基本の動きに切れが出る。私も自然体から追突だけはいつも自主練習で やっている。そして後足裏を床から浮かさないこと、腰から前に出ることがポイント。日頃の師範の ご指導を思い出して練習する。そして、その感覚を忘れないようにして移動基本を練習。 前蹴と回蹴は実戦形式の練習で、向い合って前蹴・追突、刻み回蹴・逆突を練習する。刻み回蹴・逆突は 私の得意技なので、ついつい反対構えでも目一杯に追い込んでしまう。フラフラになってしまったが、 私はそれでよいと思っている。利き手の反対の左逆突も前日のサンドバック打ちの感覚が残っているので、 相手の腹の皮一枚を思いっ切り突く。 私は単なる根性練習は大嫌いだが、こうしなければ成り立たない という原理原則に基づくものには仕事でもそうだが、徹底的に追求しなければ気が済まない性質(たち)である。 要領のいい人から見れば損な性格しているんだろうなと思いつつも、真理を追求しようとする者は こうでなくてはならないとも感じる。

続いて形の練習は、平安初段〜五段を全員で練習した後、OBのTKさんと一緒に二十四歩の 練習をする。私は最近は二十四歩の形は乱れた呼吸を整えるためにやっている程度で、あまり真剣に 練習していない。私にとって、どうもこの形は力をいれるとダメなようだ。師範から最後の三戦立での 掌底突の時に正中線が横にぶれるので注意することとのご指導を受ける。鏡を見ると確かにぶれている。 掌底突で脇を締めることを意識しすぎて、正中線のブレを抑えることがおろそかになっていたようだ。 以前に師範曰く、「できているつもりで、実はできていない」。今日のご指導は、まさにそれである。 最後は、刻み逆突と受けの組手練習。足の送り、刻みでの牽制を重点的に練習する。特に「刻み突きを すぐに引かずに、相手の顔面を捉えたまま前進しながら逆突を打つ」基本を意識して繰返し練習する。 本日の練習、大変お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。 逆突)

師範のお言葉
・自然体からの突き、受けは、後足を棒のように伸ばしたまま前に倒れ込む。
・その感覚+後足の寄せを速くすることを意識して移動基本を練習すること。
・受け逆突は、まず受けで身体を締めてから逆突を打つこと。
・外受は鉄槌で相手のこめかみを打つように受ける。(ただし受けの位置は中段)
・二十四歩の最後の三戦立での掌底突きの時に正中線が横にぶれるので注意すること。


12.09.21(金) 名大道場金曜練習に参加できず会社体育館で自主練習

基本:自然体から追突、移動基本三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:燕飛
組手:サンドバック打ち

台風16号が去った後、今週は特に朝晩は目に見えて涼しくなって過ごしやすくなってきた。 しかし2週間前に腰痛がぶり返してから一向に直らず、腰を庇って姿勢が悪くなっているのか 先週末の会社の健康診断で身長が何と2cm近く低くなっていた。家庭での介護のせいもあるが、 これではいかんと頑張って自主練習で身体をほぐす。 腰痛とは長年の付き合いなので、急性症状が 収まったら身体を動かして血流を良くするに限る。そのままじっとしているのは最悪で、腰回りが 硬くなって腰痛がかえって悪化することは過去に何度も経験している。 先週の金曜練習の後の 土日は腰痛がひどいので、軽いジョギングに留める。平日は勤務後にもリハビリを兼ねて 会社体育館で自主練習に励む。月:移動基本、燕飛の形、 壁相手の打込み、火:慈恩・抜塞大・二十四歩の形、組手の練習、水:十手・観空大・壮鎮の形、 組手練習、そして、木:平安・観空小の形の後、前蹴→蹴上→前蹴→蹴込→前蹴→後蹴→前蹴→回蹴→ 前蹴→裏回蹴の順番で左右交互の蹴りを2回繰返し×2セット、組手練習。さすがに毎日これだけやると 疲労がたまったが、腰は多少楽になった。長年、空手を続けようとするなら、練習しながら 直すのが一番だ。

今日の金曜練習は残念ながら家庭の事情で参加できなかったので、早めに仕事を切上げて 帰宅しなければいけない時間まで1時間ほど会社体育館で自主練習する。普段の自主練習は ジャージでやっており、1週間に一度は道着に袖を通さないと何となく気分的に落着かないので、 今日は道着持参で練習する。刈谷の本社体育館では武道の道着を着るのは少林寺拳法ぐらいなので、 たまたま体育館にいた一般社員の人や女子バスケットボール部の人からは「おっ」という目で 見られて気分がいい。別に見せびらかすつもりはないが、 道着を着ていると心が引締まって、 突き・蹴り一つ打っても精神の締まりが技の締まりに現れるように感じられる。やはり、武道は 「心技体」だと改めて感じる。 基本・形を、前足の締め、足裏を浮かさないこと、腰を落とすことを 意識して練習する。

最後は、前日の木曜日にできなかったサンドバック練習。実際に正しく突き・ 蹴りを当てることは伝統空手の対人練習ではできないので、この当てる感覚を磨くことは 組手だけでなく基本・形での技の締めにも生きる。以前にも書いたが、押し込むのではなく 突き込む、サンドパックに穴を開ける感覚である。これがゲームセンターのパンチングマシーンでは、 計ることができない衝撃力を生む。物理学的に言えば「単位時間当たりの運動量の変化が大きいほど、 与える力は大きい」(Δmv/Δt=F) 穴を開ける感覚は、 最速で突いて引く、すなわち短時間で 運動量をプラスからマイナスにするのに等しい。こう考えると、空手の突きは極めて物理的である。 考える空手を実践したい。 押忍、ありがとうございました。


12.09.14(金) 名大道場金曜練習再開

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、自然体前蹴と回蹴交互、蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段
組手:足払い逆突(右足、左足)、刻み逆突vs受け(左左、右左)

さすがに9月も中旬に入ると、残暑が厳しいながらも朝晩は過ごしやすくなって秋の気配を感じる。 運動して汗を流すには良い季節になってきた。先週からひどくなっいている腰痛が直らず、土日も 軽くジョギングしたり、プールで泳いだり水中ウォーキングでほぐす。その甲斐があって急性症状が 治まってきたので、ストレッチを兼ねて月曜日は軽く移動基本と燕飛を自主練習。ただしそのままでは 足腰が鈍ってしまうので、屈伸蹴りで鍛える。それもただの屈伸蹴りではない。 前蹴→蹴上→前蹴 →蹴込→前蹴→後蹴→前蹴→回蹴→前蹴→裏回蹴の順番で左右交互の蹴りをやる。そして、これを 2サイクル繰返して1セットとする。1セットで合計40本の屈伸蹴りになるが、3セットやったら、 さすがにフラフラになった。 この練習は私がたまにやっている良い鍛錬法だが、バテテくると蹴りが不正確になるので、 正しい蹴りを打つ練習は別にやる必要がある。火曜日:慈恩、抜塞大、二十四歩の形と筋トレ、 水曜日:サンドバック打ち。このサンドバック打ちで踏み込んで突く練習をメインにやったが、 疲れが出て体調があまり良くない時に頑張ったためか、右足のふくらはぎを痛めてしまい一時は 階段の上り下りに支障が出るほどだったが、湿布で冷やしたり風呂でのマッサージなどのケアで 何とか金曜練習に間に合わせる。練習法の創意工夫とともに、やはりケアは大事だと痛感する。

さて、今日の名大金曜練習の参加メンバーは、2年目に入ったF君、新人のKD君、OBのTKさん、 そして私の4名である。外は少し涼しくなったとはいえ、風通しが悪い体育館が道場なので、少し 移動基本の練習をやっただけで汗がしたたり落ちる。師範から前屈立の後足を床から話さないこと、 前足を内側に締めることについてご指導があった。前足の内側への締めについては、足払を受けた時に 身体の安定性を保つためと理解していたが、師範のご説明でそれはそもそも前膝が安定するから 足払でぐらつかないのだと分かった。なるほどと、思わず唸る。 基本の技には、すべて何らかの意味がある。 そして理解したつもりでも、根本には更に深い意味が隠されている。これだから空手は止められない。 基本、形と練習した後、後半は組手の練習。先週に続いて足払を練習する。ローキックの反則に ならないように注意して、「相手の手足を泣き別れ」、「相手の足のくるぶしを払う」を念頭に置いて 繰返し練習。 師範曰く、 「何とか技をモノにしようと繰返し練習した人だけが、本当に技を使えるようになる」 最後は、基本技の刻み逆突と受けの練習を10分ぐらいやって、本日の練習終了。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本と形では、前屈立の後足は床から浮かさないこと。
・前屈立の前足を内側に締めることによって、前膝はぐらぐらせずに安定する。
・基本ができていないということは、松濤館流の技の意味が理解できていないということだ。
・ただし、組手と基本は別物。
・手刀受は捻りながら受けるから、相手の突きを受けることができる。
 そして手刀受の受け手で、そのまま掌底打の反撃ができる。
・何とか技をモノにしようと繰返し練習した人だけが、本当に技を使えるようになる。
・足払は、相手のくるぶしを払う。
・右足払には返し技がある。


12.09.07(金) 名大道場金曜練習再開

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴、自然体前蹴と回蹴交互
形:平安初段〜三段、二十四歩
組手:足払い逆突(右足、左足)

皆様、大変ご無沙汰しております。あれほど暑かった夏もそろそろ陰りが見えてきて、残暑の中にも どことなく秋の気配が漂ってくるように感じます。師範がみえない夏休み中も新人のF君が名大体育館を 予約して毎週金曜日に自主練習を設定してくれたので、私も身体を鈍らせることなく猛暑を乗り切る ことができました。新人のF君には感謝です。また彼は夏休み中に、それまで私が先導していた練習後の 道場訓の唱和も先導できるようになって、本当に頼もしい。私もこの名大道場の自主練習以外に、 勤務後に会社体育館であまりの暑さにへばりながらも何とか週3回、30分から1時間の練習を継続。 また毎週土曜日は、名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレで汗を流しました。 おかげで、 夏バテとは無縁で過ごすことができました。本当に、空手は健康維持に良いですね。 ただ身内に要介護の 家族がおり、8月に入ってから時々不安定になるを面倒見る状態が続いているのだが、体重が110kgもあるので さすがの私も腰を痛めてしまった。今週初めぐらいから腰痛がひどいのだが、それでも長年の腰痛との 付き合いなので急性症状の時は無理せず、痛みが収まってきたところで騙し騙しつつ空手練習やストレッチで 腰痛をほぐす。

約1か月振りの今日の名大道場の練習メンバーは、新人のF君、OBのTKさん、そして私の3名。 まずは移動基本の練習から始まるが、久し振りに聞く師範の号令は新鮮で、身体はその号令に喜んで反応してくれる。 師範から、突いた後で突き手を捻りながら引く動作の意味についてご指導があった。私は新人のF君が 入部した時に突き手を引く動作は背後の相手を猿臂を打つ動作と説明したが、師範のご指導のように 捻って引く動作自体にも意味がある。腕を捻ることによって相手に掴まれた手を外す動作は、初心者の形でも 平安初段や三段にあり、他にも観空小など色々な形に出てくる。受けが締まる位置にも丁寧なご指導があった。 受けが締まっていれば、受けは単なる受けではなく、攻撃技に応用できる。外受は鉄槌、内受は背刀や背手打。 いずれも接近戦の技である。 私は腰の状態が良くないため上体が少し前のめりになって師範からご指導を いただいたが、名大道場と会社体育館で自主練習を続けただけあって身体は動く。やはり、「練習は嘘をつかない」

師範から、武道の立礼についてのお話があった。 これは別に武道に限ったことではないが、正しい立礼は 両足を開かずに揃えて、両手は伸ばして太ももの横に付ける、背中を伸ばして腰から前に約30度曲げる。社会人なら常識、 日本の武道の世界なら剣道、空手、合気道など、どんな武道でも共通なはず。それが、先日のオリンピックの 試合を見る限りどうも柔道ではできていない人が多いようだ。何故かなと思うのだが、インターネットで調べると やはり柔道でも両足の踵をつける、いわゆる直立不動の姿勢から立礼をするのが基本のようだ。オリンピックの 柔道の試合でのあの足を開いて、拳を握っての立礼は一体何だったのだろうか‥

移動基本に続いて、形と組手を練習する。基本と形は一人でも練習できるが、組手は相手がいないとだめだ。 しばらく振りに足払いの練習をしたが、師範から、払う位置が高いとご指導を受ける。腰痛のせいで思い切って 踏み込めないこともあるが、あの「土踏まずで相手の足のくるぶしを払う」という感覚を忘れてしまっている。 足払いも右足と左足の2つの技があって、師範は左足の方が簡単と仰っていたが、私はいつも練習しているので 右足の足払いの方が得意だ。足払い・逆突の他に、足払い・回蹴のバリエーションもあってお気に入りの技。 しかし、師範のお言葉の通りどちらも使えなければモノにならない。最後は2種類の足払いをランダムに 使う練習をやって、本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・立礼はどんな武道でも共通だ。
・中段突で突き手を捻りながら戻すのは、相手に掴まれた時に外す意味。
・受けが締まる位置は1箇所しかない。
・上受は頭との間に拳一つ、外受と内受は脇と肘の中間のところに拳一つ入る。
・平安三段の最後は縦拳でなく正拳。縦拳では衝撃に弱い小指側が当たってしまう。
 拳の小指側は、強打者のボクサーがよく骨折する箇所だ。
・二種類の足払いが使えて、初めて足払いがモノになる。
・足払いの時、相手の手と足を泣き別れにさせて体勢を崩す。
・足払いの位置はせいぜい床から10cm。それより高いとローキックの反則になる。
・相手の腕を掴む時は、親指と小指でロックする。


12.08.03(金) 東京への私用のため名大道場金曜練習参加できず

今日は残念ながら東京に出掛ける用事があって、名大道場の練習は欠席。師範がみえる 夏休み前の練習は本日が最後なので、とても残念。しかし、夏休み中も学生が自主練習 したいと言うので、コーチとして私もできるだけ参加しようと思っております。 昨年の秋に入部したばかりの学生が、自主練習したいと言うまでに成長したことは 本当に嬉しい。

誠に申し訳ありませんが、空手練習日記は9月の正式練習再開まで お休みとさせていただきます。よろしくお願いいたします。m(__)m


12.07.27(金) 名大道場金曜練習→打上げ

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、前屈立前蹴、移動基本蹴上、蹴込、回蹴
組手:すり抜けの刻み回蹴・倒して下段突
形:平安三段

今週は予想通りの猛暑が続く日々で、あまりの猛暑に自主トレも少し抑え気味となる。 猛暑になる前の土曜日は、いつもの名古屋市のスポーツセンターで 筋トレを兼ねた空手練習。翌日から翌々日まで下半身に筋肉痛が残るぐらい、下半身を中心に鍛える。 スピードと柔軟性重視の実戦的な筋トレで高重量の負荷はかけないので、一見たいしたことがないように見えるが 運動エネルギーは速度の2乗に比例するので一瞬の負荷は物凄い。 例えば3kgのダンベルを左右に持って無負荷と 同じスピードでワンツー(空手の刻み逆突)を左右交互に打つ練習は、真剣にやると10回しか持たない。 それも腕だけでなく、下半身の踏込み、腰の回転も入れて目一杯やるので、全身の切れを鍛える筋トレになる。 涼しい週末が一転して暑くなり出した月曜日は、何とか基本・形・組手の練習が一通りできたが、猛暑が 始まった火曜日は慈恩・抜塞大の形と組手練習、水曜日は軽い筋トレの後で平安と十手の形、木曜日も 軽いサンドバック打ちで、1週間を通じていつもの自主トレに対して腹八分目といったところ。

今日の名古屋は、なんと最高気温が36.6℃まで上がった。18時でも34℃近いめちゃくちゃな暑さの中で、 本日の名大道場での練習が始まる。練習メンバーは、大学院生のT君、新人のF君とKD君、晴れて正式な 黒帯となった他道場のSP君、そして私の5名。まずは、移動基本の練習から。蹴込と回蹴は、 蹴った体勢を数秒保持する練習が入る。以前にやったことがある練習だが、久し振りにやるとうまくできない。 私は2〜3秒ぐらいかけてゆっくり蹴上を打つ練習や、回蹴を蹴った後で抱え込みの姿勢を保持する練習を 自主トレでやっているが、やはりやっていない練習はできないことを痛感する。 また、後で師範からご指摘を いただいたが「蹴りで首を傾ける癖」が直っていない。自己満足の練習では、何にもならないと改めて反省。 暑さに関係ないいつも通りの基本の練習が終わったころには、全員ゆでダコのように暑さでゆだっていた。

続いて、先週やった「すり抜けの刻み回蹴・倒して下段突」を練習する。今日は、反撃の回蹴も練習メニューに追加。 この下からの回蹴は、雲手(ウンスー)という上段者向けの形の中に存在するが、その応用と言えるのがこれ。 新人のF君が、多少の手心を加えたと言っても私の反撃の下からの回蹴をうまくかわしたのには驚いた。 高校時代に卓球で動体視力を鍛えただけある。回蹴の代わりに蹴込で反撃するようにとの師範のご指示に 私は右足の蹴込を出したが、これはT君がやった左足の蹴込が正解。彼が自分から倒れ込んだ瞬間に、蹴込の 来る軌道が分かったので下段突を止めたので蹴込は極まらなかったが、立派な防御になっている。 T君は最近は学業で忙しく練習に参加できていないが、さすがは駆け出しの新人とは違い年期が入っている。 最後は平安三段の練習で締めて19時まで練習した後、夏休み前の打上げ。ビール片手に空手談義で、 練習の疲れをいやす。猛暑の中、本日の練習大変お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・蹴った姿勢を数秒保持できれば、蹴りは思いのままに打てる。
・暑くてもしっかりと気合を出すこと。
・がむしゃらにやるだけの練習は、自己満足に過ぎない。
・鏡を見て常に自分の技、姿勢をチェックすること。


12.07.20(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、上受・逆突、外受、外受・逆突、内受、内受・逆突
    手刀受、手刀受・貫手、前屈立前蹴、向い合って回蹴打合い、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜四段、平安四段の指導
組手:すり抜けの刻み回蹴・倒して下段突
    刻み逆突vs左手・左手の受け、同じく右手・左手の受け、受け技を混ぜる

今週は東海地方でも梅雨明け宣言があって、30℃を大きく超える猛暑となった。自主トレは、 先週以上に暑さとの戦いとなる。準備運動やストレッチをやっているだけで汗まみれ。 土曜日:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、 日:精神状態が非常に不安定な息子を落ち着かせるため東山公園の一万歩コースを歩く、 月〜水:勤務後に会社体育館で基本・形・組手練習、木:同じく会社体育館でサンドバック練習。 汗まみれになりながら熱中症にだけは注意して練習したが、たった一人でよくやるものだと 我ながら思う。 しかし、おかげで猛暑にもばてることもなく心身とも健康でいられるのだから、 本当に空手をやっていて良かったと思う。

さて、今日の金曜日はカンカン照りの前日までと違って曇っていて時々雨が降る不安定な天気。 蒸し暑さはあるが、前日までの猛暑は一息ついた。本日の名大道場の練習メンバーは、新人の F君とKD君、他道場の黒帯のK君、そして私の4名。K君は日曜日の大会で、形の部の上位に 食い込んだそうだ。日頃の練習の賜物と思います、おめでとうございます。本日の練習は、移動基本から 始まる。私は暑さに負けずに、腰を落すことを意識して練習する。 暑いからといって、集中力もなく 漫然と練習していてもダメなのだ。何か目的意識を持って練習しないと、ただの体力トレーニング、 そして単なる耐暑訓練になってしまい、空手の練習をやっている意味がなくなってしまう。

回蹴の練習は、相手と向い合って互いに打ち合う練習。この練習は実戦で使える回蹴の練習で、 回蹴を打ったら素早く相手の回蹴を受ける、受けたら即座に回蹴を打つ。要するに、「攻防一体」  回蹴を打ちっぱなしはダメ、回蹴を受けっぱなしもダメ。私は最初にゆっくり練習している時に、 蹴り足をためて打つことを試してみた。これは、スピードはゆっくりでもムチをイメージして打つ。 やってみると、思っていたより重い回蹴が打てる。私はサンドバック練習で中段回蹴を思いっ切り 打つ練習をやっているが、ただ力任せではダメで腰を中心にして下半身と上半身をうまく使わないと威力が出ない。 サンドバック練習をやっているうちに、逆突は腰を中心に下半身と上体を使うが、回蹴も全く一緒だということに気付いた。 逆突と回蹴は、腰を中心にして上体で技を出すか、下半身で技を出すかの違いでしかない。 従って、回蹴と逆突をセットで練習するのは 非常に有効だ。私が最近やっている練習は、逆突・刻み回蹴・回蹴・逆突のセットを左右交互に練習する。 これをやると、逆突も回蹴も反応が速くなる。松濤館流空手の創始者の船越義珍先生曰く、 「道場のみの空手と思ふな」「空手の修業は一生である」そして「常に思念工夫せよ」。

続いて形を平安初段から四段まで練習して、最後に組手の練習。まず相手の右側に一歩出て刻み回蹴を 打って(すり抜けの回蹴)、倒して下段突の練習。本当はすり抜けの回蹴が来たら、背後を取られないように 即座に相手の方に構え直すのが正解だが、今日は倒される練習も兼ねている。倒され慣れていないKD君は やはり少し危なっかしいので、後頭部を打たないように支えてあげる。倒れた時に反射的に首を起こすのも、 何度もやれば身に付くはずなので頑張って下さいね。締めは、刻み逆突と受け・返しの練習。暑いので 集中力が落ちて怪我しないように、皆に注意しながら練習する。大変暑い中、本日の練習お疲れさまでした。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本や形は、土踏まずを床から浮かさないこと。
・形の練習の3回目は、目一杯の力で練習すること。目一杯やれば、息が上がるはず。
・一番うまく形が打てるのは、目一杯の一歩手前。だから目一杯できる体力をつけること。
・最初から反撃を狙って、自分から倒れ込む戦法もありだ。
・倒したら相手の頭の方に移動すると、足技の反撃を受けにくい。
・倒された時に後頭部を打たないように、自分のヘソを見ること。


12.07.13(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、手刀受、手刀受・貫手、前蹴追突
    移動基本蹴上、蹴込、回蹴
形:平安初段〜三段
組手:相手の前手を押下げながら上段逆突、同じく押上げながら中段逆突
    上げて払って中段逆突、右手・左手で払って中段逆突、前蹴追突、刻み回蹴逆突

じめじめした蒸し暑い日が続いたり、梅雨の中休みで30℃を超える真夏日になったりで、 今週の自主トレは暑さとの戦いだった。いつも練習に使っている会社の体育館の卓球場やトレーニング室は、 大きな鏡があるのはとても良いのだが、風通しが悪くエアコンがないので夏はとても暑い。水分補給に 注意しないと、頭がくらくらする。 こんなところでたった一人でよく練習するものだと自分でも思うが、 暑さとの戦いも空手の鍛錬の一つだ。今週は、土曜日:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、 日:ジョギングで筋肉をほぐす、月と火:勤務後に会社体育館で基本・形・組手練習、水:基本・形の練習。 木曜日は2年半続いた仕事のプロジェクトの打上げがあったので、いつものサンドバック練習はできなかったが、 いいろいと忙しいのと暑さでバテ気味だったのでちょうどいい休養になった。

今日は九州方面で記録的な大雨が降るぐらいの非常に湿った空気が入っており、恐らく今シーズン一番の ジメジメした日だったと思う。少し動くだけで汗が噴き出る。本日の練習メンバーは、新人のF君、KD君、 そして私の3名。新人の二人は明後日の日曜日が大会なので、試合用の練習メニューなる。基本の練習は、 必要最小限の内容に圧縮、そして平安の形の練習。試合本番であがってしまって間違えたり、相手の間違いに つられて自分も間違えないようにとの師範のアドバイスあり。形を打ち終わった時に元の位置に戻ること とのアドバイスもあった。 空手の形は最初と最後が同じ位置になるように工夫されている。もし開始位置に 戻れないならば、何かがおかしい。私もそれがようやく分かってきた。 松濤館流の形で唯一、開始位置に 戻れない「珍手」という面白い形が存在するが、これは例外。この珍手は、最後にピョンピョンと後ろに飛んで 開始位置に戻る。

最後に、組手の試合のための実戦形式の練習。新人の二人が対戦する時には、私も久しぶりに主審の 練習をさせていただく。 審判の練習をすると、どうすれば技が有効になるか、何が欠けていると有効として 認められないかが本当に実感としてよく分かる。中段など気合とともに突き込むぐらいでないと、 なんだこれはと思ってしまう。審判の練習をすることは、学生へアドバイスする上で非常に参考になる。 まだまだ身体は動くので、「これが有効な技だ」ということを学生との練習で少しでも伝えられるように 私も頑張って練習する。二人とも技を出すタイミングと極めが今一つなので、メンホーを着けての自由組手の 後は、5つの技のみ自由で攻守を決めた練習を繰り返して試合に備える。組手の試合といえども、あせらずに 普段練習していることができれば、必ずポイントは取れる。勝てるかどうかは、相手の実力、相性、時の運も あるので、自分自身の努力だけではどうにもならないところもあるが、決して努力は無駄にならないと信じる。 明後日の大会、頑張って下さいね。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・形の試合は、相手を見ずに自分のペースで形を打つこと。
・形を打ち終わった時に元の位置に戻ること。位置の確認のために下を見ないこと。
・中段は少し強めに当てるぐらいでちょうどいい。
・中段を打たれて苦しむようでは、鍛えていない証拠で恥だ。
・普段から中段は腹筋で鍛えておくこと。
・上段は反則に対して厳しいので、メンホーに軽く当てる程度にとどめること。
・突きの極めで、足を浮かさないこと。
・相手が極め損ねた時が、最大の反撃のチャンスだ。


12.07.06(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前屈立前蹴、その場回蹴、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、平安二段の指導
組手:相手の前手を押下げながら上段逆突、同じく押上げながら中段逆突
    上げて払って中段逆突、右手・左手で払って中段逆突、前蹴追突、刻み回蹴逆突

いよいよ梅雨も後半戦となり、今日は会社で物凄い雷が鳴っているのを聞いた。大雨に なったところもあるらしい。と思えば、からっと晴れて30℃を超える真夏日になった日もあり、 今週は暑さに慣れるのが大変な1週間だった。土曜日:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、 日:雨で走れず家の階段を上り下り、月と火:勤務後に会社体育館で移動基本・形・組手練習、 水:形の練習、木:サンドバック練習。月火は本当に暑くて頭がクラクラしたため、熱中症に ならないように水分補給しながら練習した。最近、名大練習で師範から上体が前のめりになっている ことを時々ご指摘いただいているので注意して練習していると、 「腹を相手にぶつけるように 追突を打つこと」という師範の教えを思い出した。これは追突だけでなく、逆突でも同じであり、 腰を入れて打つという意味では蹴りにも通じる。大事なことを思い出して本当に良かったなと思う。

さて、本日の名大道場の練習メンバーは新人のF君、KD君、他道場の黒帯のK君、そして 私の4名である。暑さに負けないように、基本の練習から頑張る。師範から蹴りの30本ぐらい 全部力を入れて打てなければだめだとのお言葉。 組手で2分間フルに戦う方がもっと体力と精神力を使う。 これぐらいは最低限できて当たり前。暑くても関係ない。要は体力と集中力の維持。 学生たちはもう少し体力をつける必要がありそうだ。 続く形の練習は、まず皆で平安初段から三段を練習して、 私はF君に平安二段の指導。前屈立、後屈立の立ち方、技の極め、要所のスピードに重点を置いて 指導する。筋トレが好きなだけあってパワーはあるのだが、余分なところに力が入ってかえって スピードが遅くなったりバランスが悪くなったりしているので、目についたところをその都度直した。

最後は組手練習で、来週の日曜日にある新人のデビュー戦に向けて、試合ですぐ使える技を練習。 先週と同じ相手の前手を制する4つの技に加えて、前蹴追突と刻み回蹴逆突を練習する。 この2つはいくつかある私の得意技のレパートリーに入る。秘訣は、蹴りの後のノーモーションの 突きにある。平気で書くのは、たとえこれを読んでも簡単にはできないからだ。 蹴りと言えども、 手は防御態勢にある。防御態勢からそのまま突けば、最短距離を最短時間で突ける。ただそれだけのことだ。 とは言っても蹴りで防御を解かない練習、自由構えから位置を変えずにそのまま突く練習を何度もやらなければ、 この蹴り・突きのコンビネーションは速くならない。師範から「余分な動きをなくすこと」との ご指導があったが、このご指導の実践が今の私の技に生きている。他道場の黒帯のK君と一緒に、 新人の2人にこの極意を伝えながら繰り返し練習する。師範は、組手の練習は守る側は休憩できるので 楽と仰っていたが、さすがに30分も練習すると皆汗だく。本日の練習、暑い中お疲れさまでした。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本の蹴り30本を全て目一杯蹴れるだけの体力がないと、組手で2分間もたない。
・組手の試合で2分間フルに戦うために、基本練習で体力を鍛える。
・後屈立がしっかりとできているかが形の大事なポイント。
・相手の前手を制するためには腕力が必要。
・技自体のスピードは変わらなくても、余分な動きがなければ早く見える。
・技を覚えても何度も練習して使いこなせなければ、単に使えない技になる。


12.06.29(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前屈立前蹴、その場回蹴、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、平安二段・三段の指導
組手:相手の前手を押下げながら上段逆突、同じく押上げながら中段逆突
    上げて払って中段逆突、右手・左手で払って中段逆突

今週は梅雨らしく蒸し暑い日が続き、自主練習をしていてもすぐ汗まみれになって無理すると 熱中症になりそうだった。土曜日:名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ、 日:ランニングで筋肉ケア、月と火:勤務後に会社体育館で移動基本・形・組手練習、水:軽い 筋トレとジョギング、木:サンドバック練習。 月曜日の練習では、久し振りに折り畳みイス越しの 前蹴と回蹴の練習をやった。つらいだけと思っていたこの練習だが、最近は良さを再認識している。 特に回蹴は、折り畳みイスの背越しに正中線まで回し込もうとすると軸足を返さないとできないし、 イスの背越しに蹴り足を戻すためには返した軸足を戻さないとできないので、知らず知らずのうちに 軸足の返しと戻しが身に付く。従って回蹴が上手くなるには最適の練習方法なのだが、この練習の 唯一の欠点は、なぜ回蹴ができるようになったか分からないことである。私のように 不器用で苦労して軸足の返しを身に付けた人間は、こうすればできるということを身体と頭(理屈)と 両方で分かっているが、身体だけで覚えてしまうと何かの拍子にできなくなった時にきっと困る。

私も決して人のことは言えず学生時代は力任せの空手をやっていたので、40歳過ぎて空手を 再開した時に学生の頃にできていたことがなぜできないのかと散々苦しんだ。ヒントは師範の 基本練習のご指導で、「ゆっくりやる時は正確に、速くやる時は正確かつ速く」にあった。 このゆっくりやる時に、頭と身体の動きをシンクロ(同化)させて、身体の動きの意味を頭に インプットする。そうすれば、速くやっても頭が正確な動きを身体に命令する。そういうことだと思う。 蹴込は空手を再開してから苦手な技の一つだったが、これもYouTubeの動画で高段者の人が 蹴込の動作をゆっくりと数秒かけた練習をしているのを見て、これだと感じて私もやってみた。 最初は筋力・バランスがだめで全然できなかったが、1年ぐらい辛抱強く練習すると利き足の右蹴込は 何とかできるようになった。苦手の左蹴込も、ゆっくりやると水平以上には足が上がらないが こちらも曲りなりにできるようになった。これができるようになったので、ここ最近はサンドバック練習で 蹴込を思いっ切り叩き込む練習をしている。中段の威力は回蹴と互角の感触なので、組手の技としても 使えそうである。

さて、本日の名大空手道場の練習メンバーは、新人のF君、KD君、他道場の黒帯のK君、 最後の組手練習から参加した大学院生のT君、そして私の5名である。まずは移動基本の練習から始まる。 今日の体育館は非常に蒸し暑く、身体が慣れていないとこたえる。私は自主練習で先々週ぐらいから 熱中症に注意しながら練習しているぐらいなので多少は暑さに順応しているが、いろいろあって 練習間隔が空いたKD君には厳しかったようだ。形の練習の途中で気分が悪くなって暫し練習離脱、 組手の練習から復活。熱中症は怖いので無理しない方が良い。移動基本の練習では、基本の追突と 逆突の上体の締めに重点を置いて練習。どうも名大道場での練習が少ない人ほど、この基本ができていない。 「肩を前に出さずに、脇を締める」 これは突き手を押し引きされた時の安定性もさることながら、 実際にサンドバック相手に組手スタイルで威力がある突きを打とうとすると必然的にこうなる。 サンドバック打ちの練習でも基本に忠実にやれば、決して形を崩すことなく「こうあるべき」という 技の姿を身に付けることができると思う。師範の仰っていた「試割り」も全く同じで、正しい 技でできているかどうかを確認するものである。形の練習に続いて、組手の練習は相手の前手のガードを 崩して攻める練習。新人のF君、KD君のデビュー戦である7月の大会に向けて、何とか使えるように 何度も繰り返し練習する。暑い中、本日の練習お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本の正しい突きは脇を締めて肩を前に出さない。実はこの突きが一番威力がある。
・正しい突きができていれば、突き手を押し引きされても締まっていて動かない。
・蹴込は足刀をしっかり作ること。正しい足刀で当てなければかえって自分の足を痛める。
・試割りは、正しい技ができているか確認するためにやるものだ。
・前屈立の腰をしっかりと落すこと。前足を内側に締めて、後足と平行にする。
・形の最初の構えで上手い下手が大体分かる。自然体の構えは大事だ。
・上げて払う技は、相手の前手を完全に払ってガードがら空きの状態にして中段逆突
・攻めは前に出た方が有利。


12.06.22(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    その場前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段、平安二段の指導
組手:相手の掌をミットにして刻み・逆突を踏み込んで正確に打つ練習

今週も右足の内転筋(内股)の状態が思わしくないが、急性症状の痛みはもうなくなっているので、 先週に続いて練習しながら直すことにする。 この歳になると筋肉や関節の状態が良くないからと言って 、何もしないで安静にしていると回復が遅くなるばかりか逆に悪化する。 ほんのちょっとだけ無理する程度の負荷をかけて(加減が難しいが)、血流を良くして新陳代謝を活発にするのが一番である。 歳を取ると怪我の治りが悪い理由の一つは老化により新陳代謝が衰えることにあるので、活発な新陳代謝の 維持は理にかなっていると思う。土曜日:名古屋市のスポーツセンターで空手の体力トレを兼ねた筋トレ、 日曜日:ジョギング、月曜日:基本・形・組手練習、火曜日:台風のため早めに帰宅して自宅で基本練習、 水曜日:平安初〜五段、慈恩・燕飛・壮鎮・抜塞大を3セット、組手練習、木曜日:サンドバック練習。

月曜日と水曜日は台風や梅雨前線の影響で非常に蒸し暑かったため、熱中症にならないように注意して 練習する。それでも多少は負荷をかけ無理して練習しているので、会社体育館にあるウォータークーラーで 水分補給するとともに、首筋やこめかみを冷やして熱中症に対する自衛をする。熱中症の時は身体を 冷やすが基本であるが、大動脈を冷やして全身を巡る血液で体温を下げるのは極めて有効な手段で、 これは熱中症の予防にも使える。 大動脈が通っているのはも左右の首筋、こめかみ、脇の下、 太もも内側付け根などであるが、まず最初にダメージを受けるのは脳なので首筋やこめかみを冷やすだけで 随分と身体は楽になる。 会社体育館の一室を貸切状態で借りているため思う存分に練習できる反面、 倒れても周りに誰もおらず助けてもらえないため自衛するしかない。

今日は、台風や低気圧が通過した後、梅雨時には珍しい爽やかな天気になった。仕事の方も、2年以上に わたって取り組んできたプロジェクトがようやく完了して、事業部長報告も無事に終わった。 役職や会社の垣根を越えて皆で喜びを分かち合ったが、自分自身苦労してきただけに本当に報われた思いだ。 やるべきことをやった充実感に、気分よく名大道場に向かう。本日の名大空手道場の練習メンバーは、 新人のF君、久し振りに来てくれた他道場の黒帯のK君、そして私の3名。今日はF君のデビュー戦である 7月の大会に向けての練習内容となる。まずは基本、そして形の練習。私は自主練習でもそうだったが、 やはり移動基本の右蹴上は内転筋に響く。これだけは無理しないが、あとの練習は普段通り頑張る。 F君の形を見ていると進歩は著しいのだが、要所のスピードと正確さが今一なのと身体の上下動が目につく。 皆で練習した後で、気になるところをいくつかF君に指導する。

最後は、組手の基本である刻み逆突を踏み込んで 正確に打つ練習。先々週と同じく相手の手をミットにして打込むのだが、まず刻みの踏込と後足の寄せ、 そして逆突で腰を入れることを重点的に練習する。F君はどちらもできていないので、スピードを押えて ステップと腰の回転を意識して練習してもらう。私とK君の2人かがりの指導で、少しづつ要領がつかめてきた様子。 ゆっくりと練習しても、前足の踏込と後足の寄せによって刻みと逆突が伸びてくる私とK君の技を 体感してもらえたかな。 他道場の黒帯のK君も今日の組手練習の意味を理解したようで、 スピードを上げるように指示した後半も私と同じように前足の踏込、後足の寄せ、腰の回転を意識して、 スピードを抑え気味にして練習していた。特にF君は速くやると腰が全然入らないので、何度もゆっくりと 正確にやるようにアドバイスした。今日の組手練習内容は自分でもできるので、F君には宿題として 練習するように申し渡す。私に似て身体を鍛えることが好きそうなF君なら、間違いなく喜んでやりそうだ。 期待しています。本日の練習、お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・上受の時、上体は半身でも受けは正面。
・武道の基本は、身体の真ん中、そして真正面。
・攻めは前足から踏み出して、後足を寄せる。後足が後ろに残ると突きが伸びない。
・まず刻みを相手に届かせないと何の脅威にもならず、次の逆突も相手に届かない。
・刻みを出したら、逆突を突き始めるまで引かない。


12.06.15(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前屈立前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、蹴込
見学者対応:礼儀作法、突き、前屈立の立ち方、移動基本追突、前蹴り、基本一本組手

実は先週の組手練習で、1か月ぐらい前に痛めた右足の内転筋を再び痛めた。前回の負傷以来、 ストレッチや風呂でのマッサージ、湿布でケアしているのだが、一旦痛めると治りが遅い。 ようやく治ったと思って先週の組手練習で、思いっ切りストライドを伸ばして逆突を打った瞬間に やってしまった。 先週の練習日記で書かなかったのは、その後も何とか練習できたので大したことは ないと思ったからであるが、翌日はクシャミをしただけでも右足の内股に響く状態になってしまった。 幸い翌日の土曜日は名大空手のOB総会・懇親会、日曜日は空手の同期の結婚お祝い会だったので休養。 少々ガタが来ている膝と腰にも良い休養になった。同期の結婚お祝い会は、20歳以上も歳の離れた カップルの電撃結婚。本当にドラマの筋書きを地で行くお話に、とても楽しいひと時を過ごさせて いただきました。感謝です。お二人の門出に、ご多幸をお祈りいたします。

二連チャンの宴会にさすがに疲れたので、月曜日は有休を取っておいて正解であった。とは言っても 身体の鍛錬はこれ以上さぼるつもりはなく、夜には息子と一緒に名古屋市のスポーツセンターに 筋トレに出掛ける。私は半分以上は空手の基礎体力トレーニングで、下半身の鍛錬のため蹴りの練習を メインにしている。鏡の前で前蹴と蹴込のスナップ練習、超スロー蹴上で足を横に上げる筋力鍛錬、 回蹴のスナップと蹴った後で膝を横に抱え込む体勢を保持する鍛錬をやった後で、合計32kgのダンベルを 持って屈伸前蹴と屈伸回蹴を1セットづつ。その間にも、刻み逆突ストレッチと壁相手の打込みが入る。 これだけやると汗びっしょりで、後で床に落ちた汗をモップ掛けして拭いておく。 このダンベル屈伸回蹴で、 軸足を返す時に軸足の内転筋をフルに使っていることに気付いた。 左回蹴で軸足を返す瞬間に、右足の内転筋が痛む。ちなみに、ダンベルなしの無負荷の回蹴は全く何ともないので、ダンベルで 負荷を掛けると軸足を返す動作の鍛錬になっており、少なくとも内転筋は鍛えられるということである。 逆に言うと軸足を返せない人には、このダンベル屈伸回蹴は単なるスクワットと同じ効果でしかない。 軸足を返せないような初心者には、ダンベル屈伸前蹴だけでやめておいた方がよいと思う。

火曜日もムチを打って勤務後に会社体育館で移動基本・形・組手練習を、右足の内股に湿布薬を すり込みながら練習する。痛めたからと言って甘やかすと、この歳ではダメだ。身体を騙しだましでも、 空手の動きの維持、基礎体力の鍛錬をやっておかないと、とても道場のコーチは務まらない。 第一、鍛錬を怠ることは私の「生涯空手」のモットーに反する。水曜日は用事もあって休養として、 木曜日はいつものサンドバック練習。最近はストライドを伸ばして当てる練習がメインで突き込んでいなかったので、 内転筋を痛めたこともあり少し近い距離から突き込む練習をする。といっても「突き込む」のであって、 「押し込む」のではない。突きがサンドバックを貫通して、サンドバックの奥にある的に当てるイメージである。 イメージ通りに打てると、サンドバックはあまり揺れずに当てたところがグッとへこむ。身体に掛る 反動の衝撃は半端ではない。 しかし、自らの身体を武器として鍛錬するのが空手なので、伝統空手と言えども 「当ててなんぼ」であると私は思っている。威力のない突きを極めても、何の意味もない。 ただし作用反作用の法則で同じだけの衝撃が相手に掛るので、この会心の突きが寸止めしても万が一 当たってしまったらと思うと正直言って怖い。伝統空手は、この恐怖心と戦って自らの意思で 技をコントロールしなければならない。

さて、本日の名大道場の練習メンバーは、新人のF君、N君、OBのTKさん、他道場の仮黒帯のSP君、 そして私の5名である。まずは、移動基本の練習から始まる。右の蹴上の練習で内転筋にきたので軽く流すが、 不思議なことに蹴込と回蹴では何ともない。やはり、蹴りによって使う筋肉が違うということを実感する。 SP君の正式黒帯のための移動基本の練習をしていると、見学者が4人来てくれたので対応する。 松濤館流空手の説明、礼儀作法から始めて、正拳の握り方、立ち方と一通り説明する。反応が良いので、 移動基本追突、前蹴、基本一本組手の上段を実際に体験してもらった。地味な基本の鍛錬が、組手に役立つ というところまでを何となく分かってもらえたら嬉しいです。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・体育館であっても、道場は神聖な場所。そこに入るために礼をする。


12.06.08(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、手刀受、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:壮鎮、二十四歩、平安初段〜三段、慈恩・抜塞大の指導
組手:相手の掌をミットにして刻み・逆突の打込み、刻み・逆突vs右左の受け
    逆突・逆突、刻み・逆突・逆突

6月に入ると、さすがに蒸し暑い日が続く。台風3号の影響で西日本は梅雨入りが遅れたようだが、 東海地方は平年通り今日梅雨入りの発表があった模様。すぐに身体が温まるためアップが短くて 済むのはいいのだが、蒸し暑さの中で集中力とモチベーションを維持するのがつらい時期に入る。 しかし真夏の猛暑の中での練習を思うと、今のうちにやれることはやっておきたい。いつものように 土曜日は、名古屋市のスポーツセンターで空手練習を兼ねた筋トレ。いつも来ている人の他にも 伝統空手をやっている人が来ていて抜塞(大ではないと思う)の練習をやり出したので、いやがおうにも モチベーションが高まる。 フラフラになるまでダンベルスクワット前蹴、そして回蹴の合間に壁に 向かって真剣勝負の逆突の打込み。多分、鬼のような形相だったと思う。 恐れをなしたのか、 ちょっと大人しくなった。練習の後、床に滴る汗をモップ掛けをして拭いたのを見ていてくれたかな?  日曜日:ランニングで筋肉をほぐす、月・火:基本・形・組手の練習1時間、水曜日:軽い筋トレ、 木曜日:サンドバック練習。サンドバック練習は、遠間からスライドで突きや蹴りを届かせる練習だけでなく、 久し振りに逆突を思い切りサンドバックにめり込ませる打込みもやった。力任せに打つのではなくて、 サンドバックに穴を開けるイメージで打つ。自分自身の手首、肘、肩、腰への反動(ダメージ)は大きいが、 実際にサンドバックが一瞬の間めり込む。効かせる突きはこうあるべきだ。

さて今日の金曜日は、翌日の名大空手道場のOB総会の準備と疲労回復のため午後から有給休暇を取る。 長く空手を続けるためにはモチベーションの維持が大事で、そのためには身体のケアと休養は大切だ。 今日の練習メンバーは、新人のF君、OBのTKさん、他道場の仮初段のSP君、そして私の4名。 まず、最初に道場に来たTKさんと私で、移動基本と壮鎮・二十四歩の形を練習。そして途中から参加した F君、久し振りに来てくれた他道場のSP君も加わって、平安初段〜三段の形を練習した。 師範曰く、 「空手をやる人間は、体力年齢は同じ歳の人より少なくとも5歳は若くなければならない」  少なくとも空手の上達を目指している限りは、空手の修行は続けられる。何もやっていない一般人よりは 体力があって当然で、願わくは暦年齢より10歳以上若い体力を維持したいと思う。 職場で私より若い 人の顔に歳によると思われるシミが出てきた人を見ると、空手のおかげで体力年齢を維持できるのは 本当に幸せだと感じる。続く組手練習は、相手の掌をミットにして刻み逆突を当てる練習。やはり、 みんな刻み突きの威力が弱い。前日の自主練習で刻みをサンドバックにめり込ませていた私は、 快調にパチンという音を響かせる。2年前までは、これが私だけでなくみんな当たり前の感触だったのにな‥。 嘆いても仕方がないので、実際の刻み逆突と受けの攻防で見本を見せる。

師範が帰られた後は、 他道場の仮初段のSP君のために慈恩・抜塞大の指導。彼はまだ若いのでパワーはあるのだが、 腰が高い、前屈立の後膝が伸びていない、技が極まらずに流れる等、いろいろと目についたので 少しずつ修正。 空手の修行では初段が一つの大きなマイルストーン(道のりの標識)なので、早く仮初段ではなく 本当の初段を取ってほしい。そして、空手という武道の魅力を後に続く人たちに伝えてほしい。 新人のF君には、形の練習の面倒が見れずに申し訳ない。しかし、これまでの練習で直すべきところは 伝えてあるはずなので頑張って下さい。蒸し暑い中、本日の練習大変お疲れさまでした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・空手をやる人間は、体力年齢は同じ歳の人より少なくとも5歳は若くなければならない。
・松濤館流等の基になった首里手、剛柔流等の基になった那覇手。空手の歴史は知っておいた方が良い
・捻りを入れない突きは威力なし。
・刻み逆突は、最初の刻みに威力がなれければ、次の逆突でカウンターを取られる。


12.06.01(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突
    手刀受・貫手、前屈立前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、同じく蹴込
形:平安初段〜三段
組手:逆突・逆突、刻み・逆突・逆突

今日から6月に入った。衣替えの中高生の白が眩しいが、何だか蒸し暑くいよいよ梅雨入り 間近を思わせる。この歳になると身体を甘やかすと衰える一方なので、今週も歳に負けずに身体をいじめる。 土曜日:スポーツセンターで空手練習を兼ねた下半身中心の筋トレ1時間、日:ジョギング、 月・火:勤務後に会社体育館で基本・形・組手の1時間練習、水:出張のため練習できずジョギング、 木:会社体育館でサンドバック練習40分。これだけやると結構身体が絞れてくる。 昨年の9月頃に 67〜68kgあった体重が、今日の空手練習後は62kg台まで落ちていた。これは2年ぐらい前から続いていた 大きな仕事のプロジェクトが今年に入ってようやく終息に向かっての目途がついたこと、そして 久し振りに入った新人が私のモチベーションを高めしてくれたことによる。本当に新人たちには 感謝の一言である。

今日はそのプロジェクトに関わっているメーカが会社の休業日であり、私も少し風邪気味で 疲れていたので午後から有休を取らせていただく。昼寝して疲れを取った後、名大道場に向かう。 今日の練習メンバーは、新人のF君、途中から参加のOBのTKさん、私の3名。まずは移動基本の 練習から始まる。やはり、今日は蒸し暑い。少し練習しただけで汗が噴き出る。日頃、自主練習で 汗をかくトレーニングをしている私はまだいいのだが、練習不足だとバテそうな感じだ。 それでもバテないF君は、高校時代に卓球をやっていたこともあるが、それなりの自主トレをやっているようだ。 師範から前蹴の時の前手の構えについてご指導いただく。 常に攻防一体、前手は蹴った後の防御と 同時に次の攻めを兼ねる。基本の練習でも、組手への応用を意識して攻防一体をおろそかにしては いけないと思う。 回蹴も同じで、蹴っている時、そして蹴った後で無防備になるのはいけない。 蹴っている時は上段をガード、蹴った後はガードしながらすぐに逆突を打てる体勢。新人のF君には 難しいと思うが、これができないと蹴り技は組手や実戦では使えない。師範が仰った引き足も同じ。 蹴り足を戻さずに、相手につかまれたら致命的である。

平安の形の練習の後、組手練習に入る。OBのTKさんも加わって3人で連突きの練習。 まずは、逆突・逆突から。二つ目の逆突で上体を反らせて相手の突きに備えて残心の体勢になるため、 師範いわく「イナバウワー」。かって一世を風靡したフィギュアスケートのオリンピック金メダリスト 荒川静香の十八番(おはこ)であり、懐かしい。 空手の組手も、力み過ぎてはいけない。相手の突きや 蹴りを「柳に風」と受け流す柔軟性が必要だ。身体にガタがきつつある最近になって、ようやくこのことを 実感するようになった。 OBのTKさんの動きを見ていると、力み過ぎて硬い。もともと身体が硬い私も 人のことは言えないが、何をやると突きが伸びるか少しずつ分かりかけてきたような気がする。 師範にご指導いただいた「足のスライド」も、自主トレでいつもやっている壁相手に打込みの練習で、 少し遠い間合いから突きを届かせる練習をしているので自然にできていたようだ。新人のF君が この技を身に付けたら、リーチの長さと併せて鬼に金棒だが、まだ基本動作ができていないので 詳しく教えるのは後日とする。先週練習した刻み回蹴・逆突もそうだが、逆突・逆突の身体の切返しが遅いので 連続技になっていない。攻めの間隔が空いてしまうと、その間隙に相手の反撃を受ける。F君に連突きの イメージを伝えるため、何度も繰り返し練習する。本日の練習、大変お疲れさまでした。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・前蹴の前手は、次に追突を出せるように構える。
・回蹴の引き足をしっかり取ること。
・組手で相手の攻めを見るのも練習。決して目を反らさないこと。
・刻み突きは牽制。
・次の逆突で身体を前傾させて相手の上段を捉えて、後足を出して逆突を打つ。
・足をスライドさせれば、身体が小さくても突きの間合いを詰めることができる。


12.05.25(金) 名大道場金曜練習

基本:追突・下がって下段払、移動基本三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突
    手刀受・貫手、前屈立前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、同じく蹴込
形:平安初段〜三段、平安二段・三段の指導
組手:相手の前手を押えて上段逆突、押上げて中段逆突、押上げて下に払って上段逆突
    右手左手で払って中段突、刻み回蹴・逆突

今週も、土曜日:スポーツセンターで空手練習と筋トレ、日曜日:ランニング、 月〜水:基本・形・組手練習、木曜日:サンドバック打ちといつもの自主トレメニューを続ける。 最近、蹴りの軸足の「返し」だけでなく、蹴った後の「戻し」も大事だということが分かってきた。 「戻し」を素早くやらないと、軸足が開いたままになって蹴り足を戻すのが遅れる。 このことが一番よく分かるのが裏回蹴。今まで裏回蹴は蹴った後に体勢を崩してしまい、 次の突きも蹴りもできずにいたが、今週の自主練習でようやく理由が分かった。つまり、 裏回蹴を蹴った後に返した軸足を戻さずに、そのまま蹴り足を下ろしていたためであることに気付いた。 軸足の「戻し」がないと身体が横を向いたままになってしまって、何もできない。回蹴でも前蹴でも 同じだが、蹴った後で素早く軸足を戻すと身体の軸も正対するので、次の突きも蹴りも素早く出せる。 試しに裏回蹴の後に軸足をすぐ戻したら、そのまま蹴り足を下ろさずに回蹴ができた。木曜日の サンドバック練習でも、初めてなのに裏回蹴・同じ足で回蹴が曲がりなりにもできたので、自分でも 驚いた。本当に、蹴りは軸足が命だということを実感した。

さて今日の練習メンバーは、F君、KD君、N君の新人3人と、後半から練習に参加のOBのTKさん、 そして私の合計5人。まず、前屈立の踵を浮かさないことを意識して追突・下がって下段払の繰返し練習。 何故か空手の経験なしのF君はいいのだが、経験者のKD君、N君は一瞬だがはっきりと踵が浮く。 基本で足裏をべったり床に付けることができていないと、いざ組手で逆突を打っても後足が浮いて有効技に 取ってもらえない。持っているベースはあるのだから、早くこの基本を身に付けてほしい。 基本の練習をしていると、見学者の学生が一人きてくれた。武道の経験はないとのことだが、 空手をやってみたいという気持ちが読み取れたので、松濤館流空手の練習内容について一通り説明してあげる。 結局最後まで見学してもらえたので、来週も来てくれて体験入門してくれるのではと期待する。 最近にない この嬉しい状況は、やはり3人の新人の存在が大きい。本当に、入ってくれた新人には感謝の気持ちで 一杯である。

基本、形の練習に続いて、最後に組手練習。今日は先週の技に加えて、右手左手で払って中段突、 刻み前蹴・逆突を追加して5つの技を練習する。何度も練習して本当に使える技があれば、組手の技は そんなに沢山いらないとの師範のお言葉。才能があって器用な人間なら別だが、我々凡人には究めた数種の 得意技があれば十分戦えるということだと思う。私にとっては、突き技と回蹴。蹴り技の中でも、回蹴と 裏回蹴は不思議なことに古傷の膝にあまり負担がかからない。なので、いつも練習して磨いている。 今日の刻み回蹴・逆突が学生やOBのTKさんより早いのも、ちゃんとした理由がある。 「練習は裏切らない」‥私はこの言葉が好きだ。蹴り足を高く上げるために傾けた上体を、素早く逆突の 体勢に入るには腹筋も大事。スポーツセンターで最大に傾けた腹筋台で、上体を起こしながら突きを入れる 反復トレーニングをいつもやっているが、これは回蹴から逆突を入れる動きそのものである。 また、逆突・刻み回蹴の練習もやっているが、こちらの方が刻み回蹴・逆突より難しい。これができれば、 刻み回蹴・逆突は簡単。いずれも軸足の「返し」と「戻し」に尽きる。 私がこの蹴りの本質を平気で 書いているのは、才能がある人はこんなこと意識しなくてもできてしまうし、私のように才能がない凡人には できるようになるまで相当の修行が必要だからである。ともあれ、新人の皆には早く上達して大会などで 活躍してほしい。私も、練習相手を続けられるように修行を続けます。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・基本と形の練習で空手に必要な身体を鍛え上げて、それを実戦(組手)に応用する。
・身体の軸は大事。移動基本の前屈立で踵を浮かさないようにすること。
・踵が浮くと、組手でも突きが極まらない。
・受けの位置は一番力が入る位置であって、そこ以外にない世界共通の技だ。
・だから、日本だけでなく世界の人たちから空手の技に納得してもらえる。
・抜塞大の卍受→下段払の後の背刀受は、単なる構えではなくひねりを入れた攻撃技。
・組手に必要な技は、本当に使えればそれほど沢山いらない。
・使えるようにするために、何度も繰返して練習する。
・右手左手で払って中段突は、上段突ではなく死角から入る中段突でなければならない。
・刻み前蹴と逆突の間に余分な動作が入ると、逆突を打つのが遅れる。


12.05.18(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前屈立前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、同じく蹴込
形:平安初段〜三段、平安二段・三段の指導
組手:相手の前手を押えて上段逆突、押上げて中段逆突、押上げて下に払って上段逆突、混ぜる

今週の自主トレも、暦年齢では50歳になった身体を甘やかすことなく、いつも通り継続する。 土曜日は名古屋市のスポーツセンターで、空手の蹴りを中心とした基礎体力トレと筋トレで筋肉の手入れ。 日曜日はランニングで身体をほぐす。勤務日は仕事が終ってから、会社体育館で空手練習。先週から 会社体育館の予約が個人でできるようになったので、大変ありがたい。会社体育館には大きな鏡がある 場所が二つあり、1週間前に予約すればどちらかは空いている。月曜日:昇段審査用の移動基本、 燕飛・観空小・壮鎮の形、壁相手に組手練習、火曜日:自然体から腰を落として突き蹴りの基本、 慈恩・抜塞大の形、組手練習、水曜日:平安初段〜五段・十手・観空大・二十四歩の形、組手練習、 木曜日:サンドバック練習。これだけやると、さすがに古傷の左膝や腰に疲労が出てきて少しうずく。 しかし、これぐらいやって丁度いい。 運動で血流を良くして新陳代謝を高めるのが、古傷を直すのと 老化を防止する一番の特効薬である。最近は何だか、疲労回復が早くなって、身体が軽くなった気がする。 急性症状で腫れている時は別だが、多少、膝や腰が痛むからと言って何もしないのが逆に一番いけない。

さて、今週の金曜日も自分しかできない仕事をさっさとこなして、定時前に仕事を切上げ名大道場に向かう。 本日の練習メンバーは、新人のF君、入門したばかりの経験者KD君の2人に加えて、GW連休前に 見学に来ていた経験者N君も来てくれて、私も入れて合計4人。まず、移動基本の練習から始まる。 師範から新人に向けて、体育館に入る時の礼、武道の心構えなどのお話があり、私も心が引締まる思いである。 移動基本の練習の時に、前屈立移動の前足を最初から開かないようにとの師範の解説があった。 これは 実は蹴りも全く同じで、全ての蹴りは極める時に軸足を返すのだが、最初から軸足を開いていたり、 軸足を返すタイミングが早いと威力のない蹴りになる。その蹴り足の返しを練習しながら横目で見ていると、 さすがに経験者のKD君とN君の2人はできているが、F君はまだまだである。もっとも、F君も たった半年足らずの練習で多少なりとも軸足を返すことができるようになったのには非常に期待が持てる。

続いて、形の練習。平安初段から三段は全員で練習して、その後は経験者の2人は慈恩・抜塞大、 私はF君に平安二段と三段の指導。F君は手足のリーチが長いので、そこに技の正確さと素早さを身に付けると 形が映える。今は経験者の2人に及ばないが、いずれは2人と十分張り合えるはずだ。最後の組手練習は、 邪魔な相手の前手を制して攻撃を仕掛ける練習を繰り返す。 またしても期待のKD君が、一発だが とんでもない逆突を放ってきた。それまでのKD君の突きのようにぎりぎり躱したつもりが、この一発は 私の予測を超えて突きの射程範囲が伸びてきた。 アゴを引いてスウエーしているので当たっても大した ダメージはないが、先週の一撃に続いて見事な(?)一撃に驚いた。恐らく、メンホーをしていて サポーター越しの突きなら試合では文句なしの有効打。(もう少し突き込むと反則を取られると思う)  N君も、スピードでは負けてはいない。皆、今後が楽しみだ。最後は3つの技を混ぜて練習して、本日の 練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・武道でガッツポーズはご法度。残心がないと見なされる。(試合なら一本取消し)
・武道は、スポーツとは違う。
・前屈立で前進する時に、ギリギリまで足首を開かないこと。
・貫手の添手は、押え受け。単なる添手ではない。技の意味を知った上で形を練習すること。
・気合は気迫の表れで、組手でポイントを取るための大事な要点の一つ。


12.05.11(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前屈立前蹴、同じく回蹴、移動基本蹴上、同じく蹴込
形:平安初段〜三段
組手:前蹴・追突、刻み逆突ストレッチ、刻み逆突vs左左の受け、同じく右左の受け、混ぜる

GW連休中は、広い場所がないため形の練習ができなかったが、名古屋市のスポーツセンターに3回行って 計32kgのダンベルを持ってスクワット前蹴・回蹴の筋トレ、その他の筋トレの合間に刻み逆突ストレッチを やって下半身を重点的に鍛える。筋トレをやらない日は、ストレッチとランニングでほぐす。そのおかげで、 連休明けには身体が少し絞れたようだ。今週は、月火と勤務後に会社体育館で基本・形・組手のおさらい練習 をやった。やっぱり広い場所で練習できるというのは、恵まれているし、何より気持ちがいい。こんな 素晴らしい仕事のストレス解消法はない。何しろ、仕事が終わったらすぐにストレス発散してしまうのである。 連休前に痛めた右足の内転筋の回復が悪いが、無理せずに気長に直すことにしよう。水曜日の午後は用事があって 有休を取ったので、用事が済んだ夜は長男と一緒に筋トレに出掛ける。 この日に行ったスポセンはボデービルダーや 格闘技関係の人がよく来るところなので、私もついつい頑張ってしまった。翌日の木曜日と、次の金曜日も 両足の太ももが心地よい(???)筋肉痛。 鍛えることが好きな私には、悪くはない感触だ。木曜日は、筋肉痛をほぐすため(逆効果だったりして?)のサンドバック打ち。

さて、本日の金曜日は2週間ぶりの名大練習であり、さっさと仕事を片付けて名大道場に向かう。金曜日の 名大空手練習は職場の人たちに公言してあるし、間違いなく普段から人並み以上の仕事をしているので、 緊急事態や重要な会議など余程のことがない限り金曜日だけは定時前に帰っても誰のお咎めもなし。 今日の練習メンバーは、新人のF君、入ったばかりの新人のKD君、そして学内OB(とは言っても現役学生)のT君と、私の4名。 下半身に筋肉痛が残るが、身体をほぐしながら移動基本の練習。私の動きが鈍いのをすぐに師範に見抜かれてしまうが、 そこは言い訳せずにトシのせいということにして笑って誤魔化す。KD君の蹴上、蹴込の 両手の構えがおかしいので師範からご指導を受ける。 「空手の技は、常に攻防一体、基本と言えども防御をおろそかに してはならない。基本で鍛えた技術は、必ず組手にも生きる。逆に、組手に生かす基本でなければならない」 師範の教えは、心の奥ににしみる。 形の練習でも、師範のお言葉「自らの身体を武具として鍛える」「常に相手との攻防を意識」を心掛けて練習する。

組手の練習は、まず「名大スペシャル」との異名を持つ前蹴・追突の練習。この技も単純なようで奥が深い。 そもそも、最初の前蹴が相手の水月(みぞおちのこと)を脅かさないと意味がない。実際に前蹴を当てたことがないと、 前蹴が上滑りして威力がない。新人のF君、KD君ともにそんな前蹴になっている。やはり、中段に当てさせるのが 一番分かりやすい。二人とも、少しずつコツが分かってきたようだ。次の追突も、実はちょっとした技術があるが 割愛させていただきます。最後に、刻み逆突と受けの練習。皆、最初の刻み突きが甘いので、私は見本を見せながら 練習。加減した刻み突きはさほどスピードがないのに、踏み込んで上段をとらえているので、次の逆突が受けにくい というのを実体験してもらった。さすがは経験者のKD君、一つだけだが防御しにくいドンピシャの逆突を返してきた。 これだから、伸び盛りの若者は怖い。(もちろん、いい意味です) F君の反応速度とリーチの長さも脅威なので、 私の空手の練習へのモチベーションはますます高まるばかり。2人の新人には、本当に感謝しなければいけない。 かってのマッカーサーが言った「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」ではなく、老兵(かな?)なりに奮戦したい。。 繰返し練習して、本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・回蹴で蹴り足を前に下ろしたら、素早く元の体勢に戻り防御すること。
・蹴上、蹴込ともに蹴る方向に両腕を構える。構えた両手の間を蹴る。
・構えた両手は、そのまま相手に対する防御になる。
・自由組手にも生きる基本練習でなければいけない。
・平安三段の最初の交叉受は、相手に掴まれた時の小手返しに応用できる。
・形の練習の3回目の目一杯は、相手を想定してやらなければ意味がない。
・空手は自らの身体を武具に鍛え上げる素晴らしい武道だ。
・それを意識して練習すべきだ。


12.05.05(金)  祝日のため名大道場金曜練習はお休みです。また、来週よろしくお願いいたします m(__)m


12.04.27(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手、前蹴
    蹴上、蹴込、回蹴、昇段審査用移動基本
形:平安初段〜三段、慈恩、平安三段の指導
組手:相手の前手を押下げて上段逆突、押上げて中段逆突、押上げて払って上段逆突、3つを混ぜる

今週は正に春を通り越して初夏の日であった。いつのまにか、もうゴールデンウイークが間近になっている。 少し動くと清々しい汗をかくことができて、本当に身体を動かすのによい季節になってきた。しかし、このような時こそ 油断大敵。先週の金曜練習で頑張って疲れた身体にムチを打って、翌日の土曜日に名古屋市のスポーツセンターで 筋トレと空手の自主トレに励んだら、刻み逆突のリーチを伸ばす練習で右足の内転筋(太ももの内側)の軽い肉離れを 起こしてしまった。それも足を前後に伸ばすこと自体ではなく、その体勢から自由構えに素早く戻る時に痛めた。 この内転筋という筋肉は、空手だけでなく短距離走、サッカーなど下半身のスプリント系の競技でよく痛める筋肉だ。 せっかく膝の調子もよくなって全身のバネが復活してきたという矢先だけに、好事魔多しだ。 ともあれ、日曜日は 家の階段上り下り、月曜日は軽い筋トレとエアロバイクのリハビリ。火曜日に自主トレを開始して、昇段者用移動基本を やったら、外受・裏拳・逆突の裏拳の時の足を寄せる動作がモロに内転筋に響く。なので、全力70%ぐらいでセーブする。 形の練習も、燕飛、壮鎮、二十四歩の形でリハビリ。水曜日はジョギングで身体をほぐして、木曜日はいつもの サンドバック練習。内転筋が怪しくても中段の回蹴は関係ないみたいで、刻み回蹴でも中段ならビシビシ極まる。 サンドバック打ちで汗をかいたら、痛めていた右足の内転筋の状態もずいぶん良くなってきた。 毎日、風呂で マッサージするなどのケアをした甲斐もあるが、代謝を良くする(血行を良くする)ことはやはり回復を早める。 特に50代に入って基礎代謝がだんだんと落ちていく年代では、この代謝を良くするという心掛けの効果は顕著に出るようだ

今日は会社の長期連休前の最終日で、大きな会議に臨む若手の面倒をしっかりと見て、取引先との電話会議をきっちりと こなして、立つ鳥跡を濁さず。さっさと名大道場に向かう。道場に着くと、かなり昔に名大道場ができたばかりの頃に、 名大道場のメンバーと一緒に練習されていた他道場のOBの方が、今年名大生になった息子さんを連れて見学に来ていた。 新人のF君と一緒に移動基本の練習を始めてしばらくすると、途中から親子で普段着のままで練習に参加。なんだか とても微笑ましい。移動基本の練習だけの参加で帰ってしまったが、ご縁があったら息子さんに是非とも入部して もらえると嬉しいな。ともあれ、続いて平安の形の練習をしていると院生のT君が来てくれたので、3人で昇段審査用の 移動基本の練習をする。最後はOBのTKさんも合流して、自由組手の練習。 「組手の技はそれほど沢山いらない。 練習を重ねてこの技なら使える、というものをいくつか持っているだけでいい」師範のお言葉に、思わずうなづく。 だんだんと痛めていた右足の内転筋がつらくなってくるが、悟られぬように適当に身体をごまかしながら頑張る。 最後は3つの技を混ぜて練習する。ここまで練習しないと、その技が身に付いたとは言えない。いい汗をかいて、 本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・疲労困憊の状態でいくら練習しても下手になるだけだ。練習には体力がいる。
・武道とスポーツは違う。ガッツポーズなどもっての外。
・武道憲章いわく、「勝っておごらず負けて悔まず」 日本武道館HP 武道憲章
・身体が硬くても、上体を倒せば上段まで蹴りが届く。
・その代り、身体が柔らかい人の何倍もの蹴りの鍛錬が必要。
・慈恩で卍受けになる時、上の手は最短距離を動くようにすること。
・組手の技が極まるかどうかは、どれだけ練習したかによる


12.04.20(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手、前蹴
    蹴上、蹴込、回蹴、昇段審査用移動基本
形:燕飛、壮鎮、二十四歩、慈恩・抜塞大を5セット
組手:左右にスイッチして逆突vsスイッチして中に受け流す、同じく外に受け流す

何だか季節が一気に進んだように暖かく、いつの間に桜は散って葉桜になってしまった。いよいよ、 新緑の季節の始まりだ。自主練習をやっても、とても気持ちがいい汗をかける。休養のため、いつもの 土曜日の筋トレはお休み。その代り、平日の月曜日〜木曜日までは、勤務後に会社体育館で毎日練習。 特に月曜日は自然体から腰を落として突き受け蹴りで徹底的に下半身を鍛えた後、燕飛・二十四歩の形、 組手の練習まで一通り頑張る。今週の自主トレで一つ発見があった。組手でよく使う逆突・刻み回蹴で、 なぜ刻み回蹴がうまく蹴れないか理由がやっと分かった。刻み回蹴だけならできるが、逆突の後では うまくできない‥  原因は逆突を打った後、刻み回蹴を打つ時に軸足が返ってしまっているためと気付いた。 回蹴の動作の最後に軸足を返さないといけないのに、最初から軸足が返っていてはうまく蹴れないわけだ。 ただ、気付いたのはいいが、長年の癖でなかなか直らない。移動基本風に逆突・刻み回蹴を何度も 繰返し練習している時はうまくいくが、それを自由組手スタイルにすると刻み回蹴を打つ前に軸足が 返ってしまう。これも、できるようになるまで何度も練習するしかない。技のポイントを自分で発見して 自分で直すこと、時間はかかるがこれはこれで楽しくて面白い。

さて、今日は休養のため有給休暇を取って仕事を休んだ。文武両道で仕事も趣味も両立させて頑張るが、 どちらも時には休養も大事。休養することによって、頭や身体に新たな活力がよみがえる。残念ながら 新人のF君、KD君ともに都合が悪くて、師範とのマンツーマンで移動基本の練習から始まる。日ごろ 自主トレで注意しているはずの基本であるが、まだまだ甘い。師範から少しご注意をいただく。 移動基本の練習を一通り終わったところで、久しぶりに大学院生のT君がやってきた。彼は茶帯は取っているので、 そろそろ頑張って黒帯を締めてほしいところだ。彼のウォームアップの間、私は燕飛、壮鎮、二十四歩の 形をマンツーマン練習。さすがに壮鎮まで練習すると息が上がってきた。呼吸を整えるために練習した 二十四歩の最後の掌底突で、脇を締めることをご指導いただく。 脇を締めれば、掌底突の肘は自然に軽く曲がる。 肘が伸びきった私の掌底突は、脇が締まっていない。なるほどと物凄く納得した。 この脇の締めは、全ての技の基本。それは何も空手に限った話ではない。

やっとT君のウォームアップが終わったところで、彼のために昇段審査の課題を一緒に練習する。 昇段審査用の移動基本を3回、そして慈恩・抜塞大を5セット練習。私はT君の倍ぐらいの練習メニューで 非常にきついが、最後の慈恩・抜塞大は目一杯頑張った。これだけ練習すると、本当にやりがいがある。 OBのTKさんも練習に来てもらえたので、3人で組手の練習に入る。スイッチして逆突と、それに合わせて スイッチして流し受けの練習。師範から、逆突で股関節を柔らかく前後に伸ばすことをご指導いただく。 先日、最年長勝利記録を更新したドラゴンズの山本昌選手のピッチング、股関節が実に柔らかい。 山本昌選手の姿に元気をもらっている私が感じていたことを、師範も同じく感じてみえたようだ。 今年に入って続けている刻み逆突ストレッチで、私は逆突で歩幅を広げることと突きを伸ばす練習をしている。 そして最近1か月は下半身のバネの鍛錬のため、逆突の後で素早く元の体勢に戻ることに注意している。 どうもこの練習は非常に有効で、逆突の射程距離が伸びてきたような気がする。

今日の組手練習は、スイッチして逆突とそれに対してスイッチして受ける練習。逆突を伸ばすこと、 スイッチしての受けに慣れることが目的である。最終的には、「始め」で中に流すのと外に流すのを自在に 受けるのであるが、やってみて難しいので今日は中なら中、外なら外と決めて、「始め」の合図で突き手が ばてるか、受け手が場外になるまで続ける練習。何度も繰り返して、本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・前屈立で上体が前かがみにならないこと、前足の足首の締めに注意すること。
・回蹴は、高く遠くへ蹴りを伸ばすこと。
・二十四歩の最後の掌底突は、脇を締めて肘を伸ばしきらないこと。
・脇を締めることが、全ての技の基本。
・組手の逆突で、股関節をしっかりと前後に伸ばすこと。


12.04.13(金) 名大道場金曜練習

形:平安初段〜五段、慈恩、抜塞大
組手:平安三段の応用技、刻み逆突vs受け・三本目で返すの繰返し練習

予想通り週末の名古屋は桜が満開だったが、今日は南から暖かく湿った空気が入ったため、満開を通り越して 一気に散り始めたようだ。本当に花の命は短い。暖かいので自主練習しても身体が温まるのが早く、 筋肉や関節がほぐれるのが遅い私には大変ありがたい季節になってきた。先週の金曜練習の前蹴のスナップ練習で 古傷の左膝に疲労がたまって回復が遅いが、この歳で甘やかすと下半身はすぐに衰えるので、マッサージのケアを しながら自主練習は普段通りやった。土曜日はいつもの名古屋市の昭和スポーツセンターで筋トレと、その合間に 空手組手練習という休みなしのトレーニング。脳貧血でフラフラになりかけるまで頑張る。 このぐらいやると、 加圧トレーニングと同様にたまった乳酸によって成長ホルモンが出て、筋トレの効果が上がる。おそらく、疲労が たまっている左膝の回復にも成長ホルモンは良いはずだ。 先週から昭和スポーツセンターのトレーナーが替わっていて、 以前に露橋スポーツセンターにいた顔見知りのトレーナーが来ていた。私の長男が中学生の時から筋トレをやりだした時に お世話になったトレーナーなので、丁重に挨拶をしておいた。期待通り(?)その後の2日間は太ももに物凄い 筋肉痛が来てくれたので、月曜日は軽い自主トレとして、火曜日に自然体から腰を落として突き受け蹴りの基本練習で 身体をいじめる。水曜日は軽い筋トレしかできなかったが、木曜日にサンドバック練習。これも週間メニューとして定着してきた。 ライトコンタクトで止める伝統空手と言えども、効かせる突き蹴りを当てる感覚は磨いておかねば単なる空手踊りに なり下がる。

最近は1年ぐらい泥沼の状態が続いていた仕事が、ようやく終りが見えてきたような気がする。これまで暗中模索だった 不具合のメカニズムだが、昨日・今日のデータで手掛かりがつかめてきた。これまでできなかった空手の技が、 こうすればできるという感触をつかんだ感じに近い。何だか空手の修行も、仕事に通じるところがある。今日の成果を 電子メールで関係者に展開してから、さっさと仕事を切上げて名大道場に向かう。何と道場には、空手経験者で 入部希望者のKD君が来ていた。昨年10月に入部したF君に続く期待の新人の登場で、何だかわくわくする。 まずは平安の形、そして慈恩、抜塞大と練習する。受験勉強のために約1年間ブランクがあった割には、さすがに 黒帯を締めているだけあって技に切れがある。しかし、一緒に練習している私が横目で見ていても、立ち方、受けなど 雑なところがある。同じ松濤館流の流派だそうだが、1年間のブランクを差し引いても、より上のレベルの空手を 目指すならちょっと修行が必要だ。続いて、刻み逆突と受けの組手練習。組手は苦手だったそうで、ブランクもあって 組手のステップができていない。しかし、やっているうちにだんだんとコツを覚えて少しずつ間合いを調整できるようになる。 これだから、伸び盛りの若い人は怖い。 それにしても、ついに私の長男と同い年の学生と組手の練習をするということに、 大きな感慨を覚える。2003年に空手を再開した時も、ましてや学生時代にも32歳も年下の学生と組手の練習をするなど 思いもしなかった。 これも、空手が老若男女を問わずにできる武道だからなのだと思うと、今更ながら空手という 素晴らしい武道に出会うことができた幸せに感謝したい。

所用があって師範が帰られた後半からF君も来てくれたので、F君の準備運動の間にKD君と慈恩と抜塞大、 そしてみんなで平安初段から三段の練習をやる。せっかくなので師範から解説のあった平安三段の最後の技の練習をする。 接近戦に対する技が随所にある平安三段の形の意味を知っていれば、この技は掴まれた時の護身術としてそのまま 応用できる。やってみなければ分からないので、すでに先々週に教えているF君を見本に練習する。KD君は倒されることに 慣れていないのか後頭部を打ちそうだったので、倒された瞬間に自分のへそを見ること、首の筋トレをやることをアドバイス。 続いて、刻み逆突と受けの反復練習。詰め込み過ぎも消化不良なので、右左の受けの時の右手の位置以外はあまりアドバイス していないが、縮こまっていた刻み逆突がだんだんと伸びてきた。卓球で鍛えた動体視力と敏捷性のF君と、小学生から 空手をやってきたKD君、お互いに切磋琢磨しあう良い関係になりそうである。これからは、お二人が名大道場の 主役ですので、頑張って下さい。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・形の意味を知った上で、形の練習をやることが大事。
・無駄な動作が入ると、反撃が遅れる。(右左に受けから逆突について)


12.04.06(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から腰を落として上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受
    前蹴、蹴上を蹴って騎馬立腰を落とす、同じく蹴込、回蹴打合い
    移動基本の練習を通して練習
形:平安初段〜三段、平安二段の指導、壮鎮、二十四歩
組手:刻み逆突vs受け・三本目で返すの繰返し練習

今週から4月に入って、いよいよ新学期が始まった。通勤時に出会う社会人一年生は、初々しいのですぐ分かる。 春の嵐も何度かあったが、それに負けることもなく桜もずんぶん咲いてきた。名古屋は今週末あたりが見ごろかな?  今週は土曜日の名古屋市スポーツセンターでの筋トレはお休み、代りに自重トレとランニングに励む。月曜日の 自主トレでは、自然体から腰を落として突き・受け・蹴りの練習をやったが、大事なことに気が付いた。この練習は 前屈立・後屈立・騎馬立で腰を落とすことと、腰を落とすための下半身の筋力をつけることが目的だが、もう一つ この練習で鍛えられるものがある。それは、腰を落とした体勢から自然体に直る時にできるだけ素早く直れば、 足を寄せるトレーニングになるということである。3週間前の金曜練習の時に、師範から「素早く移動するためには、 膝を素早く寄せること」というご指導をいただいたが、まさにこれがその筋トレになっている。これまでは直る時は いい加減に直っていたが、これに気づいて素早く直るようにしたら物凄い体力を消耗する良い練習になった。 同じ練習をやっても、やり方によって練習効果が全く違う。やはり、意味を考えながら練習することは大切だ。 漫然と練習しても、効果なしである。

今日の金曜練習は、会議が予定より長引いたため少しだけ遅れて参加。3週間ぶりの師範のご指導のもと、 新人のF君が自然体から三本突きの練習をやっていた。次の受け・逆突の練習は私が見本になって一緒にやらないと F君がうまくできないため、ウォームアップもそこそこにして練習に合流する。私は自主トレと同じくできるだけ 素早く自然体に直るようにして練習。練習効果2倍なので、4月にしては寒いのに汗が噴き出る。練習の合間に、師範から 「名大生は、正しい礼のやり方を知らない」との苦言が‥。そもそも教える側の名大の先生が、閉ざされた閉鎖社会 にいるために正しい礼を知らないようだ。私の会社にも、そんな人間が一杯いる。中でも私が所属している技術部門は 頭でっかちの人間を集めているため、「正しい礼」どころか人間的におかしな人があちこちにいる。世の中、何かおかしい。 少なくとも、空手の門をくぐった人たちにはそんな人間になってほしくないと痛切に感じる。人に対する礼を尽くす、 人を敬う、人の痛みが分かる‥ そういう人間になってほしい。

基本の練習に続いて、形の練習に入る。OBのTKさんも練習に合流して、3人で平安の形の反復練習。そして、 TKさんと交代でF君に形の指導をする合間に、師範のマンツーマン指導で壮鎮の形の練習をする。TKさんと 一緒に二十四歩の形の練習もやったので大忙し。そして。最後に自由組手の練習。刻み逆突と受けの練習を繰り返す。 左・左での受け、右・左での受け、混ぜる練習までやる。先週もやった練習なので、F君の反応がいい。 ただ突きが 縮こまっているので、最初の刻みを当てるぐらいのつもりで伸ばすようにとアドバイスしたら効果てきめん。 刻みが伸びるので、続く逆突も伸びる。 あまりの変わりように、TKさんも驚いていた。もっとも、壁やサンドバックに 向かって突きの射程距離を伸ばす自主トレをいつもやっている私には、まだまだ敵わない。伸び盛りの若いF君は、 私にとって空手へのモチベーションを高めてくれるありがたい存在だ。最後に、もう一度だけTKさんと二十四歩の 形の練習をやって本日の練習終了。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・名大生は、正しい礼のやり方を知らない。学生を教える先生自身が知らないからだ。
  正しい礼を知らないと、社会人になった時に困る。
・前屈立で後足を伸ばすのは、後膝の皿を上に上げる感覚で膝を張る。
・正しい後屈立ができていることが、形の重要なポイントの一つ。(前屈立より難しい)
・壮鎮立の無双構の前手を曲げすぎないこと。下段払から少し曲げるだけ。
・手刀受の前手を伸ばすのは初心者用。熟達すれば、前手は伸ばさずそのまま手刀受でよい。


12.03.30(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:平安初段〜三段
組手:後から掴まれた相手に猿臂・倒して下段突(平安三段の応用)、自由組手ステップ練習
    向い合ってスイッチしながら前進・最後に極め、相手の構えた掌に刻み逆突
    刻み逆突vs受け(左左、右左、混ぜる)、刻みvs流しながら逆突、逆突vs払いながら逆突

寒い日もあるが今日はずんぶんと暖かい。そのためか、勤務先の刈谷で帰りに桜が咲いているのを見かけた。 今日は名古屋でも桜の開花宣言があったようである。なんだかんだ言っても、いよいよ春だ。 しかし今週前半は、土曜日に行った名古屋市のスポーツセンターで、筋トレと空手の練習で 頑張ったため、物凄い筋肉痛と全身疲労に陥ってしまった。何しろダンベル持ってスクワット蹴りの 筋トレの合間に、壁に向かって逆突の打込みや刻み逆突ストレッチをやったので、実質的に休憩時間ほとんどなしの ハードトレーニングである。 脳貧血でフラフラになるまでやったので周りの人が呆れて見ていたようだが、 最後にモップ掛けで後始末をしたので、周囲へのアフターケアは大丈夫。(と思う‥汗) ここのベンチプレスは全日本クラスの練習をやっているので、その横でこれぐらいのことをやっても そう大したことはない。しかしさすがに疲れたので、その後の自主トレは月曜日に基本・形・組手と一通り やったのと、木曜日のサンドバック練習のみ。まあ、空手へのモチベーションを維持するには、たまには 休養も必要である。

今週も師範のご都合が悪いため私は師範から練習を任されており、今日は遅刻しないように快刀乱麻の如く スパッと仕事を切上げて名大道場に向かう。 あまりの快刀乱麻ぶりに、これまた職場の人が呆れていたようだが、 それは気にしないことにする。今年度の仕事ぶりにスペシャルな評価をもらっている私に対して、仕事をダラダラと やるような輩に批判される筋合いはない。今日の練習メンバーは先週と同じく新人のF君と二人となったが、 マンツーマンでコーチできるので期待の新人のF君に対してはこれはこれでよい。まず、一通り移動基本の練習。 受け・逆突の練習も、マンツーマンだからこそできる。受けと逆突で2回息を吐いて極めることを、私が見本になって 練習するので上達が早い。続く形の練習は、平安初段から三段を練習する。平安初段はまあまあだが、平安二段は 手刀受の脇が締まらない、力が入って一方の肩が吊り上るなど気になるところがいくつかあって何度も練習する。

平安三段の練習までやった後、組手の練習に入る。まずは、平安三段の最後の挙動の応用技を教える。 左腕をこじ入れて裸締めにされないようにすると同時に猿臂、てこの原理で倒して下段突の一連の流れはそのまま 護身術に使える。比較的単純な平安の形の練習も、形の中に隠された意味が分かると本当に面白い。そう思って、 F君に教えた。 続いて自由組手の練習。ステップ練習の後、正確に刻み逆突を極めるために、構えた相手の掌に 刻み逆突を打つ練習をやる。 初めてやる練習なので最初はうまくいかなかったが、私の真似をして後半はビシビシと 突きを極めるようになった。しかも、新人にしては突きが非常に重い。受けた私の掌がそれを物語っている。 練習の合間に腕立てや腹筋をやっているだけのことはある。今日は指立伏せをやっていた。刻み逆突の受けの練習 だけで終わらせるにはもったいないので、刻みと逆突に対する交叉法を教える。これも初めてやる練習なので 動きがぎこちないが、本当に教え甲斐がある。初心を忘れないように頑張って下さい。押忍、ありがとうございました。


12.03.23(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本手刀受・貫手、蹴上、蹴込
形:平安初段〜三段
組手:自由一本組手、前蹴・追突、刻み回蹴・逆突、左足で足払・逆突、右足で足払・逆突
    右足で足払・回蹴

先週の金曜練習で師範から教えていただいた「膝を素早く寄せる」ことを今週の自主練習のテーマとして、 月から木の勤務後に会社体育館で練習に励む。仕事は相変わらず問題解決の見通しが立たず、果てしなく 暗中模索の状態が続いているが、 仕事以外でこうして打ち込めるものがあるのは本当に幸せだ。お陰で どんなに仕事が忙しくても、たとえ10分でも目一杯やって汗を流すとストレスは吹っ飛んでくれる。 練習後のケアの大切さも最近は身に染みて分かってきて、ケアをやるとやらないとは全然違う。先週の日記で 書いたお風呂でのマッサージも効果があるが、練習のすぐ後でエアロバイクを5分か10分漕ぐと足腰が 物凄くほぐれることに気が付いた。調子が悪かった膝には、特に効果てきめん。 そう言えば4年前に左膝靭帯 断裂の負傷をした時に通院したスポーツドクターの井戸田先生(東海地方ではJリーグのグランパスの主治医を 務めるなど、腕は確かな先生)が、「早く直すためには代謝を良くすることが大事」と仰っていた。 当時は効果が実感できなかったが、今になってみると言葉の意味が良く理解できる。歳を取るにつれて怪我の 治りが遅くなるのは、「身体の新陳代謝が悪くなる」からである。ならば、血流を良くしてやればいい。 怪我持ちにはジョギングのように衝撃を与えるようなケアはケアになっておらず、エアロバイク、水泳などが 正解のようだ。

今日は師範のご都合が悪いため、私は師範から今日の練習を任されていたが、会議が長引いて40分遅れで 名大道場に駆け付ける。OBのTKさん、他道場の黒帯のK君ともに今日は都合が悪く、新人のF君が 一人で移動基本の練習をやっていた。私は準備運動もそこそこにして、移動基本でF君が苦手な技のおさらい 練習から二人で練習する。続いて、平安の形の練習。時間がないので、要所要所でポイントを押えながら 一緒に繰り返し練習。まだ平安二段の最初の内受の角度や手刀受の脇の締めなどができておらず、色々と 注意するがやり切れないので自宅で練習するようにアドバイス。基本と形は自宅でも練習できるが、組手は 相手がいないと上達が遅れるので残り30分の時間を使う。まずは、自由一本組手から。受けの後の突きを しっかり極めることを主眼として反復練習する。これをやった上で、先週とは目先を変えて刻み逆突以外の 攻め方を教える。前蹴・追突、刻み回蹴・逆突、そして足払い技。 最後に足払い技の応用として、右足で 足払い・そのまま回蹴を教えたら、初めて練習したとは思えないぐらい死角から回蹴が伸びてくる。 まだ全然スピードはないが、これは磨けばモノになりそうだ。 逆突・刻み回蹴も教えたかったが時間切れ。 この調子で頑張って下さいね。押忍、ありがとうございました。


12.03.16(金) 名大道場金曜練習

基本:自然体から腰を落として追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手
    前蹴、蹴上を蹴って騎馬立腰を落とす、同じく蹴込、自然体から回蹴蹴って腰を落とす
形:平安初段〜三段、燕飛、平安三段の指導
組手:自由一本組手、その場刻み逆突(二度ステップ、股関節ストレッチ)、組手ステップ練習
    向い合ってスイッチしながら前進し最後に極め、刻み逆突vs受け・三本目で返すの繰返し練習

私の長男が昨年11月のベンチプレス大会でサブジュニア(高校生)120kg超級の日本記録(162.5kg)を出したため、 今週の水曜日に愛知県体育協会から表彰されることになった。ベンチプレスやパワーリフティングは、それほど 競技人口が多いわけでもなく、高校では部活動をやっているところ自体が少ない。私の長男は、幸い 通っている名古屋市のスポーツセンターに愛知県パワーリフティング協会の理事を務めている人がいて、 一緒にトレーニングして力をつけたようだ。毎週土曜日は私も長男の送迎のついでに、そのスポーツセンターで 筋トレや空手の練習をやっている。こんな機会は二度とないので、表彰式の当日は私も有休を取って付き添う。 表彰式には、愛知県体育協会の会長を務める愛知県知事の大村さん本人が出席して、各部門の代表者に記念品を 渡していた。表彰者リストには室伏兄妹や浅田真央も載っていたが、さすがにご本人は来ていなかった。 親としてはまともに高校に行けていない人間が表彰されてもいいのかなとの思いもよぎるが、実力で日本記録を 達成したのは事実だ。長男には、決して一人の力で取れた記録ではないことを噛みしめてほしい。 私は一昨年、昨年と2回にわたって埼玉県大宮市で行われた全国高校パワーリフティング大会に付き添ったが、 そこで団体優勝校である浦和学院高校の監督と親しく話す機会があった。 どこまで本当かは不明だが、 私の長男について浦和の監督いわく、「ベンチプレスでH(浦和のエース)より重いバーベルを挙げる奴を初めて見た。 おかげでHは奮起して優勝できた」そうだ。優勝校の監督からそのようなコメントをもらえるなど、 親冥利に尽きる。 日頃は目が離せなくてさんざんな思いをしているだけに、報われた思いである。 いろんなことが変わってくるといいなと切に願う。

さて今週も仕事の忙しさに負けずに、空手の自主トレや筋トレで身体をいじめる。最近アフターケアの 重要さを痛感している。ここ1か月ぐらい風呂につかりながら下半身のリンパマッサージと、膝回りの筋肉の マッサージをやるようになってから、練習後も膝の違和感を感じにくくなった。マッサージで血行を良くすると、 新陳代謝が活発になって膝の内部組織が再生されるように感じる。先月あった父の17回忌法事の時に、薬剤師を やっている叔父さんに教えてもらった方法である。高額なコンドロイチンやグルコサミンなどのサプリよりも、 実はこちらの方が効果があると言っていた。実際にだんだんと効果が出てきて、駅の階段を二段飛びでホイホイ 登っても膝は何ともなく、最近は調子がいい。

今日の金曜日は、大きな会議を月曜日に控えており忙しかったが、残りは明日の土曜日に休日出勤して 片付けることにしてさっさと名大道場に向かう。今日の練習メンバーは、新人のF君、他道場の黒帯のK君、 後半から参加したOBのTKさん、そして私の4名。まずは自然体から突き受け蹴りして、前屈立や騎馬立で 腰を落とす練習から始まる。この練習は真剣に腰を落とすと非常にきつい練習で、私は先週から自主トレで この練習をやっているのでついていけたが、初めてやる新人のF君はその後の形の練習で足に来てこむら返りを 起こして目を白黒させていた。大丈夫だよ、若いから真面目に練習を続けていればこんなの屁でもなくなるよ。 続く形の練習は、平安の形を皆で一緒に練習した後、師範からマンツーマンで燕飛の形をご指導いただく。 膝が悪い私には最後に飛んで手刀受のところが難物であるが、それ以外のところは腰を落とすことと技のキレ なので、自主トレでは鍛錬のために時々練習している。その肝心のキレがダメで、師範から膝の寄せを素早く との貴重なアドバイスをいただく。 思えば最近は新人のF君のペースに合わせて一緒に基本や形の練習を やっていたため、こんな基本的で大事なことを忘れていた。目が覚める思いであった。 実際に膝の素早い寄せを意識して燕飛をやってみると、感覚が全然違う。まさに「初心をするべからず」である。 師範が帰られた後は、 自由組手の練習で汗を流す。黒帯3人にもまれて新人のF君もだいぶんうまくなってきた。頑張って下さい。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・受け逆突は、二回身体を締める。受けを極めてから、突きを極める。
・速く移動するためには、膝を素早く寄せること。これは内股の筋肉なので膝は関係ない。
・余分な動作をしないこと。(先々週に続いてのご指導)


12.03.09(金) 名大道場金曜練習はお休み、自主トレに励む

3月に入って、春らしい日が多くなってきた。暑くも寒くもなく、空手の練習には最適の時期になってきた。 ついに今日、私は50の大台に乗った。すでに40代後半からトシとの戦いは始まっているので、50歳と言っても 特別な感慨はなく、これまでやってきたようにやるだけである。 サミュエル・ウルマンの「青春」という詩の一節に、「人は年を取ったから老いるのではない。理想を失った時に、 初めて人は老いるのである」(Nobody grows old merely by a number of years. We grow old by deserting our ideals.)という有名な言葉がある。 「青春(youth)とは人生の一時期ではなく、心の状態を言う。」(Youth is not a time of life; it is a state of mind.) というのが、この詩の出だしである。理想を失わなければ、年を取っても心は老いずということであり、とても勇気づけられる。
今日は師範の定年慰労会と4年生のS君の卒業祝いを兼ねた飲み会で、大変残念ながら私は用事があって 東京に行っていたため出席できなかった。上記のサミュエル・ウルマンの言葉をもって、ここに心から感謝とお祝いの 言葉を送らせていただきたいと思います。

今週の自主トレは、土曜日はいつも通り筋トレ、平日は出張・用事でできなかった火金を除いて、月水木と 勤務後に会社体育館で30〜40分基本・形・組手の練習に励む。ここ最近、金曜練習が新人のF君に合わせた練習内容のため、 特に基本での身体のいじめ方が足りないことに気付いた。自主練習で補っているつもりでも、膝の調子が良くないため 無意識にきつい練習を避けていた。自然体から腰を落として追突、受け・逆突、蹴って前屈立・騎馬立で腰を落とす練習。 組手の逆突の射程距離を伸ばすための、歩幅を大きく取った移動基本逆突。せっかく師範に教えていただいた練習法なのに、 振り返ってみれば、どれも最近やっていない。今週、本当に久しぶりにやってみたら、ハードでやりごたえがあった。 やっぱり身体は正直で、鍛えていない部位は退化する。この練習のおかげで、膝の調子が良くなってきたような気がする。 まだまだ究めたいことがたくさんあるので、できるだけ空手を長く続けることができるように鍛錬を続けたい。 50など、ひよっこだ。頑張ります。押忍、ありがとうございました。


12.03.02(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、外受、内受、手刀受、前蹴、蹴上、蹴込
    回蹴の打合い
形:平安三段、、抜塞大、平安三段の指導、移動基本の受け・逆突の練習
組手:その場刻み逆突(二度ステップ、股関節ストレッチ)、組手ステップ練習
    刻み逆突vs受け、三本目で返すの繰返し練習

日曜日は息子が出場するジャパンオープンベンチプレスの付添いで、大阪の阪南大学に行った。 昨年10月にサブジュニア(高校生)の120kg超級クラスの日本記録を出したため参加資格である標準記録を達成して、 大人の大会に唯一の高校生として出場することになった。息子がパワーリフティングやベンチプレスを やるきっかけは、筋トレが好きな私の学生時代の練習日記を見せたことが始まりだ。私は空手の基礎体力を 鍛えるために、当時、自己流ではあるが筋トレにのめり込んだ。体重63kgでベンチプレス100kgまで 挙げたので、我流の素人としては相当なものだったと思う。それに刺激されたらしい。息子が通っている 名古屋市のスポーツトレーニングセンターにはベンチプレスのスペシャリストが何人かいて、一緒に 練習して力がついたようだ。残念ながら息子は調子が悪く今回はいい成績は残せなかったが、74kg級の人が 200kgを超えるバーベルを挙げるド迫力は凄かった。 またマスターズの60歳代の人が120kgを超える バーベルを挙げたり、更に最年長の83歳の人が80kgを挙げるのを見て大いに刺激を受けて帰ってきた。 本当に50歳なんて、まだまだひよっこだと感じる。息子もこれだけ頑張れるなら、情緒不安定も 何とか克服してほしいと思う。

今日は、医療費の確定申告のため休養も兼ねて有休を取った。午前中に確定申告を済ませて、休養してから 名大道場に向かう。今日の練習メンバーは、新人のF君、他道場の黒帯のK君、後半から参加したOBのTKさん、 そして私の4名。まずは、移動基本の練習から始める。師範は都合で19時に帰られるということで、私は 後でF君に受け・逆突の指導を仰せつかる。上手く教えないと、特に受けが締まらないので難しい。 私も空手を再開した当初は、締まらない受けのまま逆突を打っていた。受けが締まっているかどうかは、 受けた手を相手に押してもらえばよく分かる。師範のご指導は的確で分かりやすい。回蹴の練習だけは 移動基本ではなく、回蹴の打合いの練習。慣れていないF君のために、力を抜いてゆっくり蹴ったつもりが F君のガードをすり抜けて顔面に軽くヒット。蹴りが止めれなかったのでF君に謝ったが、これにこりずに 頑張って下さいね。サンドバック相手に突きや蹴りを当てる感覚を鍛えている私の、パワーを コントロールした蹴りを直接受けるのも良い経験ですよ。

続いて形の練習は、まず皆で平安三段の練習。私は最後に直る動作で師範からご指導を受ける。 どうも力が入り過ぎているらしい。 残心を保ちながら、力を抜いて刀を収める‥ 武道とはかくありたいものだが、 なかなか難しい。その後、私は師範によるマンツーマンご指導で抜塞大の形を志願した。ここ最近、 抜塞大の形で腰を落とすことろは落す練習をやってきたので、点検の意味もあった。これも注意していた つもりだが、まだ構えを解いてノーガードになる瞬間がある。やはり常に心掛けていないといけない。 師範が帰られた後は、30分は新人のF君の指導。最後の30分は自由組手の練習。黒帯3人にもまれてF君の 組手もずいぶん上達してきた。まだリーチの長さを生かせていないが、今後が楽しみだ。他道場の黒帯のK君と 帰り道で話したが、彼も同じ印象を持ったようだ。頑張って下さいね。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・受け→逆突は、2回身体を締める。注意しないと、受けも突きも締まらない。
・直る動作は、刀を収めるのと同じ。余分な動作や力を入れないこと。
・力を抜くということは、技ができる人が力みを取るということ。
・武道の自然な動きこそ、人間が動物とは違うという証明だ。
・まだ形の中で武装解除する瞬間があるので注意すること。


12.02.24(金) 名大道場金曜練習

形:平安初段〜三段、平安三段の指導、二十四歩
組手:刻み逆突vs受け、三本目で返す

さすがに2月も後半になると、何となく春めいてきた。寒い日があっても長続きしない。2/22に名古屋でも 平年より20日遅れで梅の花が咲いたと聞くと、寒かった今年の冬も終わりが見えたようだ。寒すぎた今までと違って、 自主トレしていても身体が温まるのが早くなり、空手の練習には暑くもなく寒くもなく良いシーズンに入った。 相変わらず今週も仕事が忙しいが、土曜日は筋トレ、月〜木まで勤務後に30分間は会社体育館で自主練習の時間を確保する。 水曜日は浜松出張のため車で約300km運転して疲れたが、その代わり早く仕事を切上げることができて、1時間ぐらい 存分に自主練習をやった。少し体育館の筋トレマシーンで基礎体力を鍛えてから、移動基本・形・組手と一通り練習する。 下半身のバネを鍛えるためには、やはり組手練習は最適だ。 特に壁相手にできるだけ遠い間合いから打込みの練習は、 相手がいない自主トレでも間合いの感覚と踏込を鍛えるのにとてもよい。これと、次の木曜日にやったサンドバック練習と 併せると、実際に当てる感覚も磨ける。 サンドバック練習のいいところは壁と違って動くので、動く目標を相手にする 実戦に近い。その代り注意しないと、実戦ではまるで役に立たない力任せに押し込むキレのない技になってしまう。 それぞれ長所と短所があるので、考えながら練習したい。

さて、来週の火曜日に大きな会議があるが、今日は誰にも文句を言われないように頑張って切りをつけて名大道場に向かう。 少し練習開始時間には遅れたが、他道場の黒帯のK君と地下鉄の駅で偶然出会って一緒に道場に入る。本日の練習メンバーは 新人のF君、他道場の黒帯のK君、最後の組手から参加した大学院生のT君、私の4名。ウォームアップしながら新人のF君の 移動基本の練習を見ていたが、とても昨年10月に入部したばかりの新人とは思えないぐらい進歩している。まだ前屈立・ 後屈立・騎馬立などの立ち方は今一つだが、昨年のことを思うと目をみはるものがある。全然ダメだった回蹴も右足はサマに なってきた。教えた膝の横への抱え込みができるようになっているのを見ると、とても嬉しい。この成長ぶりでは、先輩の 茶帯学生のレベルに追い付くのも時間の問題かもしれない。先輩学生には、奮起してもらって早く黒帯を取ってほしいな。 私は他道場のK君とともに平安の形の練習から参加。最初の平安初段の練習で、私の癖について師範からご指導いただいた。 転身する時に一旦構えが解けて、ノーガード(武装解除)状態になってしまうという、とんでもない欠点である。過去、何度か 師範からご指導いただいて自分では注意しているつもりでも、実は直っていなかった。 ことに簡単ということで気持ちが 緩みがちな平安初段で出たということは、注意しないと他の形でも出ているということである。それにしても、一瞬の 無防備を見逃さない師範の眼力には恐れ入るしかない。

平安初段・二段と練習した後、新人のF君にとって初めての形である平安三段を練習する。この形は接近戦の技が多く、 そのまま護身術に使えるので、何度練習しても非常に参考になる。 ナイフに対する猿臂受・裏拳(背手打)、最初の交叉受、 最後の背面への突き・猿臂・倒し技、いずれもマスターすれば接近戦の必殺技。平安の形といえども、奥が深いと感じる。 形の練習の後は、遅れてきた大学院生のT君も加わって4人で自由組手の練習。刻み・逆突を左・左、そして右・左で受ける。 最後は、受けをランダムにする。刻み突きの軌道がずれていたF君も、K君と私のアドバイスで最後は見違えるような ストレートの刻み突き、そして相手に届く逆突を打つようになった。K君とも話したが、今後が楽しみである。 押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・無駄な動作がない形が自然。挙動の間で武装解除してはいけない。
・足を寄せて前屈立移動は、股間を防御する意味。猫足立も同じ。
・形は相手がいることを想定している。最後も想定した相手を見ながら直る。
・平安三段は接近戦の技が多い。
・最初の交叉受は、小手返しで掴まれた手を払う技。
・倒し方さえ覚えれば、蹴り技でなくても組手で一本取れる。
・二十四歩の形は、柔らかく。


12.02.17(金) 名大道場金曜練習

昇級審査:見事にF君は合格、おめでとうございます
基本:追突、三本突、上受・逆突、外受・逆突、内受・逆突、手刀受・貫手、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:平安二段の指導、二十四歩

今週も仕事が色々と忙しく帰宅が夜11時を過ぎる日もあるなど、思うように自主トレができなかった。 しかし、なんとか火曜日と木曜日に勤務後に会社体育館で練習する時間を確保。火曜日は、移動基本・形・組手 と一通り練習、木曜日はサンドバック打ち。先週の金曜練習で師範がおっしゃっていた「軸足のタメができていない」 ということについて、以前インターネットで見つけたYouTubeの動画にヒントがあった。空手協会系の高段者の人が 蹴上や後屈立移動をゆっくりとやる動画だが、今まで正確な動作をやるための練習と思って見ていた。 しかし、 この練習は実は身体の軸を作ること、特に軸足を鍛える練習であることに気付いた。実際にゆっくりと 平安初段や壮鎮の連続手刀受の動作をやってみると、片足立ちになって軸足を作りながら移動しなければ いけないことが実感できる。 これは、スピードをつけてやっては絶対に分からない感覚である。膝の状態が よくない私にとっては、片足立ちになるのは非常につらい練習であるが、軸足を作るということはこういうこと なのだと思う。この練習は、後屈立の前足がそのまま蹴り足になるので、蹴りの軸足を作る練習でもある。 50代目前のこの歳になっても、常に発見があるのは幸せだ。空手を続けてきて本当に良かったと思う。 「常に思念工夫せよ」、松濤館流空手創始者の船越義珍先生の松濤二十訓の中で、私が好きな言葉の一つである。

さて、今日は新人のF君の初めての昇級審査であり、疲れ切った身体を休めたかったこともあって、午後から 有休を取って万全を期す。本日の練習メンバーは、新人のF君、OBのTKさん、他道場の黒帯のK君、私の4人。 昇級審査の課題を皆で一緒に練習した後、いよいよF君の初めての昇級審査。移動基本は並んで練習しているので 気付かなかったが、F君の成長ぶりには驚いた。まだ粗削りなところはあるが、スピードとパワーは着実についている。 次の平安初段の課題は、この級としては文句なしに合格であるが、特に手刀受の時にまだ上下動がある。 最後の基本一本組手は、突きが流れる癖がいつの間にか直っている。上段突が燕飛の形の揚突になっているのはご愛嬌。 このままいくと、今忙しくてあまり練習に出てきていない茶帯の先輩学生のレベルに追いつくのは、もはや 時間の問題のように感じる。一昨年末に黒帯を取ったI君以来、名大道場から黒帯が出ていないので、 先輩学生にはなんとか奮起してほしい。忙しくても、時間は作るものだ。そうしないと、何もできない。

F君の昇級審査合格発表の後は、通常の移動基本と形の練習。形の練習はF君に平安二段を指導したが、 最後に師範からお呼びがかかり他道場の黒帯のK君と一緒に二十四歩の練習。一回勝負と思うとついつい力が入り、 あとで師範から「まるで30代の人間が初めて二十四歩の形を打つようだ」とのご講評をいただく。二十四歩は、 力を入れてはいけない(力むなと言うこと)形で、緩急が大事だ。もう少し磨けばモノになるとのお言葉をいただき、 とても励みになる。しかし、力まずに緩急と技のキレを出すのは一筋縄ではいかない。 形といえども、 実戦に使えなければ単なる空手踊りになり下がる。その技で本当に使えるのか?、常に自問自答しないと、本当の 形は身に付かないのではないかと思う。 練習後は、F君の昇級審査合格を祝ってささやかな打上げ。皆で今日の 練習の疲れをねぎらうとともに、師範からいろいろとお話を伺い、空手の道へのモチベーションを新たにする。 本日の練習、お疲れさまです。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・最高レベルの空手を見ているからこそ、それを目指す。これが空手のロマンだ。
 (本日のお言葉は、これに尽きる。思わず戦慄‥)


12.02.10(金) 名大道場金曜練習

形:慈恩、壮鎮、抜塞大、五十四歩大、燕飛、十手

昨年夏に大問題が勃発したため殺人的に忙しかった仕事も、どうにかこうにか解決の目途が立って 山場を越えたようだ。今日の午前中に3拠点を結んだ電話会議で仕事を片付けると、これまでの 疲れがどっと出たので、午後から休養のため有休を取る。今週は、水曜日は出張のため練習できなかったが、 土曜日:筋トレ、日曜日:ランニング、月・火:基本・形・組手練習、木曜日:サンドバック打ちと 毎日30分以上は自主トレができた。最近、膝の調子が良くないので膝のバネが落ちていることを自覚しているが、 甘やかすと増々バネが落ちるので、組手練習でいじめる。サンドバック打ちもバネを意識して行うが、 あと一歩の踏込で膝のバネが足りない。 しかし、「生涯空手」を目指す以上は鍛錬を続けるしかない。 松濤館流空手創始者の船越義珍先生いわく、「空手は湯の如し 絶えず熱度を与えざれば元の水に還る」。 松濤二十訓の中でも、私が好きな言葉の一つである。

さて昼寝して休養してから名大道場に向かうと、今日は期待の新人F君の都合が悪く、本日の練習メンバーは 他道場の黒帯のK君と私の二名。師範の(ほとんど)マンツーマンの形のご指導となる。あと1か月で50歳となる 私と違って、K君はまだ40代前半なので生きが良い形を打つ。一緒に練習すると、私にとって大変励みになる。 私とK君で交互に練習したい形を申し出て、順番に練習する。私の膝の調子が良くないことは、すぐに師範に ばれてしまった。師範からご指摘のあった「軸足のタメがない」これに尽きる。動きが硬いのも、そのせいだと思う。 ともあれ、本日の師範による形のご指導は「目からウロコ」の内容が多く、いかに自分がこれまでの形の練習で いいかげんなことをやってきたかを思い知らされる。練習後にK君と話したら彼も同じようなことを言っていた。 自主トレで自己満足してはダメだという思いも同じ‥。 師範が帰られた後も、二人でそれぞれの弱点をおさらい練習。 生涯空手の道は遼遠、遥か彼方に続いている。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・慈恩の中段突の後の上受、下段払(二か所)でしっかりと後足を伸ばすこと。
・内受は脇を開けないようにして締めること。
・鉄槌落しは腕を軽く曲げて頭上から落す。腕を伸ばしきらないこと。
・抜塞大は、腰を落すことろはしっかりと落すこと。(下段貫手、山突、掬受の3か所)
・動きが硬いので、柔くするところは柔軟に。
・軸足のタメができていないので、最後にうまく直れない。
・最後に元の位置に戻れないのは、歩幅、角度などに問題がある。
・燕飛の上段猿臂で腰を止めて極めてから、ゆっくりと背刀、中段突。


12.02.03(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、外受、内受、手刀受、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
    昇級審査用移動基本
形:平安初段、五十四歩小
組手:基本一本、上段vs流し受け、同じく更に手刀打、中段vs流し受け、同じく更に掌底打

この冬一番の寒波が来て、昨日の名古屋は15cmの積雪。今朝はなんと-4.8℃の厳しい寒さだった。 通勤電車のJRも、この二日は続けて大雪のためダイヤが乱れた。そのおかげで、今日予定されていた 浜松出張が中止になり、名大練習も最初から参加することができた。本当に、世の中なにが幸いするか 分からない。今週も月火水と勤務後の遅い時間に30分時間を確保して、会社体育館で基本・形・組手の 練習をその短い30分間に詰め込む。忙しければ忙しいほど、時間は貴重だ。木曜日はさすがに少し 疲れたので、久しぶりにサンドバック打ちの練習をやる。伝統派空手は道場ではライトコンタクトに 留めるため、当てる感覚を磨くにはサンドバック打ちが最適だ。それも、サンドバックを押し込むのではなく、 サンドバックに穴を明ける感覚で突きや蹴りを打つのが大事だ。 押し込む突き蹴りは派手に見えるが 自分の手足のダメージは少なく、穴明けイメージの突き蹴りはインパクトの瞬間のダメージが大きい。 作用・反作用の法則から言えば、逆に相手のサンドバックにもそれだけの衝撃を与えていることになる。 この練習と、壁に向かって思いっ切り踏み込んで打って1cm手前で止める練習をすれば、1人練習でも 充分組手の練習になる。

さて、出張と会議がなくなったことを幸いに定時より前に仕事を切上げて、さっさと名大道場に向かう。 また、仕事は来週頑張ればいい。ダラダラと長時間やるよりも、短時間で集中してやったほうが良い 知恵も浮かぶ。今日の練習メンバーは、新人のF君、途中から参加のOBのTKさんと私の3名。 F君は早くも二週間後に昇級審査を受けることになった。したがって、本日の練習はF君の昇級審査用に 向けたメニューとなる。まず寒さで冷え切った身体を温めるために、移動基本の練習から始まる。 蹴りの練習のころには身体が温まって汗が出てきたが、体育館の床は冷蔵庫のようで足先だけは冷たい。 回蹴の練習で、刻み回蹴が相手の死角から来るためモノにできれば極めて有効な技になるとの師範の ご解説があった。移動基本の要領で、刻み回蹴・回蹴を繰り返す練習をやるのがやはり良いそうで、 私の場合は回蹴・刻回蹴→刻み回蹴・回蹴で前進という練習を時々やっている。また、最近やっているのが 逆突き・刻み回蹴の移動基本で、逆突きの移動基本に自分で工夫したバリエーション。私は自由組手 スタイルでは逆突き・刻み回蹴がうまくできなかったので、考え出した練習メニューである。 基本スタイルでできなければ、組手でもできない。これに限らず、みんな同じだと思う。

続いて、昇級審査用の移動基本、平安初段の形の繰返し練習の後、組手の練習に入る。まずは F君のために基本一本組手から。F君は追突の時に、身体が流れて半身になってしまう。こうなると 腰が締まっていないので、簡単に倒すことができる。嘘だと思ったら、身体を正面に向けて腰を締めた 体勢と上体が流れた体勢で、実際に誰かに押してもらえば実感できる。 師範が常々言われる 「攻めは正面、受けは半身」これに尽きる。身体ごと相手にぶつけるようにして打つ突きが正しい。 この点は、追突も逆突も全く同じだ。師範が帰られた後も、本日のメニューをおさらい練習する。 寒い中、本日の練習お疲れさまです。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・外受は受ける瞬間に手首をひねって突きを流す。内受は受ける瞬間に少し引いて受け流す。
・手刀受も同じで、手刀打にも応用できる。
・横蹴り系の技は、横から攻撃された時に使う。正面の相手には使わない。
・蹴りは相手につかまれないようにスナップで戻すこと。
・組手の試合では、上段刻み回蹴は死角から飛んでくるので有効。移動基本で練習するとよい。
・追突は、へそから相手にぶつかるように前進して、その上に突き手がある。
・攻めは正面、受けは半身。追突で身体が流れると簡単に倒される。
・掌底打は相手の胸をはうようにして打つと外さない。
・攻めは鍛えられないところを狙う。鍛えられる部位をいくら攻めてもだめ。


12.01.27(金) 名大道場金曜練習

組手:相手と向い合って前進しながら切替しを繰り返し、最後は逆突で極め

今日の金曜日の大きな会議の準備のため、今週は殺人的に仕事が忙しかった。先週の土曜日は出勤、日曜日は疲れて休養。 それでも月火水と、夜も9時過ぎの 勤務後に何とか30分の練習時間を確保して会社の体育館で自主トレをやる。明日は練習できないかもしれないと思うと、 たった30分の練習でも中身が濃くなる。例えば月曜日は、昇段審査用の移動基本練習3本、二十四歩と観空小の 形を3回ずつ、刻み・逆突、前蹴・追突、逆突・刻み前蹴、壁に向かって左右交互に逆突の打ち込み練習。 これだけを30分の時間に詰め込むと滴るほどに汗まみれとなり、30分が十分長い充実した時間に感じられる。 忙しければ忙しいほど、工夫して時間を有効に使うことが大事だ。 自主トレでは基本なら基本だけ、形なら形だけを 練習いることが多いが、こうして基本・形・組手の3種目を短い時間ではあるが全て通して練習すると、やはり 空手はこの3つが相互に補完してバランスよく成り立っていると感じる。 特に最近は組手練習が足りないように思うので、 少し組手練習の比率を上げたい。膝の調子が良くないのでバネが落ちているが、やらないと落ちていく一方だ。 組手は全身のバネが必要なので、組手練習で鍛えたバネは基本や形でも生きる。逆に、基本や形の練習で 身に付けた正しい動作は、組手でも正確で力強い極めとなって生きる。 基本をおろそかにして組手なし、組手 おろそかにして空手なし‥‥だ。空手は戦う武道である。闘争本能をなくしたら、空手は空手でなくなる。

会議は今日の夕方にあって事業部長にいろいろと言われたが、頑張って準備しただけあって最終的にはGOサインの 決裁をもらった。胸をなでおろす間もなく、名大道場の練習時間に間に合わなくなるので、会議終了後は一目散に道場に向かう。 師範が帰られる7時半には何とか間に合って、組手の練習から参加する。本日の練習メンバーは、大学院生のT君、新人のF君、 OBのTKさん、他道場の黒帯のK君、そして私の5名。久しぶりに練習メンバーがそろって、組手練習は活気が出る。 今日の組手練習メニューはシンプルで、相手と向い合って前進しながら切替しを繰り返し、最後は逆突で極め。 しかし技がシンプルというだけで練習の中身には、組手のステップ、相手との間合い、切替しのタイミング、 相手に合わせて瞬時に切替し、極めのタイミング・間合いなど、盛り沢山の内容が凝縮している。黒帯の鍛錬になるだけでなく、 新人のF君にも自由組手に慣れるための練習にぴったり。最後にあわてて逆突を打とうとするため、腰の切れがない 手打ちの逆突になっていたので、皆でF君にアドハイスする。まだまだではあるが、少しずつ逆突が伸びてきた。 せっかくの長いリーチがもったいないので、この調子で頑張ってほしい。 伝統派空手の組手といえども突きが相手に届かなければ全くの無意味、相手に当てるように教える。寸止めと言う言葉があるが、 全くの誤解で少なくとも中段は当て止め(ライトコンタクト)ぐらいでないと、試合では有効技として取ってもらえない。 途中で大学院生のT君は他道場の黒帯のK君の 指導で慈恩・抜塞大の形の練習で抜けたため、残った3人で繰り返し組手の練習。8時まで練習して、本日の練習終了。 押忍、ありがとうございました。


12.01.20(金) 名大道場金曜練習

基本:移動基本追突、三本突、上受、外受、内受、手刀受、前蹴、蹴上、蹴込、回蹴
形:平安初段・二段、師範のマンツーマンのご指導で慈恩・抜塞大、平安二段の指導
組手:サイドステップで刻みをかわす練習、刻みvs右にかわして逆突、同じく左にかわして逆突
    右にかわして左回蹴、右にかわして逆突・倒して下段突、2つの技を交互、3つの技を混ぜる

今週は忙しいながらも、月火水と勤務後30分の練習時間が取れた。夜の9時近い時間だが、それでも 会社の体育館で大鏡のある場所で練習できるのは嬉しい。月曜日は平安初段〜五段、慈恩、抜塞大、壮鎮 火曜日は移動基本、水曜日は二十四歩、観空小、十手、燕飛を練習する。正月休みの間は広い場所で形の 練習ができなかったので、どうもしっくりこない。練習で早く動きを取り戻すようにしたい。先週ちょっと おかしかった左膝の状態も、練習をやると少しずつ良くなってきた。 やはり、左膝の靭帯断裂の古傷が あるからと言って、甘やかしてはダメだ。なだめすかしながらでも使ってやらないと、筋肉は退化する。

さて殺人的な仕事の忙しさが続くが、今日は絶対に道場の練習に参加すると心に決めていたので、 残りの仕事は明日の土曜日の休日出勤で対応することにしてさっさと名大道場に向かう。師範と 練習に来たメンバーには、1週間遅れとなった新年の挨拶をする。今日の練習メンバーは、楽しみな新人の F君、他道場の黒帯K君と私の3名。先週の名大道場での初練習に参加できなかったK君と私にとって、 今日が道場での初練習だ。 「自主練習と道場での練習は全く違う」と練習後にK君と話したが、自主練習には どこか甘えがある。また練習の緊張感も違う。 一人でも練習できるとは言っても、武道は対人が前提なので よほどの才能がない限り一人でやれることには限界がある。松濤館流空手創始者の船越義珍先生のお言葉の 「道場のみの空手と思うな」というのも、道場での鍛錬という土台があってのこと。ここは誤解してはいけない。

移動基本と平安の形の練習の後、慈恩・抜塞大の形は師範のマンツーマンのご指導。まるで試合にでも 出るような緊張感で、全く気が抜けない。それぞれ2回ずつ練習するとヘロヘロになってしまった。 それにしても、師範の号令には強弱と緩急があって、それが形の強弱と緩急そのものなのだから恐れ入る。 師範から号令のリズムを身体に叩き込むようにとのアドバイスを受ける。確かにこれが師範の号令なしで できるようになったら、形が全然違うものに進化すると思う。

最後は、これこそ1人練習ではできない組手練習。今日は、相手の刻み突きをサイドステップでかわして 反撃する練習を繰り返す。久し振りの対人練習なので、最初は動きがぎこちなくギクシャクしたが、身体が 感覚を思い出してエンジンが掛り始めると次第に動きを取り戻す。 師範が帰られた後も、3つの技を左右交互に 10本出す反復練習。3人で交代で回しても受け側は20本連続になるので、この練習は非常にきつい。 新人のF君もよく頑張ったと思う。本日の練習、大変お疲れ様でした。押忍、ありがとうございました。

師範のお言葉
・受けができていないと、受け逆突で受けが極まらないので、まず受けだけで練習する。
・回蹴は軸足のつま先が後ろを向くように返すこと。
・平安二段の最初の受けは、一旦右腰に両手を持ってくるのではなく、自然体の構えから受ける。
・倒した相手の背中が床に着いていないと一本にならない。
・倒された時に後頭部を打たないように、自分のへそを見るようにすること。
・サイドステップの回蹴は、膝を軸にしたスナップで蹴ること。(蹴り足を素早く戻す)
・左右の技を交互に練習してこそ、技が使えるようになる。


12.01.13(金) 出張のため名大道場金曜練習に参加できず自宅練習

基本:自然体中段突、騎馬立三本突、平安初段と壮鎮の形にある4連続手刀受
    移動基本追突、三本突、上受・裏拳・逆突、外受・逆突、内受・刻み逆突
    手刀受・刻み前蹴・貫手、刻み前蹴・前蹴、前蹴・追突、蹴上・蹴込、刻み回蹴・回蹴
    逆突・回蹴

少し遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

大晦日と元旦は比較的穏やかたった反面、それ以降は寒いお正月になってしまいましたが、 皆様お変わりありませんでしょうか。私は、冬休み中は会社が法人会員として契約しているコナミ スポーツと、名古屋市のスポーツセンターに合計3回行っていい汗を流しました。おかげで、 正月太りもなく元気満々で正月明けを迎えました。

しかし、当面2月末までは仕事が緊急事態となっており、1/6に初出勤してから1/8(日)に一日 休みがあっただけで今日まで殺人的な忙しさであった。空手の練習は1/7に昇段審査用移動基本、 平安初段〜五段、鉄騎三段、十手、二十四歩、観空小の形を会社体育館で遅い時間に練習したのが やっとの状態だった。あとは、夜の11時頃に帰宅後にストレッチをやったり、ちょっと形の練習を やる程度。しかし、忙しければ忙しいほど、この少しでも練習を続けることが極めて大事。 全くやらないのと、少しでも続けるのとでは1か月もたつと雲泥の差となって現れる。その気になれば、 畳一畳分のスペースでも練習できてしまうのが空手の良いところである。

松濤館流空手の創始者、船越義珍先生いわく
  「道場のみの空手と思うな」
  「空手の修業は一生である」
  「凡ゆるものを空手化せよ 其処に妙味あり」
  「空手は湯の如し 絶えず熱度を与えざれば元の水に還(かえ)る」
空手松濤二十訓の中でも、私が常に心においている座右の銘である。

さて今日が名大道場の練習初めだったが、残念ながら急に浜松出張が入ってしまったため、 やむを得ず夜の9時半頃に帰宅後、自主練習をする。1/7に観空小の形を練習した時に、最初の方の 後屈立内受で右前になった時に古傷がある左膝に違和感を感じた。左前前屈立では感じなかったのだが、 後屈立は左膝にかかる負荷の方向が微妙に違うようだ。これはマズイと思って、今日は平安初段(左前から)と 壮鎮(右前から)の4連続手刀受の繰返し練習をやった。案の定、右前の後屈立の転身がある平安初段の方が、 左膝への負担が大きいため支えきれなくなって、前足が止まらずに回り過ぎて流れる。平安の形や 観空小の形の練習をやっていれば気付いたはずだが、冬休みからこの形は練習しておらず気付くのが遅れた。 「やらないと、できていることもできなくなってしまう‥」 そんな危機感が募る。昔のプロレスラーの ジャイアント馬場さんが、女優の黒柳徹子さんにそう言って毎日スクワットをやるように勧めた理由が、 今となってはよく分かる。空手も同じ、とにかく続けることが大事。


    

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