Ex-diary サルの恩返し6

Extra diary

小ネタ置場。

破壊王子。輪っかベジたん。ちょっとした連載小説から日記での小ネタログ、その他分類不能な文章置き場です。連載小説はカカベジ/くだらないギャグ系中心。飽きたorくだらなすぎて耐えられなくなったらさっさと辞めてしまうであろう、極めていい加減企画です、ご了承ください(゚Д゚;)ハアハア

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サルの恩返し [6] (元ネタ ツルの恩返し)

2009/11/06

単にタイトルのダジャレを言いたかっただけにしか思えない昔話パロ・カカベジ。短く済ますはずだったのにどんどんカオス化してますハアハア!




金の切れ目が縁の切れ目、そしてサイヤ人にとっての縁の切れ目は食の切れ目、ということでなんとか夫婦生活を保つため、二人は現金収入を得ようと知恵を絞りました。しかし根がニート体質の地球育ちのサイヤ人はどうすれば収入が得られるのか検討も付きません。
そこでとりあえず、カカロットは山へ芝刈りに、ベジータは川へ洗濯に行く事にしました。え?なぜ現金収入を得るのに洗濯に行くのかって?それは二人が昨夜激しく愛し合ったため、二人の服がすっかり白く汚れてしまったため、ベジータにしてみればそのままでは現金収入どころか人前に出る事すら恥ずかしかったからです。

「くそっカカロットの奴、好き放題やりやがって!!」

昨夜カカロットに好き放題に愛されたその余韻に頬を赤らめつつ、ベジータが自分とカカロットの衣服を川でごしごし洗います。ついでにカカロットの山吹色の道着の、身幅の広さに持ち主の広い胸を思い出してどきどきしたりしていると、ふと、何か不思議なものが目に入りました。

「……な、何なんだあれは……!!」

なんと、彼が洗濯をしていた川の上流から、大きな腿(もも)がドンブラコ、ドンブラコと流れてくるではありませんか。ベジータは目を見張ります。それは、川の水面からにょっきりと突き出された、隆々たる筋肉の張りも逞しい大男と思しき両足でした。
「ま、まさかあれは…そんな馬鹿な……いや、間違いない!!!」

ベジータは慌ててざぶざぶと川に分け入って、流れ去ろうとする大きな腿(もも)を急いで引き上げました。水面からざばあっと飛沫を上げて引き上げられたもの、それは…。

「……ぷっはあああっ!た、助かったぜ!!!」
「な、ナッパ?!ナッパか?!」

驚いた事に、大きな腿(もも)を引き上げると、水面下から玉のように輝く男の子、いえ、オッサンが顔を出したではないですか。輝いていたのは彼のツルツルにそり上げたスキンヘッドでした。ベジータは驚きに目を見開きます。
「ナッパ、キサマがなぜここにいる?!」




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