異世界冒険譚

ファンタジー系創作小説の部屋

小説

『水底の天使』 夢兆を解くために占師のもとをおとずれた少年。伝説の湖に眠る神の使者の託宣と、おそるべき運命の予告。
『ヴァオルの紅玉』 妖魔の調伏を依頼された女幻術使アリユスと弟子の少女シェラは、占い師パランの指針を背に少年剣士ダルガを伴って、魔の山へと分け入った。だがそこにはおそるべき秘密が隠されていたのだった!
『手のひらの下の街』 アリユスとシェラがおとずれた港町は、祭りの喧噪に包まれていた。だがその喧噪はどこか狂的で、そして――凶暴だった……。
『風 鈴』 男は訪れた。忘れていた場所、記憶から締め出していた場所を。そこには奇妙な茶屋があった。不思議な少女がいた。封印したはずの過去があった。男の望まぬあらゆるものが。
『無人島』 船の難破に遭遇したダルガとパラン。漂着した島のひとびとに救われたふたりは、平穏の日々を過ごしたていたが、やがて……。
『 祭 』 狂気に率いられた邪教の軍勢。死をも厭わぬ前進と無差別の殺戮の裏には、おそるべき秘密が隠されていた。対峙するダルガの運命は?
『幽  霊』 訪れた村で妖魔調伏を依頼された幻術使トエダ。だが幼いアリユスが村人のあいだを巡るうち、人々のあいだに忌まわしい過去が隠されていることがわかってきた……。
『 涙 』 惨状を呈する山村に呆然とするアリユスとシェラの前にあらわれたのは“神”と名乗る少年だった。
『相  克』 皇位継承争いに憂う若き皇子クアドは、戦場にしつらえられた天幕でひとりの訪問者を迎える。その訪問者の正体とは?
『双  身』
 

神話、伝説

 
『青い薔薇――闇の貴公子放浪のこと』 世界を統べる神王スティレイシャは、己が生に倦んでいた。しかしあるとき王は落日の乙女シェラッハと出会う。だがその出会いは悲劇の始まりでもあった。
『異界より地獄の公爵来臨のこと』 シェラッハを求めてあらゆる世界を経めぐるスティレイシャは、破滅の絶望に覆い尽くされたバレエスへとたどりつく。そして運命の開示が……
『智の神イムリエスのこと』
『ワジャリヤの御者のこと』
『イムリエスの逃走』
『バラダアル興隆のこと』 楽園を訪れたのは、おそるべき破滅を内包した不吉の化身だった。
『復活。』 ケチな盗賊イスナンディルは、奇妙な法師と出会う。おぞましき運命につながるとも知らず、法師の指示に従いつづけてトントン拍子に出世して……。
『名の伝わらぬ者、人なるを終える』 その者の元の名は伝わらぬ。死神の猟犬どもにその生涯を嘲弄され、怒り、嘆き、哀しみ、そして永き放浪の果てについに、その者は不死を手に入れる。
『海  神』  
『暗黒神の誕生』


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