第１試合
×　松延隆介（柏）　２R TKO
　　　　　　　　　　　竹内宏充（ウィラサクレック）○

試合は初めてという松延、初回から怒濤のラッシュ。学生キックの雄、竹内をコーナーまで追いやり攻めっぱなし。竹内は冷静にこれに対処、ガードを固め様子見。２ラウンドに入り同様の展開か．．と思いきやここで松延の肩が脱臼のアクシデント。レフェリー試合を止め、竹内の勝利。しかし初回のラッシュや、その後の展開から見て松延、デビュー戦とは思えない動きだっただけに残念。

第２試合
×　ゴメンネ淳ちゃん（ウィラサクレック）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　イトウトモノリ（習志野）　○

体格は淳ちゃんが圧倒的に上回っていたが、技術はイトウ。オーエンジャイでは大活躍。力で押してくる相手に対して首相撲からの膝、そして強烈ボディブローを叩き込む。淳ちゃん見るからに効いた顔。ダウンを奪われジエンド。イトウ選手、毎回良い試合を見せてくれます。

第３試合
○　古川多苦労（東京北星）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　　　亀倉孝夫（習志野）×

99年のK-U新人王という亀倉。実は、その昔オーエンジャイで井上玄斗にTKO勝ちしているという実力者。実績は圧倒的不利な古川。実際に試合が始まると、亀倉の前蹴りとミドルに翻弄され、まったく攻撃が当たらない。「多苦労、惨敗か？」と誰もが思ったが、久々の試合の亀倉、２Ｒ中盤から突然失速する。一方の古川は、練習量は北星の若手ナンバー１を誇る。そのスタミナを武器に、休まずラッシュをかけ続ける。しつこい多苦労の攻撃に嫌気がさしたか亀倉、終盤は完全に多苦労ペース。そのまま古川多苦労が金星を挙げた。「古川は育てなきゃいかんな」というほど、玉城会長に期待されている古川。引退が濃厚になっているガッツちしまつを「既に超えた」と相手にしていない様子だ。夏頃にはプロテストを受験する予定の古川。亀がうさぎを追い抜くのももうすぐだ。

第４試合
×　夜桜弘治（ウィラサクレック）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　　　アラビアン長谷川（タイ）○

久々登場の夜桜（メル友募集中だそうだ）。今日も満開である。アラビアに対して変則的な蹴りで応戦。結構効果的だったように見えたのは俺だけか？試合はアラビアが後半スタミナを失った夜桜をヒザで攻め、また首相撲で圧倒し完勝。しかし試合後、痛そうに腕を揉むアラビアの姿が。

第５試合
×　HIDEO34（ウィラサクレック）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　　　ギャムワット（タイ）　○

元ルンピニーのランカーというギャムワット。HIDEOも首相撲によく付き合っていたが、突然のボディブローを喰らう。それに対処しようとガードを下げたら切れるようなハイキックが！！間合いが近かった為に浅かったが、その後もこのボディ、ハイのつなぎに終止翻弄され、攻撃の糸口をつかめずギャムワットの勝利。恐ろしいまでの実力を見せつけた。試合後に「何にもできなくて．．．．．」ともらしていたHIDEO、寝技に持ち込みたかったに違いない（笑）。

第６試合
×　ノーコンテスト野崎（東京北星）　３Ｒ判定
　　　　　　チャモアペット・チョーチャモアン（タイ）○

ついにチャモアペットが、ムエタイルールで日本人と相対する一戦。あっという間にワイクーを終わらせたチャモアペットに対して、野崎、ヤリで相手を突くワイクーを披露（ン？銃剣だったか？）。試合は笑顔を見せながら遊ぶチャモアペットに、野崎なんと毒霧攻撃！！ムエタイ九冠王に対して．．．．．。お客はイケイケ状態になるも、チャモ先生もイケイケに。膝でダウンを奪われた野崎、判定負け。

第１試合
×　高田晃行（フリー）　３R 判定
　　　　　　　　　　　大鷲竜一（南郷道場）○

いつもながら南郷道場の大応援団に後押しされ、初回からラッシュをかける大鷲。階級が一つ上のためパワーで押し込む場面も。しかし高田、これを冷静に見て耐えきり、パンチをあてていく。後半、序盤のラッシュでスタミナが切れた大鷲、首相撲に持ち込む。高田これについて行けずヒザの連打を喰らう。これが響いたか、大鷲の判定勝利。

第２試合
×　田中裕貴（チームチョーチャモアン）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　　　　　HIDEO34　○

HIDEOのパワーに長身の田中も押されぎみ。初回にもらったストレートで鼻血が吹き出す。首相撲に持ち込もうとするも、HIDEO技術でも田中を上回り勝利。実年齢を知ったお客さんから驚愕の声が。

第３試合（国際式）
△　八木勇一（ナックルジム）　判定ドロー
　　　　　　　　　　　　藤原鉄志（青春塾）　△

上着を脱いだ藤原の体を見てどよめきがおこる。ゴツい。相手はウェルターの八木だが、細く見えてしまう。しかしこの八木、恐れる事無く前進、真っ向勝負。この姿にお客さん、感動。藤原の重たいパンチはガードの上からでも響く。だがかまわずに攻撃を繰り出す。結果、ドロー。八木の根性を見た。

第４試合
×　武井　豊（チームチョーチャモアン）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　　　アラビアン長谷川（タイ）　○

相手がアラビアと知って、一瞬引きぎみだった武井、しかし「やらしてください」とやる気十分に。だがこの日のアラビアは鬼。一方的。首相撲では両足が天井に向くほど見事に回転させられ、前蹴りではロープまで吹っ飛ばされ、日曜日からのアラビアンキック教室に花を添えた。（４／１４から葛飾区中川中学校体育館にて午後６：３０〜）試合後、「質が違いました．．．」とうなだれる武井。しかし臆する事無く果敢に向って行った姿には学ばされる部分もあった。

第５試合
△　中西一覚（チームチョーチャモアン）　判定ドロー
　　　　　　　　　　　ヌアトラニー（タイ）　△

ヌアトラニー、言わずと知れたタイの強豪。挑むのは、先日ある超一流（！）選手の腕を強烈ミドルでへし折ったと言われる中西。ヌアトラニーよりも軽い階級なのに顔色ひとつ変えずにリングに上がる。セコンドにはチャモ先生も付く。序盤はヌアトラニー、様子見か、受けに回る。中西、ここぞとばかりに攻め立てる。当然、全て見切られていたが勢いは中西、ミドルからパンチのコンビネーションも冴える。後半、徐々にヌアトラニーのエンジンがかかりはじめ、首相撲からの膝の連打は見ている方が痛いくらい。だが中西、持ち前なのかポーカーフェイスで耐える！！そしてまたコンビネーションで返して行く。レフェリー、体重差も見てか値千金のドローに！！今日はお客さんのノリも良く、非常に盛り上がりました。

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第１試合
○　南健介（ウィラサクレック）　３R 判定
　　　　　　　　　　　古川多苦労（東京北星）×

実力者・南に真っ向勝負を挑んだ多苦労。序盤は互角の勝負を展開し、南を慌てさせる。しかし、キャリアに勝る南。接近戦を軸に、徐々にペースを握る。最終Ｒには完全に南ペース。飛んで飛んで好き放題。南が完勝した。
「自分の情けなさ」に試合後は涙を浮かべた多苦労。だが、興行後には女性客に囲まれてご満悦であった。夜の綾瀬に消えていったという情報の真偽やいかに。

第２試合
×　弘中史樹（ウィラサクレック）　３Ｒ判定
　　　　　　　　　アラビアン長谷川　○

いつものごとく、いつものように、アラビアンマジックが披露されたリング上。だが、この日観客の視線を釘付けにしたのは、セコンドのチャモ様。試合中に携帯電話が鳴ると、試合終了までしゃべりっぱなし。セコンドしながら、マッサージしながら、水を飲ませながら、しゃべりっぱなし。どこの誰と話していたやら。

第３試合
○　新開実（青春塾）　判定
　　　　　　赤羽秀一（ウイラサクレック）　×

全日本キック対ＮＪＫＦの一戦だが、５回戦同士ではないので結果も公表。結果は攻めての多さで勝る新開の勝ちに終わったが、組み合いで一歩も引かない赤羽の成長ぶりが光った。

第４試合
△　ヌアトラニー（タイ）　判定ドロー
　　　　　　　　　　　ララウィー（タイ）　△

なんか蹴り合ってましたよ（笑）

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