オーエンジャイ
NEWS & REPORT

10月号

※出場予定選手はあくまで「予定」です。選手の出場は保証しかねますので、御了承ください。

＜バックナンバー＞
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1999年8月
1999年9月

10月23日興行

近隣にある東京武道館でグローブ空手が行なわれたため、藤田真NJKF理事長の御前試合となった本興行。アピールできたのは、誰だったのか？

第一試合
	●	名取宏泰（東京北星）	２RＫＯ	？（ウィラサックレック）	×
		名取が攻めて、パンチでダウンとって、最後は後ろ蹴りです（石毛談）
第二試合
	×	トレック（東京北星）	３R判定	宋修正（ウィラサックレック）	●
		最近、練習不足のトレック。テクニックでは宋を圧倒するも、攻め切れず、逆に後半反撃を食らう。もっと練習しろよ！
第三試合
	●	井上玄斗（東京北星）	１RＫＯ	森直樹（東京北星）	×
		しばらくリングから遠ざかっていた井上。この日が復帰戦となる。藤田理事長の前で健在ぶりをアピールしたいところ。しかし、序盤、森の右ストレートを何度か食うなど、波に乗り切れない。しかし、重いミドルを中心に徐々に反撃。ガードを下げさせた後に、左ストレートで３度ダウンを奪い、格の違いを見せつけた。完全復活の日も近い！？
第四試合
	●	石毛慎也（東京北星）	判定	ルーラウィー	×
		久々に来襲したルーラウィー。相手を務めるのは、石毛だ。相変わらず、重〜いミドルをたたき込んでいくルーラウィーに対し、石毛も負けず劣らずの右ミドルで反撃する。２Rルーラウィーの左ストレートが石毛のアゴをかすめ、ダウンを奪われる。しかし、老いたルーラウィーは３Rに入り、失速。石毛の反撃を食らう。そして、テンカオに合わせた右ストレートが立て続けに入り、２度のダウンを奪う。見事な逆転勝ちとなった。

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10月16日興行

第一試合
	●	アイパワー水足（東京北星）	３R判定	アサノヤステル（小国）	×
		笹原爆散に（偶然当たった）ハイキックを食らい、首を負傷。戦列を離れていた水足。延藤直樹以来のアイパワーの持ち主と期待されているが、その正体は「体力づくりのため」入門した普通の大学生。今回の結果いかんでは、キックボクサー引退すら考えられた試合であった。 対するアサノは、プロテスト合格済みの強敵。興味深い一戦となった。 試合は、恐怖心を振払うかのように、いきなりアイパワーが仕掛けた。スパーリングで野崎からダウンを奪った脅威の右ストレートをガンガンぶち込む。アサノはその破壊力に「びっくりした」そうだが、冷静にしのいでチャンスを待つ。３Rに入って流れは一気にアサノに傾く。パンチの打ち合いを避け、首相撲でのヒザで勝負をかけたのだ。首相撲の攻防に一抹の不安を持つアイパワー。防戦一方となるが、前半の貯金でなんとか逃げ切った。 試合後、「マジうれしいっすよ」と涙さえ浮かべたアイパワー。また、道を踏み外してしまう者が一人。あ〜哀しきキックボクシング。
第二試合
	▲	大久保朋一（岩本道場）	３R判定	モチヅキフミカズ（習志野）	▲
		プロ８戦を誇る大久保に対し、モチヅキはデビュー前。かなりきついマッチメークかと思いきや、モチヅキの実力は確か。フックを振り回して大久保が追い込まれる場面も。しかし、大久保もさすがベテラン決定打は許さない。実力伯仲のドローとなった。
第三試合
	×	新谷　浩（東京北星）	１RＫＯ	目黒ゆうき（小国）	●
		オーエンジャイ２戦目の新谷。前回ＫＯ負けの雪辱に燃え、志願の出場となった（本当は金欠だったらしい）。対する目黒はプロでまだ勝ち星がない。オーエンジャイで勝利をあげて、勢いをつけたいところ。 試合は、最初から目黒が首相撲でのヒザ蹴りに勝負をかけてきた。対応できない新谷。解説の井上クロウドの「新谷さんはボディーが弱いンですよね」というアドバイス？もあり、かさにかかって攻める目黒。１R終了間際。ついに新谷は崩れ落ちた。試合後、かなり落ち込んでいた新谷。逆襲はあるのだろうか？
第四試合
	●	笹原爆散（笹原道場）	判定	管崎英世（習志野）	×
		一日前、久々に練習に現われた爆散。さっそく会長につかまり、試合が決まった。あわてて６Rのスパーを行ない、カンをとりもどしていた。 ひさびさの白鳥スタイルの入場に涌く場内。いやが応にも笹原劇場への期待が高まる。しかし、スタミナゼロの爆散。余裕などなく、ふつうの闘い方に徹する。けっこう必死だ。それでも、後半になると、キャリアの差かスタミナのあるはずの管崎のほうの動きが落ち始める。そうなると笹原はあびせ蹴り、バックブロー、そしてアキレス腱固め（！）など技のオンパレード。快勝した。
第五試合
	●	石毛慎也（東京北星）	判定	河原塚　武（岩本道場）	×
		デビュー前、しかもフェザー級なのに、石毛との対戦に「いいっすよ」と平然と答える河原塚。大物だ。試合も１Rからガンガンくる石毛に対し、一歩も引かず、応戦。２Rには逆に追い込む場面もあった。３Rにキャリアの差が出たものの、ドローとなってもおかしくないほどの接戦だった。早くデビューさせろよニュージャパン！

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10月9日興行

第一試合
	×	ヤスヨシ・ジョージロウ （小国）	１RＫＯ	宮沢ヤスト （ウィラサックレック）	●
		お互い初参戦の両者。ガンガン攻める宮沢に対し、受けに回ってしまうヤスヨシ。緊張していたのか。試合は、宮沢が３度のダウンを奪って、快勝。御機嫌のウィラサックレック会長は、興行後、得意の「神田川」を熱唱していた。
第二試合
	●	石毛慎也（東京北星）	３R判定	キャリー宇佐美（東京北星）	×
		技術的には開きのある両者。デンジャラス石毛の先輩いびりになることが予想されたが、キャリーが三〇代の意地を見せ好勝負となった。初回から、得意のハイキックや顔面前蹴りなど掟やぶりの攻撃をみせる石毛。２回には、ヒザでダウンを奪う。一気にＫＯかと思われたが、ここで秘密兵器「キャリーアッパー」が炸裂！　石毛不覚のダウンを喫する。これで目が覚めた石毛は、さらにえげつない攻撃でキャリーを追い詰め、ダウンをさらに奪うが、キャリーの根性がＫＯ負けを拒否した。
第三試合
		井上玄斗ミット打ち
		対　玉城良光 →　お客さん飛び入り、玉城良光の神業が再び炸裂！！
第四試合
	×	野崎勇治（東京北星）	判定	アラビアン長谷川	●
		火曜日にキックユニオンのリングに上がったばかりのアラビアン。しかし、新婚は稼がなければならない。余裕の１週間２試合めだ。試合は、野崎に攻めさせるアラビアンだが、秀逸なディフェンスで、クリーンヒットを許さない。首相撲でも、野崎を振り回し、格の違いを見せつける。お互い決定打はなかったものの、終始試合を支配したアラビアンの貫禄勝ち。最近、北星史上もっとも厳しかったトレーナーと言われるファーキャウ・ナ・パタヤにマンツーマンでしごかれているというアラビアン。試合後野崎が、「前より全然強い！！」と語ったように、今が第三次成長期のようだ。

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10月2日興行

第一試合
	●	森直樹（東京北星）	３RＫＯ	新谷浩（東京北星）	×
第二試合
	●	石川直生（岩本道場）	３RＫＯ	キャリー宇佐美（東京北星）	×
第三試合
	●	トレック（東京北星）	判定	木村アキノリ（岩本道場）	×
第四試合
	●	××××（自主規制）	判定	河原塚武（岩本道場）	×

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