JR東日本パス/2011年版 (お得切符シリーズ13)
2003年の3月に発売され、1度だけ利用したことがあるJR東日本パスが再び発売された。フリーエリアは変わらないが、前回は1日用と2日用の2種類あったものが1日用のみになり料金も若干高くなっている。しかし、新幹線・特急を含めて1日乗り放題で1万円というのは、かなりお得な切符と言える。
下図に示す様に、JR東日本全線・青い森鉄道線・IGRいわて銀河鉄道線・北越急行線の新幹線を含む、特急・急行・快速・普通列車の自由席が1日間乗り放題である。また、あらかじめ座席の指定を受ければ、2回まで普通車指定席(「はやぶさ号」を含む)も利用できる。
- 利用・発売期間と料金
- 【利用期間】 第1回:2011年6月11日~6月20日
- 第2回:2011年7月9日~7月18日
- 【発売期間】 2011年5月11日~7月17日
- ※ご利用日の1ヶ月前から前日までの発売となります
- 【有効期間】 1日間
- 【料金】 大人10000円、小児5000円
では、どれぐらいお得かを調べてみよう。
東京を起点に主な駅までの指定席の往復費用を比較してみた。片道2時間程度の仙台・新潟・長野でも5千円~1万円以上もお得になっていて、日帰りの往復にも十分利用できる切符である。また行きと帰りの切符を2枚用意して、遠くまで足を延ばすことも可能だろう。
着駅 | 運賃 | 特急料金 | 合計(往復割引後) | お得度 | 所要時間(片道) |
新青森 | 9,870円 | 6,500円 | 30,760円 | 大(+20,760円) | 3時間40分 |
秋田 | 9,560円 | 7,250円 | 31,700円 | 大(+21,700円) | 5時間 |
仙台 | 5,780円 | 4,810円 | 21,180円 | 中(+11,180円) | 2時間 |
新庄 | 6,830円 | 5,680円 | 25,020円 | 中(+15,020円) | 3時間45分 |
新潟 | 5,460円 | 4,810円 | 20,540円 | 中(+10,540円) | 2時間 |
長野 | 3,890円 | 4,080円 | 15,940円 | 小(+5,940円) | 1時間45分 |
注)金額および所要時間は2011年5月13日時点のものです |