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往復割引活用法! (切符豆知識シリーズ3)

往復割引は片道の営業キロが601km以上の場合に利用でき、行きと帰りの運賃がそれぞれ1割引(10円未満の端数は切捨て)となるもの。

本州3社(JR東日本、JR東海、JR西日本)の幹線の普通運賃表では、601~640kmが9350円、1割引の往復割引を適用すると片道8410円となり、往復割引が適用できない541~600kmの運賃(8510円~9030円)よりも割安となる。

東京都区内を起点とする場合、541~600kmのエリア内には、高山や田沢湖、遠野といった人気の高い観光地の最寄駅や、大阪市内、神戸市内といった大都市がある。これらの駅までの往復には、更に先にある601km以上の駅までの乗車券を買って、往復割引を利用する方がトクをする。(目的地では途中下車扱い)

例えば、東京から新神戸まで(589.5km)の往復乗車券は1万8060円だが、西明石まで(612.3km)往復乗車券を買うと1万6820円となり、1240円のトクをする。

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