ふるさと行きの乗車券 (お得切符シリーズ12)
”ふるさと行きの乗車券”は、年末の帰省客を対象としたJR東日本のトクトクきっぷ。2009年の年末に初めて発売され、翌2010年の年末からはリニューアルされた形で発売されている。
”ふるさと行きの乗車券”は往復乗車券タイプの切符で、下図に示す通り8つのエリア用が設定されている。東京電車特定区間から各エリア内の駅までは指定経路の普通列車(快速含む)の普通車自由席が利用可能で、別に特急券を購入すれば新幹線を含む特急列車にも乗車できる。但し、途中下車は出来ない。各フリーエリア内は、普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由で、別に特急券を購入すれば新幹線を含む特急列車にも乗車できる。エリア・使用開始日の変更は12月20日まで1回のみ可能で、それ以降は払戻しは出来るが変更は一切出来ない。
- 利用・発売期間と料金
- 【利用期間】 2011年12月27日(火)~2012年1月6日(金)
- (2012年1月1日~6日を利用開始日とする設定はありません)
- 【発売期間】 2011年11月27日(日)~2011年12月20日(火)
- (ご利用開始日の1ヶ月前からの発売です)
- 【有効期間】 7日間
- 【発売金額】 秋田・青森エリア 大人11400円、こども3500円
- 岩手・三陸エリア 大人10300円、こども3500円
- 宮城・山形エリア 大人8700円、こども3000円
- 福島・磐越エリア 大人7600円、こども3000円
- 庄内エリア 大人9500円、こども3500円
- 新潟エリア 大人8300円、こども3000円
- 十日町・浦佐エリア 大人7100円、こども3000円
- 長野エリア 大人6500円、こども3000円
では、どれぐらいお得かを調べてみよう。
東京を起点に主な駅までの往復運賃を比較してみた。新青森・盛岡・酒田では6000円以上もお得になることが分かる。自分が2010年の年末に利用した長野エリアの松本までは、1300円程度、駅弁1つ分お得になっている。
着駅 | 往復運賃(往復割引後) | ふるさと行きの乗車券利用 | お得度 | ||
新青森 | 17,760円 | 11,400円 | 大(6,360円) | ||
盛岡 | 16,380円 | 10,300円 | 大(6,080円) | ||
仙台 | 11,560円 | 8,700円 | 中(2,860円) | ||
福島 | 9,240円 | 7,600円 | 中(1,640円) | ||
酒田 | 15,960円 | 9,500円 | 大(6,460円) | ||
新潟 | 10,920円 | 8,300円 | 中(2,620円) | ||
十日町 | 7,720円 | 7,100円 | 小(620円) | ||
松本 | 7,780円 | 6,500円 | 中(1,280円) | ||
注)金額は2011年11月23日時点のものです |