軍師の門(全二巻)
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書 名:軍師の門(全二巻)
著者名 :火坂 雅志
出版社名:角川文庫
登場人物:黒田官兵衛、竹中半兵衛、羽柴秀吉
update by 2026/07/27
黒田官兵衛を描いた作品は数多くあり、秀吉の懐刀として凄まじい知謀を発揮する姿は多くの歴史ファンを魅了してきました。
それと同時に、後半生では秀吉にその才を怖れられ、表舞台から静かに去っていく寂しさもまた、彼の物語の魅力です。
本書もこれに逆らわず順当に話が進んでゆく。
上下巻の大作ですが、前半部分は竹中半兵衛との対比からはじまり、二人の対比や巧みなやり取りは必見で非常に楽しく読ませてもらった。
しかし後半となると官兵衛の華々しい活躍は一旦影を潜めませてしまいます。
秀吉没後の慶長五年の関ヶ原(九州での挙兵)まで、彼の出番は少し落ち着く展開となります。
「最初から最後まで、官兵衛が知謀を振るって無双する姿を見たい」という期待で読むと、後半は少々期待外れに感じてしまうかもしれません。
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