画像提 供BoutReview?

 2000.8管理人トップページ へ
オーエンジャイトップペー ジ

試合のお知らせ
9/8 たぶん8時ごろ
野崎勇治 対 ソムチャー高津(小国)
チケットのご用命はお早めに
finito@mac.com

減量日記、そこはかとなく連載開始。
購読希望者は
メールくらひゃい。
ハンドルネームのみの方はご遠慮ください。


8月28日 主に選手の人へ

減量日記、ちょっと困っちゃうくらいの反響だ。

中にはダイエットの参考にしたい匂いがぷんぷんする乙女からのメールもあるが、ボクサーの減量はダイエットじゃありません。むしろ、真似したらリバウンドで太ります。アドバイスはただ一つ、「ちゃんと食って、いっぱい運動しなしゃい!」。以上。

選手からも「参考にしたい」ってメールが来るので困ってしまう。この世界、本当に「方法論」が確立されてないんだな、と思う。でも、「減量日記」はただの落書きなので、「●●法」って言うほどのものじゃないんだが……。

一応、極私的な減量に関するあれこれをまとめておきます。ただ、一番重要なのは、個人差があるということです。2kg落とすのが一苦労の人もいれば、10kgフツウに落とす人もいます。体質ってホントにありますから、注意のほどを。あと、試合前、何食って何して何kgかということをノートにつけておくくらいは、最低限やっときましょう。私は、紛失したものも結構ありますが、一応毎回、記録にはとってます。

●スケジュール
【ダイエット期 試合1月半前~2週間前】

・1か月半くらい前から酒やめる
・食事は健康的なものをいっぱい食って、いっぱい走る。
 というか、普段からお菓子やインスタント系のものは
 ほとんど食べない。もともと食べる習慣がない。
・ラーメンは1か月前に食い止め。
・長い時間有酸素運動やりゃあ、脂肪は燃える。これ常識。
・夜食べるもののカロリーだけでも、
 徐々に気をつけるようにする。
・こうすりゃフツウに引き締まった身体になる。

【減量期 試合2週間前~】
・ここからは力技。
 基準を朝一番の体重にして、毎朝の目標体重を設定。
 意地でもこれを守る。
・朝・昼はなるべく食べるように努力する
  →食べなきゃ練習できない
・翌朝の目標体重まで、夜の練習で体重を落とす
・夜は500gの栄養補給
 → 朝は目標ぴったり(のはずなのですが……)
・試合1日前の朝には、リミットに到達する
 できればもうちょっと早くリミットに到達した
 ほうがベターだが
・試合1日前の夕方には、
 リミットちょっと割るくらいにして、
 夕食をなるべくきちんと摂る
  → 絶食状態のままだと計量後の食事で
    胃が受け付けてくれない

●その他留意事項
・運動して落ちた体重と、サウナ等で落ちた体重は、
 同じ汗を流すのでも全然違う。
・食わないで、運動せずに、汗だけ流しても体重は落ちるが、
 あるときガクンと落ちなくなる。汗も出なくなる。
 ちょっと食べたらすぐ戻ってしまう。
・とにかく動いて落とすべし。
・計画は余裕をもって。

●今日の一言
 迷ったら食え

トップページ へ


8月27日 正しい減量?

おそらく市販されている本の類で、ボクサー(キックボクサー)の減量について、詳細にそのやり方を説明してある本は一冊もない。トレーニングの本の中にそういう記述があったとしても、理屈ばっかで現実に合わない。

スポーツ医学の関係者が「ボクサーの水抜き減量」を聞いたら、即「やめろ!」と言うに決まっている。だが、現実に、過去何千何万というボクサーがこういう減量をして、試合をしている。昨日王座を防衛した徳山昌守は11kgの減量だったという。脂肪を燃やすだけで、11kg落ちるはずがない。非科学的な水抜き減量をして、試合では圧勝した。こういう現実がある限り、他者から見て無理な減量をするボクサーは減らないだろう。

かくいうわしも、かなりの減量をする。おそらくは「無茶だ、やめとけ」と言われてしまう類の減量である。だけど実際は、わしは減量に失敗したことは一度もない。一回の計量で、二度体重計に乗ったことはない。減量によって体調を崩したこともなければ(体調を崩して減量に苦労したことはある)、試合で極端なスタミナ切れを起こしたこともない。ボクの身近で減量を見ているキックボクサーからは「減量うまいですね」という評価を頂戴している。

この評価が正しいものかは知らないが、自分で試行錯誤して、現在のような減量スタイルを作り上げた。おそらく、これが正解ではない。科学的に観たら、ケチのつけどころは一杯あるはずだ。でも、普段から過剰な節制をしていて、常に絞っている選手も見たことがあるが、それが良かったとは思えない。選手生命は短くなるし、何より精神が摩耗して続かない。

マラソンの小出監督は、大きな試合が終わると高橋尚子を一度太らせる。やたらふっくらしたQちゃんを見たことがあるだろう。あれは「太らないと、身体も心も癒えない」という配慮だそうだ。それは、現実に何試合かこなしてきて共感する。張りつめた糸は、いつかぷつんと切れちゃうのである。

ただ、急に飲み食いしてリバウンドしちゃうのは、なんとかしなくちゃと反省しております。
普段、酒を飲み過ぎなのも認めます‥‥(自戒)

というわけで、
誰も語らない、もしくは知らないボクサーの減量の実際。

「誰も書かないなら、わしがやるしかなかろう!」

長いことそう思っていたが、今回、ようやくこそこそ書き始めた。あまり威張って見せるものではないので、「会員制」(?)だ。「メールよこせ」と書いたら、あらら思ったより来るよ。中には、「海外で運動生理学勉強してる」って人からもメールが来た。しかも、英語で(うぎゃあ)。

真面目に書かなきゃあきまへんな。

トップページ へ


8月26日 世論調査

試合2週間前、わしのダイエットはここで終わり、ここから「減量」が始まる。ここまでは脂肪を落とす、いわゆる一般的なダイエットと同じ原理のことをしていると思ってもらって結構。ここからは、力ずくで目方を落とす「減量」だ。その主軸になるのが「水抜き」だ。

ボクシングなりキックなりという競技は、計量をしてから試合をするまで時間がある。その時間は何を食べても飲んでも可だ。だから、その時間内で、体調が100%戻るギリギリまで水分を抜き、できるだけ下の階級で試合をしようというのが減量だ。

辰吉と試合をしたときのシリモンコンは、前日夕の計量後、試合までに9kg体重が増えたそうだ。もっともこれで体調が整うはずもなく、惨敗している。わしもフェザー級のときは、前日の計量(夜6時)が終わり、夜の12時に5kg増えていた経験がある。さすがに試合で身体が動かず、ライト級への転向を決意した(現在、NJKFは当日計量)。

今は、そこまでの減量はしていないが、当然簡単なものではない。キャリアを積むたびに身体は大きくなり、年齢とともに新陳代謝は悪くなる。練習も試合も怖くもなんともないが、減量だけは何度やっても「もうやりたくない」と思う。

減量については皆関心が高く、これについて詳しく書いたらかなり面白いと思う。だが、不特定多数の前で話すことではなく、これまであまり書かないできた。だけど、いつか何らかの形で書きたいなぁとは思っていた。希望者だけに公開するなどいろいろ手段はあると思うけど、皆さんどないでしょう? 反応次第で考えます。

トップページ へ


8月25日 宴の後

鹿島アントラーズがローマに遠征してASローマと対戦。なんと6-0で敗れたという。内容も悲惨だったようだ。

ワールドカップの大会前、日本のクラブは強豪国と練習試合をし善戦したケースも多く観られたが、所詮「地の利」だということが思い知らされた。日本のクラブの中でも、鹿島と磐田は結構なレベルだと思っていたが、それも日本人の思い違いだったようだ。

ホームアドバンテージというものがいかに大きいかを改めて痛感した。

ワールドカップといえば、イタリア人が、韓国戦の主審モレノを提訴したというニュースがあった。
http://www.sankei.co.jp/news/020824/‥‥
たしか提訴自体はもともとあったのだが、週刊文春が「モレノ豪遊」っていう記事を載せたことから、本格捜査に踏み切ったと聞いた。しかも、イタリア当局は日本に捜査の協力を要請しているらしい。これが本当なら面白い。要請を受けるのか、韓国の顔色を伺うのか、どちらなのだろう。

そういえば、数日前、かのチョン・モンジュンが韓国大統領選への立候補を表明したとのニュースも観た。なんともまあ、筋書き通りの展開だことだ。こちらも推移を見守りたい。

【付録】
朝日がまた勇み足?
http://www.saishin.co.jp/column/seio/169.html

トップページ へ


8月24日 遠い世界

土曜の昼間という地味な時間帯に、二つのボクシング世界戦が行われた。長嶋健吾と福島学の世界戦である。福島学の所属するJBスポーツクラブは、石毛がお世話になってる関係もあって、ちょっと注目度UPの試合である。まだ、中堅選手だった頃の福島選手の練習を見学したこともある。「あの選手が世界戦まで辿り着いたのかぁ」と勝手な感慨はある。

この二つの世界戦。実に対照的である。

長嶋健吾は自他共に認める国内最強。長いこと、国内には敵なしの状態が続いていた。「世界レベル」の選手と試合しないでランキング上位になっている「日本的」な世界ランカーだが、名門ジムならとっくのとんまに世界戦をやっている選手であることは間違いない。しかし、長嶋の所属ジムは実父が経営する弱小ジム。チャンスはなかなかめぐってこなかった。

福島学は世界ランカーを撃破した実績はあるが、同級には現役WBA王者の佐藤修、実力ナンバー1(?)の尾張のハードパンチャー石井広三、左だけならワールドクラスの日本王者・渡辺純一などがおり、福島が国内最強かと問われると「?」マークがつかざるをえない。しかも福島の所属ジムは新興のJBスポーツクラブ。世界戦は難しいかと思われた。

しかし、JBスポーツクラブのオーナーは、おそらくボクシング界1の金持ちだ。人気漫画「はじめの一歩」の作者・森川ジョージ、その人なのだ。「金は出すけど、口は出さない」、理想的なオーナーの森川は、この世界戦のためポンと●千万円出したともいう。また、福島は雑誌のインタビューで自らのボクシングを「頭7、技3」と言う、変幻自在タイプ。「ジキルとハイド」なわしとしては好みのタイプだ。

長嶋健吾
福島学

この二人の世界挑戦は、日本ボクシング界のちょっと歪んだ縮図のようで興味アリだったのだ。

しかし、、、、というか予想通りっちゅうか、完敗。。。。
特に「超一流」というわけでもない、世界の壁に完膚無きままに跳ね返された。んん、残酷。

ボクシングの事情を少しでもわかる人なら理解してもらえるだろうか、現在の日本ボクシング界でホントに世界相手に勝負している人はいない。格下相手に勝利を重ねてランキングをあげて、勝ち目のある相手に金を積んで世界戦。数打ちゃ当たる、で生まれているのが現状の日本人世界王者だ。防衛戦を海外でやった日本人って、最近いた??? 徳山が韓国でやったくらいか。

それでもチャンピオンになるのは凄いことだが、日本が世界一「世界王者」になりやすい国であることは間違いないだろう。

よくも悪くも、ボクシングの本場はラスベガス。ここで認められなければ世界に認められたことにはならない。そして、現在、このボクシングの本場で名が知れてる日本人は皆無だ。

いつか、ラスベカスで世界ランカーとして名をあげ、メイウェザー、デラホーヤクラスのスーパー王者とビッグマッチをする日本人は出てくるんだろうか? 

トップページ へ


8月19日 社会復帰

1週間の夏休みを終え、今日から出社だ。夏休みは、ひたすらマジメに過ごした。たぶん過去一番マジメな夏休みだっただろう。だいぶ脂肪は減ったはずだ。娯楽の類はまったくしていないような気がする。

来年の夏休みはどうなるんだろうか? 同じような夏休みなんだろうか? それとも身も心も一般人になって、ハワイでバカンスとか過ごしてるんだろうか? 彼女と海へ行ってるかもしれない。何が一番楽しいことなのだろうか? そこんとこよくわかんない、男野崎、30歳の夏である。

トップページ へ


8月18日 魔術

午後6時すぎ、テレビをつけると西村知美が走っていた。24時間テレビの企画のようだ。なんでもこの時点で残り30キロ。3時間弱で残り30キロ。ここまで70キロを走っていることを考えても考えなくても、絶対無理である。西村知美が素人ランナーである限り、まず無理である。

1時間後。

テレビをつけると、なんと残り10キロを切っている。1時間で20キロを走ったらしい。マラソンの世界記録も真っ青のハイペース。70キロ走った後であることを考えれば、西村知美は高橋尚子を超えたと言っても良いだろう。

そして、番組終了数分前、見事に感動のゴール。ただ、唸るしかなかった。

トップページ へ


8月15日 靖国「微」公式参拝

行ってきました、靖国神社。

この日は、昨年12月に財布落としたときから放ったらかしにしていた免許の再交付手続きを済ませ、靖国神社へ出向いた。11時くらいに到着した。九段下の駅を降りると、そこは既に人の山。フル装備の機動隊員やSPらしき人がそこかしこに散らばる異様な雰囲気だ。

これまでの靖国関連の報道を見ていると、左、右入り乱れての騒乱が起きるかのようだった。右翼と左翼がぶつかり合う様子を想像していた(この場合、なぜか左翼だけは「市民団体」と表記される)。

しかし、事態は全く違っていた。

まず、九段下駅からの靖国神社の入り口には「英霊を誹謗・中傷する者は境内への立ち入りを禁ずる」といった旨の立て看板があった。靖国神社サイドの公式の看板だ。何? ‥‥ということは、そもそも「反靖国の人たちは立ちいりすらできないんじゃないか!」‥‥いきなり予想と違う展開だ。

実際、境内には雰囲気を乱す者は誰もいない。明らかに「右翼」と思われる人が1割。コスプレしてるちょっとイカレ気味の元軍人が0.5割くらいか。だが、TVに映るのはこの類の人たちばかり。これが印象を悪くしている。残りの8割強のふつうの人たち(若い人も1割くらい)が、TVで取り上げられることはない。この人たちの声は「市民の声」ではないのだろうか? んんん、なんかおかしい。

結局、滞在した1時間強、反対派と目される人とは誰とも会わなかった。いたとすれば、TV局の人間くらいか。TBSとNHKのクルーは目撃した。TBSにくっついてTBS批判を言いまくっているおっさんはいた。それに対して、TVクルーは「こいつ馬鹿か?」といった顔をした。ここでは、君らのほうが馬鹿なのに。。。まあ、TBSは堂々としているから、まだ良い。テレビ朝日はなんと、カメラについている社のマークを隠していたらしい。この人たち、自分を「ジャーナリスト」と呼ぶんだろうか。

さて、靖国に来て、1時間くらい。突然、皆が直立不動となった。正午だ。黙祷だ。右翼だけでなく、ふつうの参拝客みんなが黙祷をした。わしもした。そして

「12時半に石原都知事が来るらしい」

そんな声が聞こえてきた。是非、その場面を見たかったが、試合前に強い日差しの中に長時間放り出されるのは避けたい。泣く泣く帰ることにした。のちのちネットで動画をみたが、大「石原コール」が凄かった。みんな大嘘報道、誘導世論に飽き飽きしてるんだろう。あぁ見たかったなぁ。

少なくとも、私が見た靖国神社は、純度100%の靖国神社だった。想像してたのは随分違った。やはり、百聞は一見に如かず。皆さんも来年行ってみたら?

トップページ へ


8月13日 休日出勤

現在、夏期休暇中。
と言っても、やることは練習するか、寝てるかのみ。

昼は、走り込みのため、いつものように野菊の墓へ。江戸川を越えて松戸市に入ったところにあるのだ。ここにある坂道でダッシュを何本か。やっぱ坂道走らないと走った気がせんのよね。できれば、コンクリートも避けたいのだが、自然の山道なんて近くにないので、まあ妥協。

帰りは、走るの面倒くさくなったので(?)、「矢切の渡し♪」で有名な渡し船で、東京都へ帰還。キック界広し(狭し?)と言えども、ロードワークに舟使うのはわしくらいだろう。ハハハ(威張ることじゃないが)。

夜はジムワーク。だけど、なんかちょっと変。時間になってもチャモアペットさんが不在。レンサックもジムでボーッとしてたが、練習始めたら、どっかへ逃げやがった(笑)。「なんでだよ?」とジムのカレンダー見たら、なんと今週ず~っと丸で囲まれ、「トレーナー夏休み」とか書いてある。なんじゃそれ? 俺試合だぞ! まったく。。。

ジムに会長もいなかったので、オーエンジャイにいたウィちゃんに八つ当たり。なんでも会長が勝手に、「今週はトレーナーは休みだ」と宣言したらしいのだ。動物的勘なのだろうが、納得いかない。「なんで、俺が試合なのに、夏休みなんよ! タイ人にお盆なんか関係ないだろ! 試合終わってから、夏休みだって全然いいじゃないかよ! 練習生も一杯来てるぞ!」と吐き捨てて、練習に戻った。

しかし、30分後。

なんとチャモ様がジムへ。聞くと、ウィちゃんがチャモアペットに電話を掛け「野崎が怒ってる」とでも言ったらしく、渋々?ジムに来たようだ。「すいませ~んんんんん」とチャモ様に謝ると、「だいじょ~ぶ、わたし、めんどうみます」。うわぁ、いい人だ。。。。(涙)

ということで、九冠王に休日出勤させちゃいました。休日出勤手当は後日私が払うので、許してください、チャモ様。

(ますます負けれんくなってきた)

トップページ へ


8月9日 真実はどっち?

昨年の10月、わしは靖国神社へ行って来た。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~wongwen/‥‥
3なんとも不思議な空間であったが、そのとき思った。「今度は8月15日に来よう!」。

昨年の終戦の日。どうにも釈然としなかった。TVと朝日新聞を見ると、日本列島「反靖国参拝」一色なのに、ネットや一部の雑誌ではまったく逆なのである。大多数が参拝を奨励する人たちで、朝日新聞の記者や左翼系“市民団体”に「帰れコール」まで起きたそうである。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-‥‥

おいおい、真相はどっちだよ???

というわけで、今年は行くぞ! 8月15日に靖国に行くぞ! ちょうどその時期に強制的に夏期休暇とらされるから、グッドタイミング!! わしが仮面を剥いでやる!! 誰か、一緒に行く?

ま、試合前だからそこそこにですが……

トップページ へ


8月8日 一応ビデオで観たけどさ‥‥

格闘技世界一決定戦? すげえな。東京ドームを使うだけある。あまりに感動しすぎて、わしが世界最強だと勘違いしそうになってしまった。

トップページ へ


8月7日 わしを文部大臣にしてくれ

以前、「そもそも部活動というものが存在しているのがおかしい」と書いた。おそらく日本人の99%はそんなことは考えてもいないだろう。「野崎がまたおかしなこと言い出した」と思っているに違いない。

これについては玉木正之あたりが
http://www.ninomiyasports.com/nsports

こんなことを書いていたが、どうにも説得力がない。この人とはかなりスタンスが近いのだが、どうもうさんくさくて苦手だ。かといって他にこの手のこと言うのは二宮清純くらいだが、あの人もどうもなぁ。。。

ちなみにこんな文章もある。どうやら日本という国では、高校野球については言論の自由がないらしい。
http://www.ninomiyasports.com/nsports/

と思ったら、今日の朝日新聞にこんな記事が載っていた。国際野球連盟の会長の話だ。「日本の高校野球について」という質問に対し、

「学校の部活動の中で野球の技術を磨くのは、日本などのアジアの一部とアメリカだけだ」

と言っていた。をを! やっぱり世界標準では、部活は異常なんだ! さらに

「日本では、強豪校の中には、選手を野球だけに専念させるケースもあるようだが、私は、スポーツと学業は両立しうると考えている。欧州ではクラブチームなので、学校と別にチームがあり、勉強しなくては落第してしまう」

どちらが正しいかは明白でしょう。もちろん、勉強したくない子どもは勉強する必要ないし野球に専念したきゃ専念すればいいんですが、それが「学校」であるのはおかしい。「野球クラブ」で頑張りゃいいんです。高校は義務教育じゃないんだし。日本の大学がしょ~もないのも、大学行く必要もない人が行ってるからでしょ。昨日の子どもと同じ論理。やりたくない人に無理矢理やりたくないことをやらしてるから、おかしくなる。

「自分の居場所が『学校』にしかない」
「自己表現の手段が『学校内』でしかできない」

これが、部活社会の問題です。はっきり言って、部活がなくなれば、いじめは減ると思います。逃げる場所ができるし、自分なりの居場所を独自に無制限に探せるからです。

・「文武共に日本のトップレベルの場所にいたい」そんな天才児の居場所は、日本にはありません。

・野球部でいじめにあった高校生。「高校の転校」というのが事実上難しいのなら、彼は野球を続けたければいじめに耐えるしかありません。

・野球でもサッカーでもバスケでも日本トップレベルの天才スポーツ少年。でも、高
校の部活は事実上かけもちできません。

・高校1年生にして160kmを投げる怪物投手。高校生には相手はいないけど、彼は3年間、レベルの低い高校野球で我慢するしかありません。16歳でプロ契約。17歳で代表デビュー。18歳でワールドカップでブレイク。こんなマイケル・オーウェンみたいなワンダーボーイは、日本の部活システムでは生まれません。

というわけで、わしは部活全否定。(お金がなくてもスポーツができるような自治体のサポートは必要)

日本の平和のために、一刻も早く、
高校野球も高校サッカーも、滅んでください。

お願いします。

トップページ へ


8月6日 PTA公認ジム!?

どれくらい前からだろうか? 半年か一年くらい前からだろうか、一風変わった練習生がジムに来ている。

中学生だか高校生だかわからないが、親父に連れられてジムに来たはいいが、一言もしゃべらない。あいさつも出来ない。人の目も見られない。お父さんはそういうところを「教育」してほしくて、ジムに連れてきたのだろう。「空手道場」なんかと勘違いしたのかもしれない。とりあえず、土曜日だけ来たいという。

会長は「どうぞ、どうぞ」と安請負したが、何も教えない。教えてもウンともスンとも言わないから、教えようもない。選手も最初は少し話しかけるのだが、何にも答えないのでどうしようもない。そんなのに優しくするほど、うちのジムはお人好しじゃない。「月謝出してる親が可哀想だな」とは思うが放ったらかしにするしかない。

土曜日、もそ~っとジムに来て、ず~っと座っている。ちょっと身体を動かしたのかと思ったらまた座る。じ~っと他人の練習を見ている。オーエンジャイの試合が始まると、遠巻きにじ~っと観ている。興行が終わると、人知れず帰る。そんな謎の少年なのだ。未だに名前すら知らない。

そんな彼が最近変わってきた。

か細い声ながら、挨拶するようになった。びっくり、だ。相変わらず、ボーッとしている時間もあるが、ときどき思い立ったようにサンドバックを蹴り出すのだ。一心不乱に、蹴っている。それがまた、結構、いい蹴りをしている。最近は、平日も練習に来るようになった。そして、なんだかんだ10時くらいまでジムにいて、帰っていく。

成長している。。。
放ったらかしだったのに。。。

おそらくは、これまで学校や親が何をしても、この子には何にも響かなかったはずだ。いくら強制的に「指導」したところで、逆効果だったはずだ。それがジムに来て、放ったらかしにされた。自分から何かしなきゃ、ここでは本当に相手にされない。みんな誰に強制されるわけでもなくジムに来て、ハァハァ、ゼェゼェやっている。学校や家庭とは異質の空間に放り出されて、何か思うところがあったのだろうか。

どうやら北星ジムは教育にいいらしい。夜の酒盛りにさえ参加させなければ、子どもも健全に育つらしい。

「青少年の教育のため」とか謳ってる、なんかの道場なんかより、「教育の一環」らしい某高校スポーツより、
遙かにうちのジムのほうが健全だ。

そう確信している。

トップページ へ


8月5日 放言

ネタがない……
というか、筆が重い。
イライラして仕方がない。
むかついて仕方がない。

いつものことだ。
日常モードから試合モードへと切り替わっていくこの時期は、いつもイライラする。イライラしないと、いい試合はできない。普通の人の普通の生活で満足できるのなら、あんな危ない競技をする必要はない。

盆踊り踊って、
花火見て、
海に行って、
ビール飲んで……

そこそこ楽しいとは思うが、それがすっげえ楽しいとは思わない。「他人は他人、自分は自分」いつもは大人の心でそう思うのだが、今はそう思わない。気になって仕方がない。

時期が悪い。

柴又花火大会の日、練習して遅くに家に帰ったら、まだガキ共がウロウロしてやがる。わしの家の前には、浴衣の女が地べたに座って、しゃべってる。邪魔。子どもは早く寝なさい! そもそも浴衣が可哀想。ちゃんとゴミ拾ってけよ、バカヤロ~!

昨日は、金町で盆踊り。普段はパンツ見せて歩いてる金髪姉ちゃんたちが、浴衣来て和風気取ってる……。似合いません。気持ち悪いです。あ、キモイです。公害です。

とにかく、むかつきます。

あと1か月ちょっとかい。早く試合させんかい! あぁイライライライラ……

でも、放言してちょっとすっきり。失礼しやしたぁ。

トップページ へ


2002年7月
2002年6月

2002年5月

2002年4月

2002年3月

2002年2月

2002年1月

2001年12月

2001年11月

2001年10月

2001年9月
2001年8月

2001年7月

2001年6月

2001年5月

2001年4月

2001年3月

2001年2月
2001 年1月

2000年12月

2000年11月

2000年10月
2000年9月
2000年8月

2000年7月

2000年6月
2000年3~5月

2000年2月

~2000年1月

管理人トップ ページへ
オーエンジャイトップペー ジへ