NJKFから電話。楠本に「126ポンド契約と伝えておいてくれ!」とのこと。「フェザー級契約(57.15キロ=126ポンド)って知ってましたよ?」と言ったが、「一応ポンドでも伝えておいて」と言われたので、その旨メールする。すると、楠本から「え? 56.7キロですか?」との返信が来る。
ぬぬ。もうわたしゃハナから、フェザー級=57.15kg=126ポンドっていう頭があったので、なんでそういうこと言うんだろうと不安になり、ネットで検索。1ポンドが何kgか調べた。
すると、これがいい加減。「1ポンド=450グラム」としているところと「1ポンド=453グラム」としているところが半々。で、さらに調べると、
1ポンド=4.53592*10^(-1)[kg]、つまり453.592グラムというのが正確なところらしい。
おそらく楠本は「1ポンド=450グラム」が頭に合ったのだろう。これで計算すると、126ポンドは56.7kgになる。本当は、57.152592‥‥kg。実に400グラム以上の差。
「たった400グラム」と思うかもしれないが、これはボクサーには一大事。絞り切った後で、400グラムなんてすぐには落ちない。400余裕があるなら、ご飯1膳食べられる。そんだけの違いがある。
あらためて、「情報は正確に」と思い知った次第。
そんなことを思っていたら、「kickboxingnetwork」の掲示板に、タイのムエタイ誌「ムアイサヤーム」の記事が出ていた。それによると、楠本の相手がプラサーンチャイになっていた。プラサーンチャイって、名古屋で笛吹丈太郎とやった相手。彼はライト級(135ポンド=61.23kg)落ちないらしい。楠本とは、ほとんど試合が成立しない相手。いったいどうなってんだ?
予想できたことだが、やはりタイランド、恐るべし。無事、試合は始まりそうにない。
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