diary 2000.6
6.30 赤い彗星
充実してるといえばしてるが、つまらんといえばつまらん日々(試合前+減量中)。帰宅後の愉しみが何かないとやってられない。パソコンいじるのも疲れるし、活字もなかなか頭に入らない。
というわけで、アニメ。前回は「宇宙戦艦ヤマト」に凝った。大人になってからこういうのを観ると、新たな発見がゴロゴロ出てきて面白い。しばらく古代進になりきった。
そんでもって今回は「ガンダム」。わしはガンプラ直撃世代。ちゃんと観てたはずなのに、内容全然覚えてない。こんな話だったのか、と今になって感心してしまう。
今度の試合、きっとわしは「赤い彗星」になりきる。気が付いたら背後にいるはずだ。目を離すな!
6.29 もずくのりグッド!
意地で落とす(体重をね)。
夜は、誕生日に石毛くんからもらった「もずくのり」をカロリーメイトに塗って食べた。おいしかった。ちなみに石毛の母ちゃんは、柴又帝釈天参道の佃煮屋で働いている。
6.28 あちゃあ
あれれ、なんでこんなに体重増えとんの?
6.27 ガチンコ
練習後、ビデオで「ガチンコ」を見た。いやあ、「ファイトクラブ2」笑えました。え〜簡単に説明すると、この番組では3カ月で不良少年をボクシングのプロテストに合格させようという、ボクシングをなめた企画。「1」では、4人中1名が合格。引き続き「2」が始まったのだ。
「2」の新顔、マジ生意気。すごいよなぁ、なんの実績もないのに「世界獲る」とかほざける自信、というか過信。でも、「1」の連中よりは根性ありそうだ。
おまけに来週は、藤野とかいう生意気な九州男児が、畑山とスパーだって。畑山のこと挑発して、畑山キレちまったみたい。予告編見たら、かなりマジだった。まあ、ヘッドギアの上と腹だけしか狙ってなかったけど、「この野郎の鼻っ柱へし折ってやる」って意図がありあり。グローブも12オンスくらいかなぁ。ありゃぁ、下手すると事故起こっちゃうんじゃないかっていうくらいの迫力だった。来週火曜が早くも楽しみだ。必見!
なんなら、オレにもスパーやらしてくれ。ただし、蹴りありでね。
6.26 終わったら横浜ラ博の純蓮(漢字合ってたっけ!?)に行くぞ!
そろそろ真面目に減量せんとやばくなってきた。あ〜腹減った。むかついてきた。明日試合でもいいぞ! はよやらせろ!
6.25 船田元に一票を!
別に支持したい人は誰もいんけど、しゃあないので選挙に行った。気が向かないが、とりあえず、ましそうなのに投票した。後で新聞で見たら、わしのいる東京17区はなかなか因縁の選挙区だったらしい。なぁんだ、そうなら違う奴に投票したのに。。。
笑ったのが、船田元の落選。畑恵との失楽園不倫が原因で女性票が激減したらしい。阿呆くさ。そんなん政治に関係ねえだろ。わしが予測するところ、船田クンの最初の結婚は政略結婚である(根拠なし)。そんで畑恵との真実の愛に走ったんではないか、と勝手に推測する。もしこの憶測が正しければ、なんとも船田クンはイカシタ奴ではないか! わしは船田元を断固支持することに決めた(って選挙区違うが。。。)。次は頑張れ!
6.24 グラビアアイドルデビューか
練習開始の午後5時すぎころ、私が2階の練習場に居たところ階下に人が来た模様。「もうお客さんが来たのかなぁ??」と不思議に思ったが、知ったこっちゃないので放っておいた。
そして練習も終盤にさしかかった7時前ころ、階下から店員の大仲さんが「のんちゃん、取材の人がず〜っと会長待ってるんだけど、どこに居るか知らな〜い???」‥‥‥
ぬぁ〜に〜。ということは、会長取材の人を1時間以上も待たせてるってこと? 何をやってんだか。とりあえず、撮影をしてもらうことに。ギャルとリング前でポーズを撮るという設定。「誰か好きなの選んでください」と担当の女性の方に言うと、「ぜひ!」とわしを指名してきた。男を見る目があるお方だ。
私はミットの最中だったが、そこはやはり色男の辛いところ。ミット持ちの延藤さんと階下に降りて、残りの分のミットを済ませ、撮影へ。玉のように流れ落ちる汗が、セクシーさを倍増させた‥‥らしい。
一応、これは8月15日発売の「じゃらん」の撮影だったらしい。大きく載るみたいなので、わしの色男ぶりに注目してくれ。ちなみにオーエンジャイ興行には、日テレのテレビカメラも入ってました。
6.23 ボクって努力家!
あらら、掲示板盛り上がってますねえ。まあ、周囲が盛り上がってくれるのは嬉しいことなので、みなさん、そのテンションを7月7日に持っていってください。「野崎フーリガン」の大暴れに期待しております。でも、後楽園は火気厳禁です。発煙筒は投げ込まないように。あ、攻撃が当たったときの「オーイ」の掛け声は欲しいなぁ。
前回の5月大会分「Fighting TV SAMURAI!」のビデオを観た。解説の大江慎氏、笛吹の話しかしねえ。またまた、あ〜そ〜っすか、って感じ。
笑えたのが実況の人。わしが入場してくるときに「オーエンジャイ・ヤングライオン杯初代王者」って紹介していた。そういやあ、格闘技通信の選手名鑑にそういうふうに書いたなあ。そういうのやったの事実なんすけどね、一応受け狙いだったんだが‥。おまけに「好物は計量の水という努力家です」だって。「ラーメンが好き」だと努力家じゃないのかなぁ。
今回は何をのたまってくれるのか、サムライの実況氏に注目せよ!!
6.22 噛ませ犬!?
「格闘技通信」によると、10月に行われる名古屋JKF主催興行でのカードがいくつか内定しているそうである。なになに‥‥
佐藤孝也対クンピニット(階級が二つ下の王者ですか…)、中島稔倫対ソッド(玄人好みのカードでしょうか)、楠本勝也対関博司(をを!)、笛吹丈太郎対プラサーンチャイ……!!???
は〜? 笛吹の次の試合が決まっとんの? しかもタイ人!!
へ〜、ふ〜ん、あら〜、へへ〜ん……
つまりあれだね。NJKF側としちゃ、今度の7月7日の試合では笛吹が野崎を「順当」にぶっ倒して、打倒ムエタイ路線に打って出て欲しい……と、まあそういうことやね。そうっすか。
6.19 日本政府に告ぐ
もうピクシー、セクシー!! ストイコビッチ様、あなたのプレーを見てるだけで、私は幸せです。もう、欧州中があなたの存在を見直したことでしょう‥‥って、また語り出すと止まらないので、くわしくはこちら↓ さあ、次はスペインとの血戦だ!
http://www.isize.com/cgi-bin/......(ISIZEのレポート)
そんでもって、フーリガン。当初、ベルギー・オランダ政府(開催国)は、フーリガンに対して「挑発的な対策」(まあ機動隊出したり、酒類の販売禁止したりってこと)はしない方針を出していたのさ。「おいおい、そんなんで大丈夫かよ!?」と思ったら、やっぱダメだった。試合前から暴れ回るイングランド・サポーター。いきなし、400人身柄拘束だって。一人、ナイフで刺されたらしい。今年、すでにイングランド絡みで、サポーターが二人死んでるからね。こうなりそうなことくらいわかってたのに。彼らの暴れっぷりはこちら↓
http://www.dailysoccer.com/news/picture/.....(水浴びする?イングランドサポーター)
http://www.dailysoccer.com/news/picture/.....(イス投げ遊びをする?イングランドサポ)
とくにやばいのはこちら↓ 心臓が弱い人は見ないでくれ。マジで。
http://www.dailysoccer.com/news/picture/......(メシが食えんくなりそう)
‥‥ここまで読んで、他人事だと思っているアナタ、かなりヤバイ。2002年にはこいつらが大挙して日本にやってくるのだ! 横浜に! 埼玉に! あとどこだっけ? まあとにかくあなたのすぐ隣にこんな連中がやってくるのだ。
「でも、ただのサッカーのファンでしょ!」などと思っているアナタ、スーパー・ヤバイ!! 彼らにとってサッカーはただの口実。負けようが、勝とうが、とにかく暴れられればそれでいいのだ。暴動の現場にいたWOWOWの記者が言っていたが、「とにかく見境なく、見た者すべてに殴りかかる」んだそうだ。90年のイタリアW杯「イングランド対オランダ」は、急遽、島に隔離して行われた。先のフランスW杯でも、イングランド絡みの試合では、周囲では夕方以降の酒類販売禁止、店舗はほとんどシャッター降ろして休業(そのシャッターも壊して略奪するのだが)という対策をとった。
果たして、平和ボケ日本にここまでの対策ができるんだろうか? できるわきゃない。そもそもヨーロッパ人や南米人にとってのサッカーが日本人にとっての野球と同じようなものと考えているようでならない。W杯で観光客がいっぱい来て経済が潤うくらいに考えているんじゃねえだろうか? マジやばいっす。
6.18 文明批判
午後四時。そろそろWOWOWで「デラ・ホーヤ 対 モズレー」が始まろうかというころ、昨晩に引き続き、「見せてください」と石毛慎也登場。デラ・ホーヤ敗戦を目撃し、なぜか落ち込んで帰っていった。
この試合、楠本さんとか見たがるだろうからビデオを録ろうと思ったら、テレビのリモコンが見あたらない。私の部屋は19平米のワンルームだが、どこに何があるかは富士の樹海並みに不明である。実はこのリモコンがないと、BSは録画できないのだ。「このままだとEUROも見られない」と無茶苦茶焦ったが、結局、試合が終わってしばらくしてから、敷き布団のシーツの中から発見された(そのまんまずっと干してた)。
でも、なんかリモコンがないと機能がつかえないっておかしくねえかい!? そういえば、クーラーつけた後、消そうと思ったらリモコン見あたらなくって、しょうがないから電源引っこ抜いたというのが過去数度あった。本体に電源ボタンねえんだもんな。やっぱ変だ。
教訓。「便利なモノには気をつけろ」。以上、お休みなさい。
6.17 拘置所トレならず自衛隊トレ!?
朝7時、延藤邸へ着くと、まず東京拘置所へ侵入。死刑囚の手首を繊維で切り、ピストルの弾丸を口に入れ破裂させ、ヒジにナイフを埋め込んで‥‥ってそんなわけねえだろ!!(ネタ元わかる人はわかる)
結局、トレーニング場所は、延藤邸から走って5分ほどの荒川河川敷。ウォーミングアップが終わると延藤さんが「オーエンジャイ方式の練習だ〜。ヘヘヘ」と言いだした。「オーエンジャイ方式? タイ料理でも食いながら練習すんのかなぁ??」と思ったら、タイのオーエンジャイジムでやった練習だそうだ。
なんやら歩伏前進みたいなトレーニング(ちなみに延藤さんは自衛隊出身)やカエル飛び、坂道ダッシュを組み合わせたサーキットトレーニングみたいなものをやらされた。そしてひたすらエンドレスミット。40分くらいかなぁ。靴はいてるし、その靴が雨で濡れた芝生の水をすって重いから、えらい疲れた。でも、たまに屋外の練習もいいもんだ。
オーエンジャイはさぼろうかと思ったが、延藤さんが実況に行けるかどうかわからんと言っていたので、行かないわけにはいかない。
夜は石毛と店員の大中さんが我が家へ。「ときどきチェックしないと」と石毛にホームページを検閲される(ヤベー)。案の定6月5日の日記(新谷浩を「彼」呼ばわりした話)を読んで「オレ、こんなこと言ってないっすよ〜」と怒りだした。だそうです、新谷さん。でも、3分後くらいには「あれ、でも同じようなこと言ったかもしれない」って悩んでた。変な奴。
6.16 新トレーニング誕生か?
明日は延藤さんが夕方の練習に来られないため、午前7時からマン・ツー・マンで練習することになった。で、「じゃあ7時にジムに行きま〜す」とメールを出したら、「7時にオレの家に来い。ミット持って」との返信が来た。え? 延藤さんの家〜? いったい明日はどうなるんだ???
ちなみに延藤さんの家の隣は「東京拘置所」。アイデアマンの師のこと。なんかとんでもないトレーニングを考えていそうで怖い。「拘置所トレかぁ〜? どんなんだろ?」と考え出すと、夜も寝られない‥‥って寝なきゃ! 明日の朝は早い。
【玉城良光・今日の一言】
「のんちゃんの相手ってサウスポーだっけ?」違うよ〜会長。
6.15 しばし待たれよ
注目の「静岡テレビ」。今日は打ち合わせだけだったらしく、私が来た頃にはもうスタッフの人はいなくなっていた。今度の水曜日収録があるらしい。結論は先送りね。
【緊急特別寄稿】
君は奇跡を見たか!?これを書かずにいられるか!!
君が小市民でないのなら、サラリーマン野球、いや正式名称はプロ野球なぞを見ずにEURO(サッカー欧州選手権)を、ピクシー(妖精)ストイコビッチを見よ! そして彼の活躍を願い、涙せよ!!
あれはたしか90年イタリアW杯だった。なんか変わった名前のユーゴスラビア人の華麗なプレーが、妙に印象に残った。スペイン戦での衝撃的な2ゴール。アルゼンチン戦、マラドーナを凌ぐファンタジーを披露。当時、彼はまさに世界のトップだった。
しかし、ここからピクシーの悲劇が始まった。マルセイユへ移籍した早々に左膝を負傷。90/91年のシーズンをほとんど棒に振る。その汚名返上を期して挑んだEURO1992。世界一のプレイヤーであることを証明すべく合宿中だった彼に届いた知らせは、ユーゴの「出場停止」。ユーゴ内戦による、出場停止処分が下されたのだ。「スポーツと政治は別」そう信じていたピクシーだったが、その彼の願いは届かなかった。
2年後のアメリカW杯予選は、エントリーはされていたが、またしても出場停止。そして、所属していたマルセイユは八百長事件により2部リーグへと降格が決まった。
傷心のピクシー。「半年くらい気分転換してこよう」と来た地が日本であったのだ。その後、ユーゴに対する国際的非難は高まるばかり。彼は、家族のため、日本でのプレーを続行した。彼が日本で見せてきたプレーはまさにワールドクラスだったが、Jリーグでの活躍などヨーロッパのサッカー界にとっては関係ない。絶頂期を迎えたピクシー・ストイコビッチは、まさに絶頂期に、欧州いや実質的に世界のサッカー界にとって、過去の人となったのだ。
わかるだろうか? 絶頂期を自らの実力とは別のところで失ってしまった悲劇が。
そして、ようやく国際舞台に復帰した98年W杯も、不完全燃焼に終わってしまった。「W杯で代表から退く」と表明していたストイコビッチにとって、最後の舞台は不完全燃焼に終わった‥‥はずだった。
しかし、2000年EURO。彼は出場を決意する。「EUROで失ったものはEUROで取り返さなくてはならない」そう決意したからだという。日本と欧州の往復を繰り返し、予選に参加した。Jリーグの試合が終わったら駆け足で会場を去り、そのまま飛行機でユーゴへ直行。予選を闘い、すぐ帰国。翌日にはJリーグの試合をこなすという殺人的スケジュール。35歳の身体にはきびしすぎる試練。
そして見事予選突破。迎えたEURO初戦が昨日だったのだ。
相手はなんとスロベニア。あの悪夢の92年。ユーゴから独立をしたまさに因縁の相手。その因縁の一戦、ストイコビッチの名はスタメンにはなかった。ユーゴは知る人ぞ知るタレント集団。辺境の地日本で活躍するピクシーを後目に、有望若手が続々本場欧州でデビューしてきたのだ。
試合前の国歌吹奏。スロベニア国歌に強烈なブーイングが浴びせられる。ユーゴのセルビア人からのブーイングだ。凄い雰囲気。しかし、ユーゴ国歌吹奏時にはその倍以上のブーイングが浴びせられた。やはり欧州の人、スロベニア人にとって、ユーゴは殺人者集団なのだ。ユーゴ応援団以外はすべてスロベニアの応援といってもよい雰囲気の中で試合は始まった。
実力的には2段階くらい格上と思われていたユーゴ。しかし、この異様な雰囲気におされてかまったく力が出ない。逆に勢いづくスロベニア。前半18分に先制ゴールをあげる。ますます勢いづくスロベニア。ユーゴなすすべなし。
そして後半36分。満を持してピクシー登場! 今大会の新スター候補といわれるスタンコビッチに代わっての登場だ。ここから明らかに流れが変わる。ボールをキープして左右に振るストイコビッチのプレーでユーゴがリズムを取り戻したのだ。
これは後半いけると思った。しかし、やはり勢いはまだスロベニアにあった。後半開始早々だめ押しとも思われる2点目。そして立て続けに、ミスから3点目を奪われる。サッカーの3対0はもう絶望的な数字である。そしてあろうことか、相手を突き飛ばしてミハイロビッチ退場。このミハイロビッチという選手。世界ナンバー1フリーキッカーといわれる選手。ユーゴは一番の得点源を失ったのだ。どう考えても、絶望。ユーゴのEURO、そしてストイコビッチのサッカー人生は終わってしまった‥‥
誰もがそう思った。私でさえ、もう辛くてテレビの電源を切ろうと思った。
しかし、後半22分。奇跡は始まった。
ストイコビッチのコーナーキックからミロシェビッチが押し込み1点を返すと、ユーゴが甦った。まるで前半が嘘のようにスロベニアを圧倒。そしてその後6分間でなんと同点に追いついたのだ。信じられない!!
結局、逆転はできなかったが、引き分けに持ち込んだユーゴ。土俵際で生き残った。奇跡というのは起こるのだ。やはり、何事も諦めてはいけない。
ピクシーの失われた絶頂期を埋める闘いは、まだ続くことになった。残る相手はスペイン、ノルウェーと強豪が続く。しかし、ピクシーは奇跡を起こしてくれるはずだ!!
6.14 今度は静岡テレビ
今日もまた練習していると、会長が「明日静岡テレビが来るんだよ」。一同、昨日の今日とあってちょいと冷め気味だが、テレビに出られるとあっては悪い気はしない。
しかし、私は「ちょっと待てよ」と思った。
静岡に11年間住んでいた私の記憶が確かならば、「静岡テレビ」というテレビ局はない。あるのは、静岡第一テレビとかテレビ静岡である。いったいどんなテレビ局が来るんだろうか? 真実は明日明らかになる。
6.13 少年マガジンに掲載!!!‥‥‥‥?
オーエンジャイが「東京1週間」に載ったこの日。練習中会長が「いまから少年マガジン」の取材があるから、誰か下でスパしてくれ」とのお願いがあった。「お! 少年マガジン!! 5000000部だ〜〜」と色めきたったが、大人なわしは黙々と練習に取り組む。「試合前だしな、そんなんで浮かれてられるか」とか思ったのだが、やっぱ内心惹かれるものはあった。
そして遂に取材記者登場。先輩の威厳なのかなんなのか、結局わしと楠本さんがスパというか試合の真似をすることに。ちなみに石毛は観客。け、まだ若いのさ。しかししかし、その記者に
「少年マガジンなんですよね〜?」と聞くと、なんと
「実話プレスです」
??????????????全然話し違うじゃん会長!!!!!
その後、一気にモチベーションが低下したことは言うまでもあるまい。ちなみに出版社名が、マガジンなんとかっちゅう会社だったらしい。またまたやってくれたぜ、玉城良光。
6.12 20000カウント!!
え〜、20000カウントどうもありがとうございます。なんか1万から2万までが異様に早かった。NJKFの情報載せだしたのと、日記書いてるから結果的に更新マメになったのが良いのだろうか?? でも、この日記、かなりマニアックな内容だと思うのだが、みなさんついてきているんすかねぇ。フシギ。まあ、密かに読んでる人、密かに感想メールください。それがモチベーションの維持にもつながるんで。やっぱねえ、毎日はしんどいっすよ。
でも、むかつくのが「Yahoo!」。何度申請しても無視しやがる。まあ無視する相手は無視すりゃいいんだけどねぇ、HPの都合上キックファンだけじゃなく幅広い層に立ち寄ってもらいたいんで、やはり「Yahoo!」は外せない。みなはん、推薦しといてくれ。「タイ料理」とか「宴会」とか、そういうキーワードで引っかかるようになりたい。
最近「Yahoo!」だけじゃなく、他の検索エンジンにもひっかからねえなぁ、と思っていたら、「ロボットよ立ち寄ってくれるな!」ってタグが紛れ込んでいることが判明した。いつ入れたんだ、そんなの。謎だ。
6.11 いろいろとハシゴ
朝起きたら首が痛い。昨日延藤さんに首相撲でギタギタにやられたからなぁ。プロである程度になってからは、日本人に首相撲で負けたことないんだけど、延藤さんには未だに歯が立たない。引退して何年も経つ人にかなわないとは、情けない。
ちなみに朝は石毛からの電話で起こされた。古本屋の場所を教えて欲しいとのこと。勉強のためらしい。まあ頑張れ。
ビデオに録っておいたサッカーEURO2000開幕戦、スウェーデン対ベルギーを観戦。別に見るとこなし。前半でやめる。ちなみにビデオは、タイマー録画いまだに故障中。新しいの買おうと思ったが、面倒で買ってない。120分テープを3倍で録画しときゃ、深夜の放送はOK! 今夜はフランスだ! オランダだ! オランダ対チェコ特に注目。チェコのフォワード、コラー、なんと身長202センチ! お前ホントに動けんのか?
昼、サッカー・キリンカップ。中村俊輔冴えまくり。でも、中田がいるからサイドで、っていうのはやめてくれ。左サイドは、三浦淳宏でいい。専門家に任せろ。最悪なのは右サイド。伊東輝機能せず。いい選手だけど、サイドの選手じゃない。わしは「トルシエ首にしろ!」派。
夕方、ボクシング世界戦、畑山対セラノをテレビ観戦。畑山のモデルチェンジにびっくり。いやあ、トレーナーが変わると変わるもんすね。他にもいろいろ参考になったが、ここでは言わない。坂本戦楽しみ。
夕食後、上巻を読んでしばらく経ってしまった、島田荘司「御手洗パロディ・サイト事件」の下巻を読み始め‥‥と思ったら、寝ちまった。起きたら10時。銭湯行って、サウナ入ってさっぱり。
また、寝れねえのかな、今夜。誰かzイタ電かけてきて。
6.10 下地よ元気でな
昨日遊んだんで、今日はハードに。
結局、延藤さんのミットぶっ続けは、30分でなく45分だった。ホントぶっ続け。疲れたぁ。
今日、下地がオーエンジャイにやってきた。明日、沖縄に帰るらしい。残念だが、ご苦労さま。やつはキックを続けるには、いい奴すぎた。
となりの女につかまっちまったのだ
6.9 電話に注意
会社に、知らない会社の人から電話がかかってきた。電話にでると
「ハロ〜〜」
といきなり言い出す。「なんだこの怪しい奴は???」と思ったら延藤さんだった。なんか仕事関係で聞きたいことがあったらしい。いろいろ調べてメールで送ると、お礼メールが返ってきた。お礼として、「ミット30分ぶっ続け」をプレゼントしてくれるそうだ。わしは「いや1時間でも2時間でも」と井上クロウドばりの強がりを言ってしまった。どうなるんだ明日は。。。
それからしばらくして、また聞き覚えのない会社から電話がかかってきた。もしもし、と電話に出ると、
「ヒクソンですけど」
誰かと思ったら、親戚だった。どうなっとんだ、わしの周囲の人間は。
【追記】
「ぎょ」さん、「浅草の桜庭」さん、「セリカ4WD」さん、どうもでした。
6.8 EURO2000
いよいよユーロ2000が始まる。ユーロ2000っていったいなんじゃって人もいると思うが、要はサッカーの欧州選手権である。欧州選手権って言ったって、ヨーロッパでは「ブラジルとアルゼンチンのいないワールドカップ」って言われるくらいスーパーマジモードな大会なのだ。
わしがサッカー好きな理由はただ一つ。最も戦争に近いからだ。世界各国が最も本気で取り組んでいるスポーツ、それがサッカーなのだ。1対1の凌ぎ合いではそりゃ格闘技だが、チーム競技ではね、断トツでしょう。何せ負けて殺されるくらいだからね。
しかし、放送は深夜、明け方。試合前だから毎晩深夜までテレビ、というわけにはいかない。しかもうちのビデオは今タイマーが故障中。
これはいかん今週末には新ビデオを購入し、ユーロ2000に備えるぞ!ちなみに野崎的優勝予想は、オランダ、スペイン、フランスのどっか。オランダはガチガチ本命なので、スペインを推しておこう。当たったら、なんかくれ。
注目チームは、エレガントだが結局勝てないポルトガル、巨人軍団ノルウェー、新たなるフーリガン軍団トルコ、
注目選手は、ポルトガルの弾丸フィーゴ、W杯ではケガ欠場だったが満を持して登場スペインの頭脳グアルディオラ、移籍金40億でケガばっかフランスの問題児アネルカ、そしてそして最後の国際舞台に賭けるJリーグ唯一のワールドクラス「ピクシー」ストイコビッチ!!ピクシーが活躍してくれたら、わし泣くかもしれん(でも、スタメンも危うい)
キックファンなら、コンバット2000→ユーロ2000じゃい!
6.6 7.7チケット入手
え〜、私もしくは東京北星ジムから買ってくれる方、メールくだされ。私が持っているのは、5000円の席です。「それじゃイヤ」って方は手配します。
「KICKBOXING NETWORK」さんの掲示板で、なにやら統一ランキングを発表?した輩がいて、盛り上がっている。まあ、賛否両論ってとこですねぇ。わしはランキング作るのはいいと思うけど、選考理由を明確にすることと、「実力」という得体のしれないものではなく「結果」を純粋に反映させれば、誰も文句いわんのじゃないの?と思う。
よくこの手の提案をすると「ボクシングみたいにちゃんと統一されてないのにランキング作るのはおかしい!」って意見の人いるけど、アンタ間違ってます! ボクシングだって無茶苦茶です。私の記憶が確かならば、慣例として東洋太平洋(OPBF)を獲ると世界ランク10位程度にランクされ、防衛してくとどんどんランクが上がっていく。つまり、世界ランカーと一度も対戦せず、世界ランク1位になることなんてザラ。こんなランキング意味あるかい?
しかも日本ランキングだって、チャンピオン数回防衛したらすぐ返上しちゃうから、各階級5〜10名程度は日本チャンピオンより格上の選手がいる。おまけにテレビ局が違うと、こいつら対戦しやしねえ。キックと変わりゃしねえのです(だからボクシングも凋落しとるんですが)。世界王者だって、どれほどの意味があるんだか。日本はWBAとWBCしか認めてないけど、IBFのチャンピオンが一番強い階級もいくつかある。わがリカルド・ロペスもいまIBFチャンピオンだしね、バルガスもそう。ナジーム・ハメドなんて今無冠。畑山もセラノなんか倒したって、スティーブ・ジョンストン倒さなきゃ「世界一」とは言えないのは本人が一番わかってるでしょう。
で、結局オレは何言いたいんだっけ?
まあ、ランキングなんてそんなもんだから、好きにやれば。未だに清水隆広がランカー(らしい)WKAとか鈴木秀明がJウエルター級のランカーになってるWMCよりはまともなのができるっしょ。
6.5 結局最後は‥‥
練習前ロードワークへ行こうとすると、会長に「のんちゃ〜ん」と呼び止められた(わしはなぜか会長と一部からこう呼ばれる)。「土曜日、松浦と名前まちがえちゃった。ガハハ」。一応、気にしてたみたいだ。以前、「会長、練習生の名前間違えちゃダメっすよ!」とお説教?したことがあったからなぁ。
練習中盤、新谷浩が現れた。わしのオーエンジャイレポートを読んだのだろう。表情が固い。ちょいと視線が痛い。そこへ会長が現れ、新谷浩へ練習メニューを指示する。実はこれは異例だ。北星は試合の決まってない選手は、基本的に放任主義。会長が練習メニューをいちいち指示することは希だ。会長も、新谷浩の見るも無惨な(敢えてこう言おう)敗北を見て思うところがあったのだろう。あとはその気持ちに新谷浩が応えるかどうかだ。見守ろうではないか!
しかし、その様子を見ていた石毛がまた余計なことを言った。「彼にとっては良かったんじゃないっすか、負けて。会長がああ言ってくれたし」
入門は後とは言え、10歳以上年上に向かって「彼」である。恐るべし石毛慎也。オレもいつか「彼」呼ばわりされるのだろうか。そう思うと、夜も寝れそうにない。
6.4 ハッピーバースデー
今日は、玉城会長の誕生日。何回目だっけ? いい加減、選手の名前はちゃんと覚えてね。
6.3 あちこち痛し
ふ〜疲れた。練習して、実況して、試合して、女ヌンポントーンを接待して、トヨタタイランドさんに「ユウジゴメスが出る」っちゅうてだまされるし。
6.2 こんな奴を許しておいていいのだろうか? いや、よくない!
わが北星ジムには女性練習生が二人いる。そのうちの一人が「砂子ありさに腕を折られた」不良妻Tだが、もう一人は「北星のキングオブわがまま」梅本小学五年生だ。
このお方、こともあろうことに笛吹丈太郎ファンである。笛吹のことを「ジョー様」と呼ぶほどのファンである。先日の5月7日の試合のときも本気で笛吹に花束を渡そうとしていたので、わしが怒ったら「なんでそんなに怒るの?」というほどとんちんかんである。
この日の練習の反省会では、その点を矯正しようと皆で攻撃した。途中、実は昨年の安城大会も「石毛の応援ではなく笛吹を見に言った」ことが判明。これでさらに「北星の火薬庫」石毛慎也の導火線にも火をつけた。しかも7月の野崎対笛吹も「もちろんジョー様のKO勝ち!」とのたまいおった。
こんなこと言われて黙っているわけにはいかない。野崎、石毛に楠本、新谷を加えて総括に入った。ちなみにギャラリーは、玉城会長に常連のお客さんタルーン斉藤氏である。
「じゃあオレがKOで勝ったらどうするんだよ!」
「KOで負けたら、ジョー様のサインもらってきて♪」
「‥‥‥‥、そんくらいまあいいけどさ、で、オレがKO勝ちしたらどうすんのさ」
「まあ、私も屈辱的な思いをするよ」
「じゃあ、オーエンジャイでビキニでラウンドガール」
「イヤ!」
「それなら、みんなに焼き肉おごれ!」
「イヤ!」
‥‥‥‥こんなやりとりが夜遅くまで続いたが、ついにこのわがまま女は矯正できなかった。
6.1 激論
練習後、なぜか鍼治療の話になった。その手の学校に通っている石毛慎也に対し、会長が「あんなもん効かねえよ。余計悪くなる」と言い放ったからさあ大変。石毛もプライドをかけて反論するが、なかなか崩せない。そりゃ、会長に鍼は効きそうにないが。。。そもそも刺さりそうにない。