ロイター発共同によると、18日夜、都内某所にて「野崎勇治&中村保成 糾弾集会」が開催された。不甲斐ない試合を見せた野崎と、試合すらしたのかさえ疑わしい中村へ非難が殺到した。
しかし、この日「A級戦犯」として最も非難を受けたのは、東京都在住のH氏(年齢不詳)。H氏は「蹴闘同報送信」の主催者として、その筋では有名な人物だという。そのH氏、このたび行われた「NKBトーナメント勝利者予想クイズ」で全問正解。そのマニア度を見せつけ、ファンの間からはすでに「カリスマ」視されているという。
だが、そのカリスマ度に、疑問を投げかける声も出てきている。茨城県在住のO氏はこう語ってくれた。
「9月8日のNJKF興行の1ヶ月ほど前、われわれは野崎選手と中村選手の勝利を願って壮行会を開催したんです。そこにH氏も姿を見せていました。中村選手とも盃を交わし、中村選手の健闘を祈っていました。ところが、NKBトーナメント勝利者予想クイズでは、中村選手の敗戦を予想しているじゃないですか! 『カリスマたるもの情に流されてはいけない』ということなんでしょうが、この非人道的行為を世に問いたいですね」
非難の矢面に立ったH氏は「負け犬が吠えているだけ」と、我関せずの立場。景品として与えられた「NJKF選手インタビュー権」の行使に胸を躍らせている。そのインタビューがどうなるかとともに、H氏の人格問題の行方が注目される。
また、この日は同クイズで「NJKF選手とのスパーリング権」を落札したというhiro氏も会場に姿を現した。「13年もはさみをいれていない」という長髪が自慢だ。かつてはオウムの高弟との噂が絶えなかったが、近年「ラディンの弟」との見方が強くなっている。FBIが調査を始めたという情報も入っており、いま注目の人物だ。
このhiro氏、「スパーリング権」を行使し、「北星狩り」に打って出ることを宣言。「スパーと言わず、オーエンジャイで公衆の面前で勝負してやる!」。また、「なんなら11月のNJKF後楽園興行でやってやってもいい。野崎程度なら軽い軽い」とまさに言いたい放題。
実はhiro氏、アフガニスタンでの内戦経験のほかに、シュートボクシングの経験がある。「必ずシュートポイントを奪う!」と、キックボクシングを冒涜するような言葉も口にした。
対戦相手として名前があがった野崎選手は
「これはキックボクシングに対する、重大な挑戦。報復のためには、いかなる手段も排除しない。北星ジムはテロリストと、テロリストに似た者とを区別しない!」
とどこかで聞いたようなコメント。突然降って湧いたこの抗争の行方に、注目が集まる。
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