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オーエンジャイトップペー ジ


1月31日 イデオロギーを超えて!?

北星ジムの夜は遅い。8時過ぎないと、メンバー集まらない。

北星ジムの冬は寒い。一応、ヒーターなるものが入っているのだが、やはり寒い。

北星ジムの冬の夜は、閑古鳥が鳴いている。ただでさえ少ない練習生、寒いとなかなか来ない。おまけに雨なんか降ると、絶対来ない。

というわけで、今夜もまたプロばかり数人で淡々と練習していた。そして、「そろそろ帰るべかな」と思っていたら、ファーキャウ来襲。飲む約束でもしてたのか、すぐにヌアトラニー、アラビアンなども登場。一気ににぎやかになった。

ファーキャウ大先生は、今日はパンチのご指導。まず、オリンピックのパンチを罵倒した後、「見本」としてヌアトラニー登場。ムエタイを知っている人はわかると思うが、タイ人、パンチはうまくない。うまくないというか、綺麗じゃない。足に重点を置いているので、手打ちである。ヌアトラニーもその類である。ボクシングジムへ行ったら「下手くそ」と呼ばれるパンチである。

そして、ヌアトラニーに続いて、わしの出番。「ヨッシャー」とばかりマシンガンパンチを炸裂させたのだが、ファーキャウあっさり「軽い。ヌアトラニーのほうが痛い」という。楠本さんと二人で「へ〜」。少なくとも、格好はわしのほうが綺麗なのになぁ。

その後、数十発繰り返し、ようやくファーキャウ先生から「OK」をもらう。拳頭をゴツゴツ当てる、タイ式?パンチ、次の試合で炸裂するのか? 乞うご期待!

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1月30日 ホントっすか?

「世の中にニュースはない」

世の中斜めに見させたら日本一の山本夏彦氏は、こう断じて新聞もテレビもろくに見ないと言う。「広告だけ見てれば、世の中のことは把握できる」と言う。それで、あちこちで世の中論じてるんだから、凄いっちゅうか、なんちゅうか。。。

キック帝王一家まで政治を論じる今日この頃だが、実はわしは新聞をほとんど読まないし、ニュースも見ない。通勤電車の中で読む日刊スポーツと、帰りの東スポが、わしと世の中の接点である。雑誌は何だかんだと読みまくるが、スポーツ系か漫画がほとんど。なんかもめごとが起こると、朝日と産経の社説を読み比べたりするが、それは勉強のためではなく、笑うためである。

でも、それなりに世の中にはついていってるし、知ったかぶりの意見だって述べることはできる。結局ニュースって言ったって、本質は何も変わらないからである。

政治家が選挙と保身しか考えないのは昔からだし、
企業が売上げしか考えないのは昔からだし、
「今どきの若い者は……」も昔からだ。

それを、勝手に案じて、安全なところから偉そうなことを論じている、わしみたいなヤツも昔からいるのである。

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1月29日 ホントっすか?

会長指令で、石毛とスパー。見ていた会長

「のんちゃん成長したなぁ」
「ボクは肉体年齢20歳ですから」

そう答えた。
最近、老眼が進む会長だが、真に受けていいのだろうか? 遠くはよく見えるはずなのだが。。。

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1月28日 不買運動

今日も一日が終わる。80点くらいの1日だったかな。明日は81点を目指そう。

後は眠るだけだが、眠る前に必要なのが牛乳だ。カルシウムを摂るとよく眠れるらしいのだ。

ちょうど牛乳がなくなったので、コンビニに行った。コンビニで牛乳を手にとったが、ふと思い直して別のにした。最初に手にとったのは雪印だった。末端で一生懸命頑張ってる社員の方には申し訳ないが、潰れてください雪印。

雪印だけじゃないだろうが、一般客なめてると痛い目に遭うってことを示さなきゃいけない。大資本の横暴には屈しない。

ということで、今「那須高原牛乳」を飲んでいる。ぐっすり眠れるだろうか。

お休みなさい

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1月26日 倒されることすら許されず

うちのジムの選手が誰も出ないNJKF興行。最初は「行くの辞めようかな?」とも思ったが、行くことにした。噂の強豪・チャンプアック(クンデート)を見るためである。いや、正しくは、そんな強豪をわざわざ名指ししたという、HIROSHI選手の闘いぶりを観たかったのである。

チャンプアックが噂通りの選手なら、勝敗の行方は明らかだろう。でも、勝敗じゃなく、何か別なものを観たくて、後楽園へ赴くことにした。

東京武道館で一人練習をして、接骨院寄って、いざ後楽園へ。

後楽園で、ヒュラルド猿藤氏と合流した。NJKF公式ホームページの「制作/納得担当」のヒュラルド猿藤氏である。ヒュラルド氏は、おそらく人生で初めて、観客ではなくスタッフとして訪れた後楽園ホールだ。せっかくなので、控え室を案内することにした。一般観客時代には入ることができなかった(たまにずかずか入ってくる奴がいるが)「聖域」である。

とは言っても、「控え室」そのものに入るのは遠慮して、廊下でいろいろ話していた。某マスコミ関係者も合流して、三人で話していた。すると、なんとも文字にしがたいうめき声が、一定のリズムで聞こえてきた。わしと某マスコミ関係者は「始まりましたね」とにやりとした。一人、ヒュラルド氏は、きょとんとした顔で「何が?」。

そうだ。普通の人は知らないのだ。これがHIROSHI選手の儀式なのだ。控え室にいるときからコンセントレーションが始まる。声を上げながら身体を動かすのだが、だんだん激しくなってくると大変だ。ロッカーは殴りだすし、声は廊下まで響いてくる。控え室が一緒だと、もう大変(笑)。それだけ気持ちを入れて闘う選手だし、うまくテンションが噛み合ったときの強さは、みなさんご承知のとおり。絶望的な戦力差を気持ちで覆す、そんなシーンが観たかったから、この日足を運んだのだ。

それを迎え撃つチャンプアックにも遭遇。見るなり「なんじゃいこいつ?」と絶句した。金髪の上からさらに部分的に赤で着色。しかも、髭面。どう見ても、頭のいかれたヤクザ。怖い! 延藤広報は「でかい!」と言っていたが、身長はわしと一緒くらいじゃないか?173くらい? 「これでK−1中量級はちょっと辛いんじゃないか?」と、そのとき思った。

セミファイナルから、リングサイドに座って観た。川津選手の相手のタイ人、強かった。あれでもランカーじゃないんかい! そんな相手に気迫で真っ向勝負。延藤広報は「川津はあれで十分! この経験活かせばいい」と言っていた。場内は沸いた。十分沸いた。

メイン第一試合。中島選手が1R、左ボディーフックから右ハイキックでダウンを奪う。「よし! このまま行けば‥‥」と思ったが、そこはタイ人。反撃開始。ヒジでカットし、ミドルでダウンを奪い、ハイキックで倒し‥‥あっという間の逆転KO。んんんんんんん。

そして、メイン第二試合。「アルマゲドン」で入場するHIROSHI選手。この曲って、新田選手をKOしたとき使った曲じゃあ!? いやがうえにも期待が高まる。対するチャンプアック、軽快に登場。おまけに水で毒霧アピール! こいつ、客商売を知っている!

リングに上がり、ガウンを脱いだチャンプアック。場内からどよめきが起こる。すげえ筋肉。ヨーデーチャーはふくらはぎで場内をどよめかせたが、チャンプアックは大胸筋と後背筋。隣りに並んでたときは小さかったのに、リングの上では異様にでかい。K−1中量級? 全然遜色ないような気がしてきた・・・。

ゴングが鳴って試合開始。またまた驚いた。開始して、パンチを出してきたチャンプアック。
驚くほど下手である。
筋肉つきすぎてパンチがまっすぐ出ない、そんなパンチである。しかも、ムエタイ選手なのに、ミドル蹴らない。いや、たぶん蹴っても下手である。愚直にローを打つ。ローにもセンスは感じられない。武骨なローである。

ヒュラルド氏と「このタイ人、偽物?」と顔を見合わせる。

だが、あれれ? HIROSHI選手の顔が既に腫れ上がっている。このタイ人、ただ前に突っ込んで、センスの無い武骨ローと、センスの無い武骨パンチを打ってるだけなに、HIROSHI選手の顔面は崩壊している。なんなんだこのタイ人???

その後も、このタイ人、美しきムエタイの片鱗すら見せない。首相撲なんかしない。だが、センスのなさそうなヒジで切り裂き、センスのなさそうなヒザで、さらに追いつめる。1Rが終わってみると、あらら、HIROSHI選手はボロボロである。

偽者‥‥とんでもなかった。我々は、今、何か、とてつもなく恐ろしいものを観ている。

2R。後のないHIROSHI選手が勝負に出る。パンチで真っ向勝負に打って出る。このタイ人、打ち合いに真っ向から応じる。技術的には、きっと互角であろう。だが、前に出るのはタイ人。下がるのはHIROSHI選手。なんか知らないが、いつの間にロープ際に追いつめられ、気がついたら、タイ人が一方的に殴りまくっている。

「ダウン!!!!!!」

レフェリーがスタンディングダウ‥‥いや、違う。試合を止めてしまった。レフェリーストップだ。まだ、片膝さえ付いていないのに、試合を終わらせてしまった。呆然とするHIROSHI選手。

だが、だが、観客は皆納得していた。「殺人現場は観たくない」。

帰り際、某NJKF重量級戦士が言っていた。「こんなのとやりたくない。。。。」。そうだろう。それがみんなの感想だろう。それだけに、こんなのにわざわざ指名して挑んだHIROSHI選手は凄いと思わないか? わしは思う。

それにしても、またもNJKFは厄介なものを抱えてしまった。自分の団体の選手じゃどうにもならない、厄介なもの。ヨーデーチャーにチャンプアック。「いっそのことこの二人当てちゃえば?」と思うのだが、やはり観たいのは「日本人による打倒ムエタイ」か。

すると、やはり、NKBまで広げて考えれば。。。そっから先はボク言えない。

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1月24日 気づかなかった

年賀状出してない人から「あの年賀状はウケた」と言われ????。聞くと、格通に載っていたという。え、どこどこ?と探してみると、ありました。終わりから2ページ目。リングから降りれば、この面子とも張り合えるな(苦笑)。今年は、リングの上で目立ちたいものだ。ふむ。

他にも、ハンサム侍にライバルにしていただいている。どうも、です。

3月3日のチケット、手元にあります。購入をご希望される方、メールください。まあ、1月26日後楽園でうろついてるので、そんとき声かけてくれても。

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1月23日 個人のロマンは他人のロマン?

毎月23日は各格闘技雑誌の発売日である。1月はことのほか、「格闘技通信」が「格闘家写真名鑑」を載せるのである。野崎勇治とヒクソングレイシーが、同じ扱いになるこの記念すべき雑誌、やはり買ってしまった。

まず、自分のところを読んだのだが、誤植発見してがっくし。「この世で一番怖いもの」という質問に「村田くんのお父さん」と答えたのだが、「対田くん〜」になっていた。知る人ぞ知る「村田くんのお父さん」。キングボンビーよりも怖い「村田くんのお父さん」。間違えんなよぉ〜(涙)

もう一つがっくりだったのが、NJKF1月興行の記事。カード以外何も出ていない。これでは何も伝わらない。この日のメイン、HIROSHI対チャンプアックは、いささかの説明を要するカードなのに、である。

まず、「HIROSHI=青葉繁」を説明しなくてはいけない。そして、チャンプアック。どうやら、クンデートと呼んだ方が通りが良いらしい。そして、こいつが無茶苦茶強いらしい。タイ人としては、最もでかい体格を誇ることも重要だ。

好き嫌いは別として、今年の打撃格闘技界のメインイベントは、K−1中量級だ。契約体重70kg前後の大会だろう。普通だったら、この体重に合うタイ人はほとんどいない。いても、お腹ぷよぷよ、現役とっくにさようなら、っていうタイ人である。だが、このチャンプアック(クンデート)は、70kgでも全く遜色ない体格だという。本人曰く「タイじゃ試合組まれない」ほどだという。マスコミにしたっておいしいはずなのに‥‥。

HIROSHI選手の格通のアンケートには「好きな有名人=チャンプアック(クンデート)夢に見ます!」とまで書いてある。抱負には「1月26日が全て!」と書いてある。凄まじい意気込みである。わしは、チャンプアックが何者なのかはわからんが、ここまで言われると見たくなる。しかし、この本人の意気込みと周りの温度差、なんと悲しいことか。。。なんとか補ってやってほしいものである。

幸いなことに、NJKFはホームページを開設した。そこで、いろいろフォローされている。チャンプアックが「90秒KO宣言」までしている。

自分が大勝負するときに、同様の空気じゃ悲しい。ネット界だけでも、HIROSHI選手の意気込みが伝わって欲しいものである。

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1月22日 日本的経営

立教大学の野球部エースが、日本テレビのアナウンサーに内定したという。まあ、それはそれで勝手にしやがれだ。だが、その野球部エースって、3年生だぞ。まだ1月だぞ。

一応わしもマスコミ人である。テレビ局の採用が早いのは知っている。特にアナウンサーが早いのも知っている。でも、3年の1月に内定出すなよ。。。

わしのころは一応「就職協定」なるものがあった。7月まで採用活動をしてはならない、とかいう約束事だった。でも、どの会社も試験をしていた。新聞社は「セミナー」なるものを開催していた。決して「就職試験」とは呼ばなかったが、優秀な学生には「内定」を出していた。「偽善の中の偽善」朝日新聞だけは、「セミナー」ではなく「論文講座」と呼んでいた。ご丁寧に、受講者の論文添削までしていた。もちろん陰では「内定」を出していた。受講料もガッポリである。そのくせ社説では「就職協定遵守を!」と謳っていた。

わしがこの新聞社を、というか「企業」というものを、信用しなくなったのはこのときかもしれない。

今、就職協定はなくなった。だから、日テレが今内定を出したって問題じゃない。でも、やはり、、、どこかこの国の雇用事情は歪んでいる、と思わざるをえないのである。

野崎勇治。明治大学経営学部経営学科卒。ゼミは「日本的経営」であった。

ちなみに卒論は「武士道と日本的経営」。3日で原稿用紙50枚書いた。ほとんど何も見ずに、持論だけで。

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1月21日 続・K−1中量級

NJKFがK−1中量級に参戦することになった。なにも悪口(というかTV主導の格闘技イベントへの警鐘)書いた翌日に……とも思うのだが、出るとなったら小次郎選手を応援するっきゃない。活躍してくれなきゃ困るってものだ。

NJKFサイドとしても、活躍して「NJKFここにあり!」ってのを示して欲しい、それをきっかけに後楽園へ客を引っ張ってきてくれたら、という目論見もあるようだ。首相撲が武器の小次郎選手にとってK−1という場はかなり不利なルールだろうが、あえて出ていく勇気は称賛されるべきでしょう。

一応、リザーブマッチという扱いらしいが、ケガ人が出る可能性も大きいでしょう。トーナメントに参加して、優勝して、こう言って欲しい。

「石毛のほうが強かった」
   懐かしいなぁ、加藤哲郎。。。

こういうこと書いたので、NKBについても一言。どうも誤解されているようだが、これは「団体を統合しよう!」という動きとは少し違う。ランキングを統一して、各団体をプロモーターとして位置づける動きだ。

たとえば、もし日本キック連盟がガッツちしまつを評価するのであれば、NJKFではなく、日本キック連盟が彼を使い続けるということもありうるわけだ。選手の側が、「俺はNJKFじゃなくて、K−Uのリングを主戦場にしたい!」と訴えることも可能だという(相手が受け入れてくれれば、の話だが……)。そう聞いている。

実際、日本のボクシングも、ランキングこそ一つだが、TV局ごとの縦割り組織みたいなもの。TV局が違えば、対戦することは滅多にない。逆に同じジムでも、TV局が違うこともある。同じ協栄ジムの鬼塚勝也はTBS、勇利アルバチャコフはテレビ東京だった。

一応キックの内部にいるものとして、「完全なる統一」は無理だということくらいはわかる。こりゃ本当にどうしようもないが、無理なんである。体質的に。だったらその次善策として、「NKB方式」ってのはもっと脚光を浴びていいと思う。

困ったら交流して、交流したら喧嘩して……
そういうくだらない流れには乗りたくないね、二度と。


追伸 こんなん出てます
http://www5d.biglobe.ne.jp/~njkf/column/index.html

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1月16日 K−1中量級

会社帰り、東スポを読んでいた。K−1中量級とやらの記事が出ていた。まあ、それでキックにも活気が出るなら、良しだろう。

だが、気になる記事が出ていた。このトーナメントで使用するグローブは6オンスだという。びっくり、だ。

キックでは、フライ級〜フェザー級は6オンス、ライト級からは8オンス、どこからかは知らないがヘビー級などは10オンスを使っているはずである。ボクシングも昔は6オンスを使っていたが、今では事故防止のため最軽量級でも8オンスである。

それがK−1中量級では「ヘビー級並みの倒し合いになるように」6オンスグローブが使用されるという。困ったもんだ。

別に選手にしてみりゃ6だろうが8だろうが関係ない。やってみたら同じようなもんである。やれといわれりゃやるだろう。だが、こういうことがTV局の都合でどうにかなるのが気にくわん。今後も「視聴率のために」ルールが変わり、トーナメントが乱発され、猪木軍と試合させられ、選手がボロ雑巾になっていくのだろう。結構なことです。

勝手に頑張れK−1中量級。

※この日記は東スポの記事が真実だという前提で書かれています。たぶん事実でしょうが、なにせ東スポです。間違ってたらすんません。

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1月14日 成人の日

今日は成人の日。毎年むかつく日。

金髪はいい。タバコを吸うのは嫌いだが許す。でも、それで振り袖着るなバカヤロー。日頃、日本人であることを恥じてるくせに、こんなときだけ和風になるな。

キミたち今、最高にブスです。

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1月13日 プロレス

格闘技は格闘技。
プロレスはプロレス。
そんなことはわかっている。

格闘技は真剣勝負。
プロレスはショー。
そんなことはわかっている。いや、わかっているつもりだった。

グラップラー猿のオススメで、『流血の魔術 最強の演技』(講談社)という本を読んだ。書いたのは、元新日本プロレスのレフェリー・ミスター高橋。プロレスの内幕を暴露した本だという。

「プロレスなど放っておけばいい」という人もいよう。でも、今の格闘技ブーム(PRIDE、K-1)は、プロレスと関わったからこそということを忘れちゃいけない。PRIDEは言うまでもない。K-1の隆盛も、正道会館がリングスに上がったところから始まっている。格闘技が格闘技のアイデンティティを守るために、プロレスを知り考えることを避けてはいけない。

ちなみにわしは、プロレスファンではない。でも、子どもの頃は好きだった。他の子どもと同じように、猪木やタイガーマスクに熱狂していた。その後、ある程度プロレスというものがどういうものなのかわかったが、それでも疑問はいろいろ残っていた。

 Q1 勝敗って全部決まっているのか?
 Q2 流血は本物なのか?
 Q3 異種格闘技戦はガチンコなのか?
 ‥‥‥‥etc.

先に挙げた『流血の〜』には、この答えが全部つまっている。

 A1 勝敗はすべて決まっている。
    すべてのプロレスはショーである。
 A2 流血は本物。ただし、レフェリーがカミソリで
    切っている。まれに本人が切ることもある。
 A3 異種格闘技戦もすべてショー。
    猪木が生涯でしたガチンコは2試合のみ。
    モハメド・アリ戦と
    パキスタンで行われたペールワン戦。
    ただしペールワン戦は、試合を「作る」のを
    相手に拒否されて、やむをえずガチンコ。

 ‥‥といった具合である。ちょっとショック。せめて猪木対ウィーリーくらいはガチだと思っていた。

もっとショックだったのが「猪木舌だし失神事件」。第1回IWGP決勝で、猪木がハルクホーガンのアックスボンバーを食らい失神。救急車で運ばれた。このニュースは、一般紙でも一般ニュースでも取り上げられた。「猪木さん重体」に心を揺らし、「猪木さん一命をとりとめる」の報にほっとしたものだ。でも、あれも演技だという。しかも、猪木の一人芝居。相手のハルク・ホーガンも、「シナリオライター」の坂口征二も「猪木優勝」のつもりだっただけに大慌て。この事件後、坂口征二は「人間不信」と紙に書いて姿を消したという。
 
一番ビックリしたのが、これらプロレスの真実を、テレビ局が知らなかったことだ。今は知っているらしいが、猪木の最盛時は知らなかったという。なんちゅうか、凄い。超一流の詐欺だ。さすが、猪木。

プロレスはこういうものだ。凄いエンターテイメントだが、格闘技的強さを競うものでは全くない。それなのに、K-1対猪木軍に観客は熱狂し、PRIDEでは今日もプロレスラーがメインをつとめる。

そして、大手プロレスマスコミは、この本をいっさい黙殺している。

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1月11日 プロとはいかに捨てるかである by フィニート

「NEWS23」にてオーエンジャイの模様が放映された。その名も「酒場のキックボクサー」。酒場って‥‥一応うちは「タイ料理店」なのだが、実態から言うと間違いなく「酒場」である。言い得て妙、さすがプロのテレビマンである。

テーマは聞いていたとおりだった。「後楽園ではなく、オーエンジャイのリングに大きなものを賭けるキックボクサーたちの青春」といったところ。SVGの長さん、まさにぴったり。プロキックボクサーの「定年制」ってなんとかならんのかいねえ。年齢関係ないのに。「どんな人にも闘うリングがあると思うんですよぉ」、おおかっこよすぎるぜ、長さん。こんな言葉を引き出すとは、さすがプロのテレビマンである。

もう一人、大阪「ラスカル会のタイソン」junko嬢のインタビューもはまり。いろいろなドラマがありますねえ。それにしても、あんなに美人だっけかなぁ。化粧のせいなのか、テレビ写りがいいのか さすがプロのテレビマンである。(一部失礼な発言がございますが、気になさらず)

自宅まで取材に来た古川のインタビューはカット。まあ当然だろう。古川はこの取材の趣旨と違う。カットは正解。さすがプロのテレビマンである。古川よ、キミは王道を進みたまへ。さっさと千島を抜いちゃいなさい。

そして、玉城会長のインタビュー。余裕でカット。あれを放映したら番組無茶苦茶になる。さすがプロのテレビマンである。

プロとアマとの差は「捨てっぷり」である。わしも、もっと人生捨てるべきかな。

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1月9日 北星魂?

今日ジムに行くと、先日取材に来たTBSの方がいらっしゃっていた。その取材はSVGの長選手を追う取材であったのだが、ディレクター?氏の「ここ面白すぎるから」の一言でオーエンジャイ全般の取材に方向転換(?)。その後も古川多苦労宅に押し掛けるなど、精力的に追加取材に励まれていた。そして、今週土曜日にも追加取材に押し掛けるはずになっていた。

なのに「何で今日いるんだ???」と思ったら、「明後日の放送になっちゃったんですよぉ」とのこと。練習風景、玉城会長のインタビューなどを収録して帰っていった。

インタビューを聞いていると、どうも「バリバリのプロではないが、オーエンジャイという場に男のロマンを求める戦士達」にスポットを浴びせているようだ。

インタビュー中、さかんに「プロにはならなくてもオーエンジャイでの試合を目標にしている選手達をどう思うか?」という質問を浴びせるディレクター?氏。それに対して会長は、「後楽園で試合をするときのいい経験になる」と筋違いの回答。だからぁ、そういうつもりがない人たちのことを聞いてるんだってばぁ‥‥と突っ込みたかったがやめておいた。会長の辞書にあるキックボクシングには、そういう人種は載っていないのだ。善し悪しは別にして。。。

会長の考え方もわかります。入門43日目でプロデビュー、わずか数年でタイの怪物センサックとの試合が組まれて内臓破裂。格闘技に「適度な」目標などありえない。それを肌で感じているのでしょう。

NJKFがとち狂って「野崎勇治対スカボロスキー」(野崎死亡確率50%)なんて試合を組んだとしても、やはり逃げるわけにはいかない。

いくらグローブ16オンスのオーエンジャイだって、運が悪けりゃ死ぬ。その覚悟がなけりゃあ、リングに上がるなかれ。怖かったら強くなれ。悔しかったら勝ってみろ。強者絶対北星ジム。

だから、練習生ちっとも増えない(哀)。

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1月8日 新型iMac

通常EXPOの前には完全秘密主義を貫くアップルが、「凄い発表をする」と煽りまくっていたサンフランシスコEXPO。何が出るかと思ったら、

こんなのが出てきました。いいんじゃないでしょうか? 花柄とは違います。これぞ「think different」。絵柄と性能はかなり惹かれるけど、ちと値段が高いなぁ。20万円ほど。それより、ディスプレイが大きくなったiBook、かなり売れるんじゃないでしょうか。売れてくれなきゃ困ります。

マックユーザーに愛の手を! そして十分なソフトを!

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1月7日 拝啓

浜松の魚民さん、まだデジカメ届かんのだけど、どないなってるのでしょ? まあ、送っていただく立場だから何とも言えんけど。。。。

初代iMacを使っているわし。OSは8.1だ。OSのアップデートはしないってのをポリシーらしきものにしていたのだが、いろいろ小物を買おうと思うと、たいてい「MacOS8.6以降対応」の断り書きが。むかついたので、アップデートした。上書きでやったのに、「お気に入り」全部消えやがった。ま、マイペンライ。

年始に合わせてのリニューアル、好評なようで何よりです。一応「微」ではあるが公式ページの手前、できるだけ素人臭さはとりたかったのですが、まあ進歩はしてるかな。成長しなくちゃ! ただ、ここの持ち味である「ブラック」な感じは忘れません! フラッシュとか動画とか置くのはあまり好きではなかったけど、もうしばらくして皆ブロードバンドになれば、ちといいかなとも思っている。↓↓こういうブラックなもの作ってみたい(笑)

http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/X02.swf

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1月4日 ドキュメント・オブ・年末年始

12/31/11:30 オーエンジャイへ
01/1/0:00 沖縄そばを食いながら年越し
01/1/2:30 オーエンジャイを出発、浅草寺へ
01/1/3:00 お参り
01/1/3:20 おみくじ。大吉!!!!!
01/1/6:00 就寝
01/1/12:20 起床
01/1/12:30 年賀状見ながらニタニタ
01/1/17:00 親の住んでいる松戸へ
01/1/17:20 鍵を無くして借りていた4万5000円を返済
01/2/17:40 親の家を辞去
01/3/0:30 初夢中
01/3/11:30 東京駅で新幹線に乗車
01/3/14:00 浜松駅へ到着
01/3/14:20 うなぎを頬張ってご機嫌
01/3/16:00 15年前に住んでいた自宅周辺を散策。
01/3/18:00 中学3年時の同窓会に参加
01/3/20:30 2次会in浜松の魚民
01/4/10:10 さらば浜松
01/4/11:30 ふと新幹線車中で気づく「デジカメ忘れた」
01/4/11:32 ふと新幹線車中で気づく「忘れたのは魚民だ」
01/4/11:33 ふと新幹線車中で思う「どないしよう」
01/4/11:34 ふと新幹線車中で思う「まあ、いいや」

01/4/16:30 浜松の魚民に電話。デジカメの所在を確認
01/4/16:31 着払いで送ってもらうことに
01/4/16:32 「年が変わっても俺は俺だな」と認識

こんなボクですが、今年もよろしく。

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1月1日 あけましておめでとうございます

気持ちも、サイトデザインも新たに、今年一年突き進む所存です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、おみくじで3年連続の怪記録を逃しました。これは多難な?船出なんでしょうか? 何はともあれ、今年もよろしく。

え?3億円はどうなったかって? そんなの言えないよ。ナイショ、ナイショ。

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