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10月30日 シメは「傘がない」

 あまりにも偶然というか、これは必然だろう。昨日の日記に初登場した長崎太一から夕刻呼び出しがかかる。これは1年に2,3回あるかないか、のことだ。彼が自分から電話をかけるのは、わしだけだという。名誉なことだ。嫌いな電話を無理にかけ、それが汚点になってしまう我が身を振り返ってアーメン。

 で、悪友との夜。自己主張の手段のないボウフラ野郎・娘の吹き溜まり「カラオケ・ボックス」にて、熱唱。満足。

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10月29日 闘う詩人

 実を言うと、わしは詩人だ。

(いま笑った人、減点1)

 そう、あれは大学4年の冬。我が家にて、人生最凶の悪友・長崎太一と卒業論文を書いていたときのことだ。わしは、二日で原稿用紙50枚さら〜っと書き上げた。しかし、太一は苦戦。結局、やつの言うことをわしがタイプする羽目になった。

 そんな作業が一段落して、ヒマになった。そんとき、なぜか「詩」で勝負するか、ってことになった。お題は「髭」と「夢」。結果はわしの圧勝。その詩はいまでもとってあるが、読めば読むほど、「俺は天才なんじゃないか」って思う出来栄え。こんな詩をネットで発表したら、文壇がほっておかないだろう。わしは、進む道を間違えたのかもしれない。

 なぜいきなり詩の話題になったかというと、グラップラー猿氏が、路頭に迷うわしに「いい詩をいっぱい聴きましょう!」とアドバイスくださったからだ。「聴くのは『詩』じゃなくて『詞』だろ!」という突っ込みはおいといて、久々に「わしの本職は詩人だ」ということを思い出したのだ。

 言葉。そう数々の言葉にわしは救われてきた。総本山は、中島みゆきさま。そこから谷川俊太郎に行き、茨木のり子に行き、だいぶ脱線して、本宮ひろ志に燃え、あちこち彷徨い今に至る。

 言葉では救われないこともあるが、すべてを包み込む言葉もある。今日は、詩集でも抱いて寝るとしよう。

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10月28日 謎解明

 ようやく。胸のつっかえがとれた。サンキュー。

 さて、と。そろそろ本腰入れますか!

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10月27日 う〜んん

 でさぁ、どうすりゃいいのさ、俺は。

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10月24日 ?????

 意味不明の事態勃発。いや、個人的な話。

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10月23日 最強幻想

 競技に「幻想」ってのは必要だと思う。まだアルティメット大会も開かれてなかったころ、やれ一撃必殺だ、やれ相撲が最強だ、と今思うと笑うしかない幻想に胸ときめかしていたころもあった。

 今や、わしはプロキックボクサー。別に総合の試合に出たいとも思わないし、そういう強さも求めていない。キックの世界で強くなればそれでいい。しかししかし、わしの男性ホルモンが、いわゆる「最強」という言葉に反応してしまうのも事実。「花形敬vsヒクソン・グレーシー」とか、やはり観てみたい。

 しかし、現状の「バーリ・トゥード」は「総合格闘技」という競技になってしまった。競技を観るなら立ち技のほうが面白い。で、わしの体内の一部にある「何でもあり」への幻想は、ほぼ夢消状態だった。

 それが、だ。久々に幻想をかき立てられた。東山動物園で、だ。

 まず象を見たとき、「こいつはローキック何発で倒れるかなぁ?」と思ったのが始まりだ。そして、わしのハートをとらえたベンガルトラ。でかい! トラってこんなにでかいの! とビビッた。こんなのに襲われたら、とてもじゃないが前蹴りでは止まりそうにない。次に見た国内最大の哺乳類エゾヒグマと対決が実現したら、オレは絶対スペシャルリングサイドで見る。ヒグマ対北極熊の、熊最強対決もヨダレものだ。

 カバくらいならオレでも何とかなるかな?とも思ったが、きっと幻想だろう。でも、幻想や良し。「右フックがヒットし、崩れ落ちるカバ」。そんな映像が、わしの脳味噌にこびりついて離れない。その他にも、アミメニシキヘビ、ナイルワニ、ニホンオオカミなどとの対決を想像すると、わしの恍惚感は極限に達していた。

 そして、迷子になった。


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10月21日 裏名古屋決戦

 この日、北星&オーエンジャイ勢は、車組と新幹線組に分かれ名古屋に乗り込んだ。「ドライブ」というものが大嫌いな私は、当然新幹線。18きっぷのある時期なら鈍行で良かったが、まあたまに贅沢もよかろう。5分車に乗るだけで酔う石毛慎也は、「金ないんすよ」と車組に。へへへ、ざまあみろ。

 結局、新幹線組は、野郎はわしのみ。後は、「名古屋行きをめぐって旦那と喧嘩をし、休日出勤命令を断ってまで今回名古屋へ向かう」不良妻T。「笛吹丈太郎FC足立区支部長」梅本小学5年生。「前日会社を休み、徹夜までして楠本のトランクスに文字を縫い込んだ」モハメド・アリサ。そして初参加「なんでキミがいるの? 反逆の女スパイ」山之内ななえもん。

 このオバタリアン4名との団体行動という苦行に挑むことになったわしだが、午前の静かなひとときくらい独りでいたい。同じ新幹線に乗ったのだが、あえて探さずひとりで名古屋へ。適当に小説を買い込んだが、3行でつまらなくなりそのまま捨てる。

 名古屋到着後、オバタリアン軍団と合流。山本屋味噌煮込みうどんに挑む。梅本小学5年生とわしは、昨年の安城大会以来。なぜか、「前来たときはタマネギがあった」ことにこだわる小学5年生だが、みな黙々と完食。

カメラ目線がモハメド

「で、他に名古屋で面白いところは?」との質問に「‥‥」答えらないわし。だから、名古屋ってなんもないんだって。で、結局、わしの勝手な好みで東山動物園へ。中学生まで無料なのに、なぜかお金を払って入場した梅本小学5年生。もったいない。

 そしてここが最重要ポイント。北星伝統の単独行動が遺伝子レベルから身に付いてしまったわし。もちろん、携帯電話はもっていない。手帳はなくしたので、オバタリアン連中の携帯の番号も知らない。「絶対はぐれる」と直感したわしは、不良妻Tに「はぐれたら勝手に置いていって」と告げる。「あいよ」と事情を飲み込む不良妻T。慣れたものだ。

マレーグマ
楠本勝也に似ているとの説が有力なマレーグマ

 そして、1時間後。案の定はぐれたわしは、2分ほど周りを探したが「まあいいや」と見切りをつけ名古屋駅へ舞い戻る。そして、浪人時代に良く通った「熊五郎ラーメン」へ。元気な親父が、今だ健在だったことに一安心。味噌ラーメンをかきこんだ。時間を潰して名古屋市公会堂へ。

 会場入りすると、すでに楠本は到着済み。ひとりでバンデージを巻いているので「手伝いましょうか?」というと「自分のことは自分でする、北星魂っすよ」と一言。そこで、「昨日、モハメド会社休んで徹夜したらしいっすよ」とプレッシャーをかけると、「まじっすか! 負けられないっすねえ」と楠本。

 実は、楠本はこの日着用するトランクスを、タイへ帰っていたウィラサクレック会長に頼んだのだ。しかし、できあがったトランクスにはでっかく「WSR」(ウィラサクレックジムの略称)の文字が。「こりゃまずいだろ」と見かねたモハメドが、「つけかえてきましょうか」と名乗り出て、「じゃあ」と楠本が頼んだわけだ。ところが、言ったはいいが、実はこの手の作業が得意でもなんでもないモハメド。苦戦して前日会社を休み、徹夜して、新幹線の中まで作業して、ようやく完成となったわけだ。

 試合が始まった会場を見回すと、オバタリアン軍団と再遭遇。「いやいや悪いっすハグレちゃって」と全然悪いと思ってないが、一応社交辞令をしておく。しかし、一人めちゃくちゃ怒ってるのがいる。「女スパイ」だ。えらく探したらしい。だから、「置いてけ!って言ったろ」と言うが通じない。他の3名はケロッとしたもの。こんなんで怒ってたら北星ジムでは生きてはいけない(モハメドはうちのジムじゃないが)。やっぱキミはミネラル不足。豆腐パン食べなさい。

 帰りは、某キックじじいとのぞみで帰京。「ああ野崎『元』選手、引退式はいつ?」と2時間嫌みを言われるが、女のヒステリーより遙かに心地よい。気がつくと東京。

 お疲れさまでした。

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10月20日 いよいよ明日

 わしを含めて、「やれ味噌煮込みうどんだ」「やれ味噌カツだ」と浮かれているが、明日は楠本さんにとって正念場の一戦だ。中島とのタイトルマッチに敗れ、半年以上試合が組まれなかった。おそらくNJKFで一番スリリングな試合をする楠本勝也が、である。だったらオレはどうなるんだ、という心配はさておいて、明日の関博司戦は負けられまい。かといって、関も実力者。一度、関を下している楠本にとって、まさにハイリスク・ローリターンの一戦だ。はっきり言って「関のためのマッチメーク」だと思う。

 計量は10時から。東京勢は、当日新幹線で名古屋入り、が前提とされているが、楠本は既に自費で名古屋に宿泊している。あの楠本が、あの後楽園ホールに金を払って入ったことが●度しかなく、気がつくと東京ドームで船木対ヒクソンを観ていたという楠本が、である。

 う〜む、セコンドも浮かれている場合ではあるまい。しっかりセコンドせねば。だが、その前に山本屋で腹ごしらえ(笑)。

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10月19日 会談

 今日は、気がつけば土屋ジョー、ボクシングデビュー戦。ぜひ観に行きたかったのだが、石毛大先輩から「今日、●●ジムから出稽古に来るので来てくれ」と頼まれたため、ジムへ。しかし、待てど暮らせど誰も来ない。ず〜っと石毛大先輩と二人きりの練習。

 練習後、二人でメシへ。秘密会談をした。え? 内容? だから秘密だって。

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10月14〜15日 浪花道中記

 多くの方がご存知のとおり、わしは某出版社にて編集者をしている。そんでもってこの度、思いっきり自分の興味を反映させ「東洋医学」に関する本を作ることになった、というかそう仕向けた。

 そっち方面に大したツテのない私は、実はその手の大学に通っている「オーエンジャイFC大阪支部長・女ブラックエンジェル」トモ嬢に「誰かいねえか〜?」と頼んだところ、某大学K助教授がリストアップ。ご挨拶しに大阪詣ですることになったわけだ。

 ちなみにわしにとっては初大阪。新幹線車中で、大阪特集が載っている「美味しんぼ・77巻」で予習をし、いざ浪花へ。

 とにかく「キタは北にあって、ミナミは南にあるのかいな??」程度の地理的知識しかないわし。「案内せい!」とトモを呼び出したところ、「お土産」と言って「豚まん」を差し出された。「豚まん? 肉まんと何が違うんだ?」との当然の質問に答えられないトモ。まあ、それはおいといて頬張ると、うんうまい。豚肉・タマネギ炒めをそのままパンにぶちこんだ感じだが、実に美味。で、肉まんの肉って豚肉? 牛肉? 結局、何がどう違うのかはようわからんかった。

 次は「うどんのうまい店連れてけ!」との指令に「よっしゃ〜」と威勢のいいトモ。当てがあるらしく、ミナミへ。予想通り、南へ向かった。「どんなにうまいうどんだろう?」とわくわくしているわしを尻目に、「あれどこだったっけ?」と迷っているトモ。「潰れちゃったみたい」とふざけたことをのたまいだし、結局、ラーメン屋へ変更。大阪来てまでラーメンを食う羽目になった。まあ、うまかったからいいか。

 腹ごしらえもできたところで、K助教授自宅兼診療所へ。せっかくなので、治療も体験しようと思ったのだ。軽い気持ちでお願いしたのだが、これがとんでもない診察だった。

 細かいとこははぶくが、実に科学的かつ職人的。治療に要した時間、なんと2時間以上! そないなやり方は商売には合わんらしいが、「その場できちんと治す!」というポリシーの下、実に完璧主義の治療が行われていた。鍼治療をするのに、脈はかったり、内臓の様子調べられたのはびっくりこいた。いきなし「甘いもの好きか?」と言われ、最近の不摂生生活もみやぶられてしまったし。う〜ん、勉強になった。

 そして、治療後、K助教授とふたたびミナミへ。うまい鍋食って、高い酒飲んだ。ふぅ、楽しい「仕事」だった。

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10月13日 豆腐パン食べなくちゃ

 小林さんに5000点。(くわしくはSRSーDX最新号)オレも興味ないなぁ、Kー1中量級。その前に誘いが来ないか。。。今日、SAMURAIの放送を観た。情けな。ふぅ。

 明日、出張で大阪へ。出張というとかっちょいいが、酒飲んで終わりのような予感。大阪初めて。楽しみ楽しみ。

 というわけで、明日のオーエンジャイ、わしはお休み。オリャーか不良妻あたりが気を利かせて結果を送ってくれればいいのだが、そうでなければ興行結果は発表しないかも。ということで、よろしく。

 あ〜あ、せっかく小春のラーメン食べようと思ってたのに。

 fin

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10月9日 戸高完敗

 好きだったのになぁ。それにしても、相手のガメス。37歳。すげえなぁ。オレもあと、9年はできる!?

 Kー1、興味ないが、一つ気になっていたことがあったので、ちょこっとだけ観る。それは、ベルナルドのテーマ曲。南アフリカでの大会のとき、ヤツが使った曲は、「う〜う〜うう〜♪」。。。そう、わしが使っているテーマ曲。あれをこのまま使われたんじゃ、「野崎のテーマ曲ってベルナルドの曲だろ!」なんて言われかねない。「あれはオレの曲だ!」とも言えないが、余計な色がつくのは嫌だ。

 だが、杞憂だった。違う曲だった。一安心。

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10月8日 ラ博

 一度行ってみたかった横浜ラーメン博物館へ行った。純連(すみれ)食おうと思ったら、1時間待ち。並んでる連中、アホか! そんで、わしもアホ。並んで食った。

 う〜む。今イチ。二軒目はキャンセルして帰ってきた。

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10月7日 

 都内某所で、某選手と合同反省会。やらねば。

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10月4日 大魔神

 プレーオフでセーブをあげる。日本人が出場するワールドシリーズ、ぜひ観てみたい。でもプレーオフ、生中継はスカパーにとられちゃったの? BSさん。ワールドシリーズはどうなるの? 気になる。

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10月3日 諦めるのは簡単ですけどね

 ガチンコファイトクラブ・スペシャルを観た。一期生3人のプロテストの模様が放送された。結果はとっくに知っていたのだが、まあざまあみろという感じ。テレビとは関係なく、ここでくじけず再チャレンジするようだったら、奴ら認める。網野以外は。あいつはダメだ。一生。

 そうは言いながらやはり、番組観ていると自分のプロテストを思い出して回想に耽る。あのときのことを思い出すと、よくぞここまでこれたなと満足

 …してるわけねえだろ! あぁイラつく。次の試合はいつだ? 当分無いだろうな。ならば……

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10月2日 オリンピック総括

 日記滞っていたので、ここでまとめて能書きをたれる。現在「負け犬&根性なしキックボクサー」である自分のことは、一時棚に上げる。ご承知を。

【野 球】
 野崎的今五輪最重要競技。アメリカと日本の惨敗を期待。日本、期待に違わぬ大惨敗。この日記にマインドコントロールされた(に違いない)野球ファンから、「最強メンバーを出せ!」「ナベツネ追放」との声が噴出している。ようやく時代がオレ様に追いついてきたな、とニンマリ。しかししかし、高橋尚子金メダルの翌日のスポーツ紙各紙。なんと一面は「巨人優勝!」。開いた口がふさがらないとはこのことだ。
 もはやこの国の野球界と野球ファンおよびスポーツマスコミに、永遠の別れを告げることに何の未練もない。アテネ五輪では、野球は公開競技に「格下げ」という案も出ているという。野球界は、千際一隅のチャンスを逃した。

 今週の週刊文春の二宮清純の文章を読もう。まあ、意見の不一致もあるが、だいたい同じだ。それにしてもうまく言ったものだ。20世紀、日本で栄えていたという野球という競技の終焉として、ON対決行われる云々。洒落じゃなく、そういう状況。野球ファンよ! 目を覚ましてくださ〜〜い!

【サッカー】
 こういうこと言うと偉そうかもしれない。わしは別にサッカー通じゃないし。でもね、ちょっと前にEURO(欧州選手権)を観たばっかしの身からすると、あまりのレベルの低さに愕然。やっぱB級大会だわ。
 宮沢ミシェル君の言葉を借りると、それなりの選手は出ているのだが、組織としての練習ができている国がほとんどなかったそうだ。なるほどね。だから、個人の身体能力とインスピレーションだけでプレーするアフリカ・カメルーンが優勝するわけやね。前回もナイジェリアだったし。
 南米サッカー協会は、アテネ五輪からプロの派遣を放棄する旨宣言した(政治的駆け引きかもしれない)。今や、日韓W杯予選の真っ最中。ブラジル大苦戦中。オリンピックどころじゃないのだ。あの国は。

【柔 道】
例の篠原大誤審。ろくに抗議もできない山下、斉藤。君らが悪い。田村亮子の女子高生ばりのはしゃぎ方やマスコミに対し、完全に切れていた野村。ボクはキミのファンだ。キミの背負いは古賀に匹敵する。

【女子マラソン】
 結局、気持ち勝負の競技。人間離れした精神力を持つシモンと、きっと人間ではない高橋尚子のどちらかが勝つと思っていた。ロルーペはない、と思っていた。予想通り、二人の一騎打ち。最後は、あくまで人間であるシモンと宇宙人・高橋の差が出た。あいつ一体何者?

【レスリング】
 プロレスラー永田なんとかの弟だという永田なんとか2号、銀メダルを獲得。予想どおり、藤波辰巳・新日本プロレス社長がプロレス入りを熱望。対する永田なんとか2号「格闘技ならやってみたい気はある」とコメント。ここに存在する絶対的な温度差。藤波はきっと理解していない。ホント、時代の流れがわかってない。やはりキミに猪木は超えられない。

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