野崎勇治の日記

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2月28日　うた

押川対藤原戦のプレビューを書いていたところに、呼び鈴が。キャリー宇佐美が来訪してきた。間近に迫った井上玄斗年貢納め記念パーティーのＢＧＭを物色しにきたのだ。

クラシックやインストゥルメンタルのＣＤを三つ貸した。するとキャリー「まだテーマ曲探してるんすか？」。どうやら、クラシックなどを聴くという習慣が理解できないらしい。「歌謡曲は聴かないんですか？」と聞かれたが、う～ん、聴かない。

わしにとっての歌謡曲は中島みゆき。みゆきの前にみゆきなく、みゆきの後にみゆきなし、である。まあ、玉置浩二とか松山千春も聴かぬでもないが、みゆきには適わない。

そもそも最近の歌は、部分部分をデジタルで張り合わせてテープを作るそうじゃないか！　そんなもん歌かい！！　第一、詞と曲が別々のハートから出てきたものが良いものだとは思えない。少なくとも、曲が先にあって、それに詞をつけるなど、音楽ではあるが、断じて歌ではない。言葉がまずあって、それに音をのせるのが、歌であろう。

で、みゆきはどうかというと、一緒に作るそうだ。ギター片手に言葉とメロディー同時に作るという。天晴れ。

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2月27日　なんかさぁ

鬱なんすよね。
こんなとこでぐちぐち言っても仕方ないんで、
まあここまでにしときますけどね、
バイオリズム急下降中。

あ～あ。

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2月25日　まあ一応

　誕生日だったみたい。２９です。昨日の夜は、オーエンジャイで、常連一見客入り乱れて、お祝いしていただいた。どうもでした。

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2月22日　think different

「マック・ワールドエクスポ・東京」に行って来た。会場は幕張メッセ。基調講演開始は１０時だったが、私が到着した９時すぎにはすでに黒山の人だかり。そこを「プレスカード」のおかげで、大手を振って会場入り。役得だなぁ。

開始時間のころには、約７０００人くらい入ると思われる会場は、立ち見が出るほど超満員。そこにスティーブ・ジョブス登場。軽やかに基調講演が始まる。もちろん、スティーブは英語でのスピーチ。しかし、、、、通訳がいない。

「あぁ、こういうものなんだぁ、英語力は必須ってことっすね」

と思っていたら、周りの連中はイヤホンつけている。どうやら、入り口でラジオみたいの配っていて、そこで同時通訳が流れてくるらしいのだ。

知らんかった。

しかし、今さらどうにもならない。さも「俺は英語わかるぜ！」っていうポーズは崩さず、ときおり相づちをうちながらスティーブの話に聞き入った。実際、スクリーンでパフォーマンスしながらの説明だし、非常に聞き取りやすい英語だったので、まあ何となくはわかった。ただ、ときおり混じるジョークがわからん。周りがドーッと受けているのに、わしは蚊帳の外だった。

１時間半の講演時間が終わりに近づいた頃、スティーブが「a few more thing」と切り出した。お！　いよいよメインイベントか！　…っていう雰囲気に場内は包まれる。そして、「and last」のかけ声とともに、スクリーンには、「New iMac」の文字が！！　場内からは万雷の拍手。さて、どんなんが出てくるんだろう？と固唾を飲んで見守ると、こんなのが出てきた。

？？？？？ボクの感性が他人と大して違わないならば、これ売れねえだろ！！　場内
は妙なざわめきに包まれている。たしかに、スペックは進歩し、値段は格段に安くなっ
ているのだが、このデザインはねえ……。しかも、もっと根本的な革新（モニタが１
７インチになるとか）が期待されてたのに、デザインだけ変えてもねえ。

アップルよアップルらしくあってくれ。

ｔｈｉｎｋ　ｄｉｆｆｅｒｅｎｎｔ！！

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2月21日　重大なお知らせ

　実は、我が家のパソコンは復旧後、ＨＰの掲示板類に書き込むときだけ、なぜか文字化けしてしまうという状態になっている。誰か原因わかりますでしょうか？

　というわけで、わしの掲示板からの書き込みは、基本的に会社からだ。でも、読むことはできるので、家で掲示板をチェックしたら、うわ、また出たよ、キック帝王だ！　しかも、また、というか更に余計なこと書いてある。あわてて、文字化け状態で苦心して言い逃れの書き込みした。あ～危ない危ない。

　あの人‥じゃなかった、あの方のご発言は、１００分の１スケールでお聞きください。

　掲示板こまめにチェックしなきゃ。ふぅ。
　

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2月17日　誰かキャリーを止めろ！

　NJKF興行が行われたこの日、試合終了後、ある打ち合わせが行われた。議題は、二つ。

　まず第一に、テレビのキー局を目指し、就職活動中のアイパワー水足の今後の人生について。思い悩む水足につきつけられた判決は、「人生どうにかなるさ。好きにやれ！」という愛情たっぷりのように思えて、実に無責任な結論。アイパワー、世捨て人になる決意を固めた模様。「世を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という宮本武蔵の言葉を、アイパワーに贈ろう。

　そして第２の議題が、先日「帝王」の書き込みによって明らかになった、井上玄斗の結婚披露パーティーの式進行の打ち合わせ。このパーティー、総合プロデューサーをキャリー宇佐美が務めている。ほとんど、キャリーが孤軍奮闘して、いろいろな段取りをしている。その努力には頭が下がるしかないが、キャリーの頭にある披露宴像は、披露宴２次会に限り無く近い、「楽しい」パーティー。

　しかし、その「楽しい」を演出する「ゲーム」の内容を聞いて、一同驚愕。「そんなこと披露宴でやるな！」と一同で撤回を要求した。なぜか、スーパーバイザーという肩書きがついた私フィニートは、「北星ジムの全戦力を注ぎ込んで、そんな披露宴は阻止する！」とキャリーに厳命！　諦めきれない表情のキャリーだが、皆が異様な形相で説得するものだから、しぶしぶ「普通の」披露宴とすることを承知。

　さて、当日どうなることやら。。。これ、きっと見ている宇佐美さん！　ああいうのはぜってえダメっすよ！！！　

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2月16日　One More!は聞けるのか？

　アップルコンピュータから、編集者・野崎宛に速達が来た。何かと思ったら、２月２２日の「マック・ワールドエクスポ・東京」の基調講演に来い！っちゅう案内だった。昔、ｉＢｏｏｋに関する本を作った縁で、こんな案内が来たのだろう。

「いったいどんな内容だい？」と案内状を読むと、基調講演をするのは、なんとスティーブ・ジョブズ／アップルコンピュータＣＥＯ！！　そりゃ行く行く行く～～！！！！！！

　今回のマック・エクスポ、巷では「新型ｉＭａｃの発表があるのでは？？」ともっぱらの噂だ。というのも、当初のｉＭａｃ人気が落ち着き、Ｇ４Ｃｕｂｅがこけて、アップルコンピュータの業績は絶不調。その挽回策として、先のサンフランシスコ・エクスポでは、チタン製のＰｏｗｅｒＢｏｏｋＧ４（プロユース向けのノートパソコン）が発表された。東京では、ｉＭａｃの番だろう！　というわけ。

　で、今のアップル・コンピュータの状況を考えると、単なる機能アップでは意味がない。経営への起爆剤として、デザインの変更等を含めた根本的なニューバージョンが登場するのでは、とされているのだ。

　このところのアップルの目玉製品発表のやり方は決まっている。スティーブ・ジョブスの基調講演で、一通りの新製品等の説明が終わると、一番最後に「ＯｎｅＭｏｒｅ！」と言う。そして、いきなりの新製品の登場。ｉＢｏｏｋのときなどは、会場の客席に、何人ものアップルの社員を仕込んでおき、合図と同時にバックの中からｉＢｏｏｋを取り出す、というパフォーマンスがあった。

　アップルが新製品を出せば、そのニュースは瞬時に世界を駆けめぐる。そんな瞬間に立ち会えるかと思うと、ドキドキだ。期待を裏切るなよ、スティーブ！！

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2月15日　寄席に行く！

　会社から補助金が出る、いわば公式行事で、新宿／末広亭に、寄席を聞きに行った。こういった、本格的な興行を見るのは初めて。前座から真打ちに進んでいくうちに、何が違うのかわからぬが、明らかに面白くなっていくのが面白かった。

　それにしても、マナーの悪さで際立っていたわが社・社員。持ち込んではいけない酒持ち込んで飲んでるわ、携帯電話はなるわ、途中で出ようとして落語家に「もう帰っちゃうの？」ってつっこまれるわ・・・すんませんでした。

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2月13日　小春論争、ついに決着か！？

　今日、ジムに行くと、練習生・シャカポン高橋が

「野崎さん、小春ラーメンって何度も行ってるんですか？」「いや、一度行ったきりだけど……なぜ？」
「ホームページで盛んに出てくるから行ったんすよ」
「で、どうだった？」
「……」（苦笑いを浮かべて黙ったままのシャカポン）

　さんざん論争されてきた小春だが、北星ジム勢で「うまい」と評した者は誰もいない。いや、決してまずいわけじゃないっすよ。ただ、人を誘ってわざわざ車に乗って行く程のラーメンじゃねえだろ、ってこと。

　わしの中では、もうとっくに結論は出ているのだが、名誉毀損な激励賞渡す阿呆もいて、またぶり返してきてしまった。もういい加減決着つけようじゃねえかい！　来週の土曜日、常連組大挙して来るのだろ？　決着つけに行くかい？　

　ガチンコラーメン評論家・野崎勇治は、決して敵に背中を見せない！

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2月12日　夢の違いさ

　野崎勇治体脂肪倍増強化週間最終日。

　大学んときの後輩の結婚披露宴のためお台場へ。このただの空き地を一大トレンドスポットにしてしまった、イメージ戦略に改めて驚愕。そして、それに踊らされる皆の衆へ合掌。

　集まったうちの同期。「うちのかみさんは……」の愚痴り集会が始まり、独り蚊屋の外。愚痴るんなら、結婚しなきゃいいのに……とも思うが、これは嫉妬なのだろうか？？　

「野崎はまだコレしてんの？」とシャドーボクシングをされ、「うん、まあ一応……」と答える。「一応じゃねえやい！」と言いたいが、そこは我慢。

　元ボクシング世界チャンプ浜田剛は「青春を謳歌する他の若者がうらやしくなったりしないのですか？」と聞かれ、あっさり「夢の違いですよ」と答えたという。

　そうさ。夢の違いさ。

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2月11日　一週間のハードトレーニング

　今週は遊び惚けた。

　火曜日は某氏と某氏とイタリアン。某氏の「メニューにあるデザート全部持ってきて」との無茶な注文に驚愕。結局、三人で十数種類全部食った。江川卓と西本聖のどちらが凄いか、について深夜過ぎまで語った。

　水曜日は某氏と某氏と反省焼肉会。野崎勇治の入場は引っぱり過ぎではない旨が確認された。

　木曜日は某全日本キャッチボール連盟総会に初参加。ネットストーカー対策について激論がかわされた。あと、スクールウォーズについて語りあった。昔、あのドラマに影響され、「ラグビー部」を結成し、昼休みに練習をしていた中学時代を思い出した。ボールと明大ジャージは、通販で買った。

　金曜日は某ジムのおじさん２名、若手１名と新宿へ。某氏の好みでロックバーとかいうディスコみたいなとこに連れてかされた。狂ったように踊る若者を後目に、わしは最初から白けっぱなし。座ってボーッとしてたら頭いたくなって早々に逃げた。こういう世界は理解できん。某若手は慣れない様子で踊っていた。どう見ても、あれはシャドーボクシングだった。

　土曜日は、ぐったり。オーエンジャイぶっち。家で「サカつく」。わが「浜松ヴァルカン」は、10年めにしてJ１３連覇。そしてついに20億円使って「王様」カントナ獲得！　世界進出を目ざす。

　ふぅ。来週からはキックボクサーに戻る。

　

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2月8日　"厳冬"

　本日発売「格闘技通信」から。

　いつもはＮＪＫＦやキックの扱いが小さいと当然いい気はしないのだが、今回は冷め気味だ。「白黒１ページがいいところだろう」と思っていたら、案の定の扱いだった。新日本キック協会の武田選手のラジャ・タイトル奪取に全部持ってかれた格好だ。

　もちろん、これは当然の扱い。今回のＮＪＫＦのあのカードと、あの結果と、あの内容と、あの観客数を見たら、何も言えない。まあ、全日本キックのヤングファイトと同じ扱いだったのは、さみしすぎだが。。。

　そもそもＮＪＫＦに一時の勢いがなくなったのは、鈴木秀明選手の戦線離脱からである。ＮＪＫＦサイドからすれば「鈴木さえ戻ってくれば……」と思っていただろうが、今号の「格闘技通信」で「引退」が公になった。まあこうなるらしいという話は聞いていたが、いざ公になるとやはりショックである。実は、タイ王宮前興行でタイに行った際、楠本の祝勝会に鈴木選手も顔を出してくれた。その際少し話をしたのだが、そのときは「見通しは暗いけど、できるだけのことはしてみる」と語っていた。そして最後には楠本と、「ボクが復帰したら楠本選手ともやるかもしれないけど、お互い頑張りましょう」と握手をしていた。なのに……

　この日記を読んでいる人は、必ずしもキックボクシングに通じているとは限らないので一応説明しておこう。今も昔も、キックボクシングの世界で、世界最強は「ムエタイ」。そんなムエタイの壁に、日本人は挑んでは敗れる時代が長く続いていた。そんな時代の救世主的存在となったのが、鈴木秀明。なんとタイの現役ランカーをヒジでＴＫＯに下し、当時のムエタイ最高峰アタチャイとも一進一退の好勝負を繰り広げた。鈴木が出れば、後楽園も満員になった。

　しかし、好事魔多し。昨年の１月を最後に戦線を離脱する。理由は右目の上斜筋麻痺。よく知らないが、モノが二重に見えるという。その後も手術を何度かしたものの完全治癒とはいかず、「中途半端な状態で続けたくない」と引退ということになったという。

　「目」に関しては他人事ではない。詳細を言うと自分の首を絞めることになりかねないので言わない。だが、キックを始める前から、「打撃系格闘技と目（視力）」っていうのは自分にとって重大な関心事だった。自分の周囲にも、「目」に翻弄されてしまった者はいる。改めて、うちらの現役生活ってのは、「明日医者からノーと言われたら終わってしまうもの」ってのを痛感する。

　だからこそ、団体の沈滞ムードは困る。一戦一戦が最後かもしれない。「相手がいないから」と下の階級の選手とやっている暇はない。どうせ死ぬなら、ガラガラの後楽園ホールよりも超満員の東京ドームがいい。まあ、東京ドームは無理としても、せめて後楽園くらい満員になってくれ！　そのためには、やはり「エース」が誕生せねば！　ヨシ！　俺の出番か！（笑）。

（笑）をつけざるを得ない、現状が悲しい。

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2月6日　TV電話なんか要らない

　ようやく復旧。いろいろアドバイスくださった方、ありがとうございます。

　初めてパソコンを買い、設定をしたとき、「ぜってえもう一度やれ、って言われたらできねえだろうなぁ」と思っていたが、案の上大苦戦。たとえば、アクセスポイントにはつながっているのに、なぜかメールの送受信やＨＰの表示ができない。まったくわからんので、はじめてプロバイダのサポートセンターに電話した。

　思えば２年前。会社の人の「ＨＰ作るんならＢＩＧＬＯＢＥですよ！」という言葉に騙され、このプロバイダと契約した。しかし、全くの期待外れ。そもそも夜はビジーでネットにつなげられないんだから話にならない。値段も高いし。サポートセンターも、当然のように「土・日はお休み」。

　そして２年後。半信半疑ながらサポートセンターに電話をかけると、つながった！　しかも結構親切。でも結局、「ちょっとわかりませんねえ。ＴＣＰ／ＩＰに異常がある可能性があるので、パソコンメーカーさんに電話してみたください」との結論。「ＴＣＰ／ＩＰかあ？？？」といいながら、その項目をいじくってたら、なぜか直ってしまった。これだから、機械はわからん。。。

　ちなみに今のＢＩＧＬＯＢＥは悪くない。大手故の殿様商売じゃあ通じなくなってきたのだろう。値段もサービスも回線状況も、格段によくなった。聞いた話によると、ＮＥＣ（ＢＩＧＬＯＢＥの運営元）の社員にアンケートをとったら、ほとんどの人が他のプロバイダを使ってたことで反省したとか、しないとか、、、、まあ、今良ければそれでいいです。

　いまブロードバンドとかいって騒いでいるが、今回、一度にいろいろなものをダウンロードしてみて、やはりわが家の通常の電話回線では心許なかった。今後なんでもかんでもダウンロードしたり、動画メールがガンガン飛び交う時代になるんだろうなぁ。うちのマンションは、光ファイバーにはできるみたいだけど。。。

　でも、いくら動画が飛び交う世の中になっても、テレビ電話だけはやめてほしい。嫌な電話がかかってきても、「今忙しい」とか「風呂に入ってる最中」とかウソがつけない（時にホントのこともあるけど）。結構みんな困るはず。あんまり普及しないと思う。

　実は、うちのマンション、最初から有線放送がついている。はっきり言ってまったく利用していないのだが、チャンネル表を見て笑った。「パチンコ屋」とか「商店街」の音を流し続けるチャンネルがあるのだ。これは、どっかの女のとこにでもしけこんでる人が、「今パチンコ屋にいるでよぉ、もうちっと帰れねえだがや～」とか言い訳するのに使うのだろう。ならば、テレビ電話にもこういう機能がつくに違いない。「自動的に無人で整理整頓してある部屋」が背景になる機能だとか、携帯テレビ電話だったら、「さも仕事中」に見せられるようにオフィスが背景になるとか、首から下がスーツになるとか（笑）。思い描くだけで笑っちまう。

　テレビ電話だけは、ぜってえ世の中の円滑なコミュニケーションを破壊する（医療用とかの使い途はあるだろうけど）。製品が出たら、皆で不買運動しましょう！

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2月1日　スッチー

　我々キックボクサーが試合中大けがをしても、まあ心配こそされても、同情はされまい。当然背負うべき覚悟だからだ。では、スチュワーデス（正しくは客室乗務員）はどうなのだろう？　日航機のニアミス事故のニュースを見て、そんなことを考えた。

　事実はどうだか知らないが、たとえば船が遭難した場合、船長は最後まで残るのが規則だと聞いたことがある。船長がそうなら、乗組員も同様だろう。少なくとも、乗客よりもさっさと逃げ出してしまう乗組員などとんでもあるまい。

　船がそうなら、飛行機もそうだろう。飛行機にトラブルが起きて機内がパニックになってるとき、スチュワーデスには、冷静に乗客をコントロールしてもらわなくてはならない。もちろん、乗客にはシートベルトを締めさせ、自分たちは揺れる機内で着席もせず、乗客をコントロールする仕事をしてもらわなくてはならない。それだけ、死ぬ確率は多いだろう。仮に飛行機が不時着しても、まずお客を誘導し、自分たちは最後まで残ってもらわなくては困る。爆発の危険を省みず……これって、マイク・タイソンと打ち合いに行くボクサー並みに勇気のいることではないか？

　スチュワーデスとは、そんな誇り高き職業であるはずだ。だが、実際、そこまでの覚悟をして仕事をしている人がどのくらいいるのだろうか？　ただのカッコヨサや憧れで、スチュワーデスを選んだんじゃいないだろうか？　会社側も容姿がどうだとか、そんな観点から選んじゃいないだろうか？　雑誌「Ｆｒｉｄａｙ」の「現役スッチー衝撃ヌード第２弾！！　私ＡＶにも出てるんです」なんて記事を見てしまうと、どうにも絶望的な気分になってしまう。女子アナはいくらバカでも許すけど、スッチはまともなヤツがなってくれ！　頼む！！

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