はじめての好きな家
の作り方 |
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【建てたい家の見つけ方】13
「どんな家が良いかなあ？」と選ぶ方法はいろいろいとあると思います。
・モデルルームを見学する。
・友達や親戚の家を見に行く。
・雑誌で探す。
・インターネットで探す。
など。
モデルルームが気に入った人は、その住宅会社に依頼すれば同じ家が建てられます。
友達や親戚の家が気に入った人は、その住宅会社に依頼すれば良いわけです。
雑誌やインターネットで探した家は、その家を作った住宅会社に頼めば同じ家を建てることが出来るでしょう。
でも、問題は、あなたが探して選んだ他人と同じ家がそのまま建っても、その家はあなたに合った家ではないということです。
他人と同じ家では、あなたが使い易い家、住みたい家にはならないです。
あなたに一番合ってないのは、「使い勝手」です。
朝の行動や帰宅した時の行動を考えてみて下さい。
朝食を作りながら洗濯機を回したいと考える人もいます。
夜寝る前に洗濯機を回して、朝起きて干してから出勤するという人もいます。
寝室の横に洗顔ができる場所が欲しいと考える人もいます。
洗面台は家族だけではなく来客も使うので客間の近くが良いと考える人もいます。
脱衣室と一緒にしてスペースの有効利用を考える人もいます。
リビング、ダイニング、キッチンを一体にしたいと考える人もいます。
リビングとダイニングを違う部屋にしたいと考える人もいらっしゃいます。
キッチンは個室で、料理に集中したいと考える人もいます。
考え方、欲しい部屋は人それぞれです。
自分のいろいろな使い勝手を細かく分析していくと、見て気に入った家が、そのまま使い易いかは非常に疑問です。
「こんな雰囲気の家にしたい！」は、モデルルームや雑誌、インターネットなどで見つけられると思います。
でも、あなたが住み易い家ではないんです。
使い易い家でもありません。
なぜならば、雑誌やインターネットで見た家の人とあなたは違う人間だからです。
当然、
住み方が違います。
使い方が違います。
家族構成が違います。
持っている家具も違う。
敷地も違います。
自然環境も違うでしょう。
違うことだらけなんです。
なので、あなたが住みたいと思える家は、あなたの条件や希望を踏まえて、あなたに合わせて、「ゼロ」から考えて、設計して行く必要があります。
そうすることで、はじめてあなたが「住みたい」と思える家になります。
あなたが建てたい家になります。
「建てたい家」は、デザインからではなく、使い勝手や住み方から考え、デザインを付け足す順番が一番見つけやすいと思います。
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