Formula
One Book Of Records |
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News List Mar. 2004 Feb. 2004 Jan. 2004 Dec. 2003 Nov. 2003 Oct. 2003 Sep. 2003 Aug. 2003 Jul. 2003 Jun. 2003 May 2003 Apr. 2003 Mar. 2003 Feb. 2003 Jan. 2003 Dec. 2002 |
Records | Surveys | History | 1999-2001 | 2003 | |||||
News (Apr. 2004) | ||||||||||
4/29 | Apr.29 | |||||||||
琢磨がトップタイム ムジェロテスト3日目、佐藤琢磨が1:19.150でトップ。バトンが2番手。佐藤は前日のM・シューマッハ、前々日のマッサ(F2004)のタイムより速かった。ムジェロにはBAR、フェラーリ、トヨタ、ミナルディが参加。フェラーリはモンツァでもテストしたが、バドエルがクラッシュした。ザウバーはフィオラノでテスト。シルバーストンでテストしたウィリアムズ、ルノー、マクラーレンは3日のうち2日が雨にたたられた。ジャガーとジョーダンはテストせず。 |
Taku topped
On Mugello testing 3rd day, Takuma Sato topped by 1:19.150. Button was 2nd. Sato updated the time of M.Schumacher and Massa (F2004) previous days. BAR, Ferrari, Toyota and Minardi joined Mugello testing. Ferrari also tested at Monza, but Badoer crashed. Sauber tested at Fiorano. At Silverstone, Williams, Renault and McLaren tested but hampered by rain 2 of 3 days. Jaguar and Jordan did not test. |
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4/23 | Apr.22 | |||||||||
FIAの2008年ルール改革案
目的 レースを面白くすること(ドライバー支援装置を減らしてマニュアル化すれば、ドライバーエラーがおきやすくなりオーバーテイクが増える) コスト削減(年間最高300億円にも達しているチーム予算を、15〜20億円に減らす) 協議 2004年5月4日にモナコで呼びかけに応じた6チームのボスと会議する。マクラーレン、ジャガー、トヨタ、ミナルディは返答しなかったため不参加。 2005年12月31日までに決定。 エンジン ・2.4リットル、V8 ・シリンダーあたり4バルブ ・2レースで1エンジン ・指定された素材・製造工程 ・可変ジオメトリ吸気・排気システム禁止 ・FIA標準ECU ・超高圧燃料システム禁止 ・素材の弾性率(硬さ)は40Gpaから32Gpaへ減少 トランスミッション、ブレーキ、ステアリング ・マニュアル・ギヤボックス(オーバーレブ保護装置つき) ・マニュアル操作のクラッチ ・電子制御ディファレンシャルの禁止 ・パワーステアリングの禁止 ・標準ブレーキディスク、パッド、キャリパー シャシー ・最低重量を50kgに削減(バラストを除き事故時の運動エネルギー削減) ・タイヤと空力パッケージの組合せ(2004年12月31日までに公表。コーナリング速度、直線速度、グリップ、ブレーキ性能の目標達成のため。) ・タイヤ幅はフロントを狭く、リアを広くする(バラストなしで重量配分を一貫し、ドラッグを増加) 競技 ・イベント中のスペアカー使用不可 ・イベント中はすべてパルクフェルメに保管 ・タイヤ供給は1社のみ、FIAが契約 ・プライベートテストの距離制限(FIAのECUで強制) ・予選とレースでタイヤは2セット ・金曜フリー走行は車両走行を保証するパッケージ、予選含む ・新予選システムは商業権保持者(放送局)、チーム、主催者で決定 ・レース燃料を搭載した予選が継続する場合、予選時の燃料搭載量を統一し、レースは自由にする。 ・レース中のタイヤ交換禁止(パンクを除く)、給油可。 ・コンストラクターズポイントは最大4台(2チーム)のポイントを検討(ビッグチームに製造を奨励)。 一般 ・チーム間または新規参入者へのシャシーとコンポーネントの販売・貸出・交換を制限しない。 ・年12チームの参加を受け入れる。前年7月1日に締め切り。 ・長期参戦チームの参加は保証。 ・技術および競技規則の変更は参戦チームの多数決投票で決定。 ・技術規則の変更は6月に発表され、翌年1月から適用。 ・参戦締め切り後の規則変更は全チーム合意が必要。 |
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4/22 | Apr.22 | |||||||||
ロッシ、F1初ドライブでミヒャエルにわずか3秒落ち
モトGPチャンピオンのバレンティノ・ロッシがフィオラノでF2004を20周ドライブし、59秒のタイムをマークした。これはM・シューマッハによるコースレコードのわずか3秒落ちである。ロッシはシングルシーターに初めて乗ったのに、テストドライバーのブルティよりも速かった。以前からモンテゼモロ社長はロッシをF1に誘っていた。フェラーリは1964年に2輪チャンピオンのジョン・サーティースをF1チャンピオンにしたことがある。ロッシは今季ホンダからヤマハに乗り換え、開幕戦で優勝した。彼は今年チャンピオンになれば2輪をやりつくしたと思うかもしれない。彼はラリー車(プジョー)にも乗ったことがあり、4輪転向の可能性がある。本人は否定するが・・・。彼はまだ25歳に過ぎない。ミヒャエルのチームメイトになったら、まさに夢のコンビ誕生。F1が活気づくことは間違いない。 |
Rossi drove F1, only 3 secs later than Michael
Moto GP champion Valentino Rossi drove F2004 20 laps at Fiorano, and marked the time for 59 seconds. This is only 3 second later of the course record by M.Schumacher. Rossi was quicker than Burti of a test driver, although it rode on single seater for the first time. President Montezemolo had been inviting Rossi to F1 for some time. Ferrari has made F1 champion motorcycle champion's John Surtees in 1964. Rossi was changed to Yamaha from Honda this season, and won the opening game. He may think that he did all motorcycle, if it becomes a Moto champion this year. He has also taken the rally vehicle (Peugeot) and has the possibility of a four wheels turn. Although he denied ... He is only 25 years old. Although it is just pair birth of a dream when becoming the teammate of Michael. It is certain that F1 becomes active. |
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4/21 | Apr.21 | |||||||||
フィジケラの評価は5年前から低かった
ナイジェル・ルーバック(英オートスポート)「私はいつもフィジケラについて疑わしいと思っていた。彼は一流のドライバーだし、すばらしい走り方をすると思う。だが彼がレーサーとして十分だと思ったことは一度もない。私はあるビッグチームのオーナーにフィジケラについて尋ねた。彼は言った。"ナイジェル、もし私が彼を欲したなら、5年前に彼とサインしたね。・・・"」 ※あるビッグチームのオーナーとは誰だろう。骨のある英国人、サーの称号を持つあの人かもしれない。そのチームは空席を持つ。だがフィジケラに道は閉ざされた。フィジケラは天性の速さを持っていたが、レースでガッツのあるところを見たことはあまりなかった。それは頑固一徹のチームがほしいドライバーではなかったことになる。もう一方のイギリスのスマートなチームは、暴れん坊と言われるドライバーを来年乗せる。チームがほしいと思うドライバーとは、単に速いだけでなく、戦う強さも備えている必要があるのかもしれない。(sio) |
Fisichella's evaluation was low 5 years ago
Nigel Roebuck (Autosport) "I confess I've always been equivocal about Fisichella. I think he's a superb driver, with wonderful style, but I've never been convinced he's enough of a racer. When I asked one major team owner about Fisichella last year, he said, "Nigel, if I'd wanted him, I'd have signed him five years ago..."" * Whom is the owner of one major team? He may be a British with a bone, and that man with the title of a sir. The team has a vacant seat. But the way was shut for Fisichella. Although Fisichella had natural speed, the place which has guts in a race was not not much seen. It means that it had not been a driver an obstinate team wants. The smart team of another Britain will put the driver called rowdy next year. It may be necessary to also have the strength it is not only quick, but fought with the driver regarded as wanting a team. (sio) |
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4/17 | Apr.17 | |||||||||
ホンダ、地元で念願の初勝利
IRL第3戦インディジャパン300マイルレースが栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ホンダエンジンのダン・ウェルドンが優勝。ホンダは自ら作ったサーキットで開催7年目にして念願の初勝利を飾った。日本人最高は松浦の8位。 前年優勝のトヨタはカストロネベスの3位が最高だった。今年はF1同様にIRLでもホンダがトヨタを成績で上回っている。 IRL最大のイベント、第88回インディアナポリス500マイルレースは5月30日に行われる。前年優勝はトヨタだが、ホンダがここでも初勝利を狙う。 もてぎ過去の勝者 1998 CART フェルナンデス(フォード) 1999 CART フェルナンデス(フォード) 2000 CART アンドレッティ(フォード) 2001 CART ブラック(フォード) 2002 CART ジュンケイラ(トヨタ) 2003 IRL シャープ(トヨタ) 2004 IRL ウェルドン(ホンダ) |
Honda, first victory of the wish local IRL 3rd round, Indy Japan 300 miles race was held at Twin Link Motegi in Tochigi Prefecture and Dan Wheldon with Honda engine won. Honda was holding 7 years in the circuit made themself, and decorated the first victory of the wish. The Japanese highest was the 8th place of Matsuura. The 3rd place of Castroneves of Toyota which won last year was the highest. Honda has exceeded Toyota with results by IRL as well as F1 this year. The top event of IRL, 88th Indianapolis 500 miles race will perform on May 30. Although championship was Toyota in the previous year, Honda aims at a first victory also there. Past winners of Motegi 1998 CART Fernandez (Ford) 1999 CART Fernandez (Ford) 2000 CART Andretthi (Ford) 2001 CART Black (Ford) 2002 CART Junqueira (Toyota) 2003 IRL Sharp (Toyota) 2004 IRL Wheldon (Honda) |
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4/12 | Apr.12 | |||||||||
ミヒャエル、チーム運営に興味なし
ミヒャエル・シューマッハ「フェラーリがよみがえったことと僕の関係が何だったかはよくわかっていると同時に、僕の限界もわかっている。僕は望まない。僕はF1チームを舵取りすることはできないだろう。複雑すぎる。」(伊ガゼッタ) ※シューマッハはフェラーリを立て直した。それは自らが勝つことによってだった。その一方で、シューマッハは自分が誰かを勝たせる才能がないことはわかっているようだ。シューマッハが自分のチームを持つことも、シューマッハがフェラーリの監督になることも、いずれもうまくいかないだろう。 シューマッハはプロストが失敗したことを見ている。プロストはリーダーに必要な統率力を持たなかった。部下はプロストのために働かなかった。人を動かすということは、自分の力で切り開くこととはまったく違うことだ。(sio) |
Michael has no
interest to team management Michael Schumacher "I know well what my involvement in the resurrection of Ferrari was, and this is why I know my limits. I wouldn't like, and I wouldn't be able to turn the fortunes of an F1 team. Too complex. It's better if everyone does his own job." (Gazzetta) * Schumacher reorganized Ferrari. It was, when himself won. It seems that it turns out that Schumacher, on the other hand, does not have the talent that he makes someone win. That Schumacher also has his team, that Schumacher also becomes the supervisor of Ferrari, and neither will work. Schumacher was looking at what Prost went wrong. Prost did not have leadership required for a leader. The subordinate did not work for Prost. Moving a man is completely that clearing by one's power is different. (sio) |
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4/11 | Apr.11 | |||||||||
FIA、ガーニーフラップを違法とみなす
FIAはすべてのF1チームに新しいリアウィング設計の合法性に関する説明を行う予定である。この話のターゲットはBARだ。 BARは最近数ヶ月に新しいリアウィングのコンセプトで作業している。アッパーエレメントを拡張したガーニーフラップがダウンフォースを増加させている。佐藤がレース中に2度もはずれかけたものだ。FIAはそれを違法と見なすようだ。とはいえ、FIAとBARはこの件でいかなる話もしていない。 あるチームがFIAに似たような設計が妥当か打診した。FIAはガーニーフラップは第3のエレメントであると見なした。今年からリアウィングのエレメントは2枚までという条文に対し、各チームはさまざまな付加物を付け加え、それらが3枚目のエレメントではないと主張してきた。この曖昧な状況に対し、FIAは何らかの対策を講じる必要が出た。 もともと、2枚制限はダウンフォースの軽減を意図したものだったが、開幕したらまったく効果がなかった。ガーニーフラップも大きな問題には思えない。ガーニーフラップはBARだけでなく全チームが昔から採用しているものである。 |
FIA considers Gurney Flap is illegal FIA is due to give explanation about the legitimacy of a new rear wing design on all the F1 teams. The target of this talk is BAR. BAR is working by the concept of the rear wing recently new several months. Gurney Flap which extended the upper element is making the down force increase. Also twice, Sato was separating in the race. It seems that FIA considers that it is illegal. But FIA and BAR have carried out no talk with this affair. It sounded about whether a design in which a certain team resembled FIA is appropriate. FIA considered that Gurney Flap was the 3rd element. Each team added various additions from this year to the article in which the element of the rear wing is to two sheets, and it has been claimed that they are not the elements of the 3rd sheet. The necessity of taking a certain measure came out of FIA to this ambiguous situation. From the first, although two sheet restrictions meant mitigation of a down force, when opening, it was completely ineffective. I cannot consider on the problem that Gurney Flap is also big. Not only BAR but all teams have adopted the Gurney Flap from ancient times. |
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4/10 | Apr.10 | |||||||||
FIAの狙いはフェラーリ止め
マックス・モズレー(FIA会長)「もしわれわれが車が速すぎると結論を下すなら、コンコルド協定のもと、車を遅くする提案を出させるために技術作業部会が必要だと各チームに通知することができる。彼らは期限内にそれを行う必要がある。」 「私は、その多くがタイヤ、燃料搭載量の変更、路面温度、そしてすべての要素からなると思う。われわれはスピードを比較できる。特に高速コーナーだ。1年前とまったく正確にそれができる。もし彼らが適切にこれをしないとわれわれが判断したなら、われわれは技術作業部会に代替の3つの方法を提示する。彼らは3つのうち1つを選択しなければならない。」(英アトラス) ※以前にFIAが強権を発動してシーズン中に車両規定を変更したのは、10年前の1994年だった。それはセナとラッツェンバーガーが事故死したことを起因としていた。今年、たしかに飛躍的にスピードが向上しており、安全性が懸念されている。だが誰一人ケガをしていない。 ではなぜFIAは急ぐのか。それは、フェラーリが独走してF1が興行的につまらなくなってきているからだ。2002年はF1が観客・視聴率とも減少し、スポンサーが離れ、大きな痛手をこうむった。FIAは何かをしなければならないことにかられている。FIAは各チームの勢力図をもう一度シャッフルしたいと思っている。 FIAの意向に反対するのはフェラーリとBARだろう。マクラーレンとトヨタもすでに設計変更に取り掛かっているから、反対するだろう。それ以外のチームは、チャンス到来かもしれない。これは理不尽なことかもしれないが、過去のF1を思い出せばありえることだ。(sio) ミヒャエル・シューマッハ「疑問は、もし僕らが車をスローダウンする必要があるなら、なぜ今それを行うかについて考えなければならないことだ。たしかにここ数年でスピードは増加したが、危険や問題があるとは思わない。」 ルーベンス・バリチェロ「何かを変更する前に僕らは座って議論しなければならない。僕らは何かに向かって突進することはできない。僕は物事を変更すべき理由が理解できない。」 ジェンソン・バトン「他のドライバーたちが関心を表したことは知っているが、僕は今のところスピードに問題があるとは思わない。」(英オートスポート) |
FIA aims to stop Ferrari
FIA president Max Mosley "If we conclude that the cars are too fast, then we can give notice to the teams under the Concorde Agreement which requires the technical working group to come up with proposals for slowing the cars. And they have to do that within a limited time." "I think a lot of it is down to tyres and varying fuel loads, track temperatures and all sorts of factors. We can compare speeds, particularly in the high speed corners, with a year ago and that enables us to do it quite accurately. If they don't do this adequately, in our judgement obviously, then we give the technical working group three alternative packages of measures and they have to choose one of the three." (Atlas) * It was that FIA took forcible measures before and changed vehicles regulation during the season. It was considering as the reason that Senna and Ratzenberger were killed in accident. To be sure, speed is improving by leaps and bounds this year, and we are anxious about safety. But the who injury only has not been carried out. Then, why does FIA hurry? It is because Ferrari has its own way and F1 becomes petty in performance. 2002, in the spectator and the audience rating, F1 decreased, the sponsor separated, and the big wound was received. It is cut by that FIA must carry out something. FIA wants to shuffle the influence figure of each team once again. Ferrari and BAR will be opposed to the intention of FIA. It will oppose, since a McLaren and Toyota have already also begun design change. The other team may be chance arrival. Although this may be an unreasonable thing, it is being, if F1 of the past is remembered. (sio) Michael Schumacher "The question is, if we need to slow down the cars, you have to think about why we are doing this now. Yes, the speeds have increased in the last few years, but I don't think that they are dangerous or problematic." Rubens Barrichello "Before we change anything we have to sit down and discuss it. We can't rush into anything. I don't see any reason why we should change things." Jenson Button "I know other drivers have expressed concerns, but I haven't got a problem with the speeds at the moment." (Autosport) |
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4/8 | Apr.7 | |||||||||
ミヒャエル「フェラーリは他より発達の可能性が少ない」
ミヒャエル・シューマッハ「ミシュランタイヤにはブリスターができてたけれど、僕らにもそれが起こる状況だった。勝因は、限界ぎりぎりをとても優しく走ることだった。」 「いつも言ってる通り、去年起こったことを思い出してくれ。オーストラリアGPのあと、ウィリアムズがワールドチャンピオンを狙うと思う人は少なかったし、彼らもそんな感じではなかっただろう。僕らは確かに3勝したけど、まだ15戦もあるんだ。防御が甘くなったりはしないよ。常に自分たちにプレッシャーを与え続ける。他のマシンに比べて発達の可能性が少ないとしても、改良し続けていくつもりだ。今年はすごく長い年になると覚悟している。」(東京中日) ※勝って兜の緒を締める、そんな感じだ。開幕戦の後、ミヒャエルはフェラーリとBSのアドバンテージには秘密があり、ライバルたちがそれに気づいて追いつくだろうと語っていた。今回、他のマシンに比べて発達の可能性が少ないと語ったことで、あの発言がまだ生きていることを示した。しかし、サンマリノ、スペインと続く春の低温レースでは、フェラーリの優位が動かないだろう。今年のヤマ場は、第6戦モナコかもしれない。モナコの特殊な路面はミシュランが過去2年とも優位に立っている。ここでM・シューマッハがF1史上最多の開幕6連勝をめざすことになるのではないか。また、セナの持つモナコ6勝に並ぶかどうかもかかっている。そして、選手権が本当に決まってしまうかどうかが占える。もしフェラーリが敗れれば、流れが変わる可能性もある。フェラーリが恐れるのはそういったことだろう。(sio) |
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4/7 | Apr.7 | |||||||||
モントーヤ「マク行き後悔してない」
ファン・パブロ・モントーヤ「彼らが泥沼に沈んでいることは心配してない。僕がマクラーレンに行って、最初の年が大失敗だとしても、僕には重要ではない。将来のマクラーレンのポテンシャルはとても良いと思う。だから決断したんだ。真実は、速いが勝てないマクラーレンに入ることがより良いと見えることだ。なぜなら、勝つ車のあるマクラーレンに入ることは、勝つチームに入るということだ。それはやりがいのあることじゃない。」(アトラス) ※モントーヤの言い分はかなり苦しい。本音はどうだろうか。今のマクラーレンは速いが勝てないどころではない。だが今さら覆すことは出来ない。前に向かうしかないというところだろう。モントーヤは2005年もだめだろうとあきらめているようにも見える。だとすれば、なおさら今年がんばるしかない。それが今の彼の原動力になれるだろうか。赤い車ははるか前方へかすんで見える。モントーヤには、1990年にマクラーレンへ移籍して芽が出なかったベルガーの二の舞にはなってほしくないところだ。また、1993年にマクラーレンに入ったハッキネンは、初勝利まで4年を要した。 マクラーレンは、MP4-19を設計したマイク・コフランがクビになり、元フェラーリ空力担当のニコラ・トンバジがチーフデザイナーに昇格した。モノコックを一新したMP4-19Bは当初より前倒しし、第5戦スペインGPから投入を予定している。(sio) |
Montoya not regret to join McLaren
Juan Pablo Montoya "It doesn't worry me that they're bogged down. And if I go to McLaren and in the first year it is a disaster, it doesn't matter to me. I feel that McLaren's potential for the future is very good and I made the decision (to join) for that reason. The truth is that it seems better to join McLaren with a car that is fast but not the winner because if you join McLaren and they've got the winning car you're just joining the winning team, which isn't as worthwhile." (Atlas) * Something to say of Montoya is quite painful. How is real intention? Present McLaren is quick, but not win? No. But it cannot return. It will just be going to say that it cannot but go in front. Montoya seems to have abandoned it, if 2005 will be useless. If that is right, its best must be done still more this year. Does it get used to his present driving force? Red cars grows dim and is far visible to the front. I am not just going to want the same errors of Berger out of which transferred to McLaren in 1990 and a bud did not come to Montoya to become. Moreover, Hakkinen which went into the McLaren in 1993 required four years to the first victory. McLaren discharged Mike Coughlan which designed MP 4-19, and Nicola Tombasi former Ferrari aerodynamics promoted it to chief designer. MP4-19B which renewed monocoque is planned from 5th game Spain GP. (sio) |
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琢磨「ラルフになめられたので、けっ飛ばしてやった」 佐藤琢磨「ラルフは、お前はどけって感じでドアを閉めてきた。トップドライバーなんだからフェアなレースをするんだと思っていた。すごく頭にきたからけっ飛ばしてやった(笑)」 「急にオーバーステアになって飛び出した。またガーニーフラップだ。飛び出した後、傷めたフロントノーズを交換してからも、あのコーナーに来るたびに必ずオーバーステアになっていたから。飛び出す前に何かが狂ったんだと思う。」 「最後の給油でガーニーフラップを切ったのと同時に、空力の前後バランスを取るためにフロントウィングを下げてもらった。そのせいでストレートは速いが、コーナーで抑えがなくなるので、ミドルセクターは苦しかった。とくにスローカーを抜く時はアロンソにすきを見せないよう用心していた。」 「(審査室に)行くのが楽しみだった。数人のオフィシャルとパトロールフィルム見ながら言いたいことはバーっと全部言った。そしたら、お前の言いたいことは分かったと。」 (東京中日) ※ラルフとの接触を見た直後、私は琢磨を悪くないと思った。だがCS解説陣が琢磨が悪いと言ったので不安になった。しかし、審議結果は私が最初に思った通りに、ラルフがスペースを与えなかったことを指摘した。ラルフやウィリアムズが特に反論していないことから、議論の余地がなかったのだろう。琢磨がクルサードをオーバーテイクしたとき、クルサードが引いてくれたこともあったが、琢磨がクルサードにスペースを与えた事実が大きかった。そして琢磨が英語で自己主張できることも大きい。2002年イタリアの予選でもライコネンに抗議してFIAからペナルティを課させたことがあった。 この件は海外のBBSでも多くの議論を呼んでいた。ラルフ擁護派はラルフが半車身前に出ていたことを主張していたが、劣勢だった。審議結果が出た後は、ラルフのパフォーマンスは来季に影響があるという議論に変わってしまった。 だが、最も大きかったのは、琢磨とはバトルで一歩も引かないドライバーだと誰しもが思ったことだ。実際、アロンソは、マッサやウェバーには積極的に仕掛けたが、琢磨には強引な追い越しをかけなかった。おそらくルノーピットから指示があっただろう。そして、これからのグランプリで他のドライバーは、琢磨とは相手にスペースを与えるマナーがある上で、かつアグレッシブだということを思い出させるだろう。要するに、一目置かれるのだ。 今回のグランプリはそれを世界に知らしめた。優勝争いが退屈だっただけに、ある意味で琢磨が主役とも言えた。これがモーターレーシングだ。視聴者が望むのは、戦う前に勝負が決まっているようなことではない。(sio) |
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