ジャーニーに関する質問集
2.ジャーニー関連全般(歴史、各メンバーのバイオなど)
2.1 ジャーニーの歴史について、教えてください。
下記に、詳細をまとめていますので、参照してください。
- ニール・ショーン、グレッグ・ローリー サンタナからの離脱 (1972)
- ”ハッピー・バースデイ”時代 (1972.9〜1973.1)
- ベイエリア・リズム・セクション結成〜ジャーニーへの生まれ変わり(1973.2〜1974.2)
- 第1期ジャーニー(1974.2〜1975.4)
- 第2期ジャーニー(1975.4〜1977.6)
- 第3期ジャーニー(1977.6〜1977.9)
- 第4期ジャーニー(1977.9〜1978.11)
- 第5期ジャーニー(1978.12〜1981.4)
- 第6期ジャーニー(1981.4〜1983.12)
- ジャーニー活動停止期間(1984.1〜1985.3)
- 第7期ジャーニー(1985.4〜1986.8)
- 第8期ジャーニー(1986.8〜1987.3)
- ジャーニー解散期間(1987.4〜1996.??)-第9期ジャーニー(1991.10)
- 第10期ジャーニー(1996.?〜1998.4?)
- 第11期ジャーニー(1998.4?〜現在)
2.2 ジャーニーに関わったメンバーは、何人いるんですか?
サポートメンバーも含めますと、全部で16人ということになります。内訳は、下記を参照してください。(メンバー名をクリックすると、各メンバーのプロフィールが見られます。)
[正式メンバー] -- 11人ヴォーカリスト(3人)
リード・ギター(1人)
リズム・ギター(1人)--1stアルバム「Journey/宇宙への旅立ち」のみ在籍。以後、リズム・ギタリストのメンバー在籍は、現在もありません。
キーボード・プレイヤー(2人)
ベース(1人)
ドラマー(3人)
[正式メンバー:アルバム・デビュー前に在籍したメンバー]--1人
ドラマー(1人)
- Prairie Prince/プレイリー・プリンス
[サポート・メンバー](Raised On Radio/レイズド・オン・レイディオ 製作メンバー/ツアーメンバー)-4人
ベース
- Bob Glaub/ボブ・グラウブ(アルバムのみ)
"Positive Touch", "The Eyes Of A Woman", "Why Can't This Night Go On Forever"でベースをプレイしています。
- Randy Jackson/ランディ・ジャクソン(アルバム/ツアー両方参加)
アルバムでは、"Girl Can't Help It", "Suzanne", "Be Good To Yourself", "Once You Love Somebody", "Happy To Give", "Raised On Radio", "I'll Be Alright Without You", "It Could Have Been You"でベースをプレイしています。
ドラマー
- Larry Londin/ラリー・ロンディン(アルバムのみ)
"Girl Can't Help It", "Suzanne", "Be Good To Yourself", "Once You Love Somebody", "Happy To Give", "Raised On Radio", "I'll Be Alright Without You", "It Could Have Been You"でドラムをプレイしています。
- Mike Baird/マイク・ベアード(ツアーのみ)
2.3 それで、現在のジャーニーのメンバー構成は?
下記の5人です。
- Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー(Vo)
- Neal Schon/ニール・ショーン(G)
- Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン(Key)
- Ross Valory/ロス・ヴァロリー(B)
- Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ(Dr)
ちなみに過去に在籍したメンバーは、下記の7人です。
- Steve Perry/スティーヴ・ペリー(Vo)
- Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン(Vo)
- Geroge Tickner/ジョージ・ティックナー(G)
- Gregg Rolie/グレッグ・ローリー(Key)
- Prairie Prince/プレイリー・プリンス(Dr)
- Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー(Dr)
- Steve Smith/スティーヴ・スミス(Dr)
2.4 アルバム毎のラインナップは、どのようになっていますか?
以下のようになっています。
Journey Members Year Album Vocal Lead Guitar Bass Keyboard Drum Rhythm Guitar 初期 1973 ※1 (Rolie) Schon Valory Rolie Prince Tickner 1975 Journey (Rolie) Schon Valory Rolie Dunbar Tickner 1976 Look Into The Future (Rolie) Schon Valory Rolie Dunbar 1977 Next (Rolie) Schon Valory Rolie Dunbar スティーヴ・ペリー時代前期 1977 ※2 Fleischman Schon Valory Rolie Dunbar 1978 Infinity Perry Schon Valory Rolie Dunbar 1979 Evolution Perry Schon Valory Rolie Smith 1980 Departure Perry Schon Valory Rolie Smith 1980 Dream, After Dream Perry Schon Valory Rolie Smith スティーヴ・ペリー時代後期 1981 Escape Perry Schon Valory Cain Smith 1983 Frontiers Perry Schon Valory Cain Smith 1986 Raised On Radio Perry Schon ※3 Cain ※4 解散期間(1987〜1995) 1996 Trial By Fire Perry Schon Valory Cain Smith 現在 1998 Armageddon Soundtrack Augeri Schon Valory Cain Castronovo 2000 Arrival (Japan) Augeri Schon Valory Cain Castronovo 2001 Arrival (USA) Augeri Schon Valory Cain Castronovo 2002 Red 13 Augeri Schon Valory Cain Castronovo ※1 デビュー前は、ドラマーは、プレイリー・プリンスが在籍していました。
※2 ペリー加入以前は、ロバート・フライシュマンが在籍していました。
※3 ボブ・グラウブ、ランディ・ジャクソンがサポートメンバーを務めていました。
※4 ラリー・ロンディン、マイク・ベアードがサポートメンバーを務めていました。(スティーヴ・スミスも、アルバムには部分的に参加しています。)
■ジャーニーに在籍したメンバーは、現メンバーを含め、全部で11人。(アルバムデビュー前に在籍したプレイリー・プリンス(Dr)も含めば12人です。)
■デビュー以来、ずっとジャーニーに在籍しているのは、ニール・ショーン(G)のみ。それについで在籍が長いのがロス・ヴァロリー(B)です。
■おおまかに言えば、リード・ギター、ベーシストのメンバーチェンジは基本的になく、ヴォーカリスト、キーボード・プレイヤー、ドラマーの交代劇があったのです。
2.5 各メンバー(正式メンバーのみ)の、ジャーニー以外のバンド・プロジェクトの活動暦を教えてください。
Steve Perry/スティーヴ・ペリー(Vo)
- Ice/アイス(ただし、アルバムリリースの実績なし)
- Pieces/ピーセス(ただし、アルバムリリースの実績なし)
- The Sullies/ザ・サリーズ(ただし、アルバムリリースの実績なし)
- Alien Project/エイリアン・プロジェクト(ただし、アルバムリリースの実績なし)
Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン(Vo)
- Channel/チャンネル
- Vinnie Vincent Invasion/ヴィニー・ヴィンセント・インベイション
Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー(Vo)
Neal Schon/ニール・ショーン(G)
- Santana/サンタナ
- Neal Schon & Jan Hammer/ニール・ショーン&ヤン・ハマー
- H.S.A.S/ヘイガー・ショーン・アーロンソン・シュリーブ
- Bad English/バッド・イングリッシュ
- Hardline/ハード・ライン
- Abraxas Pool/アブラサス・プール
- Sy Klopps Blues Band/サイ・クルップス・ブルース・バンド
Geroge Tickner/ジョージ・ティックナー(G)
Gregg Rolie/グレッグ・ローリー(Key)
Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン(Key)
- Jonathan Cain Band/ジョナサン・ケイン・バンド
- The Babys/ザ・ベイビーズ
- Bad English/バッド・イングリッシュ
Ross Valory/ロス・ヴァロリー(B)
- Frumiosu Bandersnatch/フルミナス・バンダースナッチ
- Steve Miller Band/スティーヴ・ミラー・バンド
- The VU/ザ・ヴュー
- The Storm/ザ・ストーム
- Sy Klopps Blues Band/サイ・クルップス・ブルース・バンド
Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー(Dr)
- Stu James & The Mojos/スチュ・ジェームス&ザ・モジョズ
- John Mayall & The Bluesbreakers/ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレーカーズ
- Jeff Beck Group/ジェフ・ベック・グループ
- Aynsley Dunbar's Retaliation/エインズレー・ダンバーズ・レタリエイション
- Aynsley Dunbar's Bule Whale/エインズレー・ダンバーズ・ブル・ホワイル
- Frank Zappa & Hot Rats/フランク・ザッパ&ホット・ラッツ
- Frank Zappa & The Mothers Of Invension/フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インベンション
- Flo & Eddie/Flo & Eddie
- David Bowie & Spiders From Mars/デビッド・ボウイ&スパイダーズ・フロム・マーズ
- Jefferson Starship/ジェファーソン・スターシップ
- Whitesnake/ホワイトスネイク
- Mothers Army/マザーズ・アーミー
- Eric Burdon's I Band/エリック・バードンズ・アイ・バンド-Eric Burdon & The New Animals/エリック・バードン&ザ・ニュー・アニマルズ
Steve Smith/スティーヴ・スミス(Dr)
- Jean-Luc Ponty Group/ジーン・ルック・ポンティ・グループ
- Ronnie Montrose Band/ロニー・モントローズ・バンド
- Vital Information/ヴァイタル・インフォメーション
- The Storm/ザ・ストーム
- Steps Ahead/ステップス・アヘッド
- Frank Gambale/Stuart Hamm/Steve Smith/ガンバル、ハム、スミス
- Scott Henderson/Steve Smith/Victor Wooten/ヘンダーソン、スミス、ウーテン
- Larry Coryell/Tom Coster/Steve Smith/コリウェル、コスター、スミス
- Larry Coryell/Steve Marcus/Steve Smith/Kai Eckhardt/コリウェル、マーカス、スミス、エックハード
- Jerry Goodman/Steve Smith/Howard Levy/Oteil Burbridge/グッドマン、スミス、レヴィー、バーブリッジ
- Steve Smith & Michael Zilber/スティーヴ・スミス&マイケル・ジルバー
Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ(Dr)
- Wild Dogs/ワイルド・ドックス
- Bad English/バッド・イングリッシュ
- Hardline/ハード・ライン
こうしてみると、エインズレー・ダンバー、スティーヴ・スミスの2人が、多くのバンド・プロジェクトに関わっていたのが目立ちます。
また、スティーヴ・ペリーは、アルバムリリースの実績があるレベルでの、ジャーニー以外のバンド・プロジェクトの活動暦というのは、特にないわけです。言いかえれば、アルバムリリースの実績が、ジャーニーのみであるというのは、スティーヴ・ペリーだけなのです。
2.6 各メンバーの、ソロアルバムのリリース実績を教えてください。
Steve Perry/スティーヴ・ペリー
- Greatest Hits + Five Unreleased (1998)
- You Better Wait + 4 (1994)
- Missing You + 4 (1994)
- For The Love Of Strange Medicine (1994)
- Street Talk (1984)
Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン
- World In Your Eyes (2003)
- Perfect Stranger (1979)
Neal Schon/ニール・ショーン
- Voice(2001)
- Piranha Blues (1999)
- Electric World (1997)
- Beyond The Thunder (1995)
- Late Nite (1989)
Gregg Rolie/グレッグ・ローリー
- Roots (2001)
- Rough Tracks (1997)
- Gringo (1987)
- Gregg Rolie (1985)
Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン
- If Everyday Were Like Christmas (2002)
- Animated Movie Love Songs (2002)
- Namaste (2002)
- Anthology (2001)
- For A Lifetime (1998)
- Body Language (1997)
- Piano With A View (1995)
- Back To The Innocence(USA) (1995)
- Back To The Innocence(UK) (1994)
2.7 各メンバーの、他のメンバーのソロアルバム、およびジャーニー関連バンド・プロジェクトへのゲスト参加の実績を教えてください。
Steve Perry/スティーヴ・ペリー
- Neal Schon & Jan Hammer -- Here To Stay (1983)
- Jonathan Cain -- Body Language (1997)
Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン
特になし
Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー
特になし
Neal Schon/ニール・ショーン
- Gregg Rolie -- Gringo (1987)
- Gregg Rolie -- Gregg Rolie (1985)
- Jonathan Cain -- Back To The Innocence (USA) (1995)
- Robert Fleischman -- Perfect Stranger (1979)
Gregg Rolie/グレッグ・ローリー
- Neal Schon -- Late Nite (1989)
- Robert Fleischman -- Perfect Stranger (1979)
Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン
- Neal Schon -- Pirahna Blues (1999)
- Neal Schon -- Beyond The Thunder (1995)
- Neal Schon -- Late Nite (1989)
- Neal Schon & Jan Hammer -- Here To Stay (1983)
- Hardline -- Double Eclipse (1992)
Ross Valory/ロス・ヴァロリー
- Neal Schon -- Pirahna Blues (1999)
- Neal Schon & Jan Hammer -- Here To Stay (1983)
Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー
特になし
Steve Smith/スティーヴ・スミス
- Neal Schon -- Electric World (1997)
- Neal Schon -- Beyond The Thunder (1995)
- Neal Schon -- Late Nite (1989)
- Neal Schon & Jan Hammer -- Here To Stay (1983)
- Jonathan Cain -- Body Language (1997)
- Jonathan Cain -- Back To The Innocence (USA) (1995)
- Jonathan Cain -- Back To The Innocence (UK)(1994)
Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ
- Neal Schon -- Late Nite (1989)
- Jonathan Cain -- Anthology (2001)
※1 こうしてみると、ニール・ショーンがらみの作品にゲスト参加しているメンバーが多いのが、目立ちます。
※2 各メンバーの中で、キャリアが一番長いエインズレー・ダンバーは、ジャーニーのメンバーソロ作品にゲスト参加したことがないのです。これは意外でした。ジャーニー脱退後は、ジャーニーのメンバーとの仕事の面での関わりがなかったようです。
※3 Neal Schon & Jan Hammer -- Here To Stay(1983) ですが...当時のジャーニーのメンバーだった、スティーヴ・ペリー、ジョナサン・ケイン、ロス・ヴァロリー、スティーヴ・スミスの4人が、全員ゲスト参加しているというアルバムです。
2.8 複数のジャーニーのメンバーが参加しているゲスト参加作品を、改めて年代順にリストアップしてください。
以下のとおりです。詳細は、こちらを参照してください。
- Neil Zaza -- Staring At The Sun (1999)-- ロス・ヴァロリー、スティーヴ・スミス
- Various Artists -- Merry Axemas Vol 2 : More Guitars For Christmas (1998) -- ニール・ショーン、スティーヴ・スミス
- Jeff Berlin -- Crossroads (1998) (Best Album)-- ニール・ショーン、スティーヴ・スミス
- Various Artists -- Smooth Jazz Summer Sounds (1997 -- ニール・ショーン、グレッグ・ローリー
- Stef Burns -- Swamp Tea (1996?) -- スティーヴ・スミス、ディーン・カストロノヴァ
- Various Artist -- As In Music, So In Life/Evolution (1996) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- John Waite -- The Complete John Waite Vol 1: Falling Backwards (1996) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Frederiksen/Phillips -- Frederiksen/Phillips (1995) -- ニール・ショーン、ディーン・カストロノヴァ
- Michael Bolton -- Greatest Hits 1985-1995 (1995) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Allman Brothers Band -- Where It All Begins (1994) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Paul Rodgers -- Hendrix Set (1993) -- ニール・ショーン、ディーン・カストロノヴァ
- Minoru Niihara -- One (1989) -- グレッグ・ローリー、ロス・ヴァロリー、スティーヴ・スミス
- Rossington Collins Band -- Love Your Man (1988) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Jimmy Barnes -- Freight Train Heart (1987) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Michael Bolton -- The Hunger (1987) -- ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
- Jeff Berlin -- Champion (1985) -- ニール・ショーン、スティーヴ・スミス
- Johnny Van Zant -- Round Two (1981) -- スティーヴ・ペリー、ジョナサン・ケイン
- Sammy Hager -- Danger Zone (1979) -- スティーヴ・ペリー、ニール・ショーン
- Kathi McDonald -- Insane Asylum (1974) -- ニール・ショーン、エインズレー・ダンバー
- Alexander Harvey -- Souvenirs (1972) -- ニール・ショーン、エインズレー・ダンバー
- Various Artists -- Fillmore : The Last Day (1972) -- ニール・ショーン、グレッグ・ローリー
※1 こうしてみると、ニール・ショーンとジョナサン・ケインが同時にゲスト参加していたという作品が多いのが目立ちます。二人は、ジャーニー以外の活動でも、行動を共にしていたことが多かったようですね。
※2 Minoru Niihara -- One (1989) -- これは、日本のHMバンド、ラウドネスの元ヴォーカリストの二井原 実のソロアルバムです。このアルバムに、ジャーニーのメンバーが3人も関わっていたんです。
2.9 各メンバーのゲスト参加作品に関して -- どんなアーティストへの作品にゲスト参加したんですか?特に2作品以上(ベストアルバムも含みます。)関わったアーティストをリストアップしてください。(ジャーニーのメンバーソロ、および関連バンド・プロジェクトは除いてください。)
Steve Perry/スティーヴ・ペリー(2アーティスト)
- Kenny Loggins -- Yesterday, Today, Tomorrow : The Greatest Hits Of Kenny Loggins (1997)
- Kenny Loggins -- High Adventure (1982)
- Clannad -- Pastpresent (1989)
- Clannad -- Sirius (1988)
Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン
特になし
Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー
特になし
Neal Schon/ニール・ショーン(5アーティスト)
- Paul Rodgers -- Now (1997)
- Paul Rodgers -- Muddy Waters Blues : A Tribute To Muddy Waters (1993)
- Paul Rodgers -- Hendrix Set (1993)
- Michael Bolton -- Greatest Hits 1985-1995 (1995)
- Michael Bolton -- The Hunger (1987)
- Carmine Appice -- Guitar Zeus 2 : Channel Mind Radio (1997)
- Carmine Appice -- Guitar Zeus (1995)
- Jeff Berlin -- Crossroads (1998)
- Jeff Berlin -- Champions (1985)
- Azteca -- Pyramid Of The Sun (1973)
- Azteca -- Azteca (1973)
Gregg Rolie/グレッグ・ローリー
特になし
Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン(4アーティスト)
- Jimmy Barnes -- Hits (1996)
- Jimmy Barnes -- Barnestorming (1988)
- Jimmy Barnes -- Freight Train Heart (1987)
- Jimmy Barnes -- For The Working Class Man (1985)
- Michael Bolton -- Greatest Hits 1985-1995 (1995)
- Michael Bolton -- The Hunger (1987)
- John Waite -- The Complete John Waite Vol 1 : Falling Backwards (1996)
- John Waite -- Essential John Waite 1976-1986 (1992)
- Loverboy -- Loverboy Classics (1994)
- Loverboy -- Big Ones (1989)
- Loverboy -- Lovin' Every Minute Of It (1985)
Ross Valory/ロス・ヴァロリー
特になし。
Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー(7アーティスト)
- Mick Ronson -- Main Man (1998)
- Mick Ronson -- Play Don't Worry (1975)
- Mick Ronson -- Slaughter On 10th Avenue (1974)
- Ian Hunter -- Once Bitten Twice Shy (2000)
- Ian Hunter -- All American Alien Boy (1976)
- Nils Lofgren -- Ultimate Colle (1999)
- Nils Lofgren -- Cry Tough (1976)
- Nils Lofgren -- Nils Lofgren (1975)
- Lou Reed -- Between Thought And Expression (1992)
- Lou Reed -- Berlin (1973)
- Herbie Mann -- Evolution Of Mann : The Herbie Mann Anthology (1995)
- Herbie Mann -- London Underground (1974)
- Michael Chapman -- Lived Here (1977)
- Michael Chapman -- Rainmaker (1968)
- Champion Jack Dupree -- Home (1995)
- Champion Jack Dupree -- From New Orleans To Chicago (1966)
Steve Smith/スティーヴ・スミス(7アーティスト)
- Tony Macalpine -- Chromaticity (2001)
- Tony Macalpine -- Edge Of Insanity (1986)
- Peter Welker -- We'll Be Together Again (1999)
- Peter Welker -- Para "Peachy" (1997)
- Frank Gambale -- Note Worker (1991)
- Frank Gambale -- A Present For The Future (1987)
- Kit Walker -- Fire In The Lake (1989, unknown)
- Kit Walker -- Dancing On The Edge Of The World (1987)
- Tom Coster -- Let's Set The Record Straight (1993)
- Tom Coster -- Ivory Expedition(1982)
- Tom Coster -- T.C. (1981)
- Jeff Berlin -- Crossroads (1998)
- Jeff Berlin -- Champion (1985)
- Zucchero -- Greatest Hits (1996)
- Zucchero -- Spirito Divino (1995)
Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ(4アーティスト)
- Steve Vai -- The 7th Song (2000)
- Steve Vai -- Flex-Able Leftovers (1999)
- Steve Vai -- Alien Love Secrets (1997)
- Steve Vai -- Fire Garden (1996)
- Tony Macalpine -- Premonition (1994)
- Tony Macalpine -- Maximum Security (1987)
- George Bellas -- Mind Over Matter (1998)
- George Bellas -- Turn Of The Millennium (1997)
- James Murphy -- Feeding The Machine (1999)
- James Murphy -- Convergence (1996)
※ エインズレー・ダンバー、スティーヴ・スミスが際立って多いですね。この二人のキャリアは、調べていくと膨大なもので、調査していくだけでも大変ですが、様々なアーティストとの音楽活動をしていたことが判明しました。
2.10 各メンバーのジャーニーでの活動において、曲作りの貢献度はどれほどのものなのか?を教えてください。(スタジオアルバムのみに限定しました。)
Steve Perry/スティーヴ・ペリー(Vo) -- 80曲中、75曲に貢献(93.75%)
- Trial By Fire(16曲) -- 16曲
- Raised On Radio(11曲) -- 11曲
- Frontiers(10曲) -- 9曲
- Escape(10曲) -- 10曲
- Departure(12曲) -- 11曲
- Evolution(11曲) -- 10曲
- Infinity(10曲) -- 8曲
Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン(Vo) --10曲中、3曲に貢献(30%)
- Infinity(10曲) -- 3曲
Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー(Vo) --20曲中、10曲に貢献(50%)
- Red13(4曲) -- 3曲
- Arrival(16曲) -- 7曲
Neal Schon/ニール・ショーン(G) -- 124曲中、92曲に貢献(74.19%)
- Red13(4曲) -- 4曲
- Arrival(16曲) -- 14曲
- Trial By Fire(16曲) -- 14曲
- Raised On Radio(11曲) -- 8曲
- Frontiers(10曲) -- 5曲
- Escape(10曲) -- 8曲
- Departure(12曲) -- 10曲
- Evolution(11曲) -- 8曲
- Infinity(10曲) -- 8曲
- Next(8曲) -- 5曲
- Look Into The Future(8曲) -- 5曲
- Journey(8曲) -- 3曲
George Tickner/ジョージ・ティックナー(G) -- 24曲中、6曲に貢献(25%)
- Next(8曲) -- 1曲
- Look Into The Future(8曲) -- 2曲
- Journey(8曲) -- 3曲
Gregg Rolie/グレッグ・ローリー(Key) -- 57曲中、30曲に貢献(52.63%)
- Departure(12曲) -- 2曲
- Evolution(11曲) -- 4曲
- Infinity(10曲) -- 4曲
- Next(8曲) -- 7曲
- Look Into The Future(8曲) -- 7曲
- Journey(8曲) -- 6曲
Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン(Key) -- 67曲中、64曲に貢献(95.52%)
- Red13(4曲) -- 4曲
- Arrival (16曲) -- 13曲
- Trial By Fire(16曲) -- 16曲
- Raised On Radio(11曲) -- 11曲
- Frontiers(10曲) -- 10曲
- Escape(10曲) -- 10曲
Ross Valory/ロス・ヴァロリー(B) -- 113曲中、9曲に貢献(7.96%)
- Red13(4曲) -- 参加していない
- Arrival(16曲) -- 参加していない
- Trial By Fire(16曲) -- 参加していない
- Frontiers(10曲) -- 参加していない
- Escape(10曲) -- 参加していない
- Departure(12曲) -- 1曲
- Evolution(11曲) -- 3曲
- Infiity(10曲) -- 2曲
- Next(8曲) -- 1曲
- Look Into The Future(8曲) -- 参加していない
- Journey(8曲) -- 2曲
Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー(Dr) -- 34曲中、6曲に貢献(17.6%)
- Infinity(10曲) -- 1曲
- Next(8曲) -- 5曲
- Look Into The Future(8曲) -- 参加していない
- Journey(8曲) -- 参加していない
Steve Smith/スティーヴ・スミス(Dr) -- 59曲中、3曲に貢献(5.08%) (Raised On Radioにも参加しているが、このときは、ゲスト参加扱いのため、対象から除外する。)
- Trial By Fire(16曲) -- 参加していない
- Frontiers(10曲) -- 2曲
- Escape(10曲) -- 参加していない
- Departure(12曲) -- 1曲
- Evolution(11曲) -- 参加していない
Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ(Dr)--まだ、曲作りの参加実績なし(0%)
- Red13(4曲) -- 参加していない
- Arrival(16曲) -- 参加していない
2.11 2.10から、曲作りにおける貢献度の高いメンバーって、誰でしょうか?
単純に曲数における比較
メンバー名 曲数 1 Neal Schon/ニール・ショーン 92曲 2 Steve Perry/スティーヴ・ペリー 75曲 3 Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン 64曲 4 Gregg Rolie/グレッグ・ローリー 30曲 5 Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー 10曲 6 Ross Valory/ロス・ヴァロリー 9曲 7 Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー 6曲 George Tickner/ジョージ・ティックナー 6曲 9 Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン 3曲 Steve Smith/スティーヴ・スミス 3曲 11 Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ 0曲
曲数における比較をしたら、各メンバーそれぞれ、ジャーニーの在籍年数が異なりますから、普通に考えれば、デビューから現在までずっと在籍しているニール・ショーンが一番多いのは当然の結果かもしれませんね。
パーセントテージによる比較
メンバー名 曲数 1 Jonathan Cain/ジョナサン・ケイン 95.52% 2 Steve Perry/スティーヴ・ペリー 93.75% 3 Neal Schon/ニール・ショーン 74.19% 4 Gregg Rolie/グレッグ・ローリー 52.63% 5 Steve Augeri/スティーヴ・オージェリー 50% 6 Robert Fleischman/ロバート・フライシュマン 30% 7 George Tickner/ジョージ・ティックナー 25% 8 Aynsley Dunbar/エインズレー・ダンバー 17.6% 9 Ross Valory/ロス・ヴァロリー 7.96% 10 Steve Smith/スティーヴ・スミス 5.08% 11 Deen Castronovo/ディーン・カストロノヴァ 0%
パーセントテージによる比較にすると、順位が変わってきます。90%を越える貢献をしてきているのは、スティーヴ・ペリーとジョナサン・ケインの2人だけです。
ペリー、ケイン共に途中から参加したメンバーな訳ですが、二人とも在籍中は、自身の才能を存分に発揮して、曲作りに十分貢献してきていると言えます。(ケインは、今も在籍していますが。)
※よって...曲作りという観点から...曲作りでの貢献度が高いメンバーというのは、スティーヴ・ペリー、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインの3人と言っていいのではないでしょうか?
2.12 2.4および2.10から、時期によって、曲作りのイニシアチブを取ってきたメンバーが異なるという見方をすればいいのでしょうか?
ジャーニーの場合は、そういうことが言えると思います。一般的に、メジャー級といえるバンドというのは、曲作りのイニシアチブを取ってきたメンバーって、不変であるのではないかいう気がしています(全部だとは言いませんけど)。僕自身は、そう感じています。例えば...
- ビートルズにおけるジョン・レノン&ポール・マッカートニー
- ローリング・ストーンズにおけるミック・ジャガー&キース・リチャーズ
- ボン・ジョヴィにおけるジョン・ボン・ジョヴィ&リッチー・サンボラ
- エアロスミスにおけるスティーヴン・タイラー&ジョー・ペリー
- メタリカにおけるジェームス・ヘッドフィールド&ラーズ・ウルリッヒ ...etc
あるいは、バンドによっては、1人のメンバーが全曲担当するっていうバンドもあるでしょうね。
ところが、ジャーニーの場合は、メンバーの入れ替わりが激しかったのもあるのですが、時期によって、曲作りのイニシアチブを取ってきたメンバーが異なるのです。(詳細は、ジャーニー曲目クレジット一覧を参照してください。)
こんなことが言えるのではないでしょうか?
[初期]
グレッグ・ローリー、ニール・ショーンが中心であるという印象を受けます。特にグレッグは、初期3部作では、計24曲中20曲に関わっていますから、83%の貢献度です。
[スティーヴ・ペリー時代前期]
アルバム「Infinity/インフィニティ」から、専任ヴォーカリストとしてスティーヴ・ペリーが加わります。よって、曲作りの中心となったメンバーは、スティーヴ・ペリー、ニール・ショーンの2人に変わりました。
他のメンバー(グレッグ・ローリー、ロス・ヴァロリー、エインズレー・ダンバー、スティーヴ・スミス)は、部分的に数曲関わってきたという程度です。
ペリー加入以降、グレッグ・ローリーが曲作りに関わった機会が、初期の頃より減っているのが不思議です。
[スティーヴ・ペリー時代後期]
アルバム「Escape/エスケイプ」から、キーボードがグレッグ・ローリーからジョナサン・ケインに交代しましたが、このアルバムから、スティーヴ・ペリー&ニール・ショーン&ジョナサン・ケインの3人が中心となった曲作りの体制となりました。
この頃から、ロス・ヴァロリーは、曲作りには現在まで一切関わらなくなりました。
また、スティーヴ・ペリー&ニール・ショーンの2人だけ作った曲というのが、1曲もないのです。
[現在]
現状は、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインの2人が中心と言っていいでしょうか...今後、スティーヴ・オージェリーが、どこまで曲作りに貢献できるようになるか?彼の今後の活躍を祈りたいものです。
また外部ソングライターの参加が目立つのも、現在のジャーニーの曲作りおける特徴といえるでしょうか...
※このように、ジャーニーというバンドは、時期によって、曲作りの中心であるメンバーが変化してきたバンドです。また、スタート時はヒットには恵まれませんでしたが、途中から参加したメンバーの加入によって、バンドとしての成功がもたらされたわけなのです。
こんなバンド、他にあるでしょうか...僕は、ちょっと思い当たらないです。ある意味、稀なバンドと言えると思います。
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