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高校生、大学生の不登校
最近、高校や大学の不登校になる人が増えています。
本来ならば、高校や大学は義務教育ではないので、学校に行かないのであれば働く、この常識以前の当たり前の教育(?)を親がしていれば、何ら慌てる必要はありません。
これは、小さい頃から小遣いは家の手伝いをする対価として与える、無条件で与えない、ということで自然に身につきます。
ところが実際は、そのような教育がなされていない、お勉強さえしていればなんでも欲しいものは買い与える、小遣いも分相応以上に与える、という親がほとんどです。
しかも最近では、経済的に余裕のあるおじいさん、おばあさんも多く、殿様かお姫様かというような環境で物質的には何不自由なく育てられる子もたくさんいます。
そんな環境で育った子は、お金は労働の対価として得られるものだということが、まともに理解できません。
私が付き添ってハローワークに行った20代の男の子は、
『キツイ仕事はいやだ。ラクな仕事がいい』
と言って、競争率何十倍の、しかも女性を求めているであろう事務職ばかりを探していました。
また、ある高校中退の子は、『好きなことだけして生きていく方法』みたいな本を持ってきて、その著者のような生き方をしたいと言いました。
その本はテレビのバラエティー番組で一躍脚光を浴びた心理カウンセラーですが、困ったことをしてくれるものです。
楽して大金が手に入る
嫌なことはする必要がない
好きなことだけすればいい
そんなことを勧める本がたくさん出ています。
これも、今の若い人たちが甘やかされ温室の中でぬくぬくと育てられているため、そんな人たちの願望をうまくついているのでしょう。
家庭も社会全体もそういう風潮が蔓延していて、しかし、現実はその正反対。
苦労しなければお金は手に入らない
嫌なことも我慢してやらなければ、受け入れられない
好きなことだけしていたらニートになってしまう
結局、そんな現実が受け入れられずに引きこもりになってしまう人が多くいます。
甘やかされ症候群に対しては、まずは親の意識を変えていく必要があります。
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