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不登校、ひきこもり、最短解決のために
半年以上の引きこもりから自力か家族の助けだけで復学したり、職に就いたりして社会復帰を果たせる人は、ごくわずかです。
中学生から不登校になって、そのまま解決することなく引きこもりやニートになってしまった場合は、さらに社会復帰は困難になります。
中学、高校、あるいは大学を卒業し、普通に外出もできるニートに関しては、もう少し多くて半数ぐらいは自力でも職を見つけて社会復帰することはできます。
ただ、残念ながら外部の適切なサポートなしに社会復帰した人たちの大半は、すぐに離職したり、職を転々としたり、あるいは逆に、我慢に我慢を重ねて心(精神)を病んでしまったりして、結局もとの状態か、それ以上にひどい状態になってしまいます。
社会復帰して、そのまま充実した人生を送れる人は、せいぜい1割ほどなのです。
それは一体なぜだかお分かりでしょうか。
その理由は簡単で、社会にでる準備をすることもなく、心身ともに自立もしていないまま、ただただ無謀に世間の荒波の中に飛び込んでしまっているからです。
いきなり社会復帰してうまくいく例というのは、運よく周囲が理解のある人たちに囲まれていた場合ぐらいなのです。
中学生や高校生の復学の場合は、学校の先生が状況をよく理解していて、クラスメートも親切に受け入れてくれることが最低条件です。
就職の場合は、職場の上司が思いやりと指導力、そして理解のある人間であり、同僚もいい人ばかり、仕事も本人の希望どおりで毎日がとても楽しい、といったような幸運がかさならない限り、長続きすることはほとんどありません。
普通に働いている親兄弟など身内の人間からすると、『社会は厳しくて当たり前、仕事は辛くて当たり前、みんなそれを我慢してやっているんだ』との思いから、当人の甘さを責めたくなるかもしれません。
しかし、不登校、ひきこもり、ニートなどで、一度でも社会からドロップアウトした経験を持つ人間にとっては、頭では常識だと理解しても、それを心も身体もすんなりと受けいれることはできないのです。
だから、せっかく復学や就職をしたのに、対人関係がうまくいかなかったり、学校や職場に不満があったりすると、すぐに辞めてしまい、もとの状態に戻ってしまうのです。
いや、もとに戻るだけならまだいい方で、逆に、がんばらなきゃと無理してしまって、うつ、自傷行為、摂食障害、その他の神経症など、心まで病んでしまい、取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。
そんなことなら、最初から無理に外に出さないほうがましだった、と後悔されているご家族もとても多いのです。
そんな悲劇を防ぐためには、『まずは社会にでる準備をさせる』、すなわち、自立心をもたせることがなによりも大切なのです。
不登校やひきこもり、ニートのお子さんを抱えるご家族の方から『何とか助けてほしい』とのご相談を長年にわたり頂いてきましたが、そのほとんどのケースで3年以上、ひきこもりが続いています。
中学生の不登校から5年、10年と続いているケースも珍しくありません。
一体なぜ、そこまで放置しておくのでしょうか。
大きく分けて2つの理由があります。
ひとつは、何度かはカウンセラーや支援団体に相談したが何ら助けにならなかったというもの。
そしてもうひとつは、親の無理解と無責任です。
行政などの支援は、役所の職員が1、2度話を聞きに来てくれればいいほうで、ほとんど何もしてくれません。
そして民間が主宰するNPOなどの団体も、ほとんどがカウンセリングだけ、就職サポートだけ、あるいは、農作業などの活動を一緒にやって人に慣らすだけ、といったようなこま切れの対処しかできないうえ、『長い目で見守りましょう』という考えが根底にあるので、相談したことが、むしろ事態を長期化させてしまうことのほうが多いのです。
さらに全寮制で不登校や引きこもりを治すという更生施設に至っては、かつて問題になったヨットスクールを思わせるような恐ろしげなところも多くあります。
もちろん、もっと穏やかなところもたくさんありますが、なぜかその費用を明示していないところがほとんどです。
そのようなところに子供をいれていたという親御さんたちから聞いた話では、月に15万円〜30万円というのが相場のようですね。
大部屋に何人も押しこめて集団生活をさせるだけにしては疑問符のつく料金設定ですが、相当ひどい引きこもりや家庭内暴力に途方に暮れている親御さんは、最後の望みをたくしてそのようなところを利用するのでしょう。
ただ、それらの支援で運よく(?)社会復帰にこぎつけても、対人関係や仕事などでのちょっとしたつまづきから、以前の状態に逆戻りしてしまうこともあるのは、先に述べたとおりです。
それから、ひきこもりを長期化させるもうひとつの理由が、親御さんの認識不足です。
『もともと学校に行って当たり前、働くのが当たり前。そんな当たり前のこと、ほっといてもできるようになるはず』という考えの親御さんも多いものです。
しかし、これは完全な誤解 です。
不登校やひきこもりというのは、一種の進行性の病気なのです。
普通は、我が子が進行性の難病に冒されたら何をさておいても治療を優先させるでしょう。
ところがそれを理解していない親御さんやそんな現実を信じたくない親御さんが、5年、10年と放置している間に徐々に心の病が進行、悪化してしまい、通常の社会復帰が不可能になってしまうのです。
そんな若者に出会うたびに、二度とこのような悲劇が起こらないよう、早く私がなんとかしなければとのあせりを常々感じてきました。
そんな必要性に駆られて自立塾【セカンドチャンス】を開きました。
そして長年の構想を経て、引きこもりに特化した強力な自立プログラムを作成しました。
それが次に紹介する、【引きこもり脱出トライアル】です。
引きこもりと銘打ってはいますが、もちろん、不登校やニートに対しても対応は可能となっています。
どこにも解決できない不登校やひきこもり、ニートの 方々を多く回復に導いてきましたが、まだまだその成果に満足しているわけではありません。
特に、宿泊制でお子さんをお預かりして自立を促す体制がまだできていないため、その分、自立を促すまでに時間がかかってしまいがちです。
そこで、前々から宿泊してもらいながら自立へと導いていく体制を整えなければと考えてはいました。
引きこもりから脱出する一番の方法は、引きこもりが習慣化している家から出て社会生活を体験することだからです。
ただ全寮制の自立塾となると、長年家に引きこもっていた人にとってはかなりハードルが高いものです。
そのため参加する勇気がもてないままに何年もたってしまい、結局、社会復帰する機会を逸してしまっているケースも多くあります。
『家から離さなければならない、でも、そうすれば参加できない』
この相反する問題を解決する自立サポートシステム、それが【引きこもり脱出トライアル】です。
これは、3日間、あるいは2日間だけ、保護者同伴で家から離れてホテルに宿泊して、社会生活を体験する自立支援プログラムです。
このトライアルがうまくいけば、次はウィークリー、マンスリーの自立トライアルというかたちで、徐々に社会復帰に向けて支援をしていくことも可能になります。
【引きこもり脱出トライアル】のプログラム等の詳細は下記ページをご参照ください。
引きこもり脱出トライアル
これからも当協会は、本当にお子さんの幸せを第一に考えているご家族やその当人の人生を明るく希望のあるものに立て直すための最後の砦としての役割を果たしていきたいと思います。
ただ、ひとつだけ条件があります。
それは先に述べたとおり、ご家族が不登校やひきこもりに関して誤った認識を持っていたり、当人の状態が重症で治る可能性が低いと判断した場合は、申し訳ありませんが受講をお断りさせていただきます。
お子さんの不登校、ひきこもり、ニートでお悩みの方は、10年後、20年後の将来まで見据えたうえで、今なにがベストなのか、どう行動すべきなのかを一度よく考えてみてください。
【お問合せ・お申込み】
自立塾【引きこもり脱出トライアル】に関するお問合せは、 こちらのメール、 または、下記、不登校、ひきこもり、 ニート自立支援協会までお電話でご連絡ください。
TEL 06-6305-9595
まずはこちらより詳細をご確認ください。
引きこもり脱出トライアル
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