不登校、引きこもり、家庭内暴力を解決するために

不登校、ひきこもり解決の手順

完全解決までのカウンセリング流れ

１）　親御さんが問題解決しようと決意する

人間だれしもそうなのですが、どんなにひどい状況にあっても、それに慣れてしまうと、状況が変わることを恐れるようになってしまうことがあります。

中学生の頃から何年にもわたる不登校、引きこもり、 あるいは、ひどい家庭内暴力も併発といったような 第三者の目からすると、十分に最悪の状況でありながら まだ、「じっと耐え続けていれば、いつかなんとかなる はずだ。下手に動いてより悪化させてしまうほうが、もっと怖い」といって、なんの手も打たず、放置している方も多いものです。

また、そこまでひどい状況でなければ、
『まだ、学校を休みだして１周間だし』、
『まだ、１ヶ月だけだし、新学期から・・・』
といったように、対応を伸ばし伸ばしにしている方はたくさんおられます。

そして結局は、深刻な状態にまで悪化させてしまうのです。

基本的に不登校や引きこもりになる子というのは、そのような親の性質を受け継いでいるわけなので、親子揃っていつまでも現状を変える勇気が持てないままずるずると5年、10年とたってしまって手遅れにさせてしまうというのが、不登校や引きこもりの子をもつ親御さんの一般的なパターンです。

だからこそ、お子さんはともかく、親御さんだけでも『今の状況を変えるんだ』と決心しないことには、何も始まりません。

ですから、不登校、引きこもり、ニート解決の第一歩は、親御さんが腹をくくって現状を変える勇気を持ち、決断することです。

２）　親御さんとの面談＆カウンセリング

不登校や引きこもりの問題は、決してお子さんだけの問題ではありません。これは家族の問題なのです。

ですから、親御さん自身もお子さんを不登校や引きこもりにさせてしまったような、これまでの生活やお子さんへの接し方を変えていただかなければ、問題の真の解決には至りません。

全寮制の学校や施設に半強制的に入れることで、不登校や引きこもり自体は解消することはありますが、学校を卒業して、あるいは逃げ出して、家に帰ったときに親子関係はグチャグチャ、というケースが多々あります。

そのように親子関係が断絶したままでは、就職も非常に難しくなりますし、一応社会復帰はできても、何らかの人生上の問題に直面したときに、再び家に引きこもってしまったり、うつや神経症になってしまう危険性が非常に高くなります。

ですから自立支援協会では、無理やり学校に行かせたり、働かせたりというような、体裁だけを整えるカウンセリングや支援などは行なっていません。

自立支援協会が目指すのは、まずはお子さん（対象者）の悩みや問題を解決して、相談者のご家族皆さんが幸せな人生を送れるようになっていただくことです。

ですから、親子間のわだかまりのない幸せな家庭を取り戻すことを最終目的としたカウンセリングや支援を行なっています。

そんな、家族全体の問題である不登校や引きこもりの真の解決には、親御さん自身にも変わっていただくことが必要なのです。

そのために、事前に親御さんとの面談、及び、カウンセリングを行なっています。

何の予備知識もなく、いきなりカウンセリングを受けていただくとそれだけ時間もかかり、お子さんへのカウンセリングもそれだけ遅くなりますので、親御さんへの面談やカウンセリングを効率的に、最小限に行なうために、私の著書を読んでいただくことをお勧めしています。

不登校、引きこもりは心理カウンセリング、 心療内科、精神科では治らない！-施療率36％解決率100％の不登校、引きこもり専門カウンセラーが教える【完全解決マニュアル】　著者　天地真理
ケースによっては、本書を読むだけでご家庭で問題を解決していただくことも可能ですので、カウンセリングの受診をお考えの方は、ぜひご一読ください。

３）　当人との面談

出張カウンセリングの場合は、初回の親御さんとの面談に引き続き、お子さんと面談、カウンセリングを行なうこともあります。

お子さんが私と会うことを拒否した場合は、親御さんにお子さんへの接し方をアドバイスしたり、私のカウンセリングを受ける気になるような、あるいは、学校に行ったり、仕事を探したりと前向きな心になれるような導き方をお教えします。

私が当人と会うことがなくても、親御さんにお子さんへの接し方や対処法をアドバイスし、それを実践していただくだけで解決してしまうケースもあります。
ただし、そのようなケースでは、親御さんがそれだけ自分を変え、お子さんへの接し方を変えなければならないことは言うまでもありません。

４）　総合判断

ご両親からお話をうかがい、当人と面談できる場合は面談した後で、どのようなカウンセリングや支援、サポートが最適なのか、今後の方針について、より詳細なアドバイスを行います。

ここまでがカウンセリングの第１段階となります。

５）　２回目以降のカウンセリング

初回に決定した方針に従ってカウンセリングを行なっていきます。
（初回の面談に引き続き同日にカウンセリングを行なうこともあります）

たった１度の面談とカウンセリングだけで解決する場合もありますが、それはごく初期の段階の場合だけです。

通常は不登校や引きこもりといった行動が改善されるのに、数ヶ月〜1年程度、精神状態が良好に回復するには、症状が出てから治療を始めるまでと同じかその倍ぐらいの時間がかかります。

カウンセリングの頻度は状況に応じて、月に１〜4回ぐらいが適当ですが、ご自宅を訪問しても、部屋にこもって会うことも話すこともできないほど深刻な状態であれば、それなりの期間と回数が必要になってきます。

ただ、どのようなケースの場合も親御さんや当人と相談の上で受信回数、頻度は決めていきます。

なお、ご家庭だけでは対処が不可能な深刻な引きこもりや神経症、摂食障害などをともなっているケースは、【育てなおしの家】での心身と生活の立て直しを行なうことも可能です。
【育てなおしの家】については、こちらをご参照ください。

当協会が目指すカウンセリングのゴールは、次のとおりです。


《当人》
・健全な生活と精神状態を取り戻す
・人生に希望や目標、目的をもつ
・学校や社会に出る勇気と意欲をもつ

《家族》
・子供を支配しようとしたり、過度に干渉しようとしなくなる
・愛情と甘やかしの違いを理解し、適切に子供と接することができるようになる
・ただ単に子供を「養う」から、「育てる」へと意識が変わる
（「養う」は衣食住を与えてやるだけ。「育てる」は一人前の人間として生きていけるだけの知恵や術、責任感、 　精神力をもたせてやること）

６）　自立支援（サポート）

カウンセリングや心理療法で学校や社会に復帰するための内面的な準備ができたら、今度は実際に行動できるように支援、サポートを行なっていきます。
引きこもりで仕事につく自信がない人には、就労支援システムもあります。
詳しくは、こちら引きこもり脱出のための就労支援をご参照ください。

不登校の場合は、学校探しや事前調査、学校への事情説明など。引きこもりの場合は、当人の希望にあった仕事探し、面接同行、職場への事情説明など。

これらは本来、親御さん自身ががやるべきことですが、できない場合に私が代行します。
さらに、完全に独り立ちできるまで、家庭や学校、職場で悩みはないか、メンタル面や生活面でのアフターフォローもしていきます。

最終的なゴールは、ご家族みんなが幸せな人生を送れるようになることです。
私自身は、それができて初めて完全解決であると考えています。

あきらめることなく、根気よく適切な対処さえしていけば、どんなお子さんでも無邪気で純真だった幼いころのような笑顔を取り戻すことができます。

あなたもお子さんも、必ず幸せな人生を取り戻すことができます。明るい未来への希望をもってくだだい。

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• ●不登校、引きこもり、ニート自立支援協会

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  『道楽うどん』というお店の入ったビルの９Fです。
  うどん屋さんの左手にあるエントランスを入って奥のエレベーターで９階まで上がってください。