電話でのご予約・お問い合わせはTEL.070-8945-3310
〒 大阪市淀川区西中島5-7−17ビジネスVIP第2新大阪905号室
不登校を解決するために
平成26年12月8日付けの毎日新聞に、小、中学生の不登校が増えているという記事とフリースクールに関する記事が載っていました。
全然別の面にそれぞれの記事は載っていたので、やはり、それだけ不登校の問題は深刻化しているということでしょう。
私が「実質的に不登校の人口は増えている」という内容の話をアップした直後ですから、私の長年の経験による状況判断の正確さを裏付けてくれたようなものだと思います。
ただ、相変わらず医師や臨床心理士、スクールカウンセラーのすすめる対応はお粗末なものです。
不登校には原因不明のケースも多く、ヘタに登校刺激をしないようにして、時期がくるのを待ちましょう、みたいな何十年も前から変わらない無責任な逃げ口上を並べているだけです。
さらに最近ではそれも進化して、「学校に戻すだけがゴールではない」というものも加わっていますが・・・
学校に戻るのがゴールでなければ、その子はこれからの人生をどのように過ごすのでしょうか。
もちろん、フリースクールという手もあります。
それについては別の機会に述べますが、人と違った人生を歩むということは、モノの考え方や捉え方、仕事や社会に対する考え方も人から離れてしまうということなのです。
実際、不登校や引きこもりをしていた人は、すこし話しただけですぐにわかりますし、一緒に仕事をしたりすれば、もう歴然です。
それぐらい世間一般の人とは違ってしまうのです。
ですから、少なくとも高校ぐらいは定時制でもいいので行っておくべきだと私は思います。
私自身も、不登校の子を持つ親御さんには、学校に行くだけが人生じゃない、と言っています。
しかしそれは、学校に行くかわりにちゃんと社会性を身に付けるということを前提として言っているのです。
その子の人生に何の責任もない医師や臨床心理士、スクールカウンセラーなどに、学校には無理に行く必要はない、と言われたからといって、安心してはいけません。
それから、上記の新聞記事では、不登校には原因不明のケースが多いということを医師が述べていましたが、そんなことは実際にはありえません。
原因不明なのではなくて、医師や臨床心理士、スクールカウンセラーが、不登校の専門知識を持っていないため、原因を見つけられないだけなのです。
専門的な勉強をするのも面倒だ、だけど自分の権威は守りたい、だから原因不明にしてしまえ、という処世術と図太さは、不登校の子たちにも見習ってもらいたいものですが、まじめな人間ほどバカを見るのはこの世の常なのかもしれません。
<<前のページヘ 不登校の原因は毒親か?
劇的な解決を望むなら 次のページヘ>>
ホーム 子育てのヒント
不登校、ひきこもり、ニート自立支援協会 トップページ
大阪市淀川区西中島5-7−17
ビジネスVIP第2新大阪905号室
TEL 06-6305-9595