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中学生、高校生の不登校は
中学生や高校生の子供が不登校になったことを恥じている親御さんがいます。
しかし長い人生の中で、失敗しない人、間違いをおかさない人は1人もいません。
不登校になることが一概に間違いだとは言いませんが、たとえ間違いであったとしても、それ自体は恥ずかしいことではありません。
なぜならば、人生上の失敗を小学生、中学生、高校生という早い段階で経験しただけだからです。
そして、不登校という大多数の人と違う経験を教訓として人生に活かせば、より良い人生を歩むこともできるからです。
ところが、親離れが十分にできていない小学生ならまだしも、中学生や高校生の不登校を何ヶ月も、何年も放っている親御さんがいます。
また、『せっかく一流校に入れたのに不登校になってしまうなんて』と、子供のことをはじて隠している親御さんもいます。
本当に恥ずかしいのは、自分の見栄や体裁を気にして、苦しんでいる子供のために何もしてやらない、そんな行動のほうが恥ずかしいのですが、エリート志向の親御さんにはなかなか理解してもらえないようです。
また、『ウチの子は賢いから、そのうち目覚めて自力で立ち直るのよ』と根拠のない自信と期待のために、対処を先送りしているということもあるようです。
賢い人はどうしても、 自分の失敗を素直に認められないようです。
しかし、そんな対処の遅れで不登校が長引いてしまえばしまうほど、 解決は困難になってしまいます。
しかも子供は、自分の親が自分よりも見栄や世間体のほうを大事にしていることを見抜いてしまい、ショックを受けて心を病んでしまっていたりすると、もはや修復はほぼ不可能になります。
どんなに賢くて、仕事で立派に成功していても、子育てに関しては素人なのですから、間違えるのは恥ずかしいことでもなんでもありません。
子育ては1回限りの真剣勝負ですから、親が間違いを間違いと認めないことで一生取り返しのつかない状態にさせてしまうこともあるのです。
お子さんの人生を棒に振らせないためにも、不登校や引きこもりはなるべく早めに適切な対処をしましょう。
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