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不登校、引きこもり、家庭内暴力を解決するために

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不登校は人格障害か?

不登校はパーソナリティ障害か?

精神科、心療内科の診断は・・・

対人関係がうまくいかず、社会にもうまく適応できない症状をパーソナリティ障害、あるいは、人格障害といいます。

不登校やひきこもり、家庭内暴力などを起こす人たちの多くは、このパーソナリティ障害と言えるかもしれません。


ただし私自身は家庭内暴力は別として、不登校やひきこもりになったから、即パーソナリティ障害とか、人格障害だとは考えていません。

もちろん、精神科や心療内科の精神医学でも、不登校、ひきこもりを、即パーソナリティ障害とは考えませんが。


人格障害というと人間性に欠陥があるかのようなイメージが強くなるので、最近では、精神医学ではパーソナリティ障害と呼ぶようにしているようですが、それでもやはり人格を否定されるようなきつい印象を与えてしまいます。

ですから私は、かなり暴力的であったり、 自分のこと以外は一切考えられないような極度の自己中心的性格でないかぎり、パーソナリティ障害とは言いません。


また、精神医学では、パーソナリティ障害は様々な要因で起こっているので、原因探しは意味がなく、症状の改善にも役立たないと考えられています。

それに対して私は、パーソナリティ障害と疑われるような深刻な不登校、ひきこもりは、先天的な脳の機能異常か幼少期からの親の接し方のいずれか、あるいは、その両方が原因の大半を占めていて、あとは環境の影響が若干であると考えています。


そして、そのような症状の改善には、大きな原因となっている親の接し方から変えていく必要があると考えています。

ですから、そんな精神医学で言うパーソナリティ障害と一線を画したいという思いもあって、あまりパーソナリティ障害という言葉は使いません。


精神科や心療内科でパーソナリティ障害と診断はされたものの、まともな治療をしてもらえなかったというご家族の方から、よくご相談をいただきます。

これは、やはり原因をきちんと探ろうとしないところに精神医学の限界があるのではないでしょうか。

精神科、心療内科の治療で治るか?

パーソナリティ障害のひとつに自己愛性人格障害、 自己愛性パーソナリティ障害というものがあります。

これは、主に次のような症状の人を言います。

      ・人より優れていると信じている
・権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
・業績や才能を誇張する
・絶え間ない賛美と称賛を期待する
・自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
・人の感情や感覚を認識しそこなう
・人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
・人を利用する
・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
・嫉妬されていると思い込む
・他人を嫉妬する
・多くの人間関係においてトラブルが見られる
・非現実的な目標を定める
・容易に傷つき、拒否されたと感じる
・脆く崩れやすい自尊心を抱えている
・感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える


これらの症状に加え、自己愛性パーソナリティ障害の人物は傲慢さを示し、 優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。彼らは称賛を強く求めるが、 他方で他者に対する共感能力は欠けている。

一般にこれらの性質は、 強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている。


「自己愛性パーソナリティ障害」(2014年9月24日 (日) 21:19 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』 http://ja.wikipedia.org


こうしてみると、強い弱いはあるでしょうが、ほとんどの人にいくつかの要素は当てはまってしまいます。

精神医学では、基本的にすべての人間はどこかおかしい、まともな人間なんていない、という極論がベースになっています。

実際に人間の思考や行動パターンなどは、別の人間によってつくりだされた文化や常識に影響されたものなので、何がまともで何がまともではないか、といったことは人間には判断できないというのは、そのとおりです。

しかし、不登校や引きこもり、家庭内暴力など、日常生活に差しつかえる行動をとってしまう人たちに対しては、やはり、行動を修正させるべく、対処をしなければなりません。


ですから、私は精神医学のだれにでも当てはまるような診断方法でなく、より状況を絞って診断するべきだと思っています。

私が名づけた『暴君シンドローム』というのも、 精神医学では、自己愛性パーソナリティ障害となるのでしょうが、 そのようなおおまかなくくりにしてしまうと原因もあやふやになり、有効な対処もできなくなってしまいます。


そこが、精神科や心療内科では不登校も引きこもりも家庭内暴力が解決できない一番の理由だと思います。


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