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本当の遊びをさせましょう
素行が悪くて学校にも行かず、遊びまわっているという子はいます。
しかし、不登校で学校に行っていない子で、毎日たのしく遊びまわっている子はほとんどいません。
世間一般の人も親御さんも、前者は不良で悪い子、後者の不登校の子は、おとなしすぎるだけのいい子、心が傷ついている可哀想な子というイメージがあるかもしれません。
しかし、本当に将来性があり、人生をうまくわたっていける可能性が高いのは、前者の子のほうなのです。
中学生、高校生という年代で夜遅くまで友達と遊びまわっているというのは、まともな大人であれば、誰しも眉をひそめるでしょう。
しかし、少なくとも彼らは遊びをとおして社会とつながっているのです。
それに引きかえ不登校の子の遊びといえば、ほぼ100%ネットやゲームといった非現実世界での遊びなのです。
ここから得るものは何ひとつありません。
それどころか、ネット依存症やうつといった病気を発症する危険性が高いので、マイナスですらあるのです。
不良の子たちは、遊びをとおして社会勉強や人付き合いの仕方など、なにがしかのものを学んでいるので、心を入れ替えてまともな人生にシフトチェンジしたときに、プラスのところから立て直しができるのです。
それに対して不登校の子は、ほとんどがマイナスになる遊びしかしていないので人生を立て直すときに、マイナスからのスタートとなるのです。
私は、中学生や高校生にスマートフォンなどを買い与えるのには大反対です。
それどころか、パソコンも大学生からで十分であると考えています。
ところが現実には、親は親で小学生からスマホを買い与えていたりするのですから、子供が壊れてしまうのは当然です。
あげくの果てには、肝心の学校がパソコンの授業をおこなっていたり、授業にタブレットを取り入れようとするに至っては、もうあきれてしまいます。
ワードもエクセルもパワーポイントも、いや、ほとんどのパソコン操作は、20代であれば数ヶ月でマスターできます。
その程度のものを、あたかも社会にでるための必須事項のように学校教育にとりいれるなど、社会をあげてネット依存を作り出しているような暴挙としか言いようがありません。
もちろん、その裏にはIT産業を支援して経済を活性化させようという国家の思惑があるわけですが、結局、お金のために子供を犠牲にしようという考えですね。
こんな状況がエスカレートすると、学校に行く人間がバカで不登校が正しい、ということにもなりかねません。
まずは大人自身が、なにが健全でなにが不健全であるかを見直すことが必要だと、私は思います。
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