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不登校を引きこもりさせない語りかけ
愛情を子供に伝えるためには、語りかけは欠かせません。
お腹の中にいるときから語りかける胎教がどこまで効果があるかわかりませんが、少なくとも、親にとっては子供に話しかける練習として大いに役立ちます。
生まれる前から語りかけ、生まれたあともちゃんとそれを続ける、そうすると子供の心は強くたくましく育っていきます。
ただ、この語りかけを脳の発達を促すため、才能を伸ばすためだとかん違いしている人がたくさんいます。
そして、乳幼児に、いや胎児にすら英語やクラシック音楽を聞かせたり、難しい本を読み聞かせたりと、いわゆるお勉強になるようなことだけを必死で語りかけている人もいます。
しかし残念ながら、それでは子供の心はまったく成長しません。
それどころか頑張ってやればやるほど、心の栄養失調はひどくなっていきます。
語りかけというのは、例えば、
赤ちゃんが笑っていたら『何が楽しいの?』
『抱っこしてもらって気持ちいいの?』
『お腹いっぱいになったの?』
もし泣いていたら、
『お腹が空いたの?』
{おむつが濡れたの?』
『どこかいたいの?』
幼稚園に行くようになったら、
『今日は楽しかった?』
『何して遊んだの?』
というふうに、
いつもあなたのことを思っているのよ、
楽しいこともつらいことも一緒に分け合いたいのよ、
という思いからでる言葉でなければなりません。
このような語りかけをされて育った子は、お父さん、お母さんはいつでも自分の味方で、どんな時でも助けてくれる世界で一番信頼できる存在だという、絶対的な認識が心にできます。
そうすると、進路や対人関係で悩んだときでも、いじめにあったり、教師の不当な体罰などを受けたときでも、真っ先に親に相談してくるので親さえ適切に対処してやれば、不登校や引きこもりといった大事になることはないのです。
もちろん、心の病気になることもありません。
不登校や引きこもりになる子の多くは、誰にも本心を話すことができず、ひとりで抱えこんでいるものです。
そのように親に対して心を開けない原因こそが、この語りかけの不足なのです。
最近では教育熱心な親御さんが多いため、塾や習い事に行かせて勉強を強いるだけでなく、家族旅行などもちゃんとして、コミュニケーションはとってきたと、自信をもっておられる方もおられます。
もちろん、家族旅行に行くのはとてもいいことではありますが、それも教育のためにいいとか、義務的な行事としてやっているようでは意味がありません。
やはりその旅行の中で、どれだけ無私、無欲の愛情をもってスキンシップ、アイコンタクト、語りかけ、の3つができているかどうかが重要なのです。
これが、子供を本当に愛するということなのです。
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