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不登校、引きこもり、家庭内暴力を解決するために

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愛情不足は引きこもりの始まり

不登校、引きこもりは愛情不足から

孤独は万病のもとである

不登校や引きこもりだけでなく、強迫神経症や対人恐怖症、摂食障害など、心を病んでしまう人は、多くのケースで親からの愛情に飢えています。

そして、誰にも心を開くことができず、人間不信と孤独とに日々苛まれて、症状を悪化させていくのです。

不登校や引きこもりの原因を愛情不足だといってもにわかには信じられない親御さんもおられるかもしれません。

『私は、子供を愛情たっぷりに育ててきました』
と言われる親御さんも多いことでしょう。


しかし残念ながら、大半の方が愛情というものを誤解したまま子育てをしているのが現実なのです。

例えば、何百億円という資産を持っていても、お金の使い方を知らず1円も使うことができなければ、けっして金持ちだとは言えないでしょう。

同様に、どんなに深く豊かな愛情を持っていても、それを伝えることが出来なければ、愛情を与えないのとまったく同じなのです。


『いや、私は子供に愛情をたっぷり注いできました』という方もおられますが、
具体的にしていることと言えば、
小さい頃からていろいろな習い事をさせてやったとか、
何不自由内生活をさせてやった、
欲しいものは何でも与えてやった、

といったようなものばかりで、お金をかけることが愛情をかけることとイコールだと考えているかのようです。

また、子供のやることは全面的に認めてやり、一度も叱ったことがない、などという困った親御さんもいます。

ただ、お金をかけたり、甘やかしたりすることが愛情だと勘違いしている人はほんとうに多いものです。

これは、愛情というものには形がないためにそれを伝える具体的な方法が分かりづらいということなのかもしれません。


そこで、ここでちゃんとお伝えしておきましょう。

実は、我が子に対する愛情というのは、ハッキリとした伝え方(かけかた、表し方)があるのです。

それは物理学の法則のように絶対的なものであり、人間が人間であるかぎり不変の鉄則だと言っても過言ではありません。

この鉄則さえ守っていれば、ひどい事故や犯罪に遭うとか、先天的な病気があるような場合以外は、子供が心を病んでしまうことはありません。

逆に言えば、親がこの鉄則を知らなかったり、知っていても別のもので代用できると考えたり、自分の時間や都合を優先させたりして、使わなければ、子供は遅かれ早かれ心に何らかの傷を負ってしまうことになるでしょう。


不登校や引きこもり、あるいは、その他の心の病気に悩む人で、親を全面的に信頼しているというケースを私は知りません。

貧しさに飢え死にしてしまうといったことのなくなった現代日本においては、子供の心を愛情で満たすことこそが最も優先させなければならない、親の役割なのです。

それでは、どうすればちゃんと子供の心を愛情で満たすことができるのでしょうか。

愛情を伝える3つの方法

不登校や引きこもりになっている子は、親の愛情不足から孤独に苦しんでいます。
そして、その苦しみから救い出すのもまた、愛情しかありません。

もちろん、不登校や引きこもり、強迫神経症や心身症、摂食障害など、様々な心の病にならない健全な子に育てるためにも愛情は不可欠です。


それでは一体どうすれば、親の愛情を子供に伝えることができるのでしょうか。

言うまでもないことですが、親が子供を愛していることが大前提です。

その前提にたてば、本来ならば私がここで愛情の伝え方など述べる必要はないはずですが、残念ながら、人間が自然から離れてしまった機械化、文明化社会の弊害でしょう。

我が子への愛をどう表現するのかということをわざわざ言葉で説明し、マニュアル化しなければできない人が増えてしまいました。


と、少々もったいぶりましたが、答えをいいましょう。

愛情を伝えるにはアイコンタクト、スキンシップ、語りかけ、この3つがすべてです。

特に乳幼児の頃の、この3つの密度×時間でその子の精神的成長が決まってきます。

愛情というのは、絶対的な心の栄養源ですから、一番大事な成長の初期段階で十分な栄養(愛情)を与えられなかった子は心の栄養失調になってしまいます。

また、アイコンタクト、スキンシップ、語りかけ以外の誤った愛情(単なる過干渉)を与えられた子供も、
健全な精神を育むことは難しいものです。

親御さんの中には、習い事だとか、早期教育だとか、お受験だとかに熱心な人もいます。

あるいは、『一流の人間に育てるには小さい頃から本物に触れさせることが大事だ』、などと言ってブランド物を着せたり、高級レストランに連れて行ったりするような人もいます。

残念ながら、これらは身体で言えば、甘いものやジャンクフードばかり食べさせているようなものなので、心が欲望でぶよぶよと醜く肥大することはあっても、たくましく育つことはありません。

これらはまさに、心の生活習慣病だと言えるでしょう。

アイコンタクトというのは、『将来ガッツリ稼いでくれよ』と、自分の飼っている競走馬を見るような目で子供を見ることでは決してありません。

最初に述べたように、無私、無償の愛に満ちたまなざしを向けてやることです。


スキンシップに関してもまったく同じで、間違っても性的な愛情からの触れ合いなどではありません。

そんなバカなことと思われるかもしれませんが、とくに女の子の場合、心を病んでしまう原因として少なからぬ割合で家族からの性的虐待があるのです。


ですから、最初に大前提として、『親が子供を愛していること』という当たり前のことをわざわざ述べたのです。

3つ目の語りかけに関しても、誤解している人が多いのですが、これについては少し長くなるのでまた今度お話します。

とにかく、愛情を伝えるには、アイコンタクト、スキンシップ、語りかけ、この3つが必要なのです。


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