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不登校、引きこもり解決のために
出張カウンセリングをしないカウンセラーは不登校や引きこもりは治せないと、前回【臨床心理士では治せない】ではお話しました。
それは、最近続々と参入してきている素人カウンセラーだけでなく、大学院まで出た心理学の最高権威である臨床心理士も同様ということでした。
教える側も習う側も臨床経験がないわけですから当たり前といえば当たり前なのですが・・・
今回は、もうひとつ一般のカウンセラーが治せない理由をあげながら、不登校、引きこもりを治すために最も大事なことをお話ししましょう。
一般のカウンセリング、特に、臨床心理士が多く用いる傾聴カウンセリングでは、不登校や引きこもりの原因を探ろうとはしません。
そして必然的に、ただ話を聞くだけで治っていくようなケースしか扱わないわけなので、いつまでたっても不登校や引きこもり、その他の心の病の原因を知ることはありません。
しかし、身体の病気でも同じですが、原因がわからないと単なる対症療法になってしまい真の解決にいたることはありません。
ですから、原因を探ろうとしないカウンセリングというもの自体、不登校、引きこもり、その他の深刻な心の病気には無理があるのです。
私自身は、原因解明こそが解決への近道だと考えているので、直接のきっかけとなった誘発要因から、表面的に表れている表層原因、そして、心の深層にある深層原因と、より細かく原因を分析しています。
より詳しくお知りになりたい方は不登校、引きこもり専門カウンセラーが教える【完全解決マニュアル】をご参照ください。
ただ、このような長年の研究と分析の結果、一番根本である深層原因は、発達障害など脳の機能異常であるケースを除けば、愛情不足であることがわかっています。
あたり前といえばあたり前なのですが、そのあたり前のことをきちんと正せるかどうかが、解決できるかどうかを決めるのですから、疎かにしてはいけません。
カウンセラーも多くの親御さんも、愛情不足が原因であることは薄々感じていながら実体のないものだけにどうしていいか分からず愛情を与えるという解決法から目を背け続けているのが実情なのです。
カウンセリング業界では、カウンセラーに相談者が愛情や好意を持つことを『転移』、逆にカウンセラーが相談者に愛情や好意を持つことを『逆転移』といいます。
そして、相談者に愛情や好意を持つ逆転移を起こすことは、カウンセラーとして未熟な証拠、恥ずかしいことだという共通認識があるのです。
愛情を与えなければ治らない相手に対して愛情をもってはいけないとなると、どうやって治すのでしょうか。
薬が必要な患者にどの薬を与えていいか分からない内科医、手術の必要な患者に手術する技術のない外科医、果たして恥ずかしいのは、どんな治療家なのでしょうか。
相談者をお客さんという意味でクライアントと呼び、時間がきたら『はい、また今度』といったような事務的な、商売としてのカウンセリングで果たしてどれだけの人が治せるのでしょうか。
これが、一般のカウンセリングでは治せないという一番大きな理由なのです。
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