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不登校、引きこもり、家庭内暴力を解決するために

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心と身体を病ませるもうひとつの要因

不登校、引きこもり、もうひとつの原因

心の栄養、身体の栄養

心を健全に、強くたくましく育てるためには愛情が必須だと言い続けてきました。

そして、愛情の欠如こそ、不登校、引きこもりだけでなく、ほとんどの心の病の原因であるとも言ってきました。

そんな愛情と甘やかしをはき違えて、子供に好き勝手させることが状況をさらに悪化させてしまうこともお話しました。


今回は、もうひとつ不登校などの原因となる甘やかしについてお話します。


子供の心を病ませてしまう大きな甘やかし、それは食生活、特に甘いものやジャンクフードの与えすぎです。

最近、中国の食肉加工工場の不適切な食品の取り扱いが問題になったばかりですが、加工食品やファーストフードなどの危険性は衛生面だけに限ったことではありません。

栄養バランスの問題もありますが、それ以上に深刻で精神状態にも影響を与えてしまうのが、食品添加物と砂糖の害なのです。

不登校や引きこもりになったり、心の病気になったりする人の大半が、甘いものやスナック菓子、ファーストフード、インスタントラーメンといった、いわゆるジャンクフードが大好きで毎日のように多量に摂っています。


これは、親御さんが子供にきちんと食事を作ってあげてこなかったためにそのような食生活になってしまった場合と子供の言いなりになって好きなモノばかりを与えてきた結果、そうなってしまった場合とがあります。

前者は典型的な愛情不足、後者は愛情と甘やかしのはき違えである、と言い換えることもできます。

いずれにしても、ある種の食品添加物と砂糖は、確実に精神を不安定にさせたり、病ませたりしてしまうのです。

いま脱法ドラッグが危険ドラッグと呼称を変えられその危険性が広くアピールされていますが、砂糖や食品添加物にはそれほどの急性毒ではないものの、長期的影響から考えると危険ドラッグと変わらないほど精神に影響を与えてしまいます。

分かりやすく言えば、酒、タバコと同じだと考えてもらってもいいでしょう。


いま、子供から大人まで、うつが激増しているのは、皆さんご存知でしょう。

これなども、多くのケースで食生活が一因となり、単独で、あるいは、他の要素と複合して影響していると考えられています。


最近では、体がダルイ、朝が起きられないといって、学校に行けなくなる子も多く、病院に連れて行くと大抵は起立性調節障害かうつと診断されます。

もちろん、本当に精神的、肉体的疾患を発症している場合は、その診断で間違っていませんし、薬で解決できるでしょう。

しかし、子供がうつ、あるいは、起立性調節障害と診断された場合、大半のケースでは薬は何の役にも立っていません。

なぜならば、お医者さんも本当の原因が分からず、とりあえず病名を付けて薬を出しておこう、という場合にこれらの病名が使われているからです。


私はいつも、肉体の問題は医師が、心の問題は心理療法士や心理カウンセラーが専門家であると言っています。

ただし肉体面においては、西洋医学だけが優れているというわけではありません。

例えば、腰痛や肩コリなどであれば、カイロプラクティックや整体のほうが病院での治療よりもはるかに効果的なのは、いまや常識でしょう。

また、内科的疾患であっても、漢方やインドの伝統医療アーユルヴェーダのほうが有効なケースもたくさんあります。

同様に、一見肉体や精神の病気に見える症状であっても、食生活の乱れ、特に、食品添加物と砂糖の害から起こっているものも多いのです。

当然、そのような場合は食生活の改善という対処法が必要なのは容易に御理解いただけることでしょう。

(本来、食物の毒性を科学的に分析するのは西洋医学の分野ではあるのですが、現代西洋医学は経済活動と密接に結びついているため、自分たちや製薬会社、あるいは、特定の業界団体などに不利な情報が一般化することはありません。

本当に治すための正しい情報であっても、個人の研究者や医師だけしか知らないということは多々あるものです)


ただ、私はこれまで食生活と心の問題の関係に関してはほとんど述べてきませんでした。

それは、スマートフォンの問題と同じで、スマートフォンを取り上げられない親がお菓子やジャンクフードを子供から取り上げられるはずがないからです。


私のもとに相談に来られた親御さんには食生活もお聞きして、問題があれば改善するようにご指導させていただいております。

必要だと判断した場合には、お子さんにも事情を説明して、食生活を改めるよう促していきます。

もちろん、砂糖やジャンクフードを多量にとってしまうというのは、長年の習慣からくる一種の依存ですから、説得して、ハイそうですかと、やめられるものではありません。

ですから、依存症解消の心理療法も合わせて行なうことになりますが、きちんと食生活を改善できた子は、
心身ともに健康を取り戻して、学校や社会に復帰しています。

思い当たる方は、今日からでもご家族の食生活を見なおしてみてください。


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