ほかほかスパーク

"スパークNo227" (2002.8)



超悪質な無償残業かくしの調査・是正を!!
日本共産党、西尾労基署に申し入れ



日本共産党西尾市委員会に届けられた手紙


同封されていた労基署宛の手紙



「日本共産党西尾市委員会に届けられた手紙」より前に(約3ヶ月前に西尾労基署に送られていたもの


7/22 西尾労基署で実態調査と是正の申し入れをする

こちら向き左から、
スパーク発行責任者、
牧野勝子西尾市議、
野村のり子西三河地区常任委員、
牧野次郎西尾市議、
丸山千代子幸田町議、
八田ひろ子参院議員秘書


後ろ向き2名は労基署の署長と第一課長


 7月22日、日本共産党のデンソー支部代表と地方議員団は西尾労基署を訪れ、ガソリン噴射製造部工機課の超悪質な無償残業かくしについて、緊急に調査し、是正するよう要請しました。これはデンソーの仲間から別紙のような手紙が日本共産党西尾市委員会に届けられたことにもとづいて行なったものです。
 労基署からは署長と第一課長が応対し、「早速、調査し回答します」と答えました。

 デンソーからは、次の点を要請しました。

 @ 部署も特定されているのだから、大至急調査して欲しい。

 A 手紙の内容からして、大分緊迫している様子である。


(7月下旬、東海郵政局)
 (左から工機、デンソーの労働者、郵政局職員)


全ト労連幹部の郵便局員贈賄事件、
郵便行政に対する国民の信頼回復は急務、
デンソーと豊田工機の労働者が東海郵政局に申し入れ


 以前に起こった全ト労連副会長(デンソー労組出身)の郵便局員贈賄事件に関連して、デンソーと豊田工機の労働者は、七月下旬、東海郵政局を訪れ、郵便行政改善の申し入れを行ないました。郵政局側からは主任監察官と集配業務課の係長が応対しました。

 デンソーと工機の労働者は全ト労連組合員として一貫して、この事件の裁判を傍聴して感じた、郵便行政の歪みとトヨタ系企業における企業ぐるみ選挙の悪質な実態を指摘しました。また全ト組合員として組合幹部に大分以前に、事件の真相解明と再発防止対策の申し入れをしたが、未だに公式声明は何もないことを話したうえで、郵便局としても国民の信頼を回復する緊急の努力が必要ではないかと述べました。特に、ズサンな現物と料金支払いとの照合、被告人の個人口座への郵便料金振り込み、「自爆」と称するきびしいノルマ達成追及などの問題点を指摘して、その是正を求めました。これに対して郵便局側は「裁判の内容については、まだ高裁で審理が行なわれているのでコメントできない。但し郵便局としても、一定の改善策を行なっている」と述べました。




写真に見る日本史の中の日本共産党      連載第6回

  「時代閉塞の現状」と石川啄木

 石川啄木は明治の詩人、歌人で評論家・小説家。評論「時代閉塞の現状」(1910年執筆)で国家権力との対決を宣言し、実生活のなかで現実的に理想を追求する必要を主張した。「新しき明日の来るを信ずといふ/自分の言葉に/嘘はなけれど」(『悲しき玩具』)と詠み、死の年の1月3日の日記に「国民が団結すれば勝つといふ事、多数は力なり」とも書き残している。労働運動など社会変革の担い手が未成熟な、明治末期が生んだ天才的詩人であった。しかし彼の思想と現実はやがて1922年(大正11年)の日本共産党創立へと受け継がれていった。


石川啄木
・1886年(明治19年)〜1912年(明治45年)



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