"スパークNo226" (2002.7)



無償残業、時短、健康問題・・・
刈谷労基署監督官と懇談

6/14 刈谷労基署で先の申入れの指導内容を聞くトヨタ系労働者


2/21 デンソー、工機の労働者が訪問

 日本共産党デンソー支部と豊田工機支部の代表は六月中旬、刈谷労基署を訪れ、新任の次長、主任と懇談しました。デンソーからはスパーク発行責任者らが出席しました。これは今年二月下旬に申し入れていた、長時間労働、無償残業根絶などについての指導内容を聞くためのものです。デンソー関係については次のようなことが話されました。
 労基署からは次長と主任が応対しました。

 デンソーについては、次の点を要請しました。
 @ 労災認定基準の改訂にともない、過重労働による健康障害を防ぐ健診強化を指導した。

 A 五月に、労働時間の適正な管理がなされているかどうか、直接デンソーを訪問して調査した。特に長時間労働、一度スリットしてから残業しているケースがないかどうか調査した。これは現在も進行中である。




 
 スパーク発行責任者は、昨年四月の厚生労働省通達以来、労基署の指導もあり、一定の前進はあるがものの、まだまだ無償残業や長時間労働の実態は深刻なものがあることを説明し、一層の改善を求めました。


「減給」通知書!


 先日、もらった昇給通知書を見たら、昇給ではなく「減給」されていた。「何だ、これは!」と思って上司や人事に問い合わせた。すると今年は賃上げ額が少なく、一方、それに比して一月に昇格した人が多かったので、その人たちの分で賃上げ分が食われてしまったとのこと。そして二〇〇〇年の労使合意に基づき、三年間にわたり賃金体系移行時間が毎年二〇〇〇円マイナスになるので、トータルすると減給になるとのこと。しかしトータルとして減給にならないようにするため、労使で三年分割マイナスにしたのではないか。世間の他社はどうあれ、会社は過去最高の利益をあげているのに、その一方で入社二十五年以上目にして、初めての「減給」通知書。こんなの「春の取りくみ」の言えるのか?




大村ひであき衆院議員
 ― ムネムネ会 ― ムネオマネー


 自民党の鈴木宗男衆院議員が逮捕され、その利権と体質と腐敗が国民の大きな批判を受けています。そのムネオ資金から多額の金を受け取りながら、反省のないのが地元選出の大村ひであき議員(自民党・橋本派・愛知13区)。大村議員は別表にあるように1000万円以上ももらい、破格の扱いです。大村議員は鈴木容疑者のちょうちん持ちグループ「ムネムネ会」の若手ホープだったそうです。「ムネムネ会の連中は自民党の外交部会に大挙やってきて、大声で宗男議員を支援していた」と自民党議員は語っています。内閣の大臣、副大臣、政務官の議員は国会追求され、あいついで「返却」しました。刈谷駅や知立駅前での演説やビラでも、大村議員が国政の大問題であるムネオ問題にふれたことを聞いたことがありません。毎回、利益誘導演説と体裁の良いビラ配布だけです。




過労死を生む長時間時間外労働協定

法律で上限規制を

参院委で八田議員(日本共産党)要求

 3月15日の参院予算委員会で八田ひろ子議員は大企業の労使が結んでいる特別協定を示し「政府が法律で長時間労働の上限規制をすべきだ」と迫りました。八田氏は独自で調査したデンソー、トヨタ、NTTなどの資料を提示しました。
 「厚生労働省の過労死認定基準では、1ヶ月45時間を過ぎると『黄信号』、100時間で『赤信号』だ」と指摘。政府が年間労働時間を1800時間としながら、一方で残業1000時間という長時間労働を放置していると批判し、「法律で上限規制すべきだ」と求めました。
 坂口厚労相(公明)「法的規制必要ない」

 これに対し、坂口力厚生労働相は「法的に罰則を設けるより企業が社会規範を守ることがまず大事」と答え、長時間労働を放置する姿勢を示しました。
 八田氏の質問のあと、トヨタ系各社で見直しが進み、デンソーもトヨタ並に年間限度時間が720時間になりました。





あまりにもえげつない・・・


 デンソーの仲間から次のような手紙が、最近届けられましたので掲載します。

  (原文のまま。但し、中略と伏字は編集部)
  


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