"スパークNo211"
会社名 | 永年勤続旅行 | 昇給 | 一時金 | 退職金 | 各社についての一言コメント | |||||||||
デンソー |
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定期昇給なし。ベースアップは54才技能系ベースアップ分の半分程度。昨年だと組合員平均は6800円だが、55才以上は1100~2800円程度 | 各年次昇給に拘わらず、満55才に達する直前の基本給をベースにして支給する。 | 満55才に達する直前の基本給に55才以降の基本給上昇分の50%を加えたものをベースとする。 | 特に特徴がないのが特徴 | |||||||||
トヨタ |
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定期昇給相当分はなくなり、満55才到達時職能資格相当の特別昇給分の50%が適用される | 満55才到達時の基本給をベースに、満55才到達時職能資格相当の社員賞与支給基準によって支給される。 | 支給係数の増加率が一般の人の30%程度になる。 | 賃金体系としては基本給の比率が他社と比較して極端に少ないのが特徴。永年勤続も思ったより悪い。 | |||||||||
アイシン |
| 新人事制度で55才以上で特に労働条件を区別することを廃止 | 同左 | 同左 | 55才で労働条件を区切ることはなくなったが、昇給などでは一般組合員より極端に少ない。構造的には他社と同様と言える。 | |||||||||
織機 |
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定期昇給なし。 ペースアップは一般の半分 |
54才の時の基準賃金にその後の昇給の半分を加算したものをベースにして支給 | 支給月数の増加率が一般の人の半分になる。 | 永年勤続旅行の条件が良いのが目立つ。 | |||||||||
工機 |
| 一般の昇給の35% | 一般に準じて支給する | 係数の増加率が0.26倍になる。 | 全体に底上げが必要。退職金係数がチョコチョコ変動するのが気になる。 | |||||||||
車体 |
| 58才まで一般の1/2。 58才以降に更に1/2~1/4に減る。 |
(55才の時の基本給+家族手当)をベースとして算出する。 | 退職金基礎額は(55才の時の基本給+その後の昇給)とする。 | 永年勤続などは結構好条件。きびしいライン作業が多いので55才以降も健康で働ける職場づくりが求められている。 | |||||||||
総合評価 | 織機がだんとつ。 工機が最低。 デンソーは並。 トヨタが案外悪い。 |
どこも一般の1/4~1/2に減らされる。 デンソーは並の会社。 |
ベース賃金がデンソーでは55才直前の基本給で、その後加算がないのは他社より悪い。 | いじる個所は異なるが、どこも同じように55才以上はあまり増えないようにしている。 | (総合所見) リストラ対象とだけみたり、人生50年時代の発想をやめ定年まで生き生き働ける環境づくりを!! |