学級日誌番外 (ホームページ作成ノウハウ集)
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17.URLの最適化(SEO対策) (2011年3月4日)
- ◎環境
- ・特に指定なし
- ◎解説
- SEO対策として一般的には、キーワードの指定、HTMLの最適化、外的施策などが考えられるが、その他にURLの最適化(正規化)も重要な要素の1つと言われている。wwwの有り無し、index.htmlの付く付かないのように、各ページを表わすアドレス(URL)が複数存在すると、これらは全て別のURLとして認識されるためSEOスコアが正しく評価されなくなり、検索エンジンで順位が低下する恐れがある。URL最適化の具体的な方法は次の通り。
(1) .htaccessによる301リダイレクト
http://www.sample.com/ と http://sample.com/ と http://www.sample.com/index.html と http://sample.com/index.html のURLを1つに統一する。例はさくらインターネットの場合。.htaccessの記述はサーバーにより異なるので注意が必要。RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^sample.com RewriteRule (.*) http://www.sample.com/$1 [R=301,L] RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html RewriteRule ^(.*)index.html$ http://www.sample.com/$1 [R=301,L] ←必ず末尾は改行すること
(2) index.htmlへの内部リンクを絶対アドレスにする<a href="./index.html">トップページ</a> などの内部リンクは相対パスで無く <a href="http://www.sample.com/">トップページ</a> の様に絶対アドレスで指定する
(3) rel="canonical" による正規URL指定
http://www.sample.com/index.html ページのhead要素内に、URL正規化タグ(rel="canonical")を追加して正規のURLを定義する。<link rel="canonical" href="http://www.sample.com/" />
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主なSEO対策
【サイト設計】- URLを最適化する
- 各ページから1つ以上の内部リンクを張る(発リンク数は内外合計100まで)
- 重要コンテンツのテキスト部は画像化しない
- titleタグに適切なキーワードを含める
- metaタグのdescriptionパラメーターに適切なページの説明文を記載する
- metaタグのkeywordパラメーターに適切なキーワードを羅列する
- h1・h2などの見出しタグに適切なキーワードを含める
- aタグのリンクに適切なアンカーテキストを記載する
- strongタグを使用してコンテンツ内のキーワードを強調する
- 画像のalt属性に適切な説明文を記載する
- ロングテールキーワードも検討する
- 正しいマークアップを心がける
- JavaScriptとCSSは外部ファイルに記述する
- コンテンツをh1・h2などの見出しタグで体系化する
- HTMLを軽くして表示を速くする
- フレームを使わない
- 他のサイトからバックリンクが張られるようにする
- Webサイトがインデックスに正しく登録されているか確認する
- インデックス登録にサイトマップを活用する
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