2015年7月12日
想い出の寝台特急北斗星
久しぶりに鉄道の本を買いました。最近買った本と言えば、仕事で使う技術本かランニング関係のものばかりだったので、本当に久しぶりの鉄道本購入です。きっかけは本屋で目にとまった「特集”北斗星”ものがたり」の文字。北斗星は、青函トンネルが開業した1988年3月13日に運転を開始した上野と札幌を結ぶブルートレイン(寝台特急)で、北海道新幹線開業に向けての準備や車両の老朽化のため今年の3月14日に廃止となりました。(8月下旬頃までは臨時列車として運転されるそうです)
私が初めて北斗星に乗車したのは運転開始から10年経った1998年の5月、往復とも北斗星を利用した車中2泊3日のとっても贅沢な汽車旅でした。その後も北斗星には、2004年の3月に往路、11月に復路の計4回乗車しました。そんな想い出の北斗星の前身から引退までを特集した、今月号の鉄道ファンは買わずにはいられなかったのです。
ついに日本から定期運行のブルートレインは全て姿を消してしまいました。鉄道を移動手段と考える現在の高速鉄道の考え方と真逆な、鉄道に乗ること自体が目的の昭和の良き時代が懐かしいのは私だけでしょうか。
鉄道ファン2015年8月号「特集”北斗星”ものがたり」 |