2011年2月3日
勝田マラソン2011 (第59回勝田全国マラソン)
1月30日、第59回勝田全国マラソンのフルマラソンの部に参加してきました。今年で4年連続、通算7回目の参加になりますが、毎年参加者は増え続け、今回はフルと10kmに合わせて2万人弱の申し込みがあったようです。ここ数年は妻と一緒に走り、自分としては記録的に楽なレースが続いていましたが、妻もレースに慣れてきて今回は別々に走ることになったため、久々に緊張の中で迎えるレースとなりました。とりあえず、初参加からの目標である3時間45分切りを目標にスタートラインに立つことにしました。
今回からナンバーカード(ゼッケン)・計測用タグ・参加賞引換券が事前送付となり、自宅でゆっくり準備が出来るようになりました。レースの4日前には計測用タグをつけて最後のランを行い、また、3日前にはゼッケンホルダーを利用してナンバーカードをTシャツに付けました。これで当日は、スタートまでの時間をのんびり過ごせるはずでしたが、会場でブースを見て回っていたところ、所属チーム「おれんじーず」のイメージカラーにぴったりのゼッケンホルダーを見つけ、急遽付け替えることになりました。狭い車の中で付け替えるのは結構大変でしたが・・・。
さて、肝心のレースの方はと言うと・・・朝から快晴だった空は10km通過頃から段々怪しくなり、気が付いたら雲に覆われた寒い天気に急変。トイレの回数が増えるのを警戒するあまり、給水を制限し過ぎたのか、過去7回の中で一番苦しいレースになってしまいました。特に残り5kmを切ってからは、胸(呼吸)が苦しくなり、目標タイムから15分ほど遅れてのゴールとなりました。今回、アミノ酸ローディングのおかげか、レース後のダメージが殆ど無かっただけに悔やまれる結果となりました。
今回も辛いときに助けられたのは、持参した補給食や聴いていた音楽では無く、やはり沿道の温かい応援でした。特に途中でハイタッチをしてくれたお婆ちゃん達や、毎年恒例となった29km地点の「梅干しとお茶を出してくれるお婆ちゃん」、32km地点の「甘くて美味しいホットコーヒーで出迎えてくれたおじさん」には完走への気力を貰いました。妻も残り4km付近で足がつりそうになったとき、近くの女性ランナーの方から「たくあん」を頂き、その優しさに胸が一杯になったようです。たとえ記録が目標に届かなくても、人の温かさで満足度の方が勝ってしまう、そんなところが毎年勝田に出続けている理由なのかもしれません。
では、最後に今年の総括を!
勝田には毎年かぶりものランナーが多く参加していますが、今年は最近の世相を反映してかタイガーマスクが何人も走っていました。