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不登校、引きこもりの対処法は
近年、不登校や引きこもり、ニート、家庭内暴力などの解決をうたった業者が増加の一途をたどっています。
それだけ、そのような子供の問題行動に悩んでいる家庭が多いということでしょう。
本当にそれらを解決できる専門家が増えているのであれば、とても頼もしく、うれしいことでもあります。
しかし、実情はまったく違っています。
不登校、引きこもりなどを解決できる技術と知識をもった専門家がカウンセリングセンターやサポートセンターを開業していることは、ほとんどないのです。
当自立支援協会には、様々な不登校、引きこもり支援センターやカウンセリング、心療内科、精神科などをまわってこられた方々が多数相談に訪れますが、まともなサポートとは思えないようなところが大半です。
もちろん、結果が出なかったから私のもとに相談に来られているわけなので、当たり前と言えば当たり前なのですが、それを割り引いてもあまりにひどいところが多いのです。
精神科や心療内科は、もともと病気を治すところなので、カウンセリングやサポートなどはほとんどなく、精神的に病んでいる場合に薬を出すだけなのは当たり前です。
ですから、病院のそのような対応は当然であり、むしろ、精神的な病気でもないのに病院につれていった親御さんの判断ミスと言えるでしょう。
問題は、不登校や引きこもりなどの解決をうたっている業者です。
この20年ほどの間に日本では、年功序列、終身雇用制度が崩壊してしまい、代わりに、独立、開業を積極的に促すような風潮になってきました。
その是非はともかくとして、需要があると見込まれるところには、金儲けだけを目的とした人間が怒涛のごとく押し寄せてくるようになってしまいました。
それはこのカウンセリング業界も同様で、なんの知識も経験もない素人同然の人間が続々と参入してきています。
もちろん、失恋とか受験失敗といったような話を聞いてもらうだけで心がスッキリするような簡単な悩みであれば、それでも構いません。
しかし、子供の心は大人と違って、非常に壊れやすく繊細です。
そしてまた、対処を誤ると一生にわたって影響が及んできたり、人生が台なしになってしまうこともあります。
そんな子供の問題の中でも、特に不登校や引きこもり、そして家庭内暴力に対しては、相当な経験と知識、技術とを持った人間でなければ、絶対に対応できません。
昨今の心理学ブームで臨床心理士などいう資格が精神医療の権威であるかのように祭り上げられていますが、基本的には『話を聞く技術』しか持っていないのが現状です。
臨床心理士の資格を取るために大学院まで出てお勉強する時間とお金があるのなら、せめて、『話を聞き出す』技術、『人とまともに対話する能力』ぐらいは身につけなさいと、つねづね言ってはいるのですが・・・
結局、臨床心理士も、その他の素人カウンセラーも、この最低限と言える『話を聞き出す技術』を持っていないため、子供とどう接していいのか、どのように悩みを聞き出していったらいいのかが全然わかっていないのです。
ほとんどのケースで、不登校や引きこもり、あるいは家庭内暴力をふるっている子が、自分からペラペラと悩みや思いを話すことはありません。
しかし、それを乗り越えて話を聞き出していかなければ、真の解決はありえないのです。
それに対して、カウンセリングを単なる商売、金儲けの手段として行っている人たちは、そんな面倒なことをやろうともしません。
そして、子供の問題を親の問題にすり替えて、延々と親に対するカウンセリングや子供への接し方の指導、ユニークなものでは親子の会話の添削などといったようなことをやっているところまであります。
商売としては、確かにうまいと言えます。
当事者である子供と話をするわけでもないので大した技術も知識もいらず、オフィス内でにやって来れる親を対象とするので出張の手間ひまもかからず、もちろん、それで解決するはずもないので、親が不審に思って見切りをつけられるまで延々と儲かり続けるという仕組みです。
これなら続々と新規参入者が湧いて出てくるはずです。
真剣に子供に向き合おうとすると、技術や知識だけでなく、自宅に出張したりする時間と体力が必要となるケースが多々あります。
これは経営的には非常に厳しいものがあります。
しかし、それをあえて行うカウンセラーのみが、不登校や引きこもりを解決することができるのです。
ムダな時間とお金とを費やして、しかも、より子供の状態を悪化させてしまう。
そんなご家庭が非常に多いので、あなたもそのような二の舞にならないために、カウンセラー選びの絶対条件をひとつお教えしておきましょう。
あなたのお子さんがカウンセリングオフィスに通えるか、通えないかにかかわらず、出張でのカウンセリングを行っていないところは、本当に深刻な不登校や引きこもり、ニート、家庭内暴力に対応した経験はもっていないということです。
そんなところで解決できるケースは、何もしなくても自力で立ち直ることができるような子の場合だけです。
不登校や引きこもりの解決には、当たり前のことを当たり前にやる。
これは親にとっても、カウンセラーにとっても言えることなのです。
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