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不登校、引きこもりにさせない親は
キラキラネームといって、子供に漢字の読みを無視したオシャレ(?)な名前をつける親が増えています。
本人たちは、
『わたしたちってこんなにセンスがいいのよ。すごいでしょう』とか、
『ウチの子はそこらの子とちがって誰からも注目される人間になるのよ。だから平凡な名前なんてダメなの』
などと考えているようですが、現実には大半のケースでただまわりの人間をあきれさせているだけに終わっているものです。
本来名前というものは、自分のものであると同時に人が使うものでもあるのです。
無人島で一人暮らしをするのであれば、名前など必要ないのです。
社会で人と関わりながら生きるために、人から呼んでもらうために、名前はあるのです。
自分の持ち物であって、人にも使ってもらうものというのは、名前だけなのです。
人に使ってもらものであれば、人が使いやすいようにするのが気遣いのできる人間です。
常識ある人間であれば、手提げバッグでも、ドライバーでも、ハサミでも、なにか持ち手のあるものを人に渡すときは、持ち手のほうをむけて差し出すでしょう。
誰も読めないような当て字の名前を子供につけるような人は、たいていそのような配慮にかけている人です。
極端なキラキラネームをつける人というのは、かなり自己中心的な性格の人か、それとも、何も考えずだただた自分の感情のおもむくままに行動する人です。
ただし、そんな性格も悪い面ばかりではありません。
そのような親を持つ子供は、まず不登校や引きこもりになることはありません。
後天的な原因で精神をやんでしまうことも、ほとんどありません。
子供にキラキラネームをつける人は、自分の基準ではありますが、基本的には子供を愛して大事に思っている人です。
そして、他人の気持ちや都合をあまり考えないという性格は、大事なわが子になにかあったときに学校や先生に怒鳴りこみに行くことも平気でできたりするので、子供からの信頼は得られやすいのです。
自分のために闘ってくれる信頼できる親をもっている子は、精神的に強くたくましく育ちますし、悩みがあったときは一人で抱えこまずに親に相談してきます。
ですから、不登校や引きこもりになったり、変な名前のわりにイジメられたりすることも少ないのです。
もっとも、親の望みどおりに、人から賞賛されるような偉業を成し遂げるとか、大人物になるといったことはあまりありません。
むしろ、自己中心的な親の性格を受け継いで、人をいじめたり、迷惑をかけたりする側になることは、よくあります。
それに対して、子供を不登校や引きこもりにさせてしまう親御さんは、真面目、不器用、厳しすぎ、甘すぎ、無関心のうちのどれかにかたよっていることが多いものです。
結局、何事もバランスが大切だということです。
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