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側わん症も顔に影響
■ 顔の歪みと側わん症
顔の歪みのパターンで、顔の片側が広くなっているものがあります。
顔の片側が広くなっている場合、骨自体が反対側に比べて大きくなっているケースと関節やつなぎ目でズレて張り出しているケース、片側に肉が多くついているケースとがあり、それらが複合していることも少なくありません。
そして、それらの原因は様々です。
ただ、この中でも骨に問題があって顔の片側が広くなっているケース、例えば、一方の頬骨が外側に張り出していたり、あごの骨のエラの部分が張っていたりするケースでは、多くの場合、背骨の側湾からきていることが多くなります。
顔の左右の高さに違いがある場合は、左右の脚の長さの差が主な原因ですが、左右の広さの違いは、背骨の横への湾曲が引き起こしやすいのです。
脚の長さの違いは、身体の半身に垂直なアンバランスな負担をかけてしまいます。
それに対して、背骨が横に湾曲していると、顔にも横に広がろうとする力がかかってしまいます。
そんな状態が長年続くと、外側への負担がかかり続けた頬骨やあごの骨が少しずつ外に広がってしまったり、関節やつなぎ目で外側にズレてしまうことがあるのです。
ですから、顔の歪みと背骨のズレ、特に即湾があるときは、顔の歪みの矯正だけでなく、背骨の矯正も同時に受けるのが、すみやかに歪みをなおすポイントとなります。
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