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歴史
1999-2002 2003
2004

2005
2006

 
Grand Prix
R1 Australia
Melbourne
Mar.18
R2 Malaysia
Sepang
Apr.8
R3 Bahrain
Sakhir
Apr.15
R4 Spain
Catalunya
May 13
R5 Monaco
Monte Carlo
May 27
R6 Canada
Montreal
Jun.10
R7 USA
Indianapolis
Jul.17
R8 France
Magny-Cours
Jul.1
R9 Britain
Silverstone
Jul.8
R10 Europe
Nurburgring
Jul.22
R11 Hungary
Hungaroring
Aug.5
R12 Turkey
Istanbul
Aug.26
R13 Italy
Monza
Sep.9
R14 Belgium
Spa
Sep.16
R15 Japan
Mt.Fuji
Sep.30
R16 China
Shanghai
Oct.7
R17 Brazil
Interlagos
Oct.21
     
 
Lineup
Team Engine Car Car # Driver Age
*
Nat. Debut GPs
*
Win Pod Qfy. FL Pnt Led Best
Results
PP FR GP Laps
McLaren Mercedes MP4-22 1 F.Alonso 25 E 2001 86 15 37 15 18 8 381 39 956 WDC* 1st(05-06)
2 L.Hamilton 22 GB 2007 - - - - - - - - -  
Renault Renault R27 3 G.Fisichella 33 I 1996 159 2 13 2 5 2 174 9 152 WDC 4th(06)
4 H.Kovalainen 25 FIN 2007 - - - - - - - - -  
Ferrari Ferrari F2007 5 F.Massa 24 BR 2002 70 2 7 3 7 2 107 5 156 WDC 3rd(06)
6 K.Raikkonen 27 FIN 2001 103 9 36 11 20 19 346 34 638 WDC 2nd(03,05)
Honda Honda RA107 7 J.Button 27 GB 2000 118 1 15 3 10 0 223 13 104 WDC 3rd(04)
8 R.Barrichello 34 BR 1993 232 9 61 13 30 15 519 44 722 WDC 2nd(02,04)
BMW
 Sauber
BMW F1.07 9 N.Heidfeld 29 D 2000 115 0 5 1 1 0 79 1 1 Race 2nd, Grid 1st
10 R.Kubica 22 P 2006 6 0 1 0 0 0 6 1 5 Race 3rd, Grid 6th
Toyota Toyota TF107
11 R.Schumacher 31 D 1997 163 6 27 6 19 8 324 21 401 WDC 4th(01-02)
12 J.Trulli 32 I 1997 164 1 7 3 10 0 175 10 147 WDC 6th(04)
Red
Bull
Renault RB3 14 D.Coulthard 35 GB 1994 211 13 61 12 37 18 513 60 895 WDC 2nd(01)
15 M.Webber 30 AUS 2002 86 0 1 0 3 0 69 3 5 Race 3rd, Grid 2nd
Williams Toyota FW29 16 N.Rosberg 21 GER 2006 18 0 0 0 0 1 4 0 0 Race 7th, Grid 3rd
17 A.Wurz 33 AUT 1997 53 0 2 0 0 1 32 0 0 Race 3rd, Grid 5th
Toro
Rosso
Ferrari STR2 18 V.Liuzzi 26 AUT 2005 22 0 0 0 0 0 2 0 0

Race 8th, Grid 11th 

19 S.Speed 24 USA 2006 18 0 0 0 0 0 0 0 0 Race 9th, Grid 11th
Spyker Ferrari F8-VII 20 C.Albers 27 NL 2005 37 0 0 0 0 0 4 0 0 Race 5th, Grid 13th 
21 A.Sutil 24 D 2007 - - - - - - - - -   
Super
Aguri
Honda SA07 22 T.Sato 30 J 2002 69 0 1 0 1 0 40 1 2 Race 3rd, Grid 2nd
23 A.Davidson 27 GB 2002 3 0 0 0 0 0 0 0 0 Race DNF, Grid 15th
Age: On Mar.18 2007
WDC: World Drivers Championship
GPs: GP Started races
Tyre: all Bridgestone
 
FIA REGULATIONS
2007 FORMULA ONE SPORTING REGULATIONS (Oct.30, 2006)
2007 FORMULA ONE TECHNICAL REGULATIONS (Nov.1, 2006)
 
2007予想
autosport.com18人のライターが今シーズンを予想。ドライバーズタイトルはライコネンが8票、マッサが5票、アロンソが4票。コンストラクターズタイトルはフェラーリが17票と圧倒。
Pos Driver Tot Comments
1 K.Raikkonen 76 フェラーリが独走してライコネンがマッサを抑える。(R.Barnes)
素性知るマッサが有利。(G.Freeman)
アロンソは完璧なドライバー、ライコネンは冷静になれるか?(M.Bishop)
コバライネンはレースに勝てる、フィジケラを追いやるだろう。(T.O'keefe)
2 F.Massa 67
2 F.Alonso 67
4 H.Kovalainen 17
5 L.Hamilton 14
6 R.Kubica 10
7 N.Heidfeld 8
7 G.Fisichella 8
9 J.Button 3

 

Pos Team Tot Comments
1 Ferrari 89 マッサはハミルトンより経験があるためフェラーリ有利。BMWはルノーと同じくらい速いが信頼性に難。(D.Smith)
1チーム独走はなく3強の争い。だがBS知識でフェラーリに分。(C.Scaborough)
ウィリアムズはシャシーでトヨタを上回り、全パッケージでホンダより上。(R.Stonefeld)
2 McLaren 69
3 Renault 50
4 BMW 41
5 Honda 13
6 Williams 5
7 Red Bull 2
8 Toyota 1
ドライバー別順位走行周(2007前半戦)

前半戦のドライバー別・順位走行周。順位は色で分けた。赤色は1位を走行した周回数。アロンソが最多の148周で、マッサが147周。ハミルトンは1位がライコネンより5周少ない104周だが、2位(茶色)は320周と圧倒的。2位はアロンソ118周、ライコネン81周、マッサ44周しかない。
1位〜3位(ピンク)の通算ではハミルトンが560周、アロンソ385周、マッサ345周、ライコネン279周。ハミルトンは全戦表彰台だが、全9戦の586周のうち、96%が表彰台圏内を走っていた。アロンソは66%に過ぎない。ハミルトンの強さの源泉は驚くほどの安定性に尽きる。

BMW(ハイドフェルド・クビサ)は4〜6位(オレンジ〜黄色)が多いのに対し、ルノー(フィジケラ・コバライネン)は4〜9位にまんべんなく多い。
第3グループはホンダ・トヨタ・レッドブル・ウィリアムズ。この中でウィリアムズが入賞圏内を走ることと周回数が最も多い。ロズベルグがブルツを大きくしのいでいる。このグループはQ3に入ることが目標となる。

第4グループはトロロッソ・スパイカー・アグリ。アグリは序盤に沸かせたが、第3グループとは力の差がある。佐藤の平均走行順位は14.1位で、15〜17位を走ることが多くなっている(青色系)。トロロッソは全チームで最も信頼性が低いが、走行中の順位は佐藤といい勝負になっている。

ドライバー別ラップタイム走行周(2007前半戦)

各レースのファステストラップに対しどれだけのタイム差で走る周が多かったかを示すレースペース。これを全9レースで通算した。
ハミルトンが+1.0秒のピークが最も高い。アロンソは+1.0秒と+1.5秒で山がならされた。レース中の速さでもハミルトンがアロンソをしのぐ。
フェラーリの二人は+1.0秒の山は同じだが低い。これはリタイヤがあったことを考慮してもまだ低い。これは後方で詰まることが多かったためとみられる。

BMWは+1.5秒にピークがあり、ルノーは+2.0秒と序列どおり。ウィリアムズのロズベルグがルノーと同等の走り。トヨタは速いときもあるが全体的に山が低く、遅いときもありすぎる。ホンダはさらに遅く低い。佐藤はバリチェロとそっくりな山を築いた。
 
PP・1周目1位・優勝
GP PP 1周目1位 優勝 コメント
オーストラリア ライコネン ライコネン ライコネン PP・1周目1位・優勝のパターンは
2007年17戦中11戦(65%)で見られた。
2006年18戦中8戦(44%)から増加してしまった。
レースは土曜で決まりつつあるのだろうか。

PPあるいはPPでなくても1周目1位・優勝のパターンは
2007年17戦中12戦(71%)で見られた。
2006年18戦中10戦(56%)から増加してしまった。
レースは1周目1位で決まるかのうようだ。
ピット戦略での逆転もほとんど見られなくなった。

PPで1周目1位は
2007年17戦中16戦(94%)で見られた。
2006年18戦中17戦(94%)と変わらない。
スタートで逆転は起きなくなっている。

F1は面白くない方向に進んでしまっている。
 
マレーシア マッサ アロンソ アロンソ
バーレーン マッサ マッサ マッサ
スペイン マッサ マッサ マッサ
モナコ アロンソ アロンソ アロンソ
カナダ ハミルトン ハミルトン ハミルトン
アメリカ ハミルトン ハミルトン ハミルトン
フランス マッサ マッサ ライコネン
イギリス ハミルトン ハミルトン ライコネン
ヨーロッパ ライコネン ライコネン アロンソ
ハンガリー ハミルトン ハミルトン ハミルトン
トルコ マッサ マッサ マッサ
イタリア アロンソ アロンソ アロンソ
ベルギー ライコネン ライコネン ライコネン
日本 ハミルトン ハミルトン ハミルトン
中国 ハミルトン ハミルトン ライコネン
ブラジル マッサ マッサ ライコネン
2007周回順位数


各ドライバーがどの順位を何周走っていたかを全戦で集計。赤色が1位、黒色が22位。線の長さは周回数に応じる。
1位は最多がハミルトン321周(12戦)、続いてマッサ300周(9戦)。この二人に離れてライコネン212周(10戦)、アロンソ203周(9戦)。1位の97%をこの4人で占めた。ほかにはコバライネン9周(アメリカとトルコと日本)、ヴィンケルホック6周(ヨーロッパ)、ウェバー5周(日本)、ハイドフェルド(マレーシアとスペイン)とベッテル(日本)が3周、フィジケラ(日本)とクビサ(中国)とクルサード(ヨーロッパ)が1周。雨が降らないと意外性は生まれない。

2位最多もハミルトンの311周。次点ライコネンの279周。アロンソは224周、マッサはがくんと落ちて120周。
3位最多はアロンソの272周。次点はマッサ224周。ハミルトンは184周に減る。ハミルトンは1位か2位ばかり走った。
表彰台圏内で合算するとハミルトン816周、アロンソ699周、ライコネン656周、マッサ644周。ハミルトンが抜きん出ている。
しかしハミルトンは4位以下がとても少ないことが、その順位に落ちた時に心理的に悪影響となった。

4位最多はクビサ246周。5位最多はハイドフェルド244周。6位最多もハイドフェルド171周。この辺はBMWのポジション。
7位最多はコバライネン125周。8位最多はフィジケラ129周。この辺はルノーのポジション。
入賞圏内で合算するとアロンソ1,006周、ハミルトン946周、ハイドフェルドが割って入って942周、ライコネン873周、マッサ834周。

全周回数ではアロンソが1,039周、ハミルトンが1,037周とマクラーレン2台の信頼性は随一。続いてハイドフェルド1,025周、コバライネン1,023周、マッサ1,002周、ライコネン982周。

平均順位はハミルトン3.32位、アロンソ3.42位、ライコネン3.95位、マッサ4.69位。マッサはオーストラリアとハンガリーで下位に沈んだことが響いた。
以下、ハイドフェルド5.37位、クビサ6.59位、ウェバー8.43位、フィジケラ8.62位、ロズベルグ8.98位、コバライネン9.40位、クルサード10.02位。
低迷した日本勢。トヨタはトゥルーリ11.62位、R・シューマッハ12.53位。ホンダはバトン12.19位、バリチェロ12.87位。
佐藤は14.91位で、リウッツィの14.71位といい勝負。スーティルの17.11位よりは良い。佐藤が最も多く走った順位は15位の141周。最高はカナダで走った5位の2周(完走6位)。山本は平均18.49位、中嶋は10.91位。
2007レースペース集計

全17戦で各ドライバーがFLに対して何秒違いのペースで何周走っていたかを集計。
マクラーレンとフェラーリの4人がFL+1秒のペースで200周前後を走っていた。ただしフェラーリは前半戦の信頼性不足でマクラーレンより周数は少ない。
ハミルトンはアロンソにやや上回っていた。マッサはライコネンをわずかに上回っていた。
BMWはFL+1.5秒のところにいる第3のチームとわかる。BMWはマクラーレンやフェラーリより0.5秒遅い。
ルノーとウィリアムズのロズベルグがFL+2秒、トップより1秒遅い。
レッドブルとトヨタも+2秒のところにいるが、いかんせん信頼性が低い。
FL+3秒のところにいるのがホンダとアグリの兄弟チーム。佐藤はバトンやバリチェロと同じようなペースで走っていた。

こちらは前半戦(第1戦オーストラリア〜第9戦イギリス)に限った集計。
マクラーレンは信頼性でフェラーリを上回っていた。
前半戦だけをとっても、ハミルトンとマッサがチームメイトより速い傾向にある。

こちらは後半戦(第10戦ヨーロッパ〜第17戦ブラジル)の集計。
フェラーリは信頼性を回復し、マクラーレンとの勝負に持ち込んだ。それでもFL+1秒はマクラーレンで、フェラーリは0.5秒遅い。
気になることは、アロンソがFL+0.5秒が極端に少ないことだ。アロンソは瞬発力でFLを出せるが、それに近いタイムが出せなかったことが後半戦での力強さに欠けた原因になった。
BMWはFL+2秒と前半戦より0.5秒遅くなった。このためルノーのコバライネンに近くなっている。フィジケラはチームメイトと差がつけられてしまった。
ロズベルグは年間を通してルノーと戦い、最後にBMWを射程圏内にとらえた。
トヨタは年間を通して山が低い。速いときもあれば遅いときもある。この原因を解決しないかぎり上位に進出できない。
ホンダは最後までFL+3秒から脱せなかった。
 
The autosport.com 2007 Top Ten
ドライバー 英オートスポート誌のライター20人が投票で選んだトップ10ドライバー。
1位は当サイトと同じくライコネン。ほかにベッテルが7位にランクイン。
なお、ベストレースは最終戦ブラジルGPが選ばれている。

メリノ「ライコネンは今年私が望んだスポーツマンとしてのすべてを持っていた。
彼は跳ね返す力があり、選手権の間ずっと平静を保ち、決してキレたりしなかった。」
フリーマン「新人ハミルトンは特筆すべき。アロンソはパフォーマンスでついに彼を上回れなかった。」
スカボロー「アロンソは序盤のハンドリング問題を克服した。」
メリノ「ベッテルは途中でトロロッソに入り、最も難しいレースだった日本と中国であわや表彰台だった。」
1 ライコネン
2 ハミルトン
3 アロンソ
4 マッサ
5 ハイドフェルド
6 ロズベルグ
7 ベッテル
8 コバライネン
9 クビサ
10 ウェバー
Driver's Eyes F1日本グランプリ 2007 富士
\3,990
このDVDは一見の価値あり。ドライの金曜、雨の土曜・日曜の各車載カメラ映像からなる。本放送も収録。
ハミルトンがなぜ速いかがわかった。富士の100Rで氷の上を走っているような状態でマシンの限界をコントロールする走りが見れる。100Rはこのレースのポイントになった。
一方、レースではハミルトンとクビサの接触はハミルトンが悪いこと、ウェバーとベッテルの事故はハミルトンが悪いこともわかる。
アロンソは水が少ない前車のわだちの後でなく、水の上を通るような不可解な走りを続けており、それが100Rでスピンしてヘアピン前でのクラッシュにつながった。
ほか、ライコネンが最終コーナーのカウンターで逆ハンまでいかないニュートラルステアにしてアクセルで向きを変えるというワザも見せる。
最終ラップでマッサとクビサの互いに相手をコース外に押し出すバトルも面白い。
AUTOCOURSE TOP10 DRIVERS
英国伝統の年鑑オートコース、編集者のアラン・ヘンリーが選んだトップテンドライバー、1位は英国のハミルトン。不振だったバトンも10位。
rank AUTOCOURSE autosport.com 当サイト評価投票
1 ハミルトン ライコネン ライコネン
2 ライコネン ハミルトン ハイドフェルド
3 アロンソ アロンソ アロンソ
4 マッサ マッサ クビサ
5 ハイドフェルド ハイドフェルド マッサ
6 コバライネン ロズベルグ ロズベルグ
7 クビサ ベッテル ハミルトン
8 ロズベルグ コバライネン コバライネン
9 ウェバー クビサ 佐藤琢磨
10 バトン ウェバー クルサード