◆家が完成するまでの期間
『設計期間』
設計には4ヶ月程度かかります。
「良い家」にするためには適正な期間と考えています。
(要望により期間は変動します)
急げば、2ヶ月程度で設計を完成させることも出来ますが、
設計内容の密度が低くなる可能性があります。
「あ、ここ失敗したな」「ここは、こんな風にすれば良かったな」ということが
起きてしまいます。これは、検討時間が短いからです。
考えたことを一度、忘れるくらいの時間があった方が良いと思います。
そうすると、熱くなった頭が冷えて、冷静な判断ができるようになったりします。
打合せは、通常、2週間に1回程度で行っています。
毎週でも良いのですが、お休みがなくなってしまいます。
家族サービスやショールームに行く時間も必要かと思います。
(場合によって、1週に1回の時もあります。)
打合せは、前回の打合せ内容の確認、図面化したものの確認、
パースにしたものの確認、新たな資料、カタログ等の説明を行っていきます。
『工事期間』
工事には6ヶ月程度かかります。
工事期間をもっと短くすることも可能ですが、工事が雑になったり、
ミスが多くなったり、職人さん達に余裕がなくなるので、6ヶ月程度を
適正な期間として考えています。
(仕上げの材料により、工期を短くすることもあります。)
住宅業者に「工事期間が短かったから、こんな仕事になったんだ!」とか
言われたら悲しいですよね。
「工事」は、住宅業者(工務店等)に行ってもらいます。
建主に、住宅業者と契約をして頂いて、私達が「工事監理」を行って
いきます。
私達は、契約期間内に、家が出来上がるようにポイントで工事監理を
させて頂きます。
基礎の配筋検査や上棟、筋かい、金物、断熱材を入れた時などポイントで
現場に出向き、チェックを行います。
建主とは、色決めの打合せや材料確認などを、必要な時に行っていきます。
住宅業者のペースで現場は進みますが、6ヶ月ほどで完成を迎えます。
『家が完成するまでの期間』
設計が始まり、家が完成するまでの期間として、10ヶ月程度を
お考えください。
設計・工事を、もっと早く行うことは可能ですが、これから、
何十年と住み続けていく家です。
特別な理由がない限り、慌てて作って、失敗したなということがない方が
良いかと思います。
わずか数か月、家が早くできたからと言って、その家で暮らしていく期間を
考えたら、本当に、わずかな期間を我慢するだけです。
そのわずかな期間を早めた為に、気に入らない家、良くない工事の家を
建てるのは、いかがなものかと思います。
昔は、家造りに1年掛けていました。それでも、早いくらいです。
木を乾燥させながら、材料を家になじませながらの作業をしていました。
現代は、作業効率も上がり、材料も変わったので、早く家を建てることが
可能になりましたが、慌てて良いことがあるのかどうか、ちょっと疑問です。
家を構成する材料は2万アイテムあると言われています。
それだけの材料を組み合わせる設計を行い、その後、本当にそれらの材料を
組み合わせて作って行かなければなりません。
当たり前に手間の掛かることです。良い家を設計し、作るということは、
時間が掛かるということです。
私達は、適正工期で、家を建てることをお勧めします。
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