あ行京 都 弁標 準 語 や 説 明
あいさ 間、時々、時折、たま
あいよ 足    ●幼児に対する語
あかへん だめだ、いけない      【類】あかん
あかる 「雨」があがる
あがる(上がる) 北へいく      ●住所や方向に使う【対】さがる
あかん だめだ、いけない、悪い ●「あく」の否定形【類】あかへん
あくち 口角にできる腫れ物(口角炎)
あこなる 明るくなる
あしあらい(足洗い) 慰労会
あじけない さみしい
あじない まずい、食べ物がおいしくない
あじもしゃしゃりもない 少しの味わいもない
あたん 仕返し、敵討ち
あて 私、酒の肴
あてもん 駄菓子屋の福引き
あないに あのように
あほらし ばからしい
あぼする 遊ぶ            ●幼児に対する語
あっぽ ばか、あほ         ●幼児に対する語
あらへん ない
あんじょう よく、うまく、上手に
あんなり あのまま
いいあい 口げんか
いかつい いかめしい
いかれこれ してやられた
いきる 調子にのる
いけず いじわる
いこす おこす(熾す)   ●他動詞
いこる おこる(熾る)   ●自動詞
いじましい 意地きたない
いっちょーら(一帳羅) 晴れ着
いちびる 調子にのってふざける
いてる 居る
いにしな 帰りがけ
いぬ 帰る
いーひん 居ない
いらう(弄う) さわる
いらち せかせかして落ち着きのない人、いらいらする人
いわす やりこめる
うさる(失さる) ありあまる
うっとこ 私の所、私の家
うなぎのねどこ(寝床) 京都の町屋のたとえ、間口が狭くて奥行が深いから
えぐい い辛い、しんらつな
えげつない あくどい、ひどい、強烈な
えずく はく、嘔吐する
えずくろしい 標準より度をこしている、毒々しい、気味が悪い
えらい 大変な、とんでもない、つらい、大勢な
えろう 非常に、はなはだ
おいしい うまい
おいでやす いらっしゃいませ、行く・来るの尊敬語
おいない おいでなさい
おいやす いらしゃる、居られる
おいど お尻
おいわいやす いただきます、正月3が日雑煮を祝うときにいう言葉
おうつり 贈り物を受けた時の返礼の品、半紙などを用いる  【類】おため
おかか かつおぶし
おーきに ありがとう、たいへん
おくどさん かまどの敬称
おくない ください  【類】おくれやす
おくれやす ください   【類】おくない
おけそくさん 仏に供える小さい餅、仏前に供える物
おこしやす いらしゃいませ   ●おいでやすより丁寧
おこた こたつ
おこぼ ぼっくり(木履) 【同】こっぽり
おっさん 和尚さん
おしたじ しょうゆ
〜おし 〜しなさい
おじや 雑炊
おじゃみ お手玉
おーじょうする(往生する) 困る、閉口する
〜おす あります、〜です、 【対】〜おへん
おため お祝いを受けた時の返礼、金額の1割がふつう  【類】おうつり
おっちん 座ること  ●幼児に対する語
おつむ あたま    ●幼児に対する語
おつれ 友達
おてもと 箸  ●近畿一円で使用
おはようおかえりやす いってらしゃい
おひつ 飯びつ
〜おへん ございません   【対】〜おす
おます あります  【対】おまへん、おへん
おまっとーさん お待ちどうさま
おまへん ありません  【類】おへん
おもる 物をおごる
おもろい 面白い
おやかまっさん おじゃましました  ●辞去のときのあいさつ語



京都弁 ・ か行さ行た行な行は行ま行や・わ行

京都訛り補足事項

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参考文献

京ことば玉手箱                加納 進著             Xユニプラン
●日本のことばシリーズ●京都府のことば   編者代表平山輝男        明治書院
分類京都語辞典               井之口有一・堀井令以知共編   東京堂出版