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治験例集 卒業論文集
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治験例集

5:坐骨神経痛編

氏名(イニシャル)    J    性別   女 年令 32才 職業 主婦
身長・体重  161cm  55s 嗜好 ビール1本タバコ5本/日       趣味 音楽鑑賞
主 訴 (医師による診断名) 右大腿外側のシビレ感
本件に関する医師による診断・治療は受けていない
その他の愁訴 特になし
病 歴 元来健康であるが2〜3日前から患部にシビレに似た違和感があった。特に思い当たることはないらしい。子宮内膜症の診察・治療を1年前から3ヶ月に一回のペースで婦人科にて受けているが、子宮・卵管・卵巣に筋腫や腫瘍性の疾患を含む異常はないとの事。腰痛の経験はほとんどない。
診 察 腰椎部、骨盤にサブラクセーションは認められなかった。若干患部の触覚・痛覚に感覚低下が認められるが、その他の部位の神経学検査は異常なし。大腿伸展テスト、SLRテスト及び下肢の筋肉群の徒手筋力テストで異常所見は認められなかった。月経時に下痢気味になることが多いが、通常便通は快調なタイプであるらしい。しかしこの3〜4日間は珍しく便秘気味であるとのこと。夫が自営業なのでよくその手伝いをするが、たまたま非常に忙しかったので生活リズムが狂い便秘気味になったと述べていた。腹部の触診において右下腹部(盲腸部)に5cm四方のシコリが確認できた。圧痛は軽度だが発赤・熱感はなく、比較的やわらかい。体重減少や粘液便・血便・リボン状便などの所見はない。血圧は正常で発熱・掻痒・不正出血・帯下異常などは認められない。
聴診上腹部血管の異常雑音は認められず、グル音は40秒以内に認められた。打診で患部付近は濁音。触診では筋性防御・反跳痛は認められなかった。
治療・経過 内臓マニピュレーション = 小腸・大腸の平滑筋テクニックと自動力テクニック及び回盲部のテクニック

施術直後より大腿外側の違和感はほぼ解消された。
治効理論・根拠 大腿外側は脊髄神経では腰椎1〜3番の神経が支配してい1〜3の範囲というより、外側大腿皮神経の領域であることと、腰椎部に異常は確認できなかったので右下腹部内において外側大腿皮神経が便の塊によって刺激を受け症状の発現につながっているものと推定した。患部付近の消化管の平滑筋を刺激し、又は自動力テクニックで消化管が本来有する”消化間欠伝播性収縮”を活性化させることで、便通を改善し便塊による神経刺激を緩和できた為症状改善につながったものと推定する。但し普段から婦人科に通院しているが、年の為に同院にて診察することを勧める。

 

氏名(イニシャル)     U 性別   男 年令  58才 職業 弁護士
身長・体重  170cm  67s 嗜好

ビール1本/日  

趣味 ゴルフ
主 訴 (医師による診断名) 腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛・腰痛
医師による診断・治療を受けている
その他の愁訴 高血圧
病 歴 特に思い当たる原因もなく1~2年に一度は腰痛を経験していたが通常は1ヶ月で自然治癒していた。ところが今回はそれが長引き、さらに悪化してきたので整形外科を受診すると「正中ヘルニア」と診断された。手術の必要は現段階ではないとのことで、消炎鎮痛剤と筋弛緩剤などの処方を受けている。就寝中も寝返りなどの際疼痛で目が覚める。食後特に腹いっぱい食べた時に疼痛増強。整形外科の初診より2ヶ月以上経過したが改善の見込みが感じられなかったので本院に来院された。喫煙は2年前よりやめている。
診 察

初診時の姿勢は20度ほど前傾姿勢でマイナーサインを示していた。疼痛部は主に第5腰椎~仙骨部。姿勢により左側又は右側のハムストリング筋~下腿三頭筋(大腿後面~ふくろはぎ)に疼痛とスパズム(ツッパリ感)が起こる。特に寝返りの時下肢の疼痛が悪化する。触覚・痛覚などの神経学検査は異常なし。左右の腱反射は+。バビンスキー反射は陰性の所見だったが右側では微妙な反応であった。デジェリン3兆候は陽性。間欠は行は陽性で20分歩くと前かがみの姿勢をとる。SLRテストは60度で陽性。べヒテルーテストは陽性。第5腰椎の押圧で軽度の不安定と圧通がある。プールで泳ぐと楽であるがプールから出るときが痛くなることが多い。フラット面での歩行はつまずかずに歩ける。ボタンの着脱や尿の所見にも問題はなかった。後脛骨・足背動脈の脈拍はしっかりしている。

治療・経過

腰椎牽引 = 15分程度の牽引を当初は2~3日おきに施術。症状改善につれて1週間~10日間へと延ばしていった。
2ヶ月半でほぼ症状は消失したので治療を終了した。
治癒経過は2回目就寝中の いびき低下。
3回目就寝中の寝返りによる疼痛減少。車の運転時の疼痛減少。
5 回目間欠は行の消失。
11回目仙骨部の違和感消失。15回目プールから出ても疼 痛はほとんど感じない。
17回目疼痛はなく歩行も前傾姿勢なくスムーズに歩け る。
この間に整形外科で二度レ線・MRIなどの検査を実施した。1回目はほとん ど変化がなかったが、2回目の検査ではヘルニアはかなり小さくなっていると説 明された。整形外科医の判断もあってゴルフをしたが、問題なくプレーできた。

治効理論・根拠 椎間板ヘルニアは治療(手術など)をしなくても通常2~3ヶ月で自然に治癒する。免疫系の細胞がヘルニア部を貪食処理してくれるからである。しかし本患者は2ヶ月たっても逆に悪化しているので何等かの処置が必要かもしれない。ただ所見よりミエロパシーの危険もあるので専門医との連携をとりつつ施術する必要がある。この際の治療理論であるが、牽引で椎間板内圧を低下させることで体液を椎間板に吸収させる物理的力を利用している。当然この治療法は整形外科病院などにある牽引機械でもOKである。しかし人の手によって力や方向性(ベクトル)を修正しながら施術するほうが効果が期待できると考える。

 

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