氏名(イニシャル) |
G |
性別 |
男 |
年令 |
19才 |
職業 |
学生 |
身長・体重 |
170cm 60s |
嗜好 |
特になし |
趣味 |
特になし |
主 訴 (医師による診断名) |
腰痛
医師による診断・治療は受けていない |
その他の愁訴 |
特になし |
病 歴 |
2年前にも重たいものを挙上した際に腰痛を経験したが、その後たまに異和感があった。最近はずっとましだったが大阪での学生生活の中でずっと座っていると腰痛が出だした。この1ヶ月では座って1分で腰痛が出るようになった。立位や臥位では発症しない。 |
診 察 |
腰痛部位は第5腰椎の左右。神経学検査は正常で理学検査ではエクステンションテスト=右+、SLR、パーカッション、アンビル、パトリックテストなどは−。腰部の後屈で腰痛が再現された。カイロ的には腰椎3,4,5番のセグメントで右回旋制限、胸椎9,10,11番のセグメントで右回旋制限が認められた。右ハムストリング筋、腰部の背筋にスパズムと圧痛がある。 |
治療・経過 |
・アジャスト(矯正) = 腰椎と胸椎のサブラクセーション(回旋制限部)
・牽引 = 腰椎部アジャストによってほぼ腰痛は解消した。 |
治効理論・根拠 |
頭部・体幹の体重は脊椎の椎体で70%、椎間関節で30%を支えているといわれる。しかし腰椎・胸椎のサブラクセーションや側湾などでは、体幹の重心を移動させその結果椎間関節への体重負担が増すことがある。それによって今回のケースでは特に第5腰椎部の椎間関節にそのストレスが集中し、疼痛の原因になったのかもしれない。アジャストで上記のストレスを改善することで、疼痛刺激が改善され腰痛が緩和した可能性が考えられる。 |