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治験例集 卒業論文集
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治験例集

2:アレルギー編

氏名(イニシャル)     N 性別   男 年令 29才 職業 医科大学研究員
身長・体重  176cm 77s 嗜好  特になし       趣味 特になし
主 訴 (医師による診断名) アトピー性皮膚炎
医師による診断・治療を受けている
その他の愁訴 特になし
病 歴 小学校当時からアトピーであった。ステロイドを含む様々な治療を受けてきたが、現在はステロイド系の塗付薬を常用している。
皮膚炎の部分は顔面・頚部・上肢・下肢をはじめほぼ全身で、我慢できないときに薬を使用している。
診 察 皮膚炎の部分はアトピー特有の赤みのある湿疹が全身的に発症している。
臍部より下の小腸にスパズム(?)のような緊張がみられた。
左右の1〜3肋軟骨部分にフィクセーションと圧痛が認められた。
治療・経過

内臓マニピュレーション = 小腸平滑筋・胸腺


一週間に一度のペースで行った。治療開始1ヶ月頃から下腿の湿疹が改善してきた。3ヶ月頃には顔面と上肢の湿疹がごく経度に残っているだけで、その他の部分を手でかくことは激減した。しかしそれ以降は完全には改善しなかったのでカウンセリングを勧めたが、本人の承諾が取れなかったので上記の施術のみを続けた。本人がアメリカの大学に留学が決まったので施術はそれで終了した。

治効理論・根拠 アトピー性皮膚炎はIg-E産生型Bリンパ球とヒスタミン類を多量に含んだ肥満細胞そして抗原の3者が関係するT型アレルギーといわれている。Bリンパ球は鳥類ではファブリキウス嚢と呼ばれる器官で産生されることがわかっているが、鳥類以外ではよくわかっていない。しかしヒトでは小腸のリンパ集合である「パイエル板」がその器官としている学説もあるので、内マニで小腸部のスパズムを改善することで何らかのアレルギー反応を沈静化(例えば活動電位閾値の上昇など)できているのかもしれない、と考え施術した。

氏名(イニシャル) E 性別   男 年令 職業 学生
身長・体重 176cm  65s 嗜好  特になし       趣味 特になし
主 訴 (医師による診断名) アトピー性皮膚炎
医師による診断・治療を受けている
その他の愁訴 特になし
病 歴 中学生のころから本疾患になりステロイドを含むいくつかの治療を受けてきた。高校を卒業し大阪の専門学校に進学したが、本疾患を理由にたびたび郷里に帰り学業もおろそかになっていた。就寝中に皮膚をかきむしりベッドが血でいっぱいのことも多いらしい。当初は整体によるアトピー治療を希望したが、我々の勧めもあって心理カウンセリングで治療することになった。
診 察 顔・頚部・肘部を中心にほぼ全身にアトピー性の湿疹が認められた。臍部のスパズムと圧痛は軽微ながら認められた。先日本疾患を理由に帰省したが、それだけでかなり改善していたらしい。心理面では一つの物事を内向的に探求することは得意且つ好きであるが”負けを体験したくない”という理由で他者と物事を競い合うことに嫌悪感を示し、「体調の不調でそのストレスから逃げられる」という結果学習を経験している様だ。

治療・経過 3ヶ月に亘り10回のカウンセリングを行った。1〜2回目は自己の心理的状況について話し合い、3回目に「敗北の恐怖を避ける」というライフスタイルである、という結論で一致した。4回目では「他者との協調の仕方がわからない→自分のことしか考えていない」という洞察へと導かれていった。5回目では「今までは自分は何もせずに他者が変わるべきだ」と考えていたことを暴露し、その後「自分は何をすれば他者に貢献できるのか・・・」というテーマで話し合っていった。6回目以降はその具体的な貢献内容を身内や友人に対して実践・練習していった。この頃から痒みが改善していき、掻把することが以前の五分の一まで減少した。普段の生活では他者から”たのまれ事”を受けることが増え、それが楽しく鳴り出していた。夢の内容も変わり、夢を見た後は気持ちの良い気分のことが多くなった。カウンセリング終了時前後は日によってアトピーの具合は少し変動していたが、終了後約1ヶ月目には完全に消退していた。
治効理論・根拠

アトピー性皮膚炎はIg-E産生型Bリンパ球とヒスタミン類を多量に含んだ肥満細胞そして抗原の3者が関係するT型アレルギーといわれている。肥満細胞は通常血管内壁の自律神経付着部に定着し、同神経からSPが分泌されることで組織に遊離しBリンパ球=抗原と反応しやすくなると考えられている。詳細は不明だか、「ある種の精神的ストレス=不必要な活動電位は血管への自律神経からSP(サブスタンス-P)分泌を促進させT型アレルギー誘発を助長するのではないか・・・」と考え心理カウンセリングを試みた。

≪アトピー体質になりやすい「病前性格」についての研究論文は卒業論文の項を参照ください。



氏名(イニシャル)    O   男 年令  27 職業 鍼灸師
身長・体重 180cm  75s 嗜好  特になし       趣味 特になし
主 訴 (医師による診断名) 手・指のかぶれ。
医師による診断・治療を受けていない。
その他の愁訴 特になし
病 歴 右手の第1〜4指の掌面にピンクから赤色に近い発疹が1年以上前から発症していた。痒みの程度は軽い。
診 察

右利き。全身的には発疹は認められない。消化器症状はない。喘息・咳・くしゃみなどはない。蕁麻疹様の発疹もない。目・耳・鼻などの症状も認められない。レイノー症状は認められない。関節痛・筋肉痛のたぐいもない。
既往歴・家族歴は不明。

治療・経過

内臓マニピュレーション = 胸腺  初診時に1回施術。

1週間後に来院したときにはほとんど改善していた。

治効理論・根拠

全身的に無く、消化器症状や目・耳などの所見も無いので、アトピー皮膚炎や食事(消化管)アレルギーなどは考えにくい。レイノー症状や筋・関節痛もないので皮膚筋炎などの可能性も低い。
患者は鍼灸師であり、発症部位が常に鍼=金属に接触してている右手・指に限局している病歴・所見からW型アレルギー「接触過敏症=金属アレルギー」と考えた。
W型アレルギーはT型=アトピー型と異なり、主にTリンパ球が中心となる炎症反応といわれている。
Tリンパ球は骨髄で産生され後、心臓の上にある「胸腺」で免疫細胞としての教育を受けると考えられている。
よって同部の緊張は胸腺の過敏につながると考え、胸腺(胸骨の上部)のマニピュレーションを行った。

 

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