2003年12月 メキシコ、レイク・エルサルト釣行記 |
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「レイク・エルサルト釣りレポート」 [大阪府・田村様]
2003年12月 メキシコ、レイク・エルサルト
2003年 年末パパロタ軍団の三澤&田村組の田村です。
今回の釣り旅行に関するメールのやり取り等は、すべて相方に任せていましたので今回が初メールになります。
本当にこのたびはありがとうございました。何から何まで手続きしていただき本当に感謝しております。
相方が4年前にレイクエルサルトに行き、そのときの話を聞かされ、俺もいつかは!!と思っているときに相方からこちらのHPを紹介され、相方がメールをやり取りして、本当にメキシコに!エルサルトに行けるぞ!!!
俺たち以外にも同じ時期に行く人もいるらしい!!なかなか心強い。準備万端?!整えて、いざメキシコ・エルサルトへ!!
さて、今回の我々の釣りは、12月23日〜1月2日の日程で釣り自体は、現地時間の12月25日〜30日の6日間。以下が今回の釣りレポートです。
23日 日本-LA(ハワードジョンソンホテル)
荷造りをして関西空港まで行くとき、一番困ったのがロッドケース。7フィートのロッドを入れているのでかなり長くなり場所をとってしまったためバスや電車の中で周りの人たちにかなり迷惑をかけてしまい、白い目で見られるし・・・・。
エスカレータでホームへ上がっていると後ろで「バキィ!!」と大きな音がして振り返ると相方が顔面蒼白!。ロッドケースが大破している!!
ロッドケースを立てていたため、天井につっかえてしまい・・・。それより、ロッドは!?
中を開けてみると、よかった!!ロッドは無事だ!!!!!釣り出来る!!!
ここで助言その1.
駅などの移動では、エスカレータよりエレベーターを使いましょう!!周りにも迷惑かけないし!
そんなこんなで何とか関西空港に到着し飛行機に乗りいざLAへ!!
LAに到着してホテルにTEL!!テープが流れるがなに言ってるかチンプンカンプン。2人して途方にくれる・・・・。こまった相方がインフォメーションへ!!
日本語が喋れる人だったので事情を話したら、ホテルへ電話してくれてなんとかシャトルバスを呼ぶことができた。本当にインホメーションのおばちゃんに感謝です。
ここで助言その2.
困った時はインフォメーションへ!!それも東洋系の人を探しましょう!!日本語が喋れる人が多いようです。
ホテルに着いて周りを散歩して・・・。
ここでお店情報(ハワードジョンソンホテル近く)
セブンイレブン・シーズラー・バーガーキングの前を通り過ぎホテルから5〜10分ほど歩くと線路に突き当たり、左を向くと!サブウェーの隣に牛丼の吉野家が!!メキシコで食事が合わなかった人お試しあれ!!
24日 LA-マサトラン-パパロタ・ロッジ
飛行機が朝7時すぎに出発なので5時にホテルを出て、空港に着いてびっくり!!すごく込んでいる!!クリスマス休暇のせいか!!急いでX線検査機の列に並ぶ。テロ対策のため検査終了後は自分の荷物に触れない!!
人だけが航空会社のカウンターに並び荷物は別の場所に係員の人が運んでいき、チェックインが自分の番になると係員に自分の荷物を指示してカウンターまで持ってきてもらう。その間、一切自分の荷物触れません!!
検査の前にもう一度荷物のチェックを忘れずに!!そんなこんなで通関を経て飛行機の前に着いたのが出発15分前!!
なんとか間に合い飛行機に乗り込み、いざメキシコへ!!途中ラパスにて入国検査を受けてマサトランへ到着。
空港には、ifishmexicoの人が迎えに来てくれていて、その日の夕方到着するもう一組を待つ間に昼食やマサトランの市内観光ツアーに参加させてくれました。ほんとに感謝感謝です。
夕方もう一組の人たちと合流してからロッジへ!ロッジに到着すると、マネージャーのスイギスが迎えてくれ、さっそく夕飯をいただき明日の本番に備えて早めに休み・・・のつもりがなかなか寝られず・・・。
25日 レイク・エルサルト
初日、私たちは英語エキスパートガイドを頼んでいたのですが・・・。いきなりディープやし・・。ぜんぜん釣れない・・・。朝一からセンコウのワッキーリグを指示してくるし・・・。こちらはこちらで指示されたものをすぐにやめ、ほかのルアーを使い始めるし・・・。
昼前にシャローに移動して数釣りをして、「午後からも数釣りをするか?」と聞かれたのでYESと答え、昼食を食べに一度ロッヂへ。昼からも数釣りをしたのだが、最大で45cm、そのほかは20〜30cm・・・・。初日は、2人あわせて30〜40匹程度・・・。
ロッヂに帰ってから2人で相談してエキスパートガイドをキャンセルしてノーマルガイドにチェンジしてもらうことに・・・。1日150ドルは、やっぱり高い・・・。それに、あまり釣れなかったし・・・。
26日
朝食を食べ終わると、マネージャーのスイギスからガイドの件でフォローが入る。
「不満などがあればどんどん言ってくれ。そうでないとお互いに理解できないし、お互いにパッピーになれない。大物はディープにいてスイムベイトが一番だ。ただし、1日1,2本釣れるか釣れないかだ!!」。なるほど、昨日のガイドは大物を釣らせようとしていたのに、私たちがそれを理解できずにいたのだ・・・。そういえば、昨日の午後からガイドは、ため息ばかりついていた・・・。
気をとりなおして、2日目の釣り開始!!ガイドもノーマルガイドに代わる。会って見るとかなり若い、ちょっと不安・・・。名前は、ベトン。年齢は21歳!やっぱり不安・・・。
朝一少しシャローで10匹前後釣り、ディープへ。移動してまたディープ、次もディープ、バイトもないので少しシャロー、そしてまたディープ。どうやら、このガイドも大物メインらしい。ディープ8シャロー2の割合。当然、数は・・・。大物も・・・。
そして、午後5時、ボートランプすぐのディープへ、実績もあり釣れたらほぼ大物!!もちろん、スイムベイト!!
ポイントへ着いて2,3投目。コツ、コツ!!来た!!!スイムベイトでの初バイト!!もう一度、コツ!!
よっしゃ!!おもぃきりあわせる!!ガイドも焦る!2,3回しっかりフッキングして、リールを巻く。思ったより簡単に上がってくる。
しかし、重い!かなり重い。はじめて感じる重さ。そして、ボートに近づくと狂ったように暴れだす、ラインがボートの底と擦れている。
竿先も真下に向いている。ラインとロットが!!そして、バシャン!「デ、デカ!!」。ガイドがネットですくいあげ、思わずガッツポーズ!ガイドとハイタッチ!
60cm 9.6ポンド。やっぱりデカイ。3日目は、これにて終了。大満足!!
27日28日
2日とも朝一はトップウォーター。20cmばかり・・・。大きくて40cmが1匹・・・。そして、ディープへ!!
しかし、2日とも大物はでず・・・。かなりつらい釣りでした。
29日
大物オンリー狙い!!1日中スイムベイトを投げまくる・・・・。不発に終わり撃沈される。
相方は、40cm前後を4本ぐらい釣ったけど、私は坊主に終わる・・・。エルサルトまできて坊主かよ!!
30日
泣いても笑っても最終日。午前中は、数狙い。午後は、大物と決めて、いざ出船!!まずは、トップウォーター!!釣れるのは、20〜30cm。次にクランクベイトにバイブレーション!やはり20〜30cmばかり。次は?スイムベイトにディープクランク?あれ?数狙い??あまりに小さいのしか釣れないので変更か?次はワンドの奥に入りクランクベイトにバイブレーション。しかし釣れない。そして、ディープへ。
午前は、数狙いと決めていたが、小さいのしか釣れないので2人で相談。大物に変更!!しかし、午前は釣れずに終了。
午後、スイムベイトにすべてを賭ける!!ディープを何箇所か回るが釣れない・・・、時間が・・・・。
そんな時、ガイドから情報。ほかのボートで午前中、スイムベイトを底から50cm前後ほど浮かせスロースイミングさせて、
大物を3本あげた。底じゃないんかい!!今まで底って言ってたやんか!!時間がもうない!!
スロースイミング!スロースイミング!スロースイミング!が、時すでに遅し・・。残念。
感想(田村)
今回の釣りは、2日目の大物が釣れたとき以外、非常につらい釣りになりました。
トップやクランク、スピナベなどでもっと数と大物がでると思っていたので、スイムベイトオンリーのスローな釣りはかなりつらかった・・・。
ちなみに私のヒットルアーはクランクのCB-250ナチュラルカラー、黒の半透明に銀のラメ入りジャンボグラブ、4インチのスイムベイト・ギルカラー(大物1匹のみ)・・・。以上、ほんとに数釣ってないんです。
ここで、ルアー情報!!
大物はスイムベイト!!4〜5インチのナチュラルカラー1日3〜6個必要(根がかりしてなくします)!!
ワームはセンコウの4〜6インチ、ノーシンカーのワッキー(ガイドが薦めます)。色はウォーターメロン・ナチュラルカラー。プラグ系の色は、ナチュラルカラーやメタリック。あまり派手な色は、ガイドも薦めませんでした。
ガイドについては、英語エキスパートガイドは英語が話せるだけ、という感じでした。ほかの2組の日本人のガイドはノーマルガイドで英語はぜんぜん話せない人で、コミュニケーションをとるのが大変そうでしたが、ガイドとして英語エキスパートガイドより劣るわけでもないようでした。ガイドによって大物メインと数釣りメインに分かれるようです。釣り方をガイドにまかせきりだと自分たちのやりたい釣りが出来ない可能性がでてきます。しかし、ノーマルガイドだとコミュニケーションがとれず、こちらの意思が伝わりません。そこで、マネージャーのスイギス(写真の赤い服の人)の登場!!
朝食の時に自分たちのやりたい釣りをスイギスに伝え、スイギスがガイドに伝えてくれます。釣れたか?大物は?毎日気にしてくれて・・・。大物が釣れず、スイムベイトを持ってないと、どこからか調達してくれる。そこで!困ったときは、スイギスへ言え!!
ロッジのスタッフも気さくな人ばかりで食事もおいしかったです。もしまたメキシコに釣りに行くときは、違う時期にも行きたい。そして、もっと数を釣りたい。その時は、またおねがいします。
[管理者より補足]
9.6ポンド!あとちょっとで10ポンド。惜しい!でもすごくいい魚です。これくらいの魚になるとめったに釣れません。
大物釣りと数釣りは基本的に両立しませんので、こういう大物を狙う場合はどうしても「数」は捨てなければならなくなります。バクチみたいなところもありますが、辛い釣りでもこういう大物が釣れれば苦労も報われるというものです。
今回、昨年末のほぼ同じ日程でエルサルトの同じロッジに行かれたグループの釣行記を全部で4つ掲載することが出来ました。わざわざ時間を割いて詳しくレポートしていただいたそれぞれのグループに改めて感謝致します。
こういう機会は大変貴重ですので、読者の皆さんにも非常に参考になると思います。ぜひ再度4つの釣行記を読み返してみて下さい。たとえ同じ時期、同じレイク、同じロッジで釣りをしても、みんなが同じような釣果になるわけではないことがおわかりになると思います。人それぞれで釣り方が違いますし、大物が「釣れる」「釣れない」は「紙一重」の部分もあります。当然「運」もあります。
メキシコは確かに「日本より遥かに高い確率」で大物を期待出来ます。でも、「誰もが釣れるというほど甘くはない。」ということだと思います。メキシコ釣行を計画中の方は日本人にありがちな過剰な期待は持たず、気を引き締めて「デカバス」との闘いにのぞんで下さい。(→海外のほうが大物が釣れるの?)
■年末4部作
・「パパロタ軍団 ”切り込み部隊”
レイクエルサルトへ出陣」
・「レイク・エルサルト釣りレポート」
・「パパロタ軍団、エルサルトに出陣」
・「嗚呼!! 楽しくも悲しいレイク・エルサルト」
メキシコではこんなのが相手。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
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