ヤクルトスワローズ★
セントラル・リーグに在籍する日本のプロ野球球団のひとつ。
ヤクルトの前は「国鉄スワローズ」と言って国鉄が球団を経営していた。
「スワローズ」という名前になったのは、戦前の特急史上に名高い「つばめ」から来ているらしい。
現在では鹿児島本線を走る特急の名前とJRバスのマークに「つばめ」が使われている。
やっぱ新幹線だったんじゃないっすか?★★★(首都圏は★)
JR東日本の1999年度冬のCMの名文句。
近年、低迷している鉄道利用のスキー客を呼び込もうとして画策された。
内容は、往路編と復路編の2部構成になっており、スノボーをしに行く先輩と後輩のやり取りが中心。
往路編は、
雪道でチェーンを巻いている先輩に対して、
後輩「まだっすか〜?やっぱ新幹線だったんじゃないっすかね〜。まずいっすよ〜。どんどん抜かされていきますよ〜。」
先輩(チェーンを巻くのに苦労していて)「あ〜〜〜〜。」
後輩「リフトとか混んじゃいますよ」
と言って車に寄りかかると、その勢いで車が滑り、谷底に墜落、炎上!!!!
「お、おい、お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」先輩(車の持ち主)の叫び!
そこで後輩が一言「やっぱ新幹線だったんじゃないっすね」
Come on! Come on!! Come on!!! Snow Training
復路編は、
遅くまでスノボーをしていた先輩に対して、
後輩「早く帰んないと渋滞になっちゃいますよ。」
案の定、渋滞。
後輩「スゲェ渋滞。やばいっすよ〜。やっぱ新幹線だったんじゃないっすか〜?」
先輩「しつこいな〜、お前!」
後輩「うっ。異常にションベンしたくなってきた。」としきりにトイレに行きたがる。
先輩「我慢しろ〜!!!」
場面が病院に切り替わり、
看護婦「ど〜して、こんなになるまで我慢してたの?!」
後輩は担架の上で「やっぱ新幹線だったんじゃないっすかね」
Come on! Come on!! Come on!!! Snow Training
先輩と後輩のやり取りが面白い。「〜っすね」というやる気の無い言いまわしが余計おかしい。
往路編で悪いのは明らかに後輩なのに、どうして復路編で一緒にいるのだろう?
そして、往路編で車が炎上してしまったのに、復路の車はどうしたのだろう?
そんなに早く保険が下りたのか?いや、スキー場なんかに車販売店なんてあるのか?
と様々な疑問が生まれてくるが、それは置いといて、純粋に笑おう。
ちなみに、後輩の名前は「青木」らしい(ロングバージョンで、担架で運ばれる後輩に対して先輩が叫んでいる)。
新聞やテレビででも取り上げられる評判ぶりだが、一部には車愛好者を馬鹿にしているとの声も。
これでガーラ湯沢などへ列車で行くスキーヤーが増えたかどうかは不明。
また、先輩と後輩の仲がその後どうなったかも不明…
山手線★(平14・11・3)
日本で一番有名な路線かもしれない。
ほとんどの駅の乗降人員が10万人を越え、いつも混んでいる。
中でも新宿の140万人、池袋の120万人、渋谷・東京の80万人は圧巻(もちろん他路線を含めての数です)。
その為か、日本で一番儲かっている路線である(100円の収入に対して40円程度の支出)。
現在の3桁の車両形式になってからは、
第1世代として101系8両編成が走っていたが、
変電所の容量不足のため、限流値を押さえて加速度2.0程度に抑えてしまった。
そのため101系は「高性能車」とは呼ばれず、「新性能車」と呼ばれていた。
第2世代としては団塊の車両と呼ばれる103系ウグイス色10両編成が走った。
混雑路線ということで、国鉄の普通列車として初めて冷房車が導入されたが、
末期の財政危機の中での置き換え・改造であったために、両端の3両が冷房車、真ん中の4両が非冷房車という編成も多かった。
結局、205系の増備によって、103系全車が冷房化されることはなかった。
第3世代として205系10両編成が導入されたが、平成の世になってから6扉車を加えた11両編成になっている。
6扉車は無声の液晶テレビが付いており、いろいろな情報を提供してくれるが、
ラッシュ時には、なけなしの座席(扉間3人掛け)が収納されてしまうのが腹立たしい。
ステンレスボディだが、103系以来のウグイスの帯を巻いた車両を使用している。
現在では第4世代として209系500番代が増備され、205系を他の線区の103系置き換えとしている。
500番代とされたのは、京浜東北線や中央・総武緩行線と違い、6M5Tの強力な編成で走らせているためである。
ただし6扉車は10両目の他に7両目にも組み込まれて、1編成につき2両となった。
また山手線の6扉車は、これまた京浜東北線や中央・総武緩行線と違い液晶テレビがついている。
この液晶テレビも進歩しているようで、画質も非常によくなり、つくづく日本の技術の素晴らしさを思い知らされる。
帯の色もウグイスを使用していて、これは今後も変わることはないだろう。
なお101系登場時はウグイス色ではなく、中央・総武緩行線、南武線、赤羽線で使用されていたカナリア色を使用していた。
またJRが発足した時はカラフルトレインと称して、103系5色を2両ずつ連結した列車も走った。
ほとんど全ての列車が何週もグルグル回っているのだが、
ラッシュ時や早朝深夜には、車庫のある大崎や池袋止まりというものが時々あるので注意が必要。
グルグルといったが、山手線の正式な区間は品川〜田端であり、
田端〜東京は東北本線の線増、東京〜品川は東海道本線の線増というのが正解である。
130円でずっと中にいられるから、ホームレスの人もよく乗っているのを目撃する。
ムーンライトながらが東京に着いて(4:42着)から時間があるときは、しばらくここで休むのが無難。
私は1限(8:50開始)に出席するために、山手線で1週半ほど寝ていた。
優先席★
英語表記では「Priority Seat」で、直訳すると「弱者席」。
かつては「シルバーシート」と呼ばれていたが、近年この呼び名に変えられつつある。
もともとシルバーシートというものは、中央線にあった女性専用車両というものに端を発している。
ところが当時の車両は非冷房で、夏ともなると暑さと化粧の匂い(こちらも厚さか?)で気分が悪くなる人が続出!?
ということでこの車両は廃止されて、各編成の先頭車2両の妻部に、老人用の席として「シルバーシート」が設けられた。
ここで注意したいのは、現在我々が使っている「シルバー」という言葉は「シルバーシート」からできた単語であること。
では、何ゆえ「シルバーシート」という呼称になったのか?
それは、敬老の日にお披露目をしようとするものだったが、その日の直前になってこの座席を作ることが決められ、
その時にあったシートの布地が新幹線用の「シルバー」のものしかなかったからである。
それが定着して、その後、「シルバー世代」などの言葉ができてきた経緯がある。
しかし、「シルバーシート」では老人しか座ることができず、妊婦や赤ちゃんを連れた人、怪我人などは座ることができない。
それらの人に配慮するためにも、「優先席」と名前も変え、マークも変えたのである。
しかし、弱者でもないのに優先席に座る人も多く、なかなか外国のようにはいかない
(外国では「Priority Seat」に座っていると、周囲から注意されるらしいです)。
それに業を煮やしたのか、阪急では全座席優先席を呼びかけているらしい。それもまた急すぎるような…。
優等列車★(平14・11・3)
各停や普通といった全駅停車を基本とした列車以外の、停車駅を限定した列車。準急、快速、急行、特急など。
最近では停車駅も多様化し、区間準急、快速特急、通勤特別快速、区間快速急行なんていう変わり種も。
ここまで来ると、もう勝手にしてくれという感じである。
ちなみに、急行はExpress(Exp.)、特急はLimitted Express(Ltd.Express)、準急はSemi Express、
快速はRapid、快速急行はRapid Express(そのまんまやん)、新快速はNew Rapid(これもまんま)、
特別快速はSupecial Rapid、通勤快速・急行はCommuter Rapid・Expressとなる。
また、一番種類の多いのは西武池袋線で、区間準急、準急、通勤準急、快速、通勤急行、急行、快速急行、特急の9種類である。
輸送密度★★★(平14・11・3)
1日1キロあたりの平均輸送人員。
1日の輸送量×1人あたりの平均乗車キロ÷路線のキロ数。
だいたい2000人を境に存続か廃止かが決まるようだ。
ただし大都市圏では数万から10万人以上、
山手線(品川〜田端)にいたっては平成8年度のデータで96万にもなり、混雑率の方が目安になる。
5000人くらいあれば設備投資なども行えるようだ。
遠州鉄道でちょうど1万人くらい、地方鉄道にしては優良である(さり気なく遠鉄ファン?)。
輸送量★★★(平14・11・3)
輸送した旅客の総人数。
1時間あたり、1日あたり、1年あたり、というように使う。
1時間あたりの場合、朝ラッシュ時の最混雑区間のことを言うことが多い。
例えば平成8年度の山手線(品川〜田端)内回りは、
最混雑区間が代々木→原宿で、8〜9時の1時間の輸送量は73900人になる。
これがどんな数字かと言うと、東京都の狛江市の人口に相当するのである。
つまり狛江市民全員が1時間のうちに全員市外に出てしまうのと同じことなのである。
輸送力★★★(平14・11・3)
輸送できる能力。1時間単位で使うことがほとんど。
通過車両数×その車両の定員、で求める。
例えば平成8年度の山手線(品川〜田端)内回りは、
最混雑区間である代々木→原宿を朝ラッシュ時は2分30秒間隔で走り、1時間で24本が走る。
1編成は11両で、1両の定員は約140人である(「約」と付くのは、先頭車と中間車で定員が違うため)。
つまり輸送力は、11両×24編成×140人で36960人となる。
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