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 7/30 お金が欲しいから

リンクしてください……とのメールをもらうことが多いのだが、なかなか対応できない。リンク集、ぜんぜん更新できない。すまん。。。。

で、このたびは、佐々木功輔さん(わからん人は調べなさい)からメールをもらった。HPを作ったそうだ。佐々木さんといえば、なんとタイでジムを開いてしまったというお方。こりゃおもろい話が載っておるに違いないと、とりあえず日記で紹介することにした。

http://www015.upp.so-net.ne.jp/sasaki-muaythai/http://www015.upp.so-net.ne.jp/sasaki-muaythai/

ジム生紹介のところに、二人の少年が載っているが、いずれも「ムエタイ選手になった理由」として「お金が欲しいから」と答えている。結局、ここだよなぁ、日タイの差って。

是非、北星の最終兵器、田村勇太をタイに送り込んで、こういう血走ったガキどもと対決させてみたい。好きでやっているキックと、お金が欲しくてやってるムエタイ。どっちが強いんでしょうか?

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 7/26 オフ会途中経過

オフ会のメンバー、なかなかいい感じになってきました。あと、1日、2日待ちます。参加希望者は急いでね。

一応、参加表明した方には、日時/場所をお伝えしたんですが、メール行ってなかったら、あなたは忘れられてます(笑)。メールください。

サプライズが2、3個あるかも?

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 7/23 サプライズ

だいぶ遅れましたが、先日のAPKF興行について。

まず、会場に着いてびっくりしたのがJ-NETの北野くんがいたこと。「うちは全方位外交ですから」なんて言っていたが、NKBはそうではないはずだが……。わけわかりません。

そして、TURBO選手のフリー宣言がありました。一応このあたりのことは知っていましたが、あんなに円満にフリーになるとは。まるでモー娘。の卒業式をみているようでした。

フェザー級という階級のうえ、卒業→K-1であるはずもなく、他のキック団体に上がることになるのでしょう。TURBO選手の選手としてのモチベーションを考えると応援したい気分ですが、NKBという組織を考えると、そんなんでいいの?って感じです。

この日、一番注目の試合は、中野選手と真二選手の一戦。類稀なるダッシュ力とラッシュ力でNKB初代王者となった中野選手の復帰戦です。彼のようなパンチを中心としてファイターは、個人的に(無いモノねだりで)憧れる向きはあるんですが、じゃあそれで本格的なムエタイスタイルの選手に通じるのか?という懸念がありました。

当初はNKBバンタム級きっての安定感あるムエタイスタイルの米田選手との対戦と聞いていたので、「これは楽しみだ」と思っていました。その後、対戦相手が真二選手と発表され、興味は若干減りました。

中野選手がパンチで突っかける距離と、真二選手が粘りに粘ってパンチとローで攻める距離とが一緒のため、短期決戦では中野、長期戦なら真二、と展開が読めてしまったからです。想像がつかない、そんな試合をみたかったわけです。

しかし、現実は、私のキックど素人ぶりを痛感する結果となりました。

観たことがない真二選手のハイキック一発で、1ラウンド決着となりました。同じレベルのパンチの選手と蹴りの選手が闘ったら、勝率的には7-3で蹴りの選手のほうが有利と言うのが私の持論ですが、ここまで見事な短期でのKO劇は想像外でした。

また、勉強し直します。

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 7/21 本日は……

結婚というものをして、1周年となりました。飼育係と寿司屋に行ってきました。高かった。

でも、二次会はオーエンジャイ。会長の下ネタはありましたが安かった。

飼育係が生意気なのでシメようと思ったら、シメられました。一生勝てないでしょう。分をわきまえて、あと100年くらい生きていこうと思います。

押忍。

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 7/20 俺ってバカですね。

 六川鉄平のセコンドをしに、APKF興行行って来ました。昨日、鉄
郎と書きましたが、鉄平です。古川拓郎とごっちゃになってます。すんません。

 で、その六川。

 練習熱心ではあるのだが、まだまだ自分の実力を勘違いしている傾向がある。石黒にボコられて、復讐のために(?)ボクシングジムに通ったりしているのはいいのだが、「石黒さんだから負けたけど、同じくらいのキャリアの選手だったら負けるわけがない」と思っているふしがある。同時に「パンチさえ強ければ試合で勝てる」と思っているふしもある。

 「現実を思い知りなさい」と思って試合に出したら、だいぶ思い知ってました(笑)。お互い二度ダウンを奪い合ってのドロー。というとかっこいいですが、いわゆる泥試合ですね。あと数発蹴ってれば勝てるのに「疲れて蹴りが出ないんですよ」と大ぶりパンチ一辺倒。試合後、ローが効いて足を引きずって歩いている対戦相手を目撃して「俺ってバカですね」と自戒し
ていた。

 面白いやつなので、個性が死なないように、上にあげたいですね。

 その他の試合とか、ドタバタとかはまた書きます。

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 7/18 告知忘れてた

本日のAPKF興行に、北星ジムから六川鉄郎がデビューします。個人的には早すぎるデビューのような気がしますが、本人がやる気ムンムンなので出すことにしました。

現実を思い知る結果になっても、それはそれでいいでしょう。ケガしない程度にですが。

いまからセコンド行ってきます。

16日の土曜日は、久々仕事が休みだったので、ジムへ行ってゆっくり走りました。走ったの3か月ぶりくらいかなぁ。たまにジム行っても、ミット持ったりばっかりで自分の練習はできんのです。

で、せっかく土曜日来たし、オーエンジャイ的にタイ人絡みのカードがないのもいかんので、試合やってきました。北流会君津ジムのセコンドとしてきていたダーキーを無理矢理説き伏せました(笑)。

さすがに3Rはバテましたが、それなりの攻防は見せれたのではないかと。石毛様曰く「野崎さん、そんなに動けるなら俺とやってくさいよ」……イヤだ!!(きっぱり) 痛いことは嫌いです(笑)。

それにしてもダーキー、動き速いし、うまいし、目がいいし、いいっすねえ。一か月に一回くらいは出て欲しい。KO続きの興行だったけど、ミドルカットして、つかんで、スウェーしてって攻防で、お客さん大盛り上がりでしたからね。びっくりするくらいの。それだけダーキーの動きが速かったんでしょう。

やっぱオーエンジャイ的には、こういうタイ人の引き出しをいっぱい見せてあげる試合を見せたいねえ。問題は引き出せる日本人が少ないのと、日本人客が何を観たいのかを理解しているタイ人も少ないのがあるんですね。

K-1様のおかげで「ムエタイ復権」、映画「マッハ!!」のおかげで、世はムエタイブーム間近です。オーエンジャイに来たお客さんには、やはり本物に近いナックモエの技を観て帰ってもらいたいところです。

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 7/15 「言われている」って誰が言ったの?

リンク2つにコメント。

http://www.jkick.com/takep/2004-7gatu.htm

竹越さんの7/12の日記はいいですね。その通りだと思います。NJKFの選手は、本当に誇りを持っていいと思います。

http://boyswalker.com/fight/news/data/index.php?id=3440

非常に奇妙な記事ですね。私が知っているNKBという組織は、あくまで各団体がプロモーターとして機能して、統一したランキングを作ろうという組織のはずです。いろいろ利害関係が難しいキック団体をまとめるうえで、とても現実的で素晴らしい組織形態だと思います。それぞれが、独自性を発揮しうる距離感を保ってつき合えればいいんだと思います。

そういう組織形態ですから、現役ランカーを呼びたければ、自分のところの団体で呼べばいいはずです。NJKFでも後楽園の興行がそれほど多いわけではないし、自分のところの選手を優先的に使うのは当たり前の話。ボクシングで帝拳ジムの興行に、協栄の選手が「なんでボクを出してくれないのか?」って言っているようなものでしょ?

NKBは互助会なのでしょうか? 違うはずなのですが、方針が変わったんでしょうか? まあ、最近の事情はわかんないので、このくらいにとどめておきます。

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 7/11 ジャッジ

毎度そうですが、オフ会の告知をしても、しばらく申し込み少ないんですね。で、直前になって、どっとくる。お店がとれないんで、みなさんお早めに。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~wongwen/off.html

なんだかんだと、さすがK-1って感じで、議論が沸騰しています。掲示板でいちいち返信してしまうと、日記に書くことがなくなっちゃうので、なるべくこちらで返信するようにします。

で、ほとんどの方がご存じのように、K-1のジャッジが処分されました。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040709&a=20040709-00000039-spnavi-spo

これに関しては、ちゃんちゃらおかしいことです。

「何があろうと、ジャッジは絶対。覆ることは絶対にない」

ってのが、競技の大原則です。
例えば、後でビデオで観たら、明かにハンドだったとか、明かにセーフだったとか、デジタルな形でミスジャッジが判明することがあります。そういう場合に処分は妥当でしょう。

だが、ボクシングやキックの採点は、いわばアナログのもの。「ミス」を客観的に証明することなど不可能です。後で調べたら、買収されていたことが判明したとなれば話は別ですが、そうでもないのに処分するなど言語道断なわけです。

こんなことがまかり通れば、主催者の意向に沿わないジャッジは処分されるということになります。ジャッジの客観性を、自ら放棄したということになるでしょう。

さて、今回の試合を一番舌ぽうするどく批判しているのは、私が知る限りターザン山本氏ですが、それもちゃんちゃらおかしいでことです。

全然知らない人のために解説しておくと、K-1のプロデューサーである谷川氏は元「格闘技通信」の編集長。ターザン山本氏は同じベースボールマガジン社の「週刊プロレス」の編集長。実質ターザンのほうが上司なのかな?

その後、二人ともいろんなところ巡り巡って、「格闘技とプロレスをごっちゃにした犯罪的雑誌」『SRS-DX』で再び共に仕事することになります。ここで盛んに谷川氏に興行論を吹き込んだのがターザン氏。

もちろん二人の間にはもっといろいろあるんでしょうが、外からみると、こんな感じな関係なわけです。

私が常に言っているように、いくら格闘技がイベントであろうと、「競技>興行」であるべきであるべきです。格闘技には常に八百長がつきまとうものであって、だからこそ必要以上に競技性を重視しないと、お客さんに真剣勝負を保証できないわけです。

それなのに、この世界は必要以上に「興行」重視を叫ぶ人が多い。「お客さんを満足させてこそプロだ」という正論を勘違いして、一番大事な競技性、真剣勝負性を後に追いやってしまうことが多々あります。

そんな動きの急先鋒がターザン山本氏であって、彼がジャッジに対して公平性を求めるなど、お笑い以外の何者でもないわけです。

逆に言うと、他の人は何をやってるのかと。次の雑誌発売日が楽しみです。

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 7/8 手段は選ばず

蒸し暑い六本木で遅いランチをとりながら、私は考えていた。昨日のK-1について考えていた。当初は、パンチを打っておけば何とかなっていたK-1だが、徐々にレベルが上がってきて、すべての距離で闘えて、複数の武器を持っている選手でないと勝てなくなってきた。

私は最初から、クラウスとかザンビディスとかの強さを理解できなかった。いわゆるムエタイ的闘いをすれば、彼等が何もできないことは、キックがムエタイに敗れ続けてきた歴史を知る者なら、誰もが理解できるはずだ。競技が競技として成熟すれば、より戦略的に闘う選手が増える。彼等のようなボクサーに近いパンチャーが、安定して勝つ術はない。

問題はムエタイ的闘いがどれほど許されるかということだ。ミドルをどれだけ評価され、首相撲のブレイクがどのタイミングで行われるかということに左右されるのだ。

K-1のルールに慣れ切った選手が多いせいか、きちんとムエタイに挑んできたウェイン以外は、プアカオのミドル、ヒザの前に圧倒された。とかく「こう着」と考えられがちな首相撲の攻防だが、これだけ技術が違うとそんな展開にはならない。一方的に攻め続けた。

それでも判定ドローだったのには笑うしかないが、観ている者すべてが、このメンバーで一番強いのはプアカオ、ムエタイ強しと思ったはずである。

さて、K-1の歴史が変わってしまった。「ムエタイがムエタイをやってK-1で勝てる」ことが証明されてしまった。別によそいきのスタイルをやる必要はないのである。

ならば、キックとK-1は同じ立場になる。「圧倒的に強いムエタイに挑む」そんな立場になったのだ。

K-1にとってタイ人が最強で困るのは、決勝の判定をみれば明らかだ。そのとき、私は思った。「ルール変えてくるな」。特に首相撲の解釈を変えてくると思った。相手をロックして打つヒザは1発までとか、してくるのかなと思ったのだ。

その30分後、社に戻った私は、再びニュースに目を通しはじめた。するとそこにこんなニュースが。

魔裟斗、全身打撲も骨折なし(スポーツナビ)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040708&a=20040708-00000301-spnavi-spo

この記事にこうある。「判定とクリンチの多さについて競技側に問題提議したい」。

やっぱり。。。

これは決勝戦についてのコメントだ。あの試合のどこにクリンチがあったのか? 次回から、プアカオの首相撲にかなりの制限が加えられるのは間違いないだろう。

以前ここでも書いたが、蹴りまくるスタイルには、首相撲は絶対必要。キックに「遠・中・近」という距離があるならば、徹底的に「遠」と「近」で圧倒的優位に立つことによって、「中」距離を潰してしまうのが典型的なムエタイスタイル。その一方が失われたら、スタイル自体が成り立たない。

せっかく「本当に強い者が出場する」K-1 MAXとなってきたのに、再び「当たった者勝ち」の野蛮な殴り合いに成り下がるんだろうか。

誰か早く、キックボクシングオリンピック作ってよ。

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 7/7 K-1はキックになった

今日は、仕事は朝番。まともな時間に帰れたので、ゆっくりK-1 Maxを観戦できた。決勝戦の3Rが終わった時点で、上のような見出しが思い付いたのである。

そこで繰り広げられたのは、まさにキックボクシングだった。ムエタイとムエタイスタイルの強さ。そして、首相撲の大切さ。キックの論理がそのままK-1にも当てはまった。

プアカオは体格差が気になったが、やはり本物のムエタイはモノが違った。負けなくてホッとした。

私は、初心者にキックを教えるとき、まず「手と足、どっちが長い?」と聞く。当然、足だ。それが先に当たるのだから、それを先に出すのが賢いという。セミナー等に出た人はわかっているだろうが、今日の決勝戦はまさにそれを証明した。ボクシングのトレーナーだか、フィジカルの専門家だか知らないが、キックボクシングはキックボクシングなのだ。それをわからずにキックを語るなかれ。そして、これからは「キックを知らないでK-1を語るなかれ」と言えるだろう。

さて、決勝戦の3Rが終わった時点では、上の見出しだった。しかし、判定が出た瞬間に「K-1はプロレスになった」と変更したくなった。

ひどすぎる判定。言語道断だろう。どこをどうとったらドローなのか?

あのドローが正しいという人とはお友達にはなれません。さようなら。そして、くたばれK-1。

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 7/4 復旧

ご迷惑おかしておりました。無事、うちのiBookちゃんが修理から戻ってきました。ウィンドウを開いても、角度によって映ったり映らなかったりという状態でした。単なる接触の問題かなと思ったんですが、5万円近くとられました。うぎゃあ〜!!

ま、マイペンライ。

更新休止状態のときに、プロ野球が大変なことになっております。十年以上前から「一回潰れろ!プロ野球!」と叫び続けてきた私としては、もっともっと醜態さらしてくれと切に願っております。

球界を仕切っているやつらがどうしようもないのはわかりきっているのでここでははぶきますが、それ以上にどうしようもないのが選手会。珍しくテリー伊藤がまともなことを言っていたけど、

「年棒高すぎ。選手会は権利ばっかり主張するけど、年棒カットを自分達から申し入れろ」

年棒高騰がプロ野球衰退の一因であることは間違いありません。プロ野球は一億円プレーヤー、いったい何十人いるんでしょうか? 名前もよく知らない選手が一億円以上もらっている。一方のJリーグは、たしか一億もらってるのは楢崎だけだったのでは? 身の丈にあった経営というやつですな。

Jリーグって、totoが売れていなかったり、いまいち世間的に盛り上がっていないので「儲かっていない」という印象がありますが、それは大間違い。Jリーグは儲かってます!! いまやほとんどのクラブが黒字転換しているはずです。一方のプロ野球は、球団単体で黒字の球団って、おそらくゼロなんじゃないかと。

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【参考】経営から見たJリーグとプロ野球 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/sports/j-league/TKY200406240172.html
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ま、しばらくはライブドアの社長日記
http://blog.livedoor.jp/takapon_jp/

でも読みながら、事態の推移を見守ることにいたしましょう。

身の丈にあった経営……キックはK-1真似るのはやめましょう。無意味です。はい。

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