毎度そうですが、オフ会の告知をしても、しばらく申し込み少ないんですね。で、直前になって、どっとくる。お店がとれないんで、みなさんお早めに。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~wongwen/off.html
なんだかんだと、さすがK-1って感じで、議論が沸騰しています。掲示板でいちいち返信してしまうと、日記に書くことがなくなっちゃうので、なるべくこちらで返信するようにします。
で、ほとんどの方がご存じのように、K-1のジャッジが処分されました。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040709&a=20040709-00000039-spnavi-spo
これに関しては、ちゃんちゃらおかしいことです。
「何があろうと、ジャッジは絶対。覆ることは絶対にない」
ってのが、競技の大原則です。
例えば、後でビデオで観たら、明かにハンドだったとか、明かにセーフだったとか、デジタルな形でミスジャッジが判明することがあります。そういう場合に処分は妥当でしょう。
だが、ボクシングやキックの採点は、いわばアナログのもの。「ミス」を客観的に証明することなど不可能です。後で調べたら、買収されていたことが判明したとなれば話は別ですが、そうでもないのに処分するなど言語道断なわけです。
こんなことがまかり通れば、主催者の意向に沿わないジャッジは処分されるということになります。ジャッジの客観性を、自ら放棄したということになるでしょう。
さて、今回の試合を一番舌ぽうするどく批判しているのは、私が知る限りターザン山本氏ですが、それもちゃんちゃらおかしいでことです。
全然知らない人のために解説しておくと、K-1のプロデューサーである谷川氏は元「格闘技通信」の編集長。ターザン山本氏は同じベースボールマガジン社の「週刊プロレス」の編集長。実質ターザンのほうが上司なのかな?
その後、二人ともいろんなところ巡り巡って、「格闘技とプロレスをごっちゃにした犯罪的雑誌」『SRS-DX』で再び共に仕事することになります。ここで盛んに谷川氏に興行論を吹き込んだのがターザン氏。
もちろん二人の間にはもっといろいろあるんでしょうが、外からみると、こんな感じな関係なわけです。
私が常に言っているように、いくら格闘技がイベントであろうと、「競技>興行」であるべきであるべきです。格闘技には常に八百長がつきまとうものであって、だからこそ必要以上に競技性を重視しないと、お客さんに真剣勝負を保証できないわけです。
それなのに、この世界は必要以上に「興行」重視を叫ぶ人が多い。「お客さんを満足させてこそプロだ」という正論を勘違いして、一番大事な競技性、真剣勝負性を後に追いやってしまうことが多々あります。
そんな動きの急先鋒がターザン山本氏であって、彼がジャッジに対して公平性を求めるなど、お笑い以外の何者でもないわけです。
逆に言うと、他の人は何をやってるのかと。次の雑誌発売日が楽しみです。
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